というのは置いといて、ここから絵里たちの攻撃が始まります。
で第13話をお楽しみください。
第13話 動き出す組織
穂乃果たちが助け出した英玲奈は病院に搬送され目が覚めない状態が続いたが1週間が経った頃、やっと目を覚ましたとの連絡が病院から入った。あまり大人数で行くのも迷惑だと思い、尚且つ雰囲気の柔らかいことりと花陽が行くことになった。そしてもちろん会場が燃えたのはニュースになり放火魔の仕業だと言うことになって報じられていた。
「お邪魔します」
「ああ...μ'sの」
英玲奈は少し疲れているようだった。
「大丈夫ですか?」
「なんとかな、君たちが助けてくれたのだろう?礼を言う、ありがとう」
「いえ、気にしないでください。あの状況なら助けるのが当然です」
「ことりもそう思います」
「いや、それでもありがとう」
そしてことりと花陽は何故英玲奈が『仮面ライダーイドゥン』に変身し襲いかかってきたのか聞くことにした。
「A-RISEである英玲奈さんが何故...?」
「すまない...それは私の意思ではないんだ...私はずっと操られていたんだ」
「操られてたのぉ?あ、えと...誰にですか?」
「うう...うっすらとなんだが、誰かにこれを使えば2人を探せると言われ付けたら意識が乗っ取られた」
「誰なんだろう...え、2人って...」
「ああ、あんじゅとツバサは行方不明だ」
それを聞いて2人はすぐに絵里たちの仕業だと気づいた。
「私は...悔しいんだ」
「分かります...私たちも...大切な仲間を...」
「そうだったのか...だったらあなた達に協力させてくれ」
「英玲奈さんが?」
「もうベルトは壊れて変身して戦うことは出来ないが情報を集めたりとかは出来るはずだ」
ことりと花陽は顔を見つめ合う。2人とも答えは同じようだ。
「もちろんです」
「A-RISEの人が協力して下さるなんてなんだか心強いです!」
「ふふ、そうか」
2人は持ってきたフルーツを置き、挨拶をし病院を後にする。そして統堂英玲奈という心強い味方が加わってくれた。その事を伝えるために6人で集まることにした。
「へー、じゃあ英玲奈さんは操られてただけなんだ」
「うん、そうみたいだよ」
「とにかく英玲奈が加わって下さって良かったです」
そして話はヘルヘイムの話へと移る。
話をまとめると絵里たちは何らかの理由でヘルヘイムの森のことを隠すためクラックを市民の目に触れないようにし、そこから生えた植物を燃やして証拠隠滅を図っている。何故なのかは絵里が話さなかったために分からずじまい。
「じゃあ時々出てきてたインベスは誰かが出したわけじゃなくて、クラックって所から出てきてたんだね」
「穂乃果の言う通りですね」
「それにしてもなんで隠す必要があるのかにゃ?」
「要はヘルヘイムの森がきっと何かと私たちにとって悪いことをもたらす、その悪いことが何なのかって所ね」
そのあと色んな意見が飛び交ったが結局納得する答えは見つからず今日はひとまず解散となった。
穂乃果の家の帰り道、海未とことりは絵里について話していた。あの優しかった絵里が何故急に牙を向いたのか。きっと、そのヘルヘイムに関連してるのだろうがやはり自分たちでは答えを出せそうにない。その時、クラックの開く音がしその音がした望むところだよ公園まで急ぐ。
「またクラックが...!」
「このままでは人が...あ!」
海未は車が近づいてくるのに気づき、ことりと一緒に物陰に隠れる。そして車からは凛の変身する黒影が5、6人現れた。
「あれは凛の黒影ではないですか」
「確かいいデータになってくれたとかって言ってたよね、もしかしたら...」
「あれが戦極ドライバーの完成品なのかも知れませんね、よく見るとベルトに黒影も書かれていないようですし」
黒影トルーパーたちは出てきた初級インベスを火炎放射器で燃やし、爆散させたあと付近に生えた植物を慣れた手つきで燃やしていく。
「絵里の言っていたことは本当ですね...」
「とりあえずここにいたら気づかれるかもしれないし一旦離れよう」
海未とことりはその場で解散することになった。
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「でどうだい?ガキどもの様子は」
シドは絵里に穂乃果たちの様子を聞く。
「ええ、やっぱりあの子達はベルトを手放す気はないみたいですよ」
「困ったなぁ」
「まぁたとえ彼女たちにベルトを手放す気が無かったとしても、今私が作っているベルトが完成すれば問題は無いだろう」
「ええ、そうですね」
「それにしても彼女たちは本当にいいデータになってくれる」
戦極凌馬はパソコンを打ちながらつい笑みが零れる。
