読んでくれていた皆様ごめんなさい!色々な諸事情により小説の方に手をつけている時間がありませんでした。でもこれからはなるべく投稿できるように頑張りますので宜しくお願いします。
では8話をお楽しみください。
イドゥン対決後から数週間が過ぎた。
あれからイドゥンが出てくることはなく穂乃果たちや観客たちは何も木にすることなくスクールアイドルを楽しんでいた。
それより穂乃果たちが嬉しかったのはまた3人でスクールアイドルとして活動できること。チームこそ違うがまた仲良く出来るのだから。
そして凛も退院しそのお祝いをするために1年生と2年生のメンバーでスイーツ店の‘シャルモン’に来ていた。
「こんな高級店始めて来たにゃー」
「確かに学生からしたら高いよね、凛ちゃん」
「真姫、ほんとにおごって貰ってしまっていいんですか?」
「いいっていってるでしょ?いいから早く頼みなさいよ」
そして3分間ほどメニューを眺めた後、それぞれが店員に注文する。
数分後メニューを持ってきた。だが穂乃果たちはケーキには一切目が行かなかった。メニューを持ってきた店員があまりにもスイーツ店の人のイメージとかけ離れていたからだ。
「どうもパティシエの凰蓮・ピエール・アルフォンゾでございます」
「すごい筋肉...」
「そう...ですね...」
みんなが驚いている中、真姫が口を開く。
「お久しぶりです凰蓮さん」
「あら西木野さんの所の真姫ちゃんじゃない!お久しぶりね」
「え!?真姫ちゃん知り合いなのかにゃ!?」
「ええ、ママとよくここに来てたら話が合ってね」
「あなたたち真姫ちゃんのお友達なのね、今日はゆっくりしてってね、adieu」
真姫以外、凰蓮のキャラクターが強烈すぎて頭から離れない。だがケーキを食べ始めてからは違った。今まで味わったことのないあまりの美味さに全てを忘れた。
頭の中がケーキだらけになりながら凰蓮に挨拶をする。
「またいつでも食べに来てね、salut」
穂乃果たちが帰った数10分後。錠前ディーラーのシドが店に現れた。
「あなたが凰蓮・ピエール・アルフォンゾさんかい」
「pardon?」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「ちょっとシドさん、どこに行ってたんですか?」
いつものカフェで待っていた絵里はシドにちょっとムッとした表情で遅刻してきた理由を聞く。
「いやちょっとシャルモン洋菓子店で食べたスイーツがあまりにも美味しくてなぁ」
「それ本気ですか?」
「まぁしっかりとあれは渡してきたからな」
「ドライバーを?」
「ふっ」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
翌日、穂乃果がネットを見ていると新たなライダーが出現したという話題で持ちきりになっていた。確認しようとしたがそのライダーの画像や動画は出回っていなかった。
「ことりちゃんまた新たなライダーだって!」
「うん、これで7人目だね」
「今日はどうせ練習休みだしこの新しいライダー探しに行こうよ!」
「うんいいよ」
「じゃあしゅっぱーつ!...でどこに?」
「穂乃果ちゃん...」
‐‐‐‐‐‐‐‐
「かよちん、穂乃果ちゃんたちが休みの間練習して差をつけるにゃ」
「でも明日は私たちがお休みだよ」
花陽と凛はスクールアイドルが公共で使える練習場に来ていた。他のスクールアイドルもいてやる気が湧くと人気のスポットだ。
「そういえば新しいライダーってどんなのかなぁ?」
「うーん、でも強かったってネットに書いてあったよ」
「さすがかよちんだにゃー」
凛は何故か自分が自慢げになって言う。そして凛と花陽が練習を始めようとしたその時、リンゴのライダーイドゥンが現れた。
だが凛と花陽は物怖じせずにイドゥンの前に立つ。
「貴様らまたやられたいのか?」
「ふふん、前と同じだとは思わない方がいいにゃ」
「そうだよ、私たちあなたが出てこない間にたくさん練習したの」
「なに?」
『マツボックリ!』『ドングリ』
「変身!」
『ソイヤッ!』『カモン』
『マツボックリアームズ!』『ドングリアームズ』
『一撃インザシャドウ!』『ネバーギブアップ』
黒影とグリドンは黒松とドンカチを構え、戦闘態勢に入る。イドゥンは全く引こうとしない2人に少し驚く。そして最後に引くように忠告するがやはり引く様子はない。
「お前らは私が潰す」
「望むところだよ!」
最初にイドゥンと黒影が剣と槍を交える。前のように軽くひねり潰そうと思ったイドゥン。だが黒影の動きは前よりも鮮やかに動きイドゥンの太刀を右へかわし、黒松で胸元を2突きし後方へ飛ばす。
「ぐぅ!」
「だーから言ったにゃ!」
「ふ、ならこれならどうだ」
『リンゴスカッシュ』
「ならこっちも」
『マツボックリスカッシュ!』
「はあっ!」
「やあっ!」
‐‐‐‐‐‐‐
穂乃果たちは新たなライダーを探すために各ステージを見回りながらサガラが配信をしていないか確認していた。
「いないねぇ」
「そうだね、ステージにならいると思ったんだけど...」
