Road to ポケモンマスター ~ジョウト地方編~ 作:鍋奉行Lv5
シルバーとの闘いでポケモンバトルへの執着心に目覚めたゴールド
ワカバタウンへと戻り、頼まれた卵を届けに行くと…
クリス
「博士~、ただいま戻りましたぁ~!」
ウツギ
「はわわわ、二人共どうしよう!
新人トレーナーに送る貴重なポケモンが盗まれちゃったかもしれないんだっ!!」
ゴールド
「盗難!?とりあえず落ち着きましょう。何か心当たりはないんですか?
例えば…そう、盗まれたポケモンとか。」
ウツギ
「君達にあげたワニノコとチコリータ以外でここに置いてあったのは、間違いなくヒノアラシ!!」
ゴールド&クリス
「!」
クリス
「ゴールド、この仕業ってもしかして…!」
ゴールド
「あぁ、恐らくアイツだ。
このワカバタウン方面から走ってきた事から合点がいく。
あの野郎、人の目を忍んでポケモン盗むなんて、トレーナーとして一番やってはいけない禁忌を犯しやがった!
博士っ、この件、俺に任せてくれませんか!?」
ウツギ
「え…、いいのかい?
僕もこんな気概の欠ける性格だけど、ジョウトの博士として一人でも多くの新人トレーナーにポケモンを与えてあげたいんだ。
だけど、さすがに無断で持っていかれちゃうとね…。」
クリス
「(優しすぎる博士がここまでヘコんじゃうんだもんね…。)
ま、まぁ、ゴールドが落とし前つけるっぽいですし、ほらっ!頼まれた卵ですよ!」
ウツギ
「うひゃあ~っ!!!
今回の卵は不思議な模様をしてるなぁ~!」
ゴールド&クリス
「ほぇ?」
ウツギ
「この綺麗なフォルムに、艶々の手触り…一体何が生まれてくるのか分からないこのドキドキ感!
全くぅ、僕の心をくすぐるんだからぁ!!」
ゴールド&クリス
「(立ち直り早っ!!)」
ウツギ
「卵はね、ただ持ってるだけでは孵化しない…、たっぷり愛情を注ぐ為に常に側で温めてあげることが必要不可欠なんだ。
そして、生まれたては、か弱いから戦闘なんてさせちゃあ駄目だよ?
すくすくと育ち一人前になった時、生んだ親をも超える力を身につけるかもしれない才能を秘めてるポケモンだっている!
そうだ、これはお遣いのお礼だよ。」
ウツギ博士はゴールドとクリスにモンスターボールを渡した
ウツギ
「君達はまだ手持ちが1匹で、強いトレーナーやポケモンに遭遇した際に圧倒的不利な状況だ。
そんな非常事態を回避する為にも、多くのポケモンをゲットしておく必要がある。
それに、違うタイプのポケモンを持ってるだけで有利か不利かが大きく左右されるからね!」
ゴールド
「ありがとうございますっ!
これでポケモン捕まえて、鍛えあげたら次こそはシルバーを倒して懲らしめてやる!
じっとしてられなくなってきたぁー!まずは29番道路で新しい仲間を手にいれるぞぉっ!!」
クリス
「やれやれ…、あんたが張り切りすぎる時って決まって空回りするんだけどなぁ。」
ウツギ
「それと、ポケモン図鑑も渡しとかなくちゃね。
ポケモンの生態系が情報として詰まってる代物だよ。覚えた技なんかも、この図鑑さえあればすぐに分かるから、重宝するといいよ。」
ゴールド
「ありがとうございます、ボールと図鑑…旅の必需品は揃ったことだし、出発進行ーっ!」
クリス
「はぁ。後は私がしっかりサポートしてやるんで、博士は卵の研究を頑張ってくださいね!」
ウツギ
「ふ…新人トレーナーとは思えない肝っ玉の据わった女の子だ。」
こうしてゴールド達のドタバタ(?)な旅が始まる
この壮大なジョウト地方で2人を待ち受けるのは…!?