小此木短編集   作:小此木

9 / 14
7話 光のデュエル

 

 

 

『ダダダダダダダ...』

 

一つの影がこの林を風の如く過ぎ去って行く。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

影の正体は青年。青年は走る。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

(間に合え!間に合え!間に合え!!)

 

青年は林を走る。目的地を目指し、ただただ走る。

 

「ハァ、ハァ、ハァ...間に合え...」

 

「――――!!」

 

誰かが青年に叫ぶ。だが、止まる様子も聞こえている様子も感じられない。

 

「(間に合え!間に合え!間に合え!!)...間に合え。」

 

青年はいつも見ていた林を走る。とある島にある学校の敷地内を走る。青年は止まらない。

 

「「――――!!」」

 

今度は二人叫んでいる。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

だが、青年には届かない。そして、

 

「ッ!!」

 

青年は木の枝で左の頬を切る。

 

「「「――――!!」」」

 

今度は三人叫んだ!

 

「チッ」

 

青年は舌打ちをし、右手の親指で血が流れ始めている傷口を抑え拭う。

 

「...ハァ、ハァ、間に合え!...間に合え!!」

 

とうとう青年は叫びだす。

 

「間に合え―――――!!」

 

青年の悲痛な叫びがデュエルアカデミアの一角に響き渡った。

 

 

■□■□■□■□

 

 

「ボーイ。光のデュエルを...」

 

クロノス LP100→LP0

 

「ジ・エンドよ」

 

クロノスは倒れ、緑のロングヘアーの女性カミューラが勝利を宣言する。

 

「「「「「・・・・・」」」」

 

「...クロノス教諭...」

 

黒いマントを纏った生徒、万城目が呟く。

 

「かっこよかったぜ、クロノス先生。」

 

丸藤翔の肩を借り遊城十代がクロノスを湛えた。そして、そこに

 

「ク、クロノス教諭―――――!!」

 

一人の青年が飛び込んできた。青年の左頬には何かで切った跡が有り、少し血が流れている。デュエルアカデミア教師の服を着ているが、所々何処かに引っかかったように敗れており、服には草や木の葉がまばらにくっついていた。

 

「誰っ!!」

 

突然侵入してきた青年にカミューラは驚き、

 

「「「「宗先生!!」」」」

 

生徒たちはその青年の名前を叫ぶ。

 

「...貴様がクロノス教諭を...」

 

「な、何よ貴男!!」

 

「ラーイエロー寮長兼カードの効果担当教師!北上宗右衛門だ!!」

 

青年、北上宗右衛門はカミューラに言い放った。

 

 

 

 

 

~数時間前~

 

「では、皆さんくれぐれも油断なきようお願いします。」

 

「あ、ははは...」「い、いいぎひぎ...」

 

だ、大徳寺先生とクロノス教諭の様子がおかしい。ども、デュエルアカデミアいち教師の北上宗右衛門です。5日間の休暇が終わりデュエルアカデミアに戻ってから様々な出来事がありすぎて今日まであっという間だった。

この校長室に集められたのはカイザーこと丸藤亮、ラーイエロー筆頭の三沢大地、万城目準。クロノス教諭、大徳寺先生、そして俺。万城目君は一度ここを去ってしまった。俺は止めることができなかった。...いや、止めなくて良かった。新たな信念を手に入れ前よりも強く、逞しく変わって戻ってきた。俺は帰ってきた万城目くんを抱き上げ大喜びをしてしまい、周りや万城目君に多大な迷惑を掛けてしまった。ドローパン事件やデュエリストキングのデッキ盗難事件。...何故俺のドロー力は強化できない!!...話がそれたな、デッキ盗難事件ではあの武藤遊戯が自身のデッキを自身で破るというとんでもない事で収めたが、ラーイエローの生徒神楽坂君が犯人だったのはショックだった。自身が使うデッキはことごとく他人のデッキに似てしまい、ただ他人を真似ていると言われ続け犯行に及んでしまったらしい。だが、武藤遊戯の『またデュエルしよう』との一言により武藤遊戯への再挑戦券が持て『今度は僕が考える最高のデッキで貴方と戦って今度は僕が勝ちます。』と高らかに言い武藤遊戯も快く再戦を受け入れこの事件は終えた。

