前回のあらすじ
きゃああああしゃあべtったああああああああああ
まあ、さっそくで悪いんですが、
ロッカールームからわずかな硝煙の香りと
軍人さんが出してる類の殺気を
ビンビン感じる件についてwwwwwwww
これまずくね?っと思い、まずは自分の気配を完全に消し、
少し間を開けて
ロッカールームにわざとらしく音を立てて入ってみる。
やっぱり・・・一番奥のクローゼットから、殺気と殺しきれなかった息遣いが
自然と僕の感覚に訴えてくる。
ロッカールームの扉を閉めて、何気なく声をかけてみる。
傍から見ればKANARI痛いやつだが、間違いなく・・これは20歳未満かな?
恐らく女子高生の気配があるのに変わりはない。
「出て来いよ、バレッバレだぞ?」
「っ!?」
静寂。
「だ、誰だ!答えろ!」
「あ、僕?僕は今日からここに泊まり込みでバイトすることになってる、
谷口翔って言います。宜しくね!」
「・・・私はそんなこと聞いてないぞ、怪しいやつm「いや、まずその拳銃をしまえよ」
!!・・・・・「とりあえず出て来いって。こっちも怪しむぞ?」・・」
ちなみに彼女はまだクローゼットのなかだ、これまでの情報はすべて
自分の感覚だけで見抜いている。
「・・・それが、今私は下着姿なんだ・・・・」
ん?
DA☆ME☆DA!!
耐えろ、耐えるんだ!
ここからあのクローゼットを開けるのは0.5秒もかからない、しかし!
ロッカールームに彼女がいたことから察するに、彼女もまた
ここのバイトさんもしくは店員さんである可能性は非常に高い!
もしここで僕がクローゼットを開けてしまえば、
この町での憧れの 新 生 活 は閉ざされてしまう!
耐えろ・・・・・・
「・・・2分後にもう一度この部屋に来るから、それまでに着替えな。」
バタン・・・・
やった・・やったぞ・・僕は耐えたんだ・・・・
ふいに床板が少しきしむ音。この店、年期入ってるもんな。
そして先ほども見た姉妹かっこ爆笑かっことじが現れる。
「あれ?翔君、何してるの?入らないの?」
「あ、ココア・・・いろいろあってな、いま俺は入れないんだ・・」
「え?何かあったの?」
「あ、ココアは入っていいよ、大丈夫。」
「そう?それなら、おっじゃまっしまーす♬」
ガチャ・・
「翔君?誰もいないよー?」
さてはあいつまた隠れたなwwwwwww
「あ・・制服を持ってきます。」
「「あ、ありがとう!」」
ドアの内側からの声が僕の声とハモる。
20秒ほど後。
「下着姿の泥棒さんだーー!!??」
ああ、見つかったらしいな。
と、そこにチノが戻ってくる。
「あ、翔さん。制服をお持ちしました。」
「あ、ありがとう!」
制服か・・・なかなか憧れるものがあったが、やっぱりいざ着るとなると・・
因みに僕のは、白Yシャツに折り目付き黒ズボン、大き目の三角巾みたいなの。
三角巾は・・・半分に折って結び、首にかければいいかな?
「ココアさん、何かあったんですか?」
「チノちゃん!クローゼットに強盗が!」
あ、チノなら知ってるか。
「そろそろ二分経つよー」
と、少し大きめに言ってみる。
今思えばあそこでよく耐えたよな、僕。
命かけてでもクローゼットを開けたい私ですはい