ラブライブ!〜9人の勇者〜   作:ぷよR

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ヘルヘイムに閉じ込められた穂乃果。焦るにこ。完成したゲネシスドライバー。絵里たちの攻撃を防ぐことが出来るのでしょうか。
スクールアイドルの運命は。
では第15話をお楽しみください。


第15話 ユグドラシルへ

ヘルヘイムに閉じ込められた穂乃果はそこにまたクラックが出現しないかどうか見ていた。そしてただ待っているのも暇なので実を取ってどんなロックシードになるか遊んでいた。

 

「新しいのはキウイだけかー、ほとんどヒマワリばっかりだよー」

「ギー!」

 

そこに初級インベスが3体襲いかかってきた。

 

「さっき取ったバナナでも使ってみよ」

『バナナ』

『ロックオン!ソイヤッ!』

『バナナアームズ ナイトオブスピアー』

「おおー!海未ちゃんのバナナー!」

 

バナスピアーで切りつけ次々と転ばせていく。もう初級インベス相手には余裕になっていた。回転斬りで3体一気に切りつけたあと、

 

「これで!」

『バナナオーレ!』

 

バナスピアーで巨大なバナナを作り出し叩きつけ一気に爆破させた。

だがすぐにまた新たなインベスが現れ鎧武の元に襲いかかってくる。

 

「ああ...もう!」

 

 

 

「じゃあ今日はチームレッドホットの真姫ちゃんと練習試合やるよー!」

翌日になり凛と真姫はお客さんの前で仮面ライダーに変身し試合をやろうとしていた。だが真姫は不安だった。本気を出さない試合でさえもデータを取られ、いつかそのデータが巨大な力として帰ってくるのではないかと。

 

「じゃいくにゃ」

「はぁ...」

『マツボックリ』『ドリアン』

『マツボックリアームズ』

『ドリアンアームズ』

 

観客はあのラブライブの日から特に減ることはなくいつも通りの賑わいを見せている。凛はスクールアイドルとして絵里たちばかりに気を取られずにお客さんを楽しませようと花陽を誘ったが今日はチームが休みの日だからということで真姫を誘った。

 

「いくよー」

「ええ、来なさい」

 

黒影は黒松で突きを入れるが、それをブラーボはかわし蹴りを入れドリノコを振り下ろすが黒松を横にすることで2つのドリノコを受け止める。そしてすぐに腹にパンチを打ち込み後ろへ下がらせる。

 

「やるじゃない」

「へっへーん、凛の運動神経を舐めてもらっちゃ困るよ」

「ならこれは?」

『ドリアンオーレ』

「来ると思ったにゃ」

 

ふふっと笑うと黒影はカッティングブレードを3回倒し『マツボックリスパーキング』を発動させる。大きなドリアンを黒影に向かって放たれるがそれを見ても怯まず、回転しブラーボに向かって突撃していく。こちらには来れないと思ったブラーボだが、黒影はドリアンを破壊し『マツボックリスパーキング』を直撃させステージの外へ出す。

 

「いったーい...」

「どうにゃ?」

「この試合凛ちゃんの勝ち!」

 

ジャッジをしていたレイドワイルドのメンバーが判定する。2人とも変身解除し、凛は真姫の手を掴み引っ張って立たせる。

 

「あなたがこんなに強くなってるなんて」

「みんなに負けないように練習休みの日も自主練してるんだ」

 

運動神経もいいからと言おうと思ったとその時、シカインベスが出現した。

 

「もしかしてクラックから」

「そうかもね」

 

観客とメンバーを避難させたあと、変身しようとすると絵里が現れた。

 

「今回はクラックじゃないみたいね」

「あなたたち2人を捕らえる」

「ラブライブから私たちだって強くなってるから、あんまりなめてかからないほうがいいわよ」

「じゃあ試してみる?」

 

そして2人はまた黒影とブラーボに変身する。

 

「絵里も早く変身しなさい」

「ええ」

 

凛と真姫は手元から出てくるのが戦極ドライバーだと思っていたが出てきたのは違うものだった。

 

「それはなんにゃ...」

「これはゲネシスドライバー、あなたたちの戦闘データのおかげで完成できた。その力を今から体で実感させてあげる」

『メロンエナジー』『ロックオン』

『ソーダ』

『メロンエナジーアームズ』

 

そして絵里は斬月・真へと変身する。それを見た黒影とブラーボは思わず声に出して驚いてしまう。

 

「じゃあいくわよ」

 