「彼女たちが短期間で人気を得た能力が戦闘データにまで反映するなんて、本当に君たちμ'sには驚かされるよ」
「だからあなたたちはうちらを雇ったんやろ」
「ふふ、そうだったね」
絵里は凌馬のパソコンに映し出されている新たなベルトを見て少し手に拳を作る。希は何かを言おうとしたが返って責任感を持たせると思い何も言わなかった。
「そういえばあの嬢ちゃん、統堂英玲奈はどうなったんだい?」
「彼女は戦いに敗れてベルトが破損したために正気に戻っている、別にヘルヘイムについても私たちについても知っているわけでもないし」
「じゃあ...」
「ああ、これ以上彼女に関わる理由もない」
絵里と希は勝手に操っておきながら使えなくなるとあっさり捨てることに怒りを覚えるが、下手に関わってヘルヘイムのことや計画のことを知られるわけにもいかない。その怒りは静かに飲み込むことにした。
「まぁ楽しみにしていたまえ、戦極ドライバーを軽く凌駕するものを作ってあげるよ」
「ええ、楽しみね」
「エリチ...」
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「あーあ、なんか暗いなぁー」
「それで凛を呼んだの?」
穂乃果は今のみんなは暗すぎると、明るくするために明るい凛を自宅に呼んでみんなを元気づける作戦を立てようとしていた。
「確かにみんな暗いままなのも嫌だしね」
「でしょ、暗いより明るいほうがいいよ!」
早速作戦を立てようとするが何も浮かんでこない。
「「うーん」」
かれこれ10分ほど考え真姫に電話するのがいいということになった。穂乃果は早速電話をかける。
『なによそれ...元気ねぇ......だったら雰囲気の違う場所で食事をするのはどう?』
「一瞬にゃ」
『え、何が?』
「あ、なんでもないよ。どこで食事するの?」
『そうね、だったらまた私がシャルモンで奢ってあげるわ』
「え...でも...」
『いいのそれぐらいなら、じゃあお昼の3時ぐらいに来てね』
「うん、みんなに連絡入れておくね」
『お願いね』
そしてグループにメッセージを入れておき、3時近くになるまで凛とゲームをしたあとシャルモンに向かう。
「あ、みんな来てるよ」
店内には店長の凰蓮がいた。
「あら、またみんなで来てくれたのね」
それぞれ好きなものを頼み、話そうとするがヘルヘイムや絵里の話題しか出てこない。それほど穂乃果たちには衝撃だったのだ。
「どうしたのみんな、浮かない顔ね」
「あはは、ちょっと色んなことがありまして...」
「それっていつの話?」
「えっと、3日前です」
「だったらもう暗い顔するのは終わりよ」
「え?」
みな少し驚いた顔で凰蓮の方を見る。
「確かに暗い時に無理矢理明るくしようとしても返って逆効果」
「はぁ」
「だから初めは落ち着いて心の中を整理して、そしたら後は明るくなるだけよ」
「凰蓮さん」
「あんまり暗いのが続いてもダメだし、それが続くようなら自分の好きなことをするのが1番よ」
「凰蓮さんは何をして明るくなるんですか?」
「ワテクシ?ワテクシはスイーツを作りお客様を虜にすることよ!」
「さすが言うことが違うにゃ」
「しっかりした大人のいうことには何か感じるものがありますね」
「「すごいです...」」
「いやぁね、あなたたちは。まぁでもこれからそういう場面はいくらでもあるんだから頑張りなさい」
「はい!」
「じゃあワテクシは仕事に戻るわ」
凰蓮の話を聞き悩んで暗くなっていることがなんだかアホらしくなり、今まで通りにすることにした。そしてスイーツは凰蓮が無料しお礼を言ったあと、シャルモンを出て解散した。
「いやー、いい話が聞けたなぁー」
と穂乃果がのんきに言っているとカミキリとシカインベスが現れた。そこには襲われそうなっている人が。
「ふふ、私は誰が敵でも負けないよ!」
『オレンジ!』『ソイヤッ!』
『オレンジアームズ!花道オンステージ!』
鎧武は余裕でインベスに立ち向かい人を避難させる。そして攻撃を避けながら大橙丸で切りつけていく。
「私は負けないよ絵里ちゃん、だから私は人を守る!データでもなんでも取ればいいよ!やあっ!」
「グギャア!」
「グエ!」
『オレンジスカッシュ!』
鎧武を大きく飛び、無頼キックを浴びせ倒し、変身解除する。
「絵里ちゃん...またきっと戦うんだね」
「穂乃果...私は戦ってあなたのベルトを奪わきゃいけないのね...」
「「でも...勝つのは」」」
「私だよ!」「私よ!」
穂乃果たちに対して絵里たちは新たなベルトで...?
なんだが凰蓮はただの優しいパティシエになっちゃいました。でも2次創作なのでそれもありかなと思います。
では第14話で。