IS……雪語り   作:クリスティア・ローゼン

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また1日開けてしまった・・・・・


第19話

雪七達がゲーセンで遊びに行った日から時間が大きく進み、あれから2年の月日が流れた。

それまでの間にも雪七のことを秋十が仲間を連れてサンドバッグにすることがしばしばあり、千冬からも罵られるだけでなく、まるではれもののように扱われ、街の人からも雪七のことはよく思われてないどころか、疫病神のような扱いをする店まで出てきたほどだ。

 

そんな中でも雪七の支えとなったのがクラスでの唯一の友達と言える千早と史、実の双子の兄妹である一夏と円、幼なじみの箒と一夏達の友達となり、雪七とも友達になってくれた奏、由香里、弾、数馬、鈴。そして最年長の為に面倒をよく見てくれた瑞穂とまりあ。このメンバーがいたからこそ雪七はめげること無く過ごせていた。

 

そして雪七と千早、史は小学5年に、一夏達は中学1年になった。

 

雪七の周りでは既に秋十の言葉を鵜呑みにし、はれもののように扱う児童が9割以上を占めていた。それでも雪七のことを第一に考え続けた千早と史のおかげで最悪の事態とまでは行かなかった。

 

雪七達が進級して数か月が経ったある日、千冬が雪七に対し「・・・・・私は今日からモンド・グロッソのためにドイツに行かないといかん。だが一夏達を連れていくとこの家が荒れる可能性がある。だからお前を連れていく。これは決定事項だ。異論は認めん。さっさと準備しろ。」と告げ、いきなりの海外旅行に付き合わされた。

 

そして、その時、誰も事件が起こるとは予想出来なかった。

 

雪七が千冬とドイツに渡って3日が経ったある日、モンド・グロッソが開催された。初めて千冬の戦う姿を見た雪七は思わず「・・・・・綺麗」と見惚れていた。そして大会の1日目が終わり、千冬は順調に勝ち進んでいた。ホテルの部屋に戻った時、雪七に褒め言葉を貰ったが「・・・・・そんなの当たり前だ。こんな事で浮かれるようじゃ、やはりお前は出来損ないか」と鬱陶しそうに答を返した。

 

2日目も順調に勝ち進んでおり、あと1戦で準決勝というタイミングで雪七がホテルの部屋から出た。その瞬間、雪七の口と鼻を覆うように布を当てられ、含まれていた睡眠薬を嗅ぐことになり、雪七の意識は深く眠りに落ち、どこかに連れて行かれていた。

 

その事を知らずに千冬は準決勝に出ており、勝利。そのタイミングで政府にある電話が。

 

それは『織斑千冬の弟である織斑雪七を預かっている。この子を解放して欲しくば織斑千冬に決勝を辞退するように伝えろ!さもなくば織斑雪七を殺すと伝えろ!』という脅迫だった。が、日本政府はイタズラかと判断し、その事を千冬に伝えることはしなかった。

 

同時刻、雪七を誘拐した奴らが日本政府に連絡を入れている時、その通話をハッキングして盗聴していた存在がいた。

「・・・・・へ~、ゆーくんを誘拐したんだ・・・・・これは私に対する宣戦布告と見てもいいね。おそらくあいつらはちーちゃん・・・・・いや、織斑千冬に伝えることはしないだろうね。それならこの誘拐を利用してゆーくんの存在を社会から無くしちゃお!そして新しい人生をプレゼントしちゃお!うん、そうしよう!だとしたらあいつらをさっさと始末しなきゃ!」と運悪く誘拐犯達は大天災に目をつけられてしまってた。

 

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雪七を誘拐した奴らはとある廃墟に居座っていた。

 

「・・・・・こいつを誘拐するなんて任務、はじめは無理かと思ったが予想以上に簡単だったな。」「これでオリムラチフユが決勝に出なけりゃ俺たちにたんまり金が入るわけだ。」「とりあえずテレビは付けとけよ?アイツがちゃんとこっちに来るかどうか、決勝を辞退するか確認しねぇとなんだからよ・・・・・」「それは問題ねぇんじゃねえか?オリムラチフユは家族を大事にしてるってかなりの噂だぜ?」とおしゃべりに勤しんでいたため、「・・・・・う・・・・・ウ〜ン」と雪七が目を覚ましたことに気づいてなかった。

 

(・・・・・ここは・・・・・どこ?雪花、ここどこがわかる?)と雪七は雪花に今いる場所を尋ねた『今いるのはユーくんがいたホテルからかなり遠くにある廃墟だよ?こういうことを言いたくはないけど、ユーくん、誘拐されたの』と雪花が雪七に告げると(・・・・・え?・・・・・誘拐)と案の定脳が追いつけてなかった。

 

『ユーくんは千冬の優勝を阻止したい国のヤツらが雇った連中に誘拐されて、今千冬が決勝に出るかを確認してるところだよ?』と何が起きたのか説明する雪花。(・・・・・どうせ僕のことは無視して優勝狙うと思うよ?)と雪七は覚悟を決めていた。

 

そして・・・・・「・・・・・お、おい!何でオリムラチフユが決勝に出てんだよ!あいつは家族に甘いんじゃなかったのかよ?!」と1人の誘拐犯が声を荒らげて言っていると、千冬は何の苦もなく優勝を果たした。実に二連覇を成し遂げたのだ。

 

そしてその後の優勝インタビューに入る前、雪七は(・・・・・千冬お姉ちゃんは・・・・・僕のことやっぱり嫌いなのかな・・・・・)と考えていたが、インタビューに入りその考えが正しかったことを痛感する。

 

優勝インタビューで織斑千冬はこう述べていた。

 

ー優勝を果たし、二連覇という偉業を成し遂げたわけですが、今のお気持ちを誰に伝えたいですか?ー

 

『はい、今テレビで見ているであろう日本にいる二人の弟と1人の妹に!』と・・・・・




・・・・・頭痛い・・・・・

偏頭痛持ちだからかなり辛い・・・・・

一気に時間を進めてしまいましたが誘拐されました・・・・・

終わり方微妙だな・・・・・

こんな駄文ですが感想いただけると嬉しいです。

ではまた次回
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