斬月はまずブラーボに向かいソニックアローで切りつけたあと弓を引き至近距離で弓矢を当て大きく後ろへ飛ばす。

 

「うぐっ...!?何この力...」

「真姫ちゃんになにするのっ!」

 

振り下ろされた黒松を避けソニックアローで2回切りつけ、膝をつかせる。相当なダメージで立ってるのがやっとにされてしまう。

 

「うう...こんなに...」

 

そしてブラーボに弓矢を当て変身解除させそのまま気絶させる。

 

「真姫ちゃん!」

 

またソニックアローで切りつけブラーボと同じく後ろへ飛ばす。そしてメロンエナジーを解錠しソニックアローにセットする。

 

「あなたにならやってもいいでしょう」

 

そして弓矢をゆっくりと引きながら黒影に狙いを定め、

 

『メロンエナジー』

 

その弓矢が当たり黒影は爆発し、気絶しその場で倒れた。斬月はすぐに待機させていた黒影トルーパーに2人を回収し車に乗せ運んでいった。斬月は変身を解きほっと一息つく。

 

「あと4人ね」

 

-----

「どうしよう...穂乃果はきっとあれじゃ危ないわ」

「どうにかして伝えたいけど......気まずっ」

 

今まで顔を出さずにいつまでも意地になっていた自分が今になって恥ずかしくなってきた。だがにこはどうしても伝えたかったが気まずくてなかなか話しかけに行けなかった。

 

「はっ、海未やことりじゃなくても花陽ならなんとか話しかけられそう。凛もいいかもだけど真姫も気難しいし気まずいわね。やっぱり優しい花陽にしましょ」

 

にこは早速花陽を見つけにまず学校の屋上へ行った。

 

「あれ...誰もいないじゃないの」

 

もう放課後ということもあり学校にはいないだろうと思い、今度は前に花陽の家に行った時のルートを辿ることにした。その間にいなくても家を尋ねればいいと思ったからだ。

 

「もしかしたら帰宅途中かもしれないし...」

 

そしてしばらく歩いていると前に花陽を見つけた。

 

(あっ、いた。ちょっと気まずいけど話しかけなきゃ)

 

にこが行こうとすると前から花陽の前から絵里が歩いてきた。

 

(ちょっ...)

 

すぐに道の陰に隠れ様子を伺う。

 

「絵里ちゃん...」

「花陽、あなたなら戦わないでも私に付いてきてくれるわよね」

「え...」

「他の子もそうだけどかよわいあなたを傷つけるのは気が引けるわ」

「絵里ちゃん思ってたんだけどほんとに私たちの敵になったの?」

「...」

「あんなに優しかった絵里ちゃんがいきなりこんなに変わるなんておかしいよ」

 

(絵里が変わった?どういう意味よ?)

 

「絵里ちゃん教えてよ、何か脅されてるんじゃないの?」

「...」

「それなら私が助けてあげるから...」

「それは絶対にゴメンよ」

「どうして...」

「......もういいわ、やって」

 

他の道から出てきた黒影トルーパーは花陽の首を叩き気絶させ、花陽を車に乗せすぐにその場から離れていった。

 

「あとは2年生の3人ね...」

(ちょっとちょっと事件じゃないの!?...とにかく離れないとにこも危ない)

 

すぐににこはその場から離れ自分の家へ走って帰っていった。もう1年は連れていかれたと思いゾッとしながらそして心配とどうにかしないとと思いながら。

 

-----

「ああ...眠い...冗談抜きで寝ちゃう...」

 

穂乃果は一旦変身を解き木の上でインベスに見つからないようにしていた。もうヘルヘイムに来てから1日立っており寝ないで行動していたため、眠気が限界に達していた。

 

「まずいよ...寝たら木から落ちるし、襲われるし...」

 

そんなことを言っていると下の方に初級インベスが歩いてきた。

 

(ほら来たし...どうしよう...今耐えても...もう寝るよ...寝る.........)

