永遠亭回です!
公式をあまり知らないので、多少はご了承下さい(泣)
黒い蝶が飛ぶ。
余りの神秘な見た目に、私は手を伸ばす。
瞬間、私は肉体をもがれるような痛みに襲われる。
葬られそうな意識の中、ただ女の人の声が聞こえた。
――――――
「うぅ……ん……?」
私が目を開くと、そこは病院と和室の混ざったような部屋だった。身体を起こして外を見ると、竹林が見える。どうやら知っている所では無さそうだ。
外の景色は置いておいて、私はこれまでの事を思い出そうとする。
フラン、レミリア、紅魔館……ダメだな、あまり鮮明でない記憶を辿っていると、足音が近づいてきて声が聞こえた。
「あっ!起きたんですね!今先生を呼んでくるので、大人しく待ってて下さいね!」
「……うさみみだぁ……」
私が思わず声を溢した時には、うさみみの人は居なかった。
しばらくして、今度は長い三つ編みの大人の人が来た。この人が先生だろうか。思い切って聞いてみる。
「あ、あの……私、どうなって……?」
「あぁ。心配は要らないわ。間もなくあの子達も来るでしょう。」
「あの子達?」
「紅魔館の連中よ。フランが泣きながら貴女を運んできた時はどうしたかと思ったけれど。大した怪我も無くて良かったわ、二人分のスペルを受けて随分丈夫なのね。」
「あー……はい。」
あの時、私は諸にグングニルとレーヴァテインをくらった。
パチュリーがさりげなく魔法によって致命傷を避けてくれたのも、フランが泣きながら私を抱き抱え飛び出す中で、落ちそうな私を時々支えてくれたレミリアの優しさも思い出した。
一人になった病室で呟く。
「またお礼しなきゃいけない人が増えたな……」
「へぇ、外来人なのに随分と愛されてるわねぇ?」
ふと聞こえた声に振り向くと、ドアの所に着物の少女がいた。艶やかな黒髪に重ねた着物、レミリアとは対称的なお嬢様だった。
「は、はい。お世話になってます……?」
「あははっ!てゐに聞いてた通り、面白いわね!」
知らない名前だ。私が首をかしげていると、先生が戻ってきた。
「あら、姫ですか。あまりおかしな事を教えないで下さいね?」
「ふふっ。分かってるわよ~。永琳は過保護ねぇ~。」
貴女がしっかりしてないからだ、と訴える先生、永琳は、私に向き直って言った。
「早速だけど、見舞が来てるわよ。」
「あ、はいっ!」
入ってきた人物は、私を見るなり言い放った。
「……あんた、バカなの?」
「まぁまぁ、そう言ってやるなよ。私も同意見だがな」
「……すみません。」
霊夢の厳しい言葉と、フォローにならない魔理沙の発言に私は項垂れるばかりだった。
そうこうしているうちに、永琳を押し退けてもう一人客が来た。
「うわぁぁあああ!!!魅空羽ぁぁぁ!!!」
ありがとうございました!
感想等お願いいたします!
次話投稿少し遅くなるかもしれません(-_-;)