あぼん。   作:弐式

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双勘違異

量産型グルンガスト弐式を貰っちゃって前線で戦う事になっちゃった俺ことニシキです。なぜこうなったかは俺は過去を振り返らない男として軽く流してだ。量産型グルンガスト弐式使ってみたんだけどね。やっべすっげー使いにくいんだけどアレ。

まず第一に接近戦主体の機体ってのがつらい。俺サルファの戦いが終わってからろくに機体乗ってないわけだ。しかもまともにパイロットとして機体動かしたのなんてさらに前でだ。ぶっちゃけ、接近戦とか無理ぽ!なわけだよ。

しかもさー、VG合金ないからやばくなったらGホークで逃げるのも無理だし、T-LINKないから念動フィールドも使えないわけだよ。…大問題じゃね?ただでせ機動性が悪い機体の機動性を削るとか残念すぎる。

そういうわけで改造です。大丈夫、ここはGGGアメリカだ!コックピットから量産型グルンガスト弐式を再現しちゃったHENTAI!エンジニアがいるここならどんな要望でも応えてくれるさひゃっほい!!

と、いうわけで改造してみたらこうなった。

フライトユニットつけて飛行可能、バリアS発生装置つけてバリア完備。さらにマキシ・ブラスターの射程1を出力調整で、遠くへ打つとやや威力は下がるものの近~中距離まで届くように。…もはや別物じゃね?

 

「ニシキ、さっきの戦闘は苦戦してたみたいだが大丈夫なのか?」

ふっふっふ…俺をさっきまでの俺だと思わないことだな…生まれ変わった俺の量産型グルンガスト弐式ヴェルターカスタムをとくと見よ!!

「…ニシキカスタム?」

その厨二病な略称は流行らないし、流行らせない。…W(ダブル)カスタムで頼んま。

 

量産型グルンガスト弐式って名前はこの世界にはないしなー。なるべく知られないように略称考えるかー、で考えた結果がこれだよ!…某グフカスタムが好きとかそんなことはない。

 

さて、Wカスタムで戦場にでるようになって困ったことが一つ。…ザ・データベースに見たことない技術だって目ぇつけられちゃったんだよねーっていう。ヴェルターのみなさんにはまだバルマーにザ・データベース来たことないから、と言っておいたんだが、そりゃ来たことねーよ別世界だもん。

それから出会うたびについでとばかしにアリアさんにWカスタムを狙われることに…いやいや、やってられんよ!?俺!やめてよしてなんでこうなるの!!??っていう。

まぁその時アリアさんが知らないっていってたからわずかに残ってザ・データベースの仲間っていう線は完全に消えたんでいいけどさ。

 

後、とうとうカズマの口調の変化に突っ込む人物が現れてやっとカズマの口調が戻ったり。

いや、戦闘のたびに「瞬く光の交錯の中に、たわむれるのは生と死の交わり…」だの「俺は不死鳥…生と死を分かつ壁さえも超える!」とか、戦闘中に俺は腹筋強化MADでも見てるんだろうかと思う勢いだった。これは酷い。しかも本人はいたって真面目なんでさらにひどい。結局、久々に会った死神さんが笑っちゃって、それにつられて俺も大爆笑して、そして全員に、似合ってないよとフルボッコを受けたカズマはもとの口調に戻したのだった。

 

 

 

「しかし、ニシキが異星人だったとはな」

「見た目は地球人とそっくりだからな、なんでも先祖は地球人と同じらしいぜ?」

「どこか遠くを見ている男だと思っていたが…なるほど、大戦を経験しているならそのことも頷ける」

「いろいろ嫌なこともあっただろうにあいつは俺たちと一緒に地球のために戦ってくれてる。俺は絶対にニシキをバルマーに返してみせる。ザ・データベースなんかにバルマーの技術を渡してたまるか!」

「あぁ、そうだな。それは俺も同じ思いだ…。ところでニシキがお前に瞬く光がどうのと言っていたんだがあれはいったい…」

「おーっと!Dボゥイさんあっちにアキさんがいるぜ!ほら早く行ってやらないと!!」

 

 

勘違いが大きくなって何やら方向性が定まってきたり。

 

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