 

穂乃果は寝てしまい、木から落ちると目を覚ました。

 

「わっ!へっ変身!」

『オレンジアームズ』

 

もちろんインベスにバレてしまい襲いかかってくる。すぐさま鎧武はオレンジロックシードを無双セイバーにセットし『オレンジチャージ』で倒すがもう穂乃果は限界だった。

 

「ああ...穂乃果死ぬんだよ...ごめんね...みんな...言うこと聞かないから...」

 

そのまま穂乃果はその場に倒れ込みそうになると、

 

「嬢ちゃん!」

「えっ...DJサガラさん...?」

穂乃果はそのまま眠りについてしまった。

 

-----

その頃、海未とことりも帰宅途中だった。

 

「穂乃果は学校に来ませんでしたね」

「うん、穂乃果ちゃんの家族大慌てしてたもんね」

「いったいどうしたんでしょうか...」

「心配だね」

「お2人さん」

 

そこに絵里が現れた。

 

「まさかあなたが...」

「なによ?」

「穂乃果ちゃんのこと知らないの...?」

「今日は一緒じゃないの?」

「とぼけないでください!穂乃果は今日学校に来ませんでした、家にも帰っていません」

「え?どういう事かしら...」

「え?ほんとに知らないのですか...」

「ええ、今日あなたたち3人一緒に捉える予定だったから」

 

それを聞いて海未とことりは後ろに下がる。そしてすぐに戦極ドライバーを取り出す。

 

「戦いに来たのですね?」

「確かにそうね、でもこれを戦いと呼べるのかしらね」

 

絵里はゲネシスドライバーを取り出す。2人は眉間に皺を寄せ見る。そしてメロンエナジーロックシードをセットし、

 

『メロンエナジーアームズ』

 

「なっ!?」

「この前と姿の違う!?」

「私は仮面ライダー斬月・真、最強の仮面ライダーよ」

「ことり!」

「うん!」

 

『バナナ』『ブドウ』

『『ロックオン!』』

『カモン』『ハイー!』

『バナナアームズ』『ブドウアームズ』

『ナイトオブスピアー』『龍砲ハッハッハ!』

 

2人は構え斬月をかなり警戒する。そして先手を打つために龍玄はブドウ龍砲で打つが当たっているに効いていない。

 

「そんな!?」

「お返しよ」

 

弓矢で打ち、距離が遠かったためギリギリで避け、後ろにあった木に穴を開けそれが倒れる。

 

「次は外さない」

 

龍玄はまた避けるが弓矢が追尾し胸元に直撃してしまう。

 

「わあっ!」

「ことり!はっ!」

 

バナスピアーで斬りかかるが受け止められたり、避けられたりして当てられない。そして逆に斬りつけられてしまい、龍玄のところに飛んでしまう。

 

「ぐっ...ことり!合体技です!」

「うん!」

『バナナスパーキング!』『ブドウスパーキング!』

 

バロンは地面にバナスピアーを突き刺しバナナを地面から出現させ波のように斬月に向かう。龍玄も地面に銃弾を打つと紫の波動が波のように向かう。

 

「2人とも仲良く倒れなさい」

 

『ロックオン』

『メロンエナジー』

 

放たれた弓矢は2つの波を破壊しながら進んでいき、そして2人に直撃し変身が強制解除されことりは気絶してしまう。

 

「こんなに強いなんて...」

「よく気絶しなかったわね、でもダメよ」

 

すぐに黒影トルーパーが現れ海未を気絶させ、今度は絵里も乗り込み1年生と同じく連れされていった。

 

「希に電話しても出ないし...今度こそ私がやるしかないわね...」

 

-----

5人が目を覚ますとそこはベッドやソファー机などがある牢屋の中だった。

パニックになるのを抑えすぐにここがどこだが分かった。

 

「絵里の組織の施設内と言ったところですかね」

 

持ち物は一切なくなっており、もちろん戦極ドライバーは無くなっていた。

 

「これじゃあここから出られないにゃ...」

 

とそこに目を覚ましたことに気づいた兵士たちが5人を牢屋からだしある場所へと連れていく。カードをかざしドアを開けるとそこにいたのは。

 

「希...?」

「ごめんな、みんな...」

「なんで......なんでよ!?希!」

 

希に突っかかろうとした真姫はすぐに兵士に抑えられてしまう。

 

「あなたまで絵里と何してるのよ!?バカ!!」

「何言われても仕方ないことしてるわけやしね...」

 

そこには錠前ディーラーのシドもいた。

 

「やはりシドもこの組織の一員でしたか...」

「ふふっ、その通り」

 

その中に1人謎の男がいた。

 

「あなたは?」

「おっとすまない、私は戦極凌馬。そしてようこそ

 

ユグドラシルへ」




穂乃果の前に現れたサガラの目的は?
そして海未たちは斬月・真に全く歯が立たずついにユグドラシル基地内へと来てしまいました。このピンチを穂乃果たちはどう切り抜けるのか。
では第16話で。
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