ラブライブ!〜9人の勇者〜   作:ぷよR

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ぷよRです!
ここで少しだけラブライブのルールを書いておきます。

1.ダンスで両チームがお互い高評価を受けた場合、インベスゲームで勝敗を決める。
2.ダンスが不評だった場合、インベスゲームで勝っても勝利とは限らない。

と、こんな感じです。
では第11話をお楽しみください。


第11話 不安

第11話 不安

 

『次は第2回線!チーームレッドホットVSチーームSpingere!』

 

「Spingereね、確か中々強いとは聞いているけど...ここはみんなで乗り切るしかないわね」

 

2つのチームが試合会場に出てくる。先行は真姫がいるレッドホットのダンスから。曲は真姫が作詞作曲をした‘Daring!,で歌とダンスを披露。独特なリズムで観客たちを湧かせた。Spingereも負けず劣らず観客たちを魅了する。

 

『次はインベスゲームだ!それじゃあ始めてくれ!』

 

Spingereは1人ずつイチゴとパイン、ブドウを解錠しシカとコウモリ、カミキリインベスが出現する。

 

「やっぱり上級インベスが出てくるのね、でも私は負けない」

 

『ドリアン!』

『ドリアンアームズ!ミスターデンジャラス!』

 

「さぁ行くわよ!」

 

ブラーボはドリノコで3体一気に相手をする。Spingereのメンバーは余裕と思っていたがインベスたちは中々攻撃を当てられずにドリノコで切られ続ける。

 

「もうなんでー!」

「相手がこんなこと言って余計かもしれないけどまだ上級のインベスを扱い切れてないみたいね」

「ぐっ...」

「まずは1体目」

 

『ドリアンオーレ!』

 

ドリアン型のエネルギー弾を作りシカインベスに直撃させ爆散させる。インベスを一旦引かせ体制を立て直してからブラーボに突撃する。

 

『さぁブラーボ!次はどんな風にインベスを倒すのか!?はたまたSpingerのインベスにやられてしまうのか!?』

「そんなわけないじゃない。いいわ、いっきに片付けてあげる」

 

『ドリアンスカッシュ!』

 

ドリノコを地面に捨て頭のエネルギーブレードが伸び、それでインベスを薙ぎ払う。直撃し少し苦しんだ後爆散し、チームレッドホットが勝利した。

 

「おおー!真姫ちゃんたちが勝ったということは次は真姫ちゃんと戦うのか」

「そうだね...」

 

真姫は変身を解いた後観客たちの歓声を背に颯爽と控え室に戻る。本当は喜びたかったが恥ずかしくてそれは胸の内に秘めることにした。

 

「真姫ちゃんやったね!」

「真姫ちゃんすごい!」

「と、当然でしょ...」

(よし、このまま次も勝つわよ!)

 

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3から5回戦まで終わり次は6回戦目。

 

「そろそろ出て欲しいですね...」

「私たちいつ出るのかなぁ...」

 

『白熱の5回戦が終わり次は6回戦目!ななななんと次のチームは!』

 

海未と花陽が固唾を飲む。そして戦うチームが発表される。

 

『チーーム蒼天VSチーーム

 

インヴィット!』

 

「花陽と戦うのですか...」

「ううう、海未ちゃんとだ!緊張してきたよー!...うぅ...」

「大丈夫だよ花陽ちゃん!」

「頑張ろう!」

 

仲間たちは花陽を慰める。花陽もすぐに決意を固め試合会場へ向かう。すでに海未たちは待っており急いで海未たちのそばに寄る。

 

「花陽、いい試合をしましょう」

「う、うん!」

 

『ではでは!第6回戦を始めるぞ!最初にチーム蒼天のみんな準備をお願いするぜ!』

 

「みなさん、最高のステージ出来るように頑張りましょう」

 

海未がチームメイトに声をかけステージに上がる。曲は‘勇気のreason,。穂乃果や真姫たちの予想通り観客の反応はとても良かった。

 

次はインヴィット。曲は孤独なHeaven。観客の反応は蒼天と同じく。そして次のインベスゲームへと勝負は持ち込まれる。花陽は海未を前にして少し萎縮してしまう。震える手をもう片方の手でぎゅと握りしめる。

 

(大丈夫...私も今まで練習したんだもん...大丈夫...)

(花陽、震えていますね...これではお互い本気になれませんね...)