そして現在、セブンスターズを名乗る者に十代君が襲われ辛うじて勝ったものの今は病室で安静にしている。そして、そのセブンスターズのダークネスを名乗った人物がなんと天上院明日香君の兄、天上院吹雪君だった。吹雪君は何かに操られていたと聞いた時俺は怒りを覚えた。他人を操る、生徒を...『人を道具のように操る』事が許せなかった。ダークネスは『闇のゲーム』などと言っていたそうだが、闇だろうと光だろうと『生徒たちの夢や希望』を壊すような事は俺が許さない。

 

 

「っと思ってるんですがね、吸血鬼ってどうよ?」

 

俺は一人何もない所で呟く。

 

『マ、マスター唐突に何を言われるんです!?』

 

「いや、姉さんさっき鮫島校長に聞いたんだけど、最近吸血鬼の噂が広まってるでしょ。」

 

『え、ええ。』

 

今俺の周りに人は誰もいない。だが、珍しく半透明で透けている状態の桜姉さん(ジュノン)が俺の横をフワフワ浮いている。

 

「その吸血鬼がセブンスターズの一人?かもしれないって言われてな。」

 

『そ、そうですか。』

 

「反応薄いな~。吸血鬼だよ、吸血鬼。バンパイア伯爵。血吸われてゾンビになったらどうしようかとか、蝙蝠や霧になられたら俺のO✩HA✩NA✩SI(物理)&説得(物理)が効かないとか。」

 

『は、はぁ』

 

「どう対話(物理)しようかなって。」

 

『ってマスター全部物理の殴り合いですか!?』

 

「桜姉さん人聞きが悪いな~、O✩HA✩NA✩SI(物理)と説得(物理)をするだけだよ。悪いことをするなら、それを良い事をするように舵(物理)をとってやればいいだけじゃん。」

 

『腕ずくですか?』

 

「俺が悪と決めたものには容赦はしない。」

 

『そ、それにはジャイアニズム感が出てますよ!?...それと、』

 

「ん?」

 

『先ほどの鮫島校長の話し、聞いてました?』

 

「あぁ、吸血鬼だろ?」

 

『ええ、そこは合ってますけど、』

 

「けど?」

 

『目撃情報の吸血鬼は女性ですよ。』

 

「な、なんだってー!!」

 

『...マスター』

 

Side ジュノン

 

 

とうとう、この日が来てしまった。GX世界で初めて闇のゲームが行われる事件、セブンスターズを主軸に置く事件。三幻魔と呼ばれるカードを巡って主人公の十代達が封印の鍵をかけデュエルをしていく。

なぜ、鍵を預かっていないマスターが鮫島校長の所にいたのか。それは、ただ単に生徒が襲われた事を知ってしまった事に尽きる。我らがマスター北上宗右衛門は義理人情に厚く、見知ったものが危険な目に会うとなり振り構わず助けに行く。今回も十代が倒れた事を聞きつけ、呼ばれてもいないのに校長室に勢いだけで突貫。2度目になる扉破壊を成し遂げた。その場にいた者全員呆然としており、有無を言わさぬ気迫で事の事情を聞き出し今に至る。しかし、マスターにはセブンスターズの目的は聞かされていない。ただ、生徒を襲ったとしか説明されていないのだ。そして、『闇のゲーム』で負けたものへの罰ゲームも然り。この説明を話そうか私はまだ迷っている。

 

「ちょっといい?桜姉さん。」

 

「は、はい。何ですか?」

 

マスターの声が思考の中に居た私を引き上げた。

 

「吸血鬼が出た時の対処方って、やっぱり十字架とか杭?」

 

じゅ、十字架と杭とか、

 

「殺る気満々ですねマスター。」

 

「流石に殺しちゃ悪いから、無力化するためだけに使うよ。殺し、ダメ絶対!」

 

「そ、そうですか。でも、そんなもの使わなくても私達精霊でも無力化は可能ですよ。」

 

「えっ!本当!!」

 

