僕とテストとたまに毒舌な彼女   作:愛夢

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第11話「如月グランドパークⅤ&告白」

僕は雄二達が作ってくれたチャンスを

活かして、友香ちゃんに告白すると

決めた。でも、やっぱりいざその場に

なると、緊張して言葉が出ないや……

 

 

友香side

 

観覧車が止まってから明久君の態度が変だわ

でも、今なら言えるかも……

明久君の事が好きって。

でも、凄く恥ずかしい……

明久君と出会って毎日が新鮮で

楽しくて、何よりも彼のそばに

居ることが凄く心地良い……

だからこの関係を壊したくない……

でも、彼とずっと一緒に居たいわ……

 

私は勇気を振り絞って告白しようと明久君に

声をかける

 

 

「明久君」

 

「友香ちゃん」

 

お互い同時に名前を呼びあった

 

友香sideout

 

 

 

まさか、友香ちゃんとハモるなんて僕は

思っていなかった

 

「ゆ、友香ちゃんからいいよ///」

 

「えっ///あの……その……やっぱり明久君

お願い?」

 

何か凄く動揺してる友香ちゃんは

可愛かった。

 

「う、うん///あのね……僕……」

 

えっ?もしかして、これは明久君が告白しようと

してる?

ダメダメ、変な期待したら後が辛いだけだわ

 

「う、うん///」

 

「僕、今まで毎日の用に友香ちゃんと一緒だったけど、これからも

友香ちゃんと一緒に居たいんだ。

友香ちゃんは美人だし、料理も上手くて

凄く優しいし何よりも僕にとっては大切な人だから……

だから……その…僕はそんな友香ちゃんの事が

大好きです。友香ちゃんが良ければ、僕と

付き合ってください。」

 

そう言って僕は頭を下げた……

でも、返事が返って来なかったから

僕は少し頭を上げてみる……

そこには

 

「…………グスン……ポロポロ」

 

泣いてる友香ちゃんが居た

 

「ゆ、友香ちゃんごめん……泣かせてしまって……

嫌だったんだよね……本当にごめんなさい。」

 

 

「ち、違うわ!嫌なんかじゃなくて

嬉しかったから……明久君も私と同じ気持ちだったって

知れて凄く嬉しかったから、だから涙が出たの。」

 

そう言って友香ちゃんは僕に抱きついてきた

 

「えっ///あの、その……それって?」

 

「明久君の事は私も大好き!

こんな私で良ければお願いします///」

 

そう言って友香ちゃんは目をつぶった

これって、もしかして?

いいんだよね?

 

自分の心に自問自答して僕は友香ちゃんにキスをした

それは、ほんの数秒だったけど僕にとっては凄く長く

そして甘い時間だった

 

「本当に明久君は鈍感よね///

私結構頑張ったのにな///」

 

「ごめん…」

 

「ふふ、いいわよ。でも、約束して?

どんな辛い事でも、一人で抱え込まないで

私に言ってね?私は貴方の彼女なんだからね///」

 

「う、うん///約束するよ」

 

「後ね、絶対に離さないでね?」

 

「うん、もちろんだよ。友香ちゃん」

 

「ふふ、ありがとう。それと恋人になったんだから

もう、ちゃん付けしなくていいのよ明久?」

 

「う、うん///友香」

 

こうして二人はお互いが離れないように

もう一度、キスをした。

まるで誰かに誓うように……




今回はここまで。

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