そして、今回は薫のオリライダー登場です!!
それではスタート!!
薫side
どうもぉ~♪ 兵鬼 薫でぇ~す。アタシと陽、そして城の戦闘員御一行は零夜さんの息子の、史輝君の呼び出しを受け……異世界へと向かってたんだけどね?
「まさかの幽霊列車が燃料切れって……」
「ここ最近あまり動かしていなかったからね…こればかりは僕にも予想してなかった……」
「さいですか……なら、一時停車=休憩時間の意味で良いね?満タンになるまでアタシはこの世界の名物やら観光をして時間を潰しておくわ」
「そう、わか……って!?ちょっと、義姉さん!」
陽が、引き止めようとするけど関係なぁ~い♪
せっかくだからこの世界を楽しまないとねぇ~♪
「出発時刻になったら、連絡頼んだよぉ~」
陽にそう言い残して、アタシはこの世界にある近くの町へとスキップをしながら向かった。
そして町へと訪れたアタシは、そこらのコンビニで買ったお菓子を頬張りながら街中を歩いていた。
「あぁ……幸せ♪こんなに太陽の日差しに照らされ、買い食いしながら歩く事がこんなに素晴らしい…………もしスッテきぃ~な可愛娘ちゃんとデートができたなら、もう心残りは無いよねぇ~♪」
あぁ、私の運命のお姫様は何処へ…………?って、そんな在り来たりな展開は無いよね実際。
ーこれで、コイツを殺せば……ヒロインのステラやこの世界の女を……俺の!
…………今、オリ主って言いましたか?
「………まさか……屑転生者が居るとはね?まったく、折角の一時が台無しじゃん……」
これは……落とし前つかせないとね?
アタシは聞こえた路地裏へと足を運ぶと……そこにはサクランボの鎧を纏った仮面ライダー……シグルドが持っているソニックアローを使って血まみれで倒れていた黒髪の男の子を殺そうとしていた。
この世界に仮面ライダーは居ない……考えられるのはあの屑が転生の特典で手に入れた事で間違いない。
アタシは息を潜めてゆっくりと屑の所へと歩み寄る。
「死ねぇ!黒鉄家の恥さら……「ほい」グハッ!?」
屑が止めをさそうとソニックアローを降り下ろすけど、アタシは屑の横腹にキックをめり込ませて吹き飛ばす。
「弱っ……それで、よくオリ主とか言ったモンよね?」
「グッ……!このアマ……良くも邪魔しやがったな!!」
「そりゃ、人が殺されそうになれば邪魔の一つや二つ……やるに決まってんじゃん」
「この死に損ないを助けてもどうすんだよ。ソイツを殺した方がこの世界の為にもなるんだぜ?」
「世界の為に殺す……それはアンタのイカれた思考でしょ?」
アタシは屑を無視して、傷だらけの男の子に目を向けた。まだ息はあるけど……身体中切り傷だらけで、服はボロボロ……脇腹を貫かれて致命的なのが命取り、このまま放置していれば確実にあの世行きね。
「おい、アマ。今から2つの選択をやるぜ?1つは許しをこいて俺に犯されるか、もう1つは俺に殺されるかだ?どっちが良い?」
「犯す?殺す?アタシに言ってんの?」
コイツ、相当に頭がイカれてるね?実力差がわかってないみたい…………
「なら、アタシからも提案があるんだけど……」
「あ?提案だと?」
「そう、アタシと……命の殺り取りしない?」
「はぁ?……ハハハッ!コイツあまりの恐怖にイカれ「イカれてんのはテメェだよ」……あ"ぁ"!?」
アタシは懐から持ってきた【煉王ベルト】を取り出して腰に巻きつけた。
「そ、それは電王ベルト!?お前も転生者か!!」
「違うよ……アタシはね…………テメェら屑を食い殺す牙だ!!」
アタシは【煉王ベルト】の一番目のボタンを押した後に流れる陽気なメロディーに合わせながらライダーパスを上空に投げ、クルっと一回転をした後に左手でパスをキャッチして………
「変身!」
ベルトに勢いよく翳した。
『DRAGON FROM』
その音声と一緒に、アタシの身体は素体の《プラットフォーム》へと包まれ黒いオーラアーマーが次々と装着して行くと両胸部が展開し、展開した裏側には緑色の宝玉【ウェルシュドラゴンジェム】を掴んだ龍の前脚を模したデザインが現れる。そして赤い龍を模したかのようなものが眼前まで走り、形状を整えて煉仮面となった後、煉仮面と鎧がワインレッドに染まり青紫の炎模様が刻まれる。