「ええ。私の魔導書に封印するも良し、精霊界の特殊な檻に入れ監視するのも良し。私達精霊の中にもバンパイアや吸血コウモリも居ますから、何の問題もありません。」

 

「なら、捕まえたら姉さん達に預けるよ。これで問題解決!!」

 

「...マスター、どうやって見つけるのですか?」

 

「やべ、それ忘れてた。」

 

「ふふ、そこがマスターらしいっちゃ、らしいですから。」

 

「桜姉さんそれどういう意味?」

 

フフフ、あぁ、この時が永遠だったらいいのに。他愛ないマスターとの話し、たまにお姉様達と行く日本でのショピング。バカ騒ぎをした生徒たちへの注意で疲れたマスターを迎える私達。夫婦の生活って感じだわ。無論私達三姉妹とマスターでだけど。

こんな充実した毎日を堪能していた私達にはこれから起こりうる事が分かっていた。分かっていたのに、マスターには秘密にしていた。これ以上マスターに負担をかけたくなかった為だ。昼間コウモリがこの学園を飛んでいた。カミューラの手のものだろう。鍵を持っている者のデッキを調べる為に放ったはずだわ。お姉様やブリザードが不可視の結界を張っているので精霊の私達は認識できないだろう。マスターの使用している残念デッキは見られても平気だしね。おそらく今日吸血鬼カミューラが現れ、クロノスを倒すだろう。そして、倒されたクロノスは人形に吸収されてしまう。その後、カイザーをも倒し最後に十代に敗北する。これが私の知るカミューラ編の一部始終。

 

「ん?この感じ...闇のゲーム?...クロノスがデュエルしてるのね。」

 

「...今なんて言った?」

 

しまった!!口に出てしまった!!ど、どうしよう...

 

「桜姉さん。さっき言っていた『クロノスがデュエル』ってまさか、クロノス教諭が噂の吸血鬼とデュエルを?」

 

何でこんな時は耳がいいの!?...今のマスターに誤魔化しは無理ね。

 

「え、ええ。私達精霊には分かるの。闇のゲームでは特殊な環境下でのデュエルですから私達精霊には感知できるんですよ。」

 

「...なら、早く言ってよ桜姉さん。」

 

あ、あれ予想外に軽い反応

 

「す、すみません。」

 

「いいよ、いいよ。それが分かっただけでも収穫だ。これで姉さんが感知した所に向かえばセブンスターズがいることになる。これでどこにいるのかは解決したな。で、特殊な環境ってどんなの?」

 

「ッ!!」

 

こ、ここでその質問をするのですか!?

 

「ん?姉さん?」

 

「...闇のゲームは特殊な環境で術者自身に有利なカードが来やすくなったり様々な利点があります。...そして、自身や相手の命をも掛けることがある禁断のデュエル。」

 

「!!」

 

「だから、校長が説明をしなかったのです。マスター、貴男はこの事件には無関係な一般教員。校長はこれ以上生徒や教員を巻き込みたくなかったんでしょう!行ってはいけませんマスター!!」

 

「...クロノス教諭はこの学園の実技担当最高責任者だ。...負けるはずがない。大丈夫だ。」

 

「...そ、そうですとも!!」

 

この答えを言う前に私は少し顔を顰めてしまった。それをマスターは見逃さなかった。

 

「桜姉さん!場所を教えてくれ!!」

 

「そ、それは...」

 

「姉さん!!」

 

「...湖...」

 

「湖だな!分かった!!」

 

「行ってはなりませんマスター!!」

 

 

Side out

 

 

 

『ダダダダダダダ...』

 

北上宗右衛門は湖を目指し走る。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

宗右衛門は林を走る。目的地を目指し、ただただ走る。

 

「ハァ、ハァ、ハァ...間に合え...」

 

「止まってくださいマスター!!」

 

桜(ジュノン)が宗右衛門に叫ぶ。だが、止まる様子も聞こえている様子も感じられない。

 

「...間に合え。」

 

宗右衛門はいつも見ていた林を走る。デュエルアカデミアの敷地内を走る。宗右衛門は止まらない。

 

「もう、間に合いません!止まってくださいマスター!!」「宗!止まれ!!大丈夫クロノスは十代が助け出す!!」

 

今度は桜(ジュノン)と彩(ブリザード)二人で叫ぶ。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

だが、宗右衛門には届かない。そして、

 

「ッ!!」

 

宗右衛門は木の枝で左の頬を切る。

 

「マスター!!」「宗!!」「宗ちゃん!!」

 

今度は昴も入り三人で叫んだ!

