東方嘘吐録   作:青齧歯

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どうも皆さま あおねずみと申します。
今回は、東方嘘吐録を見て頂きありがとうございます。
そして以下の注意点がございます。
文才はお察しですのであまり期待は抱かないでください。
という事です。


ではそれでも良い方は楽しみください。


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--なあ、なんでお前っていつも嘘付くの?

--それは…

 

いつもよく話してくれる友達に突然そう言われ、少しビクッとする。

 

 

--いや、なんでって言われても答えられないよ。

--でもよ、嘘を付くって事はそれなりの理由があるんだろう?

 

 

長い事彼と一緒に居るがなぜ突然こんな話をするのだろう。

何かあったのだろうか?そんな事を思い逆に問い掛けてみた。

 

 

--逆に聞くけど、いきなりなんでそんな事聞いたんだ?

--いや、お前、嘘を付いても自分の事だけしか嘘を付かないから、なんでかなっておもって。

 

 

--……理由なんかないよ。

--あんまり嘘を付くなよ。

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

 

--チュンチュン

 

「んん?……朝か」

 

雀の鳴き声と窓から差し込む陽射しに不意に目が覚める。

そして枕元の携帯の電源を付け時刻を確かめる。

 

〇月□日 日曜日 AM7:13

ぼやける視界で携帯を確かめる

 

「……しまった。日曜日だと言うのに早く起きてしまった……」

 

そんな事を呟きながら彼は布団を放り投げ、起き上がる。

そして顎に手を当て

「……しかし、なんで今頃になって学生時代の夢を見るかね……」

 

と先程見てた夢について考える。

 

「考えてても仕方ないか」

そう言って自分の部屋から抜け出し、階段を降りる。

「え…」

 

階段を降りようした瞬間、視界が暗転し、身体の感覚が無くなった。

 

--ああ、俺…死ぬんだな。

 

---ブツン

---そこで意識は途絶えた。

 

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

オギャー、オギャー

 

ふと、目が覚めると赤ん坊の鳴き声が聞こえた。

うるさいな。そう思っていると1人の女性がやって来た。

 

「ああ……なんて可愛いのかしら…」

 

その女性は自分に対してそう言った。

ん?なんでこの女性は角が生えているのだろう?

夢か?そして何故自分は赤ん坊になっているのか考えていた。

するとその女性の元へ男がやって来た。

 

「ああ、俺達の子だ。しかし、何故この子には角が無いんだ?他の子は普通だと言うのにこれは?」

「そうね、不思議ね…まあ私達の子ですから、大きくなれば立派な角が生えると思いますよ」

 

フフッと女性は俺を抱きながらそう言った。

するとその言葉を聞いた男は

 

「まあそうだな、俺達の子だからな!強くなってもらわなくちゃな!」

 

そう言うと男はこう言った。

 

「…この子の名前を決めたぞ!」

「あら?もちろんいい名前ですよね?」

「ああ!今考えた取っておきの名前だ!」

 

--「この子の名前は鬼々だ!この子は山吹 鬼々だ!」

 

 

 

それから数年という時間が流れ、これはどうやら現実であるという事。

そして周りに居る者は俗に言う『鬼』と呼ばれる種族の者達。

そして俺はどうやら、その鬼という種族に産まれたらしい。

……しかし何故こうなったのだろう?自分の前世とも呼べるであろう記憶をもう一度思い出してみる。……やはり最後の記憶は階段を降りて視界が暗転した所で終わっている。そうやって家の縁側で考えていると

 

「鬼々〜?ご飯よ〜」

 

母親に呼ばれてしまった。

この事は後で考えるとしよう。

 

「今行く〜」

そう返事をして台所へ向かった。

 

卓上に並べられる数々の料理

どうやら鬼というのはよく食べる種族らしく前世の自分では想像も出来ない量の食事が用意されていた。最初こそ驚いたものの、今では慣れたものだ。

「ごちそうさま」

「あら?もういいの?」

と母親が言ってきた。

 

「うん!美味しかったよ!」

「そう?ありがとう、じゃあ歯磨きして寝なさいね?」

「はーい」

 

さて、ご飯も食べたし、もう一度整理しよう。

ここは、鬼という種族が住んでいる辺りから、俺の前世とは違う世界のはず。というと、ここはなんの世界なのか?という疑問が出てくる。しかし、現状それを知りうる手立てが無いのも事実だ。

……この際ここがどこかは後ででいい。気になるのは、前世でのあの後の自分である。まず考えられる可能性がある。まずは死んだという話。そして死んだのなら、転生してここに居るという様に辻褄があう。この可能性が多分、いや確実に正解だろう。

 

「とりあえずは、様子見か」

そう決めた。

 

 

 

 

 

…to be continued

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