基地を15分で掌握
基地を15分で掌握した3人はある区画に来ていた。
「・・・・・確かこの辺に・・・・・あ、あったあった。じゃ、鍵開けるね。」その場所は実験ために捕えられた子供達のいる部屋だった。
『ガチャ・・・・・』鈍い音がしたと同時にドアを開けた束達は驚愕した。なぜなら
「・・・・・な、何なの?あの子達の姿は・・・・・」ただの子供たちの姿をしていなかったからだ。
そこにいた子供たちは腕が機械になってたり足が一本なかったり皮膚が硬質化していたりしていた。
その姿を見た束はすぐに近くにいた左足のない子供に話しかけた。
「・・・・・ねぇ、ここで君たちは何をされてたの?お姉さんに教えてくれないかな?」としゃがみ込み子供達と同じ目線で優しく語りかけた。
「・・・・・ア、ア、ウゥ」と目の前の子供は声すらまともに話すことが出来なくなっていた。その様子を見ていたスコール達は同じように近くの子供たちに話しかけることをし始めた。
そして、「・・・・・君は声をちゃんと出せるかい?」と束が次に尋ねた子供は比較的外的変化が見られないがどこか遠いところを見続けている男の子だった。
「・・・・・うん」とその男の子は一言呟き首を縦に動かす。その様子を見て束は次なる質問をした。
「・・・・・君たちはここでどんな実験をさせられていたの?」と
するとその男の子は「・・・・・ここでは僕と同じくらいの年の子供にISのコアに似てる物を取り付けて生身でISの装備を扱えるようにする強化人間を作り上げるためのところだよ?僕はその中でも数少ない成功例の一つ。まぁ、そのせいでこの目は使えないものになってるけどね・・・・・」と束に伝えると束はさらに尋ねる。
「・・・・・数少ない成功例って言ったけど、他にも君のような子供がいるの?」そう尋ねると男の子は頷き肯定の意を示した。
「・・・・・君たちはここから出たくない?」束はここに来た目的を伝えるために結論であることから聞き始める。
「・・・・・・・・・・僕達はここで一生を終える。実験動物みたいな扱いを受けてるのはわかってるけど、ここから逃げ出すことなんて出来っこないから・・・・・」と男の子がつぶやくと、「・・・・・なら、なんでここの職員じゃない私たちがここにいるのかな?」と敢えて質問して見ると
「・・・・・?言ってる意味がわからない。」と男の子が答えると「私はね?ここの職員じゃ無い。君たちにわかりやすく伝えるならこの腐りきった研究所を潰す為にここに来て、ここに捕えられている子供達を、普通の生活が最低限出来る子供達を救うために来たんだよ。」と伝えた。
もちろんいきなりそんなことを伝えられた男の子は光のない目を見開いて驚きを隠せないでいた。そして、「・・・・・お姉さん達は僕達を逃がしてくれる人たち・・・・・なの?」とためらいがちに聞くと束は笑顔で頷き、「その通りだよ♪」とだけ伝えて、
「スーちゃん、オーちゃん、これから言葉をちゃんと話せる子を集めて!その子達を孤児院の第1の家族として受け入れるから!」と行動を開始した。
それから少し時間がかかり、言葉を話せ、普通の生活ができそうな子達はその施設に捕えられていた200人の子供たちの中のたった5人だけだった。その5人をロケットに乗らせ、束は最後の仕上げを行おうとしていた。それは・・・・・研究所の爆破・・・・・
中にはまだ被害を受け、まともな生活ができない子供たちもいた。だが、あの姿では元の生活は無理だと判断した束のたした答えが研究所と共に命を断つことだった。束は爆破させる時に「・・・・・ごめん、ごめんね・・・・・君たち全員を助けることが出来なくて・・・・・君たちを見捨てるようなことになって、本当にごめんね・・・・・」と泣きながら呟き続けた。
それからドイツ、オーストラリアと動きだすドイツでは一人の女の子を、オーストラリアでは一人の日本人男性と4人の女の子を保護し、孤児院での家族がさらに増えたのだった。
そして余談ではあるが孤児院の子供たちが増え、ドイツで保護した女の子がとても技術的に優れていたため、元から企画していた会社の経営を本格的に始めることにした。
名前は・・・・・《ワンダーラビット社》と名乗り、束の新しい名前はワンダーランドとして、新たな人生をスタートさせたのだった。
・・・・・(*´・ω・`)=3
ようやく番外編一旦終わりです。最後らへんは早送りしてしまいました。
アメリカでの5人の子供たちは名前がまだありません。募集をします。正直、私が考えると同じような名前しか浮かばないので・・・・・
ドイツで保護した女の子はクロエで、オーストラリアで保護した4人の女の子は『モンスター娘のいる日常』にてナーガのミーア、ハーピーのパピ、マーメイドのメロ、そしてスライムのスーです。日本人男性は来栖公人本人です。
こんな設定になってますが、これからも同じのように読んでくださると嬉しいです。
最後になりましたが、感想や誤字などの報告ございましたら是非お願い致します。
ではまた次回。