 

見かねた海未は花陽に近寄り、

 

「花陽、緊張しているのは私も同じです。こんなに沢山のお客さんを前にしたら当たり前です。一緒に頑張りましょう」

 

海未は元気づけてくれたが花陽が震えている理由とは全く違っていた。花陽はそれがなんだか可笑しくて笑ってしまう。

 

「うふふ、ふふ」

「花陽...?」

「海未ちゃんありがとう、なんだか緊張が取れたみたい」

「そ、そうですか。では緊張も取れたところで始めましょう」

 

『バナナ』『ドングリ』

『『カモン!』』

『バナナアームズ』『ドングリアームズ』

 

先に攻撃を当てようとグリドンはドンカチをバロンの肩目掛けて叩きつける。バロンはそれを片手で受け止めるとバナスピアーを前方に突き出す。グリドンはそれに突っ込んでしまう形になり腹に当たり地面に倒れる。

だがすぐに飛び起きバロンを蹴る。それすらも当たることなくかわしまたバナスピアーで突き後方へ下がらせる。

 

「うわぁ...」

「花陽、それがあなたの本気なのですか?」

「う、まだまだだよ海未ちゃん!やあっ!」

 

「すごいよことりちゃん、花陽ちゃん前よりもかなり動きが機敏だよね」

「うん、前とは比べ物にならない。でも...」

「やっぱり海未の方は私たちと動きが別物ね、これは正攻法じゃ勝てないかもしれない」

 

「やあっ!」

「はっ!」

 

グリドンはバロンをギリギリまで近づけさせパンチをギリギリで交わしてから後ろへ回り込みドンカチで叩きつけようやく攻撃を当てる。2回ほど叩きつけるがすぐにこちらを向き、バナスピアーで切られた後両足のジャンプ蹴りを食らわせられ尻餅をつく。

 

「うわぁ!」

「ふぅ」

「これなら...」

 

『ドングリスパーキング!』

 

尻餅を着いたままドンカチから衝撃波を繰り出す。バロンも当たればただでは済まないと思いすぐさまカッティングブレードを2回倒し『バナナオーレ』の斬撃で衝撃波を真っ二つする。衝撃波はバロンの後ろで爆発する。

 

「そんな...」

「あまり長い戦いは危険ですね、こちらも本気で行かさせていただきます」

 

するとバロンは見たことのないロックシードを取り出した。

 

「それは...!?」

『おおっっと!?これはとてもレアなロックシード!マンゴーーーーロックシードだ!』

「その通りです、いざ!」

 

『マンゴー!』『ロックオン!』

『カモン!』

『マンゴーアームズ!ファイトオブハンマー!』

 

「海未ちゃんマンゴーだって!穂乃果のパインの印象が薄くなっちゃうよ...」

「あはは...」

 

バロンの手には大きな武器‘マンゴーパニッシャー,を持ちそれを引きずりながらグリドンに近づく。

 

「やあっ!」

 

ドンカチで応戦するがマンゴーパニッシャーの威力に耐えられずにドンカチを落とし更に2発目で大きく吹き飛ばされてしまう。

 

「うわ...」

「終わらせます」

 

『マンゴーオーレ!』

 

「はーー...はあっ!」

 

マンゴーパニッシャーを大きく振り回しあとそれをグリドンに投げつけると巨大化しそれがグリドンを押し潰し変身解除させた。

 

「わあぁ!...ぐぅ...」

 

「あっ!海未ちゃん勝った!」

「かよちん負けちゃったにゃ~...」

「海未はやっぱり手強いわね」

 

バロンは変身を解き花陽の元へ駆け寄る。

 

「大丈夫ですか?」

「うん、なんとか」

「良かったです」

「でもやっぱり海未ちゃんには敵わないな」

「いえ、花陽もかなり手強かったですよ。少しでも気を抜いたら大変なことになっていました」

「ほんとに?」

「ええ、ほんとです」

「えへへ、ありがと」

 

「かよちんとあんな会話したいにゃー」

 

『園田海未と小泉花陽の絆が深まった所で!試合終了だ!』

 

------

第7回戦も決着がつき、1日目はここで終了となった。その後は主催者から遠くから来たスクールアイドルのためにもと、ホテルが用意されていた。穂乃果たちもそこに泊まることになった。

 

 

「ジャーーーンプ!」

 