「仮面ライダー煉王、兵鬼 薫!渾沌の誇りを舞い掲げるよ!!」
「煉王だと!?そんなライダー聞いた事無いぞ!!」
「知るかよ、とにかくテメェは殺すの決定だから良いよね?答えは聞かないけどさ!!」
「おい、それはガンフォームの決め台詞だろうが!?」
「細かいのはさ……どうでも良いんだよ!!」
ー推奨BGM【Double-Action Dragon From】ー
アタシは屑に向かって接近しながら、腰についた武器……レンガッシャーを組み立ててワインレッドの刀身がついたソードモードにして屑を一気に斬りつけた。
「グハッ!?」
「なるほど……能力は大体わかってきたね?」
「く、くそがっ!!」
アタシが煉王の能力を確認していると、その隙に屑はソニックアローからエネルギーの矢を連続で放つ。
「さて、試運転と行きますか!」
『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』
「なっ!?それは赤龍帝の籠手の倍……「オラァッ!」ゴハッ!?」
アタシは展開されている2つの宝玉から、脚部に倍加能力を十回発動させ、放たれた矢の雨を掻い潜って一気に屑との距離を詰めた後、屑の腹に脚部倍加で強化したヤクザキックを食らわせた。
「ちょ、ちょっとま……」
「待たねぇよ!!」
アタシは屑の言葉を無視して、煉王特有の付加能力を発動させて、レンガッシャーに滅びの魔力を纏わせた後に何度も大振りに斬りつける。だけど屑はソニックアローで捌くか、迎撃するなど避けながら逃げる。
アタシはレンガッシャーを横一閃に振るうと、屑はソニックアローで受け止めた。
「グッ……!おい、なんでテメェがハイスクールD×Dのドライグの力を……」
「だから…細かいのはさ、どうでも良いんだよ……!」
アタシは再び付加能力を発動させて、レンガッシャーに雷光を纏わせた後、パスをゆっくりとベルトに翳した。
『FULL CHARGE』
「アタシの必殺技……その1」
アタシはベルトからのエネルギーをレンガッシャーに伝導させると刀身が赤くどす黒く輝いた後に柄を強く握る。そしたら刀身が勢いよく飛び出して屑共々吹き飛ばした。
「うわぁぁッ!?」
「あらよっと!!」
アタシは刀身が取れたレンガッシャーを左に袈裟凪ぎに振るうと、刀身は振るわれた方向に音速の速さで屑の鎧を切り裂く。
「ガッ!?」
「もういっちょ!!」
今度は右側に振るうと、刀身は再び屑に襲いかかりながら切り裂いた。
「グワァァァッ!?」
「さぁ、これで
アタシはフラフラしながら立ち上がる屑に対してレンガッシャーを上空に向けて構えると、刀身も上空へと舞い上がる。
「ま、待ってくれ……!俺はここで死ぬわけにはいかないんだ!!た、頼む…………い、命だけは……!!」
「言ったよね?答えは聞かないって、じゃあね♪」
「あぁ……あぁあぁぁぁぁっ!!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!!!」
アタシは屑の命乞いを無視して、無慈悲に冷酷にレンガッシャーを降り下ろすと、刀身も上空から屑に狙いを定めて襲いかかる。屑は今頃恐怖を感じて逃げようとするけど、時既に遅しで刀身が屑を一刀両断!!!大爆発を起こして消え去った。
アタシは煉王ベルトを取り外して、変身を解除するとコートから黒と紫を基調としたメカニカルなゲームパッド……ガシャコンバグヴァイザーを取り出して屑の魂を蒐集させる。コイツは着いた時に史輝君にでも渡せば良いか……アタシは魂を蒐集し終えたバグヴァイザーをコートに仕舞うと、倒れている男の子に駆け寄った。
「まだ……間に合うかな?」
アタシは少しだけ冷や汗をかいた後、男の子を担いで陽が居る幽霊列車へと急いで向かった。
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キャスト
鬼崎 陽太郎:潘めぐみ
兵鬼 薫:小清水亜美
仮面ライダーシグルド:入野自由