魔法科高校の流動者   作:メイス・ハイマツ

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どうもメイス・ハイマツです。

まぁ特にこれと言っては何かはありませんが…

お楽しみください!あっ…少し短いです


入学編II

 

第一高校での入学式も終わり慧実は真由美と帰路を共にしていた。

 

「祝辞。良かったよ」

「ありがとう。私も慧実のことすぐ分かっちゃったわ」

「まぁ最初は仕方ないさ。十師族の直系なんてそんなお目にかかれるものでもないしな。ゆっくりと頑張るさ」

 

これから大変だぞと意気込む慧実に真由美はそっと距離を縮める。慧実をそれを嫌がらなかった。周りから見たら理想的な姉弟の形なのではないだろうか。

 

「ただいま〜」

「妹たちよ帰ったぞ〜」

 

二人の帰宅の報せを聞くとトタトタと可愛らしい音を立てながら双子が玄関まで迎えに来た。泉美の目はいつもと若干違っているようにも見える。

 

「ただい…」

「すみませんでしたお兄様!!」

「は?」

 

急に泉美に頭を下げられ真由美や慧実はすこし間の抜けた顔をみせる。そして香澄もそれに続き頭を下げた。

 

「ちょっと二人共⁉︎どうしたのよ?」

「今朝…お兄様がお姉様との約束の時間に遅刻しそうでしたのでお早くと」

「でもボク達がお兄にわざと《三重奏》を使わせるように遠回りな道を教えたんだ……本当にギリギリだったのに」

「ええ…ギリギリだったんですがつい」

 

妙にギリギリを強調して言う二人に一瞬小首を傾げた慧実だったがハッと思った時に横を向いたら修羅がいた。少なくとも慧実には真由美がそう見えていた。

 

「い、いやぁ〜今日は疲れ「すこしお話ししましょうね♪」姉さん怖いマジやめて笑顔なのに優しさも感じないよ?」

「香澄ちゃん、泉美ちゃん。二人も明日から学校でしょ?しっかりと準備しておくのよ」

「はーい。行こ、泉美」

「ええ。それでは失礼しますね。お兄様」

「ちょっ!まっ!えぇぇ⁉︎」

「さ〜と〜み〜」

「ひゃいっ!」

 

このあと慧実はこってりと説教を浴びせられここ最近で見たことがないほど窶れ細り疲労を隠しきれないほどに弱体していた。

 

「目覚まし時計……買うべきかな」

 

後日、七草邸に目覚まし時計が3個届いたらしい。それぞれ宛名は慧実になっており送り主の名は慧実が大切に思う3人のものだった。

 

×××

 

慧実は食事を済ませ部屋に戻ると自室に設けられたもとい設けさせたシャワールームで身体を洗い流すとパソコンを起動させテレビ電話の回線を繋いだ。

 

「慧実さん!お待ちしておりましたわ!」

「いろいろあったんだ。遅れてごめんな愛梨。話したかったよ」

「私もですわ。ずっとお待ちしていましたのよ?」

「いや…ホント申し訳ない」

 

慧実は時間に遅れたことを反省して画面の向こう側にいる女性に頭を下げる。女性も怒っているわけではなく優しい笑みを浮かべていた。

 

「いいえ。こうして慧実さんの顔が見られるだけで十分ですわ。こ、婚約者といえどあまり公には会えませんので……本当は直に触れたいのですが」

「お、おい…赤くなんなよ……こっちまで照れるだろ」

 

画面越しにお互いが頬を赤く染め黙り込むというなかなか無い状況が出来上がる。そこで慧実は一つ咳き込みをして話し始めた。

 

「第三高校入学おめでとう愛梨。婚約者としては鼻が高いな」

「ありがとうございます。慧実さんもおめでとうございます。私も心から嬉しく思いますわ」

 

慧実は彼女、《一色 (いっしき)愛梨(あいり)》と共に微笑み合う。先ほどから会話にも出ている通り二人の関係は婚約者、男と女の関係だ。七草家の子息である慧実との婚約を認められたからには愛梨もそう。十師族に次ぐ師補十八家の一角である一色家の令嬢なのだ。二人の出会いは衝撃的なものだったのだが今ではお互いに本気で想い合う恋人同士。褒められれば素直に嬉しいと思うのが当然である。

 

「そうか。栞さんも沓子さんも受かったのか。さすがだな」

「ええ。私の友人ですから当然ですわ」

 

そこから二人はたわいも無い会話を楽しそうに続けていく。二人の連絡頻度は週に一度あるかどうか。溜まりに溜まった欲求を満たそうと二人とも普段よりも饒舌になっていた。

 

「もう少し話したいけど…明日もあるしな。ここらで終わりにしよう」

「…ええ。大変名残惜しいですが……また…連絡してもよろしいですか?」

「ああ。愛梨と話すのは楽しいし俺からもお願いしたいよ」

「はい!ではそろそろ失礼しますわ。おやすみなさい慧実さん」

「おやすみ愛梨。お互い頑張ろうな」

 

愛梨が頷いたのを見て慧実は通話を終えパソコンを閉じようとするがその時にメッセージが届いていることに気づきそれを開く。

 

「……何?」

 

その内容を見て慧実は先程までの穏やかな表情から一転、目を細め鋭い眼光で送られてきたそれを読んだ。

 

【この度、我が主人である慧実様が第一高校に入学するとお聞きしましたので恐れながら少し調査をさせていただいたところある組織が陰から何かを狙っていると考えられる結果となりました。早急に対処すべきかと。これについて意見をお聞きしたいです】

 

慧実が注目したのはある組織と何かを狙っている。メッセージの様子からするとある組織については送り主も特定できているが目的が不明確のようだ。

 

【了解した。明日《セプテム》にて集会を行う。メンバーを招集しておけ。それで組織の名前は?】

 

慧実がそれを送信するとほぼノータイムで返信が送られてきた。その文には了解しましたと続いた後に1つの組織と思われる物の名が上がっていた。

 

「……《ブランシュ》」

 





ちょっと急いで書き上げたので詰めが甘いかもしれないですね〜

えっと質問・感想とかあったらお願いします!
改善できるところは出来る限り直したいと思います!
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