あぼん。   作:弐式

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双捕虜身

ハロー、ニシキです。今脳内で日誌書いてます。と、いったら察しの良い人は今俺がどういう状況にあるのか察してくれるのではないだろうか。

そう、今俺はザ・データベースの基地ないにいるのであった!具体的には、捕まった!!マジ涙目なんだけど、EOTやばいEOTやばいって!!

EOT技術が使われてるのはプラズマ・リアクターだけだし、ここに来る前に多少のプロテクトかけといたから時間はあると思うが、どうにしろEOTやばいってマジやばい!!

とりま今んところは知らん存ぜぬの一点張りしてるけどさ、ぜったいいつかぼろがでるって俺わかってる。記憶喪失詐欺とか簡単に見破られてた俺がそんな長い間だまし続けれるわけがない。

うーあーうーあーと悩んでいたらレギュレイトさん登場。お母様ktkr!!!いや、実際はアリアさんのお母さんって感じだけど。

歓喜乱舞しながらレギュレイトさんの後を通ってカズマとミヒロを救出。んで、度重なる失敗で処分されかけてたアリアさんも連れて外へと脱出した。

 

ちょい追い詰められたりしたものの、ヴァルガードとザ・データベースの二つの機体が合体したヴァルザガードが戦況をひっくり返してザ・データベースを撤退させることに成功した。ヴァルザガードかっちょEEEEEとは俺のセリフ。

その後ザ・データベースの機体とは合体可能だわ、相手方のアプリカントさんはブレス艦長と同じ顔だわでもっかいヴァルストークを調べなおすことに。そしたらとある映像が出て来た。

実はヴァルストークって聖バレンタインの光ではるか過去に戻っちゃったブレス艦長が作ったものなんだけどさ、その時ブレス艦長が未来の乗組員へ告げた映像が出て来たわけだ。

なんでももう滅びる定めの宇宙に着いちゃって、あきらめムードの人々に思い出を残そうとザ・データベースを作ることを提案したんだとか。でもブレス艦長は未来でそのザ・データベースが大変なことをするのを知ってたんでその抑止力としてヴァルストークを作ったと。

映像は未来のアーディガン一家についてと、俺に対するコメントまでついていた。

 

「もしニシキという人物と出会うことがあったらこう伝えてほしい。お前はヴァルストークファミリーの、俺の家族も同然であると。決して、一人ではないと――」

 

映像が切れた後、不覚にも涙ぽろり。ブレス艦長と別れたのはまだ俺の正体が宙ぶらりんだったときである。それなのにそんな不審者を家族と言ってくれて心配してくれるとかさ…普通に、嬉しく思う。

そんなブレス艦長の望みはザ・データベースを本来の役目に戻すことだ。もちろん、全力で手伝いますとも。俺の目的と一緒だし、何より今、絶対にそうしたいと思ったからな!…ヴァルストークファミリーとして。

 

ここまで来たら後はアプリカントさんとインファレンスさんである、あのスカした野郎はとりま一発殴るとしてだ。最終戦は確かボスラッシュだったなぁ…版権的な意味で。

まぁ落ち着け俺。宇宙怪獣の無限湧きにくらべたら断然マシだから大丈夫だ俺。ゲームでも実際でも心折れかけたアレを乗り越えれた俺はやれる子!大丈夫!!

 

 

 

「ニシキ君、泣いていたな」

「あぁ、あいつは今まで右も左もわからない土地で戦ってきてたんだ。そこで家族と言ってくれる人間ができた。それに思うところがあったんだろうよ…」

「家族か…ニシキの家族は今頃心配してるだろうな」

「いや、どうやらニシキ君には家族はいないらしい。以前カズマ君に聞いたことがあるんだが、ずっと前から親はいないと言っていたそうだ」

「家族がいないぶん、ブレス艦長の言葉はさらに効いただろうな」

「ノイ・ヴェルターとしてともに戦ってきたニシキ君は俺たちの仲間だ。そして、その絆は時には血のつながった家族よりも強い!」

「そうだぜリョウ!俺たちであいつの背中を押してやろうぜ!」

「フッ…いつものリーダー風も、今日ばかりは同意見だ。やるぜ、リョウ」

「あぁ、いくぞ!」

 

 

熱血チームはいつものごとく。援軍も増えるが勘違いもさらに増える。収集っていつだ?

 

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