ハイスクールD×D -絶対悪-   作:もっぱい

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どうも、もっぱいと申します。
思いつきで書いてみただけですが、楽しんでいただけると幸いであります。


その女、絶対悪につき

光があるところには、確実に影があって、光が強ければ強いほど影も濃くなるそうだ。

 

ボクが思うには、その影に影以外の存在意義があってはいけない。

純粋な正義には、純粋な悪こそが似合うのだ。

言うなれば絶対悪。

正義を淘汰するために存在する悪。 それこそがボクなのだ。

 

悪魔、堕天使、天使の戦争の頃から存在する僕は、そんなことを続けていた。

正義を見守り、そいつが力をつけて、1番美味しいところで、1番美味しい演出で殺す。

 

それこそがボクの存在意義なのだ。

 

さて、ボクはいま日本に来ている。 日本といえばアジア極東の島国だが、アニメだの漫画だのの文化がいい感じなのだ。

正義が現れない時には創作物の正義を見て暇をつぶしていたのだが、アメリカのヒーローにも飽きた。 ならば次は日本のだ。 と思い立ってこの島国へ来たのだ。

 

金については問題ない。 こちとら絶対悪だ。 力を最大限に活用すればいくらでも手に入る。

 

そして、漫画を幾つか買って帰る途中。 1人の男の子に目を奪われた。

この国でいう中学2年生ほどだろうか? 跳ねた茶髪をした子だ。

 

その子はずっと見つめている私に気づき、聞いてくる。

 

「あの、俺の顔に何か付いてますか?」

 

「へっ!? …あ、いやいや。 君がボクの知り合いに似ててさ。 彼なのかなって気になって見つめちゃったの。」

 

まあここら辺が無難な答えだろう。 そして、この子からある予感を感じた。 そう、この子は正義になる。 間違いなく、私の標的になる正義だ。

 

「ふふっ、じゃあね?」

 

「あ、はい。」

 

その子に手を振って、その場を後にして宿に向かう。

 

「うふ」

 

今回の正義は見つかった。

 

「うふ、うふふふ」

 

さぁて、今回はどうやって

 

「うふふふふふふふふふふふ」

 

悪を遂行してあげようかしら?

 

笑いを抑えられない、どうやっても口角が上がるのが防げない。

どうやろうか? 彼の家族や友達を殺すか? それとも彼を一度殺しかけるか? …あ、そうだった。 1つ、やったことないのがあるんだった。

 

「裏切り。」

 

そう、裏切りだ。 なぜこんな素晴らしい方法をいままでやらなかったのか? 味方と思っていた者に裏切られる正義。 美味しい展開だ。

 

「そうと決まれば!」

 

彼と同じ場所にいよう。 まずは彼のいる中学校に入学しよう!

 

「うーん、やっぱり頼ってもらうって点については上級生がいいかしらね?」

 

さて、彼についての情報を集めなくては。 え?勉強? 私がどれだけ昔から存在したと思っているの? 学問なんてかなり昔からやっているし、学者達の間違った発表聞いてお腹押さえて転げまわってたし。

 

「さぁて… 今回の正義はどんな反応をしてくれるのかしら?」

 

500年振りぐらいの正義の到来だ。

これだけ待たせたのだ。 せいぜい楽しませて貰うとしようか?

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