部屋に着くやいなや早速穂乃果はベッドにダイブした。相変わらずだなと見守る4人。

 

「いやーー、今日は疲れたねー。このまま寝ちゃおうかな」

「ダ、ダメだよー。いっぱい汗かいたんだしお風呂入らなきゃ~」

「え~、めんどくさい~...」

「戦ってる時かっこいいって思ったけどやっぱり穂乃果は穂乃果だわ」

 

安心したかのようにヒデコに言われる。穂乃果は渋々衣服を脱ごうとする。いきなり何かを思いついたのかことりに近づく。

 

「ことりちゃん一緒に入ろ!」

「ええ!?大浴場じゃなくてユニットバスなのに?」

「入ろ入ろ」

 

ことりは結局穂乃果の押しに負け狭いユニットバスに2人で入ることになった。

 

「やっぱりことりちゃんはスタイル良くて羨ましいなー」

「そうかなぁ?穂乃果ちゃんの方がいいと思うな」

「そんなことないよ!ことりちゃんお腹にお肉あんまりついてないでしょ!」

「ひゃあ!くすぐったいから触らないで...」

「くすぐったいの?」サワサワ

「や...やめ...ふふふ、あはは!」

「2人とも子供みたいなことしてる」

 

ドアから声が丸聞こえでヒフミたちに少しだけ飽きられたが微笑ましいとも思い、3人で少しだけど笑った。

 

------

一方その頃、絵里たちは明日の作戦の再確認をしていた。

 

「絢瀬くん、明日は大丈夫かな?」

「ええ」

「大丈夫ですよ、エリチはしっかりとやりますから」

「だといいんだが、まぁ期待してるよ」

「シドさん、期待を裏切らないためにも念のためにあのロックシードを頂けませんか?」

「...まぁいいだろう、前にも1度やったような気がするが。持っていきな」

 

シドは絵里にスイカのロックシードを渡す。それを見つめ握りしめる。

 

「あんまり気張りすぎたらいかんよ」

 

希は絵里の肩をポンポンと優しく叩く。

 

「東條くんの言う通りだ、いざという時に注意散漫になってしまうからね」

「ありがとう、希。それに戦極さんも。明日は必ず作戦を成功させましょう」

 

------

ラブライブ2日目。

スクールアイドルも観客もヒートアップしていた。

 

「最初は私たちだよね」

「うん」

「じゃあ今日のインベスゲームはことりちゃんお願いね」

「うん、任せて」

 

「ふぅ、よしみんな頑張まりしょ」

 

両チームが出てくる。今回はことりが先頭になる。

 

『ではでは2日目の1発目早速始まるぜ!チーーム鎧武VSチーームレッドホット!』

 

ステージでは鎧武は‘ぶる~べりぃとれいん,、レッドホットは‘愛してるばんざーい!,を披露する。結果はほぼ互角。すぐにインベスゲームへと移行する。

 

「真姫ちゃんいくよ」

「ことり、手加減はなしよ」

 

ロックシードを前方に掲げ、解錠する。

 

『ブドウ』『ドリアン』

『ハイー!』

『ブドウアームズ!龍砲ハッハッハッ!』

『ドリアンアームズ!ミスターデンジャラス!』

 

龍玄は早速砲撃しブラーボの胸元を狙う。それをドリノコであっさり弾き、次はブラーボの攻撃。

 

「はっ!」

「うっ、重い」

「当たり前でしょ」

 

ブドウ龍砲で攻撃を防ぐが全てを防ぎ切れず切られてしまう。切った後の一瞬の隙を見て砲撃し被弾させる。

 

「うっ...」

「まだ勝負は始まったばかりだよ」

「ええ!」

 

(やはりことりの実力も侮れませんね、もしここで真姫に勝てば最後まで進んでくるでしょう。としたら出てくるのは穂乃果かことりか)

「やっぱり2回戦に進んだ人は動きが違うにゃ」

「すごい迫力...」

 

実力はほぼ互角で今までのどの試合よりも長く続く。

 

「そろそろ疲れてきたわね...」

「そうだね...」

「負けるなことりちゃーーん!」

 

『おお!さすがの龍玄とブラーボも疲れてきたか!?お前ら最後まで見逃すな!』

 

「もう決着の時って感じね」

「うん、じゃあ遠慮なく行くよ」

 

『ブドウスカッシュ!』

『ドリアンオーレ!』

 

