そして、サプライズにあの人と鬼崎と深く関わる主要人物が出ます!
それではスタート!!
Episode1 少年と戦魔王
それは遡る事、数年前……
ーーとある次元世界ーー
「ハァ……ハァ、クソッ!」
何もない平地。其処では何処かの組織が着用する様な白い制服を纏った男が手にした宝玉のついた杖を棒代わりにしながらヨロヨロと立ち上がっていた。
それと同様に男の周りには、同じ制服を纏った何人かの男がボロボロの容姿で地に伏し、杖も粉々に砕かれていた。
そして、もう一人………彼等とは別に黒い軍服を纏った九歳ぐらいの少年が居た。
少年は顔の左半分を覆い隠した白髪のセミロングで、
少年は剣を肩に担ぎながら呆れた目で男を見つめ、口を開く。
「もう良いでしょうか?僕はこれでも忙しいので……貴方達に構っている時間は無いんですけども?」
「そうは……行くかよ!俺達魔導師こそが偉大なんだ…………お前みたいなガキに負けたとあれば…………管理局の名に傷がつく!!」
「はぁ……まったく、これだから魔法至上主義の連中は…………」
少年がヤレヤレと目を閉じると同時に、その場から消えた。男は少年を探そうとするもいつの間にか杖が砕かれ、背中に激痛を感じ始め意識が薄れ始めた。遠退く意識でゆっくりと後ろを振り向くと其処には先ほどまで向こうに居たはずの少年がいつの間にか自分の後ろへと移動していたのだ。
「う、嘘……だ…………ろ…………!」
男は信じられないと驚愕しながら気を失い、地に伏した。
「少しは魔力離れをして、身体を鍛えた方が良いですよ、お兄さん…………って、もう聞こえないか……」
少年は男へと声をかけるも、気を失っていて聞こえていないと感じてため息をはいた。
「まったく、どうして管理局のほとんどがバカなんだろうね………下らなすぎてやんなっちゃうよ…………」
ーこの化け物めが!貴様等は存在してはならぬのだ!!
ーお前達は我々にとって道具でしかないのだよ
ーこの子達は化け物なんかじゃねぇ!!ちゃんとした一人の人間だ!!
ー私の家族にいちゃもんつけないでくれる?終いには潰すぞクソ共…………!!
「一体…………僕は何なんだろう…………」
「どうしたんだ、陽太郎?」
「ッ!……戦魔王様…………」
後ろから声をかけられた少年ー陽太郎が後ろを振り向くと、其処には戦魔王と呼ばれた黒い戦闘用のコートを纏った青年が居た。青年は陽太郎の周りに倒れている集団に視線を向けると、苦笑しながら彼の頭を撫でた。それは親が自分の子供に軽く注意する様な立ち位置だった。
「また管理局の部隊とやり合ったのか?」
「いえ、修行の途中に遭遇しまして……それで…………」
「まぁ、ほどほどにな?無茶して怪我でもしたらヴラドさんや薫も心配するから……よかったら
「ですが……戦魔王様はお忙しい身、私が
「別に迷惑なんて思っちゃいないさ。ヴラドさんからは俺が連絡しとくから……それにキリカ達もお前が来るのを歓迎するだろうからな?(まぁ、仕事サボった言い訳できるし……)」
「……では、お言葉に甘えさせてもらいます(また……スカーレット様と義姉さんに心配をかけてしまうな……)」
それぞれの思考は違えども、利害が一致したのが良かったらしく……陽太郎と青年は倒れている集団を残してその場を後にした。
ー陽太郎達が去ってから数十分後……
「これは………」
「どうなってんだ……何で管理局の連中がバタバタと気ぃ失ってんだ?」
「しかも誰も彼もがボロボロって…………」
「とにかく、戦う手間が省けたな……さっさとコイツらの魔力を闇の書に…………」
「あれ、どうしました?」
「イヤ、局員達のバリアジャケットに剣で斬られている痕跡があってな……その全員が峰打ちで…………相当の手練れがこの人数相手に戦ったのだろう……一度は戦ってみたいものだな」
「おいおい、バトルマニアも大概にしろよ?」
「そうですよ、僕等の目的は別にありますし…………」
「わかっている。全ては…………主はやての為だ」
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キャスト
鬼崎 陽太郎:潘めぐみ
荒神 零夜:櫻井孝宏
男性局員:中村悠一
???:清水香里
???:真田アサミ
???:日野聡
いかがでしたか?
今回は戦魔王ゼロさんの【神獄界を治める戦魔王】の主人公、荒神零夜さんを登場させてみました!
次回は、鬼崎と主要人物がまさかのバトル!?
乞うご期待!!