 

「チッ」

 

宗右衛門は舌打ちをし、右手の親指で血が流れ始めている傷口を抑え拭う。

 

「...ハァ、ハァ、間に合え!...間に合え!!」

 

とうとう宗右衛門は叫びだす。

 

「間に合え―――――!!」

 

宗右衛門の悲痛な叫びがデュエルアカデミアの一角に響き渡った。

 

 

■□■□■□■□

 

 

「ッ!!あそこに倒れているのはクロノス教諭!!」

 

畜生!!ようやくたどり着いたと思ったら、手遅れかよ!!

 

「ク、クロノス教諭―――――!!」

 

「誰っ!!」

 

「「「「宗先生!!」」」」

 

...この状況、あの緑の髪の女が吸血鬼か!

 

「...貴様がクロノス教諭を...」

 

「な、何よ貴男!!」

 

「ラーイエロー寮長兼カードの効果担当教師!北上宗右衛門だ!!」

 

女は怪訝な顔をし、

 

「...ラーイエローの北上~。あぁ、このデュエルアカデミア最弱の教師ね。アンタなんかには興味はないわ。とっとと失せなさい。」

 

「・・・」

 

女は俺のことを無視しクロノス教諭へ近づいて行き、おもむろにクロノス教諭の懐から何かを奪い取った。

 

「何よ、いっちょ前に睨んで...やっと一つ。約束通り彼の魂は私が貰うわ。」

 

そう言うと女が持っていた人形が紫色の炎を出し、

 

「なっ、クロノス教諭が人形に...」

 

クロノス教諭の体が人形に吸い込まれて行った。

 

「それにしても好みじゃないわね。」

 

女は持っていたクロノス人形(仮)を地面に投げ捨てた。

 

「お前!」「貴様!!」

 

俺と十代君が叫んだ時、

 

「・・・」

 

「カイザー...」「丸藤...」

 

カイザー・・・丸藤君が俺たちを手で制した。そして、丸藤君からも少し怒気が感じられる。

 

「フッフフ、次の対戦が楽しみだわ。」

 

「何!!」

 

女が一瞬消えたかと思うと、湖の上に城が出現した。この湖には城なんてもの無かったはずだ!

 

「間もなく素敵な招待状をお届けするわ。」

 

女はそう言い体の周りに風が纏い出す。おそらくここを去ろうとしているのだろう。だが、行かせるか!!

 

「待ちやがれ!!」

 

「...何?貴男まだ居たの?」

 

「招待状はいらない。今すぐに俺とデュエルしろ!!」

 

俺は女を人差し指で指差し挑発する。

 

「ちょ、宗せん「いいわよ。」...無謀だにゃ~!」

 

「但し、私達が狙っている『鍵』を持っている...そうね、彼、カイザーと一緒に私の城でデュエルをしてもらうわ。貴方が負ければ彼の鍵は私が貰うわ。そして、貴方はさっきの先生のように人形にして・・・貴方は好みだからちゃんとした収納ケースに保管してあげる。」

 

「クッ!彼は関係ない!俺一人で「構わない」...丸藤君!!」

 

「北上先生、関係なくはありません。彼女らは俺達が持っている鍵を狙っています。それに、貴方が倒れたらこの俺がサイバー流のこのデッキで倒しましょう。」

 

「...すまない。」

 

「話はまとまったかしら?」

 

「ああ。俺と丸藤君がお前の城に行こう。「じゃあ、この赤い絨毯に沿っ」但し!他の者はここで返してもらう。」

 

「...わかったわ。こっちの条件を二つとも飲んでくれたもの。お前たち二人以外はここを去りなさい。」

 

俺達は女の後を追い赤い絨毯を城に向け歩いて行った。

 

 

■□■□■□■□

 

 

「北上先生大丈夫かにゃ~。」

 