2人は撃ち込む瞬間を少しづつ動きながら伺う。2人だけでなく観客にも緊張が走る。

そして両者隙をみつけ撃ち込む。

 

 

 

その瞬間。

 

 

『リンゴスカッシュ!』

 

いきなりイドゥンが現れ回転斬りを龍玄とブラーボに当て変身を解除させる。

 

「うわぁ!」

「わぁ!」

「ことりちゃん!真姫ちゃん!...何するの!?」

「ふん、鎧武。私と戦え!」

 

『おおっ?これは何事だ?』

 

「あなたが穂乃果たちとお客さんたちの邪魔をするなら手加減はしないよ!」

 

『オレンジ』

『ロックオン』

 

「...」

 

『オレンジアームズ!花道オンステージ!』

 

「ははっ、それでいいぞ!仮面ライダー鎧武!」

「はぁーー!」

 

しばらくは剣と剣のぶつかり合い。だが鎧武の剣で体制を崩したイドゥンはすぐさま立とうとするがその隙を当て得る暇なく蹴りあげる。

 

「ぐぅ...勝てないのなら」バッ

「あ...!」

 

イドゥンはことりを盾にして鎧武を近づけないようにする。それを見た鎧武は怒りに震える。

 

「ことりちゃんに何かしたら私怒るよ!」

「はは!怒った鎧武を見てみたいものだ!」

「穂乃果ちゃ...」

 

そしてイドゥンはことりにソードブリンガーを突き刺そうとする。鎧武は急いで無双セイバーの引き金を引き当てようとするがことりに当たるのを恐れて引き金を引くことが出来ない。

ことりに突き刺さりそうになった瞬間、変身した凛と花陽が駆けつけ黒影がイドゥンを蹴り、グリドンが花陽を受け止める。

 

「あ...ふぅ...」

「ありがと凛ちゃん花陽ちゃん」

「お安い御用にゃ」

「こんなことするなんて許せません!」

「そうだね」

 

弱ったイドゥンの前に鎧武と黒影とグリドンが並ぶ。

 

「凛ちゃん花陽ちゃん行くよ!」

「にゃ!」「うん!」

 

『オレンジマツボックリドングリスカッシュ!!!』

 

一斉にカッティングブレードを倒し、最初にグリドンが回転しながらドンカチを直撃させ、次に黒影が黒松を飛んでから突き刺し、最後に鎧武が大橙丸と無双セイバーを合体させ、無双セイバーで切りつけすぐさま大橙丸で切りつけ大きく後方へ吹き飛ばし爆発させる。

 

「やったね!」

「やっとイドゥンを倒した!」

「ふぅ...」

 

そして爆煙が晴れるとそこに倒れていたのは

 

 

 

「あの人は確か...

 

 

A-RISEの統堂英玲奈...さん?」

 

イドゥンに変身していたのはA-RISEの統堂英玲奈だった。姿を消していたA-RISEがすぐ近くにいたのだ。

 

「なんで...」

 

そこに海未も駆けつける。

 

「穂乃果...これは一体...」

「分からない...なんでA-RISEの人が...」

 

「そこまでよ」

 

誰かが真ん中の通路から出てきた。その人は絢瀬絵里だった。

 

「絵里ちゃん!なんでここに...」

「穂乃果、海未、ことり、凛、花陽、真姫。ラブライブはここでおしまいよ」

「何言ってるの絵里ちゃん?」

 

すると絵里はゆっくりと戦極ドライバーとロックシードを取り出した。

 

「それは戦極ドライバーじゃないですか!?」

 

みな絵里の登場と戦極ドライバーを持っていることに驚きを隠せない。そして絵里は戦極ドライバーを取り付ける。すでにプレートにはライダーの顔が刻まれている。ロックシードを前方に掲げる。

 

「変身」

 

『メロン』『ロックオン』

『ソイヤッ!』

『メロンアームズ 天下御免』

 

絵里は仮面ライダー斬月へと姿を変えた。

 

「絵里ちゃん...!?」

 

 

「あなたたちはここで私が

 

倒してあげるわ」

 

 




第11話いかがでしたでしょうか。
ついに絵里たちが穂乃果たちに牙を向き始めます。
感想など貰えるとすごい励みになります。ぜひお願いします。
...そして早くにこにーを書きたいです。
では第12話で。
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