数十分前にステージで海未が踊っていたので話を聞いてみたがやはり詳細は知らないらしい。海未はさっき真姫を見かけたから話を聞いてみたらどうですかと言っていた。つまり今はライダーではなく真姫を探している。
「がむしゃらに探すよりもわかる人に話を聞いた方がいいよね!」
「穂乃果ちゃん」
「なにことりちゃん」
「あんまり探すのに一生懸命だったから言わなかったけど」
「うんうん」
「電話してみて場所聞いた方が早いと思うな」
「...あーーー!」
穂乃果たちは真姫と会うことが出来た。たが真姫は、
「知らないわ」
「そっかー」
「どこにいるんだろう...」
穂乃果とことりがため息をついているとそこにカミキリインベスが現れた。
「インベス!」
「真姫ちゃんちょっと下がっててね」
「え...ええ」
『オレンジ』『ブドウ』
「「変身!」」
『ソイヤッ!』『ハイー!』
『オレンジアームズ』『ブドウアームズ』
『花道オンステージ』『龍砲ハッハッハッ!』
「ここからは私たちのステージだ!」
鎧武は大橙丸を構えインベスに向かう。そして胸元や腹を切りつける。龍玄はブドウ龍砲で鎧武に当たらないように銃弾を打ち込む。
鎧武が蹴りつけ後方へ下がり追い打ちをかけようとしたその時、インベスの頭の触角が伸び鎧武に打ち付け龍玄へと大きく飛ばし2人とも地面に倒れる。
「いたた...」
「穂乃果ちゃん2人で!」
「う...うん!」
鎧武と龍玄は無双セイバーとブドウ龍砲の引き金を引き銃弾を当てようとするが全て触角で弾かれ、また触角で攻撃される。
「いったーい!...ならこのパインで!」
『ドリアンアームズ』『ミスターデンジャラス!』
その音を聞き後ろを振り向くとそこには見たこともないライダーがいた。
「ドリアンライダー!?」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「はあっ!」
「やあっ!」
ソードブリンガーと黒松がぶつかった瞬間大きな爆発が起こる。黒影も吹き飛んだが壁に近かったイドゥンだけが壁に打ち付けられ大ダメージを喰らう。
「くっ...地形すら利用するとは...」
「...たまたまニャ」ボソッ
「ここは引くか...」
イドゥンは負けを認めたかのようにその場から立ち去っていった。黒影は自分の成長を感じ思わず手のひらを見ながら拳を握りしめた。そして変身を解き、花陽の元へと歩み寄る。
「すごいでしょかよちん!」
「凛ちゃんこんなに強くなってたんだねぇ!」
「よーしこのまま穂乃果ちゃんたちや海未ちゃんの順位も抜くにゃ!」
その時、影から除くピンクのカーディガンを来た女の子がいた。
「仮面ライダー...か」
‐‐‐‐‐‐‐‐
ドリアンライダーはカミキリインベスを武器‘ドリノコ’で追い詰めていく。数回切りつけた時、インベスは触角を伸ばし攻撃するが、それをドリノコで切られ更に追い打ちで左で1回、右で2回切りつけ後蹴りで後方へ下がらせる。
『ドリアンスカッシュ』
ドリアンライダーは両足を合わせ腕を少し広げると頭からエネルギーブレードが伸び、インベスが怯んだ隙にエネルギーブレードで薙ぎ払いカミキリインベスを爆散させた。
「助かりました」
「ありがとうごさいます」
鎧武と龍玄が頭をさげお礼を言う。すると、
「なにがありがとうなのよ」
「その声...」
「全く、下級生に助けられるなんて」
そしてドリアンライダーがロックシードを元に戻し変身を解いた。すると出てきたのはいつも赤い髪をくるくるさせている西木野真姫だった。
「真姫ちゃん!?さっきライダーなんて知らないって!」
「確かに私は知らないって言ったけどそれは新しいライダーのことで...それって前に穂乃果たちが戦ったリンゴのライダーの事じゃないの?」
「違うよ!」
「...違ったならごめんね...」
「でも良かった、真姫ちゃんが新しいライダーで。またイドゥンみたいな人だったらどうしようって」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「渡したのが真姫?じゃあなんでシャルモンに行ったのよ」
「見張りのやつから西木野真姫はシャルモン洋菓子店に入ったと連絡があってな、だがその場所がいた所から遠くてなもう出た後だった。入ったのに食べていかないのも失礼だと思って有名な凰蓮・ピエール・アルフォンゾのスイーツを食べただけだ」
「そして?」
「その後改めて探し戦極ドライバーを渡したというわけだ」
「...」
「まぁ遅刻した詫びと言ってはなんだがこれをやろう」
「これ...スイカのロックシード?」
‐‐‐‐‐‐
穂乃果とことりはほっと一息つき真姫の腕を抱きしめる。
「ヴェェ、なによ!」
「これからよろしくね真姫ちゃん!」
「分からない事があったらことりに聞いてね!」
「う...うん/////」
「もしかして真姫ちゃん照れてる?」
「て...照れてないわよ!」
8話いかがでしたでしょうか。
真姫がブラーボになりました!そしてついににこがアイドルとして動くのでしょうか。
では9話で。