ぜんかいのあらすじ
頭がfreeze!
ーーーーーー翔の頭の中ーーーーーー
状況整理のお時間はっじまっるよぉーーーーぅ!
まず、この店員さんの名前は香風 智乃さん・・ここはちゃんでいいか。
ここのオーナー、隆弘さんの娘さんらしい。
水色の髪で、ロング。正直可愛らしい。13歳。
で、さっき話してたもふもふの兎(かどうかは定かじゃないほどの毛の量)は、
ティッピーというらしい。
亡くなったはずのこの喫茶店の創設者、香風 光日(こうひ)さんの魂が
ここのペットの兎に乗り移り、なんやかんやでこんなになっているらしい。
さっきの喋り声は私の腹話術ですって言い張ってたけど、てかだとしたらスゲエ・
間違いなく同時に声がしたので、得意な話術で誘ってみると
割と素直に認めてくれた。
つまり、チノちゃんのおじいちゃん。
と、こんな感じでいいかな。
じゃあ戻しまーす!
ーーーーーー翔ーーーーーー
「と、いうわけです。」
「は、はぁ・・・」
まあ信じがたい話ではあるものの、ってか普通にあり得ない話なんだが、
初対面のこの子がそんな嘘をつくとは思えない。
ここは信じるのが妥当ってとこか。
「・・・あ、あの・・・」
「ん?何?」
「あなた、確か今日からここに泊まり込みで働きに来るって言いましたよね。」
「うん、僕の名前は谷口 翔って言います。これからお世話になります。
宜しくね!」
そういって、僕は無造作に手を差し出した。
「あ、はい・・・宜しくお願いします。」
そっと差し出された右手を、握り、握り返される。
その手が少し熱かったのを、僕はさして気にも留めなかった。
「じゃあ、注文をお願いします。」
「へ?まだお客さんなの、僕?」
「はい、あともう少しで休憩に入るので、ゆっくりしていてください。」
「じゃあ・・おすすめのコーヒーを二杯、お願いします。」
「はい、少々お待ちください。」
そういって、チノちゃん・・って呼んでいいのかな?後で聞いておくか。・・が
カウンターに向かったその時。
カランからぁん!
先ほども聞いたドアのベルの音、そして・・
背中に柔らかい衝撃。
「うおっ!」
「きゃっ!」
思わず声を上げてしまった・・のはお互い様かな?
後ろから同じくらいの年齢かな?ピンクっぽい栗色の髪の女の子がぶつかってきた。
チノちゃん・・ああ面倒だ、普通にチノでいいや・・が振り返り、
「いらっしゃいませ」
と挨拶する。
「ご、ごめんなさい!大丈夫?」
「あ、うん!大丈夫!」
てえかいきなり溜口佳代!(タメ口かよ)
手を貸して、起き上がらせる。
「ありがとう! うっさぎーうっさぎー♬・・・
うさぎがいない!?」
ゑ?
この人、なんだぁ?
いかん、混乱して倒置法を使ってしまった。
「・・・というわけだよ!」
「はぁ・・・」
とりあえず、この子は保登 心愛ちゃんっていうらしい。
ココア・・でいいか。
というのも、この子も今日からここで泊まり込みバイトするらしい。
15歳で、春からこの町の高校に通うらしい。
校名を聞くと、木兎町立東高校・・・僕と同じ境遇だった・・
ってか!
僕よりも先に3杯のコーヒーを飲み終わり、(コーヒー利きは全部外したww)
すごいモフモフで幸せそうにされながら状況説明されても・・・
てかティッピーカワイソス。
其の後、僕は2杯のコーヒーを飲み干し、
後ろから聞こえる二人の応酬を聞き流し、ココアに一抹の不安を覚えつつ、
Staff Onlyの扉を開けるのだった。。。
進まないのは気のせいだ。うん。