「北上ではなくこの万城目を連れて行けばよかったのに。」

 

「北上先生が勝った所を僕は一度も見たことがない。」

 

「えっ、三沢っちも無いの!!お兄さんの番が直ぐ来ちゃうよ~」

 

「大丈夫。北上先生を信じよう。」

 

「「「十代(君)」」」

 

だけど、僕は心配だ。カミューラは全員のデッキを自身のコウモリを使い知っている。それに僕が知る限り北上先生がこのアカデミアで勝ったデュエルは...無い。・・・いざとなったら僕が助け出さないといけないかにゃ~

 

 

~カミューラの城 大広間~

 

「北上先生。クロノス教諭は最後に『光のデュエル』と言って倒れました。」

 

「(光のデュエルか、)分かった。クロノス教諭が言った光のデュエルかはわかららんが、俺の光を見せてやる!!」

 

「はいはい、この先生が言った戯言はいいから。デュエル、始めるわよ!」

 

「戯言だと!(この女は俺の癇に障ることを平気で言うな。いいだろう!俺のメインデッキを見せてやる!!)」

 

「そ、戯言。」

 

「貴様は!!ッ先生!!」

 

丸藤君が憤怒の声を上げる。が、宗右衛門が右手を彼の横にだし制する。

 

「その怒りは俺が引き受けよう。闇を切り裂く光を見せてやる!!」

 

「威勢はいいわね。そう言えば自己紹介がまだだったわね。私はセブンスターズの貴婦人、吸血鬼の末裔カミューラ!」

 

宗右衛門は右腰にある黒いデッキケースに手を置き、『ガシャ』と何かが壊れる音を立てながら開いた。

 

「ん?何今の音?」

 

「何でもない。そして、さっきも言ったがラーイエロー寮長兼カードの効果担当教師!北上宗右衛門!!」

 

そう言って宗右衛門は所々破けていた教師用の上着を脱ぎ捨て黒いシャツになった。そこには無駄のない鍛えた肉体が見える。所謂細マッチョと呼ばれる肉体だ。

 

「あら、顔だけでなく体も好み。」

 

そう言って妖艶に笑うと、カミューラは薄緑色の水掻きのようなデュエルディスクを展開しデッキをデュエルディスクに入れる。

 

「御託はいい!行くぞ!!」

 

宗右衛門はデュエルディスクを出し、デッキを入れ叫ぶ。しかし、普段使っている教師用の物ではなく、生徒達が使っている腕に嵌める形のデュエルディスクで真っ黒に塗られている。

 

「「デュエル」」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:5枚

フィールド:なし

伏せカード:なし

 

カミューラ LP:4000

手札:5枚

フィールド:なし

伏せカード:なし

 

 

「先行は譲るわ。」

 

「なら、俺のターン!ドロー!!」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:5枚→6枚

 

「俺は裏側守備表示でモンスターをセット、そしてカードを1枚伏せターンエンド。」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:4枚

フィールド:1枚 裏側守備

伏せカード:1枚

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

カミューラ LP:4000

手札:5枚→6枚

 

「『不死のワーウルフ』を攻撃表示で召喚!」

 

『不死のワーウルフ』

レベル4・闇属性・アンデット族・攻1200・守600

このカードが戦闘で破壊された時、デッキから「不死のワーウルフ」1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、そのカードの攻撃力は500ポイントアップする。

 

 

「...リクルートモンスターか。」

 

「あら?さっきの先生よりは優秀のようね。」

 

「それは、ど~も。」

 

「つれないわね~。あと、その伏せカードが邪魔よ!手札より魔法カード『サイクロン』を発動!!」

 

「クッ!!ミラフォが!!」

 

宗右衛門が伏せていたカードが破壊された。

 

「あらあら、トラップは『ミラーフォース』だったの。あのまま攻撃していたらこっちがやられていたわね。そして、『不死のワーウルフ』で伏せてあるモンスターを攻撃!ハウリングスラッシュ!!」

 

宗右衛門の場に伏せられていたカードが表に変わり、

 

「『魔導書士バテル』の効果発動!!このカードが召喚・リバースした時、デッキから『魔導書』と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる!!俺は『トーラの魔導書』を手札に加えシャッフルする!!」

