第四次聖杯戦争に
「とっとと、聖杯ってもんを手に入れて、父さんと母さんの待ってる家に帰ろう。」
自身を娘として迎え入れてくれた両親の下へ帰ることである。
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「
本来なら"英霊の座"より現世に過去・現在・未来の英霊が召喚される筈だった。しかし、
「――――されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――。 汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
召喚されたのは、
「もう身体にガタが来たか。仕方がない、少し早いが桜には儂を産み落とす母体になってもらうか。」
「・・・や、めろ・・・さ、くら・・ちゃんに、手を、出すな・・」
「――――――!!何ッ!?」
<ザシュ!!>という音と共に間桐臓硯という
「あ・・・ありが、とう。・・だが、本・・・体は別に、いる。は、早く・・地下、室に...さ、桜ちゃんも・・・・・・」
それを聞くと彼女はその場から飛び出した。そして、地下の方から斬撃の音が聞こえた。この日、長く生きた間桐臓硯と呼ばれる魔術師は息絶え、間桐雁夜と遠坂桜は彼女によって救われたのだ。
タンカーのコンテナ並ぶ倉庫街。セイバーとランサーの二人が対峙している。それを双眼鏡で眺めている人影がこちらも二つ。
「・・・今は出ていかないほうがいいみたいだな。ふぅ、でも漸く体の調子が戻ってきたよ。それに、君のお陰で俺の願いは叶ったし君には感謝してもしきれないよ。それで、聖杯は君が望むように
突然、稲妻と共に1台のチャリオットが空から降り立った。
「双方、剣を収めよ!王の前であるぞ!!」
チャリオットには一人の大男と少年が乗っていた。
「我が名は征服王イスカンダル!!此度の聖杯戦争においてはライダーのクラスを得て現界した!!」
そして、ライダーことイスカンダルはセイバーとランサーを自身の配下にならないかと話し、当然二人はその申し出を断った。突然真剣勝負を中断させられたのだ。他にも要因はあるが、当然と言えば当然の結果だ。ライダーは少し残念そうであったが、自身を『王』と言ったライダーに怒りを覚えたサーバント、アーチャー(ギルガメッシュ)の登場により話はややこしくなってきていた。
「...おい、そこでこそこそ隠れている雑種。とっとと出てきたらどうだ?」
そして、彼女たちはアーチャーにあっけなく見つかってしまった。
「な、何!?見つかっていたのか!!」
「あ~あ、やっぱバレてたか。あいつ他の奴と違うって感じがしてたからな・・・じゃあ、ちょっと挨拶してくるわ。」
「あ、挨拶!?」
「へっへっへ。ちょっとあいつらを引っ掻き回すだけだぜ。」
「ひ、引っ掻き回す!?」
「
『ヴォォォォォォォォー!!』
そいつは突然現れた。
「アイリスフィール、下がってください!!」
「クッ、バーサーカーか!?」
「むぅ、これは...」
「お、おい!どうするんだよこれ!!」
現れた者は、全身を黒い炎のようなものが覆い、背中から小さな蝙蝠のような翼が生えていた。胸部に膨らみがあることから性別が女だと予測ができたが、それだけしか分からなかった。
「道化が...フン、我が試してやろう。」
正体不明の乱入者へ向け、街灯の上からアーチャーが4つ宝具を射出した。乱入者は微動だにせず、宝具が直撃した影響か土煙が乱入者を中心に広がっていった。
「...期待外れッ!?」
突如土煙の中から黒い何かがアーチャーの立っていた街灯に命中した。
「奴は本当にバーサーカーか!?」
「え!?」
「坊主には見えなかったか。奴め、飛んできた宝具を片手で叩き落し、その時破壊された地面の破片をもう片手で掴みアーチャーに投げつけたおった。」
「そ、そんな事・・・あ、あいつバーサーカーじゃない!!」
「な、何!?坊主どう言う事だ!!」
「パラメーターは靄みたいなのが掛かって見えないけど、クラスは、ア、アヴェンジャーってなってる!!」
彼女は駆け抜ける。この聖杯戦争を。
「俺は王でも何でもない。俺は父さんと母さんの娘。ただそれだけだ!!」
「行くぜぇ!!父さん仕込みのこの
「父さん、母さん。俺は直ぐ帰るから心配しないでくれ。」
「ヘッ、
そして、駆け抜ける彼女の名は、
「俺の名は三宅木曾!!」
重雷装巡洋艦木曾改ニ。瀬戸内鎮守府(手造り)の艦娘。聖杯に願うモノは、
「俺の帰宅の邪魔をするなぁぁぁぁぁ!!」
自身を受け入れてくれた両親の待つ鎮守府へ帰る事である。
・・・連載しません。