僕とテストとたまに毒舌な彼女   作:愛夢

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第1話「謝罪」

僕は急ぎ屋上についたが…………

思わぬ光景を目撃した。

 

バシっ

根本君が小山さんの顔を殴った……

あの野郎、なんで女の子の顔を殴ってるんだ

僕は頭に血が上り、根本くんに

 

「根本君!君は今何をした?」

 

「なんだ。馬鹿の吉井か。何もしてない。」

 

こいつ、しらばくれるつもりか……

 

「そうか、なら君の横で顔を抑えてる小山さんは

どう説明するの?言っておくけど僕は全部見ていたから

君達にどんな事情があったとしても、女の子の顔を

殴るのは絶対にしてはいけない!

君はそんなこともわからないのか!?」

 

「う、うるさい!全部お前達のせいだからな!」

 

確かに別れさせてしまったのは僕たちのせいかも

しれないけど……それでも女の子を殴るなんて

こいつは許せない!

 

「僕たちのせい?確かに君達を別れさせてしまったのは

僕たちのせいかもしれない、でもね根本君最初に

姫路さんを脅して手紙を奪ったのは君じゃないか?

そんなこともわからないのかい?」

 

「くっ!畜生!覚えてろよ吉井?必ず……必ず復讐してやるからな」

 

そう言って根本君は逃げるように屋上を去っていった。

僕はそれを見て小山さんに声をかけた

 

「小山さん、大丈夫?」

 

「大丈夫よ。ありがとう。」

 

ん?僕はなんで感謝されてるのかな?

 

「えっと僕は感謝されることなんてしてないよ?

それと小山さんごめんなさい。」

 

そう言って僕は頭を下げた

 

「どうして吉井君が謝るの?」

 

「だって僕があの召喚大会の時に根本君の女装写真を

見せなければ、こんな事にはならなかったし、それに

作戦とは言えあんな卑怯なやり方で戦ったから……

本当にごめんなさい。」

 

「ふふ、吉井君って物凄く一直線な人なのね。

いいのよ。どうせ恭二とは遅かれ早かれ別れていたわ。

だから気にしないで?

それと私の方こそごめんなさい。」

 

ん?なんで小山さんが謝ってるのかな?

 

「えっと、なんで小山さんが謝るの?

謝るのは僕の方じゃない?」

 

「ふふ、吉井君は本当に優しいのね。

私が謝ったのは、あなたを観察処分者や周りの噂だけで

判断していた事よ。本当にごめんなさい。」

 

そう言って小山さんは頭を下げた

 

「気にしないでよ小山さん。周りの噂や観察処分者って事は

僕の自業自得だから、気にしないでよ?ね?だから頭を

上げてよ。」

 

「うん。ありがとう。本当に優しいのね。

さっきも私の為にあんなに怒ってくれて

本当にありがとう。」

 

「い、いいよ、気にしないでよ。

僕がただ許せなかっただけだからさ。

小山さんは気にしないでよ。」

 

「ありがとう。まぁ色々と誤解は解けた訳だけど

私はあなたが気に入ったわ。だから……あなたが

良ければ私と友達になろう?」

 

「うん。こちらこそよろしくね小山さん」

 

「うん。よろしくね。友達なんだから名前で呼んでよ。」

 

「う、うん。友香ちゃん///」

 

うぅ~かなり恥ずかしいよ~

 

「よろしくね明久君。明久君照れてる顔可愛いね。」

 

「そ、そんなこと無いよ。友香ちゃんのが可愛いよ///」

 

「ありがとう///そろそろ下校ね。良かったら一緒に

帰ろう?///」

「うん///喜んで」

 

そうやって、僕と友香ちゃんの誤解は解けた

 




今回はここまで
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