 

北上宗右衛門 手札:4枚→5枚

 

「...トーラの魔導書?」

 

カイザーは自身の知らないカードの登場で少し困惑している。

 

「...私の知らないカード達ね。だけど、そのモンスターの守備力はワーウルフの攻撃力より低い!よって破壊されるわ!」

 

バテルはワーウルフ一撃で破壊された。

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンドよ。」

 

カミューラ LP:4000

手札:3枚

フィールド:不死のワーウルフ (攻)1200

伏せカード:1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:5枚→6枚

 

「・・・」

 

「どうしたの?私とのデュエルが急に怖くなったの?」

 

「カミューラと言ったな。」

 

「ええ。」

 

「クロノス教諭の魂を今すぐ返すなら、このデュエルは止めないか?」

 

突然の申し出にカミューラ、カイザー共に驚愕する。

 

「...こんな男のどこがいいの?」

 

そう言ってカミューラはクロノス人形(仮)を足元に落とし踏みつける。

 

「てめぇ!」「・・・」

 

宗右衛門は叫び、カイザーは無言で睨みつける。

 

「貴男、本当は怖くなってデュエルを放棄したいんでしょ!!」

 

「いいや、怖くもないし放棄する気も全く無い!!」

 

「...北上先生!なら、何故!!」

 

「いや、少し冷静になった今無駄な争いは避けたくなってね。...だが、もう俺はお前を倒すことに躊躇いはしない!!俺は手札より速攻魔法『サイクロン』を発動!その伏せカードは破壊させてもらう!!」

 

伏せられていた『神の宣告』が破壊される。

 

「チッ!」

 

「そして!『青き眼の乙女』を攻撃表示で召喚!!」

 

『青き眼の乙女』

レベル1・光属性・魔法使い族・チューナー・攻0・守0

???

 

攻撃表示で召喚された『青き眼の乙女』は茶色い上着とロングスカートが一緒になっている服を着、腰より長い銀色の髪をなびかせデュエルディスクからソリッドビジョンで現れた。しかし、カードに描かれているような微笑みは無く、相手を睨みつけるように佇んでいる。

 

「あら?攻撃力0のモンスターを攻撃表示で召喚?さっきの先生のように貴男もプレイングミス?アハハハハ、流石最弱先生!!もういいわ、早くサレンダーするか彼に変わりなさい!」

 

「攻撃力ゼロのモンスター・・・ま、まさか!!」

 

「丸藤、よくわかったな!テストでも出すから覚えておけよ!!」

 

「な、何よ二人だけ盛り上がって...ま、まさか!!こ、効果モンスター!!」

 

「ようやく分かったようだな!!そう!このモンスターは効果であるモンスターを特殊召喚できる!!丸藤よく見ておけ!!これが光のデュエルだ!!手札より速攻魔法『トーラの魔導書』を発動!!『青き眼の乙女』へ『このターン、選択したモンスターは罠カードの効果を受けない』を選択!!」

 

「な、何が出て来るの!?」

 

「まぁ、焦らさんな!!・・・ただ、伝説が見えるだけだ!!この場に居た事を光栄に思え!!『トーラの魔導書』に『青き眼の乙女』の効果をチェーン!!フィールド上に表側表示で存在するこのカードがカードの効果の対象になった時に発動できる!自分の手札・デッキ・墓地から『青眼の白龍』1体を選んで特殊召喚する!!」

 

「「ブ、青眼の白龍ですって(だと)!?」」

 

「いでよ!ブルーアイズ、ホワイトドラゴン!!」

 

宗右衛門のデッキから眩い光が溢れ、フィールド上に伝説の龍『青眼の白龍』が出現し咆哮を上げる!!

 

「ま、まさかこんな所でこのカードを拝めるとは!!北上先生!貴方は何者です!?」

 

「...唯のいち教師さ。記憶喪失って後付けがあるがな。」

 

「こ、これはインチ「インチキでも何でもないぜ!!」ック!!」

 

「この『青眼の白龍』は正真正銘俺のカード。偽物や出来の悪いコピーのカードじゃない。だいぶ前、グールズって奴らが『エクゾディア』のカードを不正にコピーしていたことがあったらしい。それ以来、このデュエルディスクは大抵の偽カードや不正のコピーカードはソリッドビジョンによって再生されない!!」

 

「なら、そのブルーアイズは本物ってこと!?」

 

「だから言っているだろう!これは俺のブルーアイズだと!!そして、バトルだ!!ブルーアイズでワーウルフを攻撃!!滅びのバーストストリーム!!」

 

ブルーアイズの閃光によってワーウルフが破壊される。

 

「きゃぁぁぁ!!」

 

『青眼の白龍』(攻)3000-『不死のワーウルフ』(攻)1200=-1800

 

カミューラ LP:4000→2200

 

「...クッ、でも『不死のワーウルフ』の効果によりデッキから『不死のワーウルフ』1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる!そして、攻撃力を500ポイントアップ!!」

 

『不死のワーウルフ』(攻)1200→(攻)1700

 

「俺はカードを1枚伏せターンエンドだ!!」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:4枚

フィールド:青き眼の乙女(攻)0 青眼の白龍(攻)3000

伏せカード:1枚

 

 

「・・・私のターン、ドロー!!」

 

カミューラ LP:2200

手札:3枚→4枚

フィールド:不死のワーウルフ (攻)1700

伏せカード:なし

 

「...よし!『不死のワーウルフ』を生贄に捧げ、『ヴァンパイア・ロード』を召喚!」

 

ワーウルフが消えその後に男の吸血鬼が出現した。

 

「そして、『ヴァンパイア・ロード』を除外し手札より『ヴァンパイアジェネシス』を攻撃表示で特殊召喚!!」

 

『ヴァンパイアジェネシス』

レベル8・闇属性・アンデット族・攻3000・守2100

このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する『ヴァンパイア・ロード』1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、手札からアンデット族モンスター1体を墓地に捨てる事で、捨てたアンデット族モンスターよりレベルの低いアンデット族モンスター1体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。

 

「そして、手札の『カース・オブ・ヴァンパイア』を墓地に捨て、効果発動!!『不死のワーウルフ』を攻撃表示で特殊召喚!!」

 

フィールド:不死のワーウルフ (攻)1200 ヴァンパイアジェネシス (攻)3000

 

『カース・オブ・ヴァンパイア』

レベル6・闇属性・アンデット族・攻2000・守 800

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、500ライフポイントを払って発動できる。次のターンのスタンバイフェイズ時に、このカードを墓地から特殊召喚する。また、この効果によって特殊召喚に成功した時に発動する。このカードの攻撃力は500ポイントアップする。

 

「『ヴァンパイアジェネシス』で『青眼の白龍』を攻撃!ヘルズスプラット!!そして、『不死のワーウルフ』で『青き眼の乙女』を攻撃!!ハウリングスラッシュ!!」

 

激しい爆発音と砂埃が起こりフィールドが見えなくなる。

 

「これで、貴男のライフポイントは残り2800次の私ターン『聖者の書-禁断の呪術』を私が引き当てれば、ブルーアイズを除外。そしてヴァンパイアジェネシスを特殊召喚しジ・エンドよ。」

 

『聖者の書-禁断の呪術』

自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚し、相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。

 

「それはどうかな?」

 

「負け惜しみを...なに!?」

 

砂埃が無くなった宗右衛門のフィールドには守備表示に変わった『青き眼の乙女』と未だ健在の伝説、『青眼の白龍』がそこにいた。そして、宗右衛門のライフポイントには変化はなく、カミューラのフィールドには『不死のワーウルフ』が一体存在するだけだった。

 

「一体何故!?」

 

「それは、『青き眼の乙女』の効果を使ったからさ!」

 

「ブルーアイズを特殊召喚するだけじゃないの!?」

 

「『青き眼の乙女』は攻撃対象に選択された時に発動できる効果がある!その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる!!そして、最初のブルーアイズはヴァンパイアジェネシスと相打ちになり、『青き眼の乙女』はその効果で攻撃を無力化しもう一体の『青眼の白龍』を特殊召喚したのさ!!」

 

「に、二体目のブルーアイズですって!!ま、