東方聖母録   作:あうろら

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-マザーちゃんが幻想入りしてしまったようです。-


プロローグ

「ここは何処だ.....」

 

 

 

 

 

 

 

気付くと私は森の中に居た。

「確かアーデムに体を刺され...なら何故私はここに居る?吸収された筈では無いのか?」

私の中に疑問が沸く。このような事はシオンを超え、フォトナー共に復讐をするためにも有ってはならないのに....

「こんな事を考えている場合では無いな。」

周囲にダーカー共に似た気配を感じる。早く殲滅しなければ。

 

 

 

何故力が出ない.....私の力は何処だ。.....あぁ、アーデムに刺された時に奪われたのか。これでは何も出来ないじゃないか。そうしている間にも気配は近づいてくる。

「私はここで死ぬのか...」

 

その時

「マスタースパーク!!」

という声と光とともに私の意識が闇へ落ちていった。

 

 

 

 

ーい...おーい、大丈夫か?

 

呼び声が聞こえる。

....とりあえず起きなくては。

「うわっ、いきなり起きてくんなよ。」

起きて初めに目の前にいる金髪の少女が目に入る。

どうやら気絶した私を起こそうとしていたみたいだ。

 

 

「ここは何処だ....」

 

 

私は少女にそう問い掛ける。

「ここは何処かって?幻想郷だ。」

「幻想郷?」

聞いた事もない地名だな...。

「あぁ、外来人か。じゃあ霊夢の所にでも連れて行くか。」

少女が言っている事が私でも理解出来ない。あと私は人ではないんだが.....。

「貴様の言っている事が理解出来ないんだが。」

「説明は霊夢の所に行く道中でやるぜ。あと貴様って何だ、私には霧雨魔理沙って言う名前が有るんだぜ!」

「霧雨魔理沙か。覚えておこう。私はマザーだ。」

「マザーって言うのか。変な名前だな。」

....そんなに変なのか。

「早く霊夢とやらの所に行かないのか?」

「じゃあそろそろ行くか。」

 

 

 

霧雨魔理沙が箒を取り出した。

「それに乗って····行くのか?」

「ん、そうだが。」

霧雨魔理沙の応答に私は疑問を持った。私の予想が当たればコイツは....

「貴様はどうやってその箒で移動するのか?」

「魔法に決まってんだろ。」

「なぜ貴様は魔法が使える?」

何故ならこの力はアースガイドしか現在では使用していない筈の力だったからだ。

文明が発展すると共に消えていった力、魔法。それをコイツが使用している。

 

 

霧雨魔理沙は一体何なんだ?

「貴様は誰にその力を教わった?」

「師匠だぜ。」

コイツの師匠はアースガイドの一員だったのか?

「その師匠は人間か?」

「確か悪霊とか言ってた筈だ。」

ならアーデムの可能性は無いな。

「色々と聞き出してしまってすまなかった。私の思い違いだったようだ。」

 

「じゃあ今度こそ霊夢の所に行くか。」

霧雨魔理沙に催促され私は霊夢という奴の所へ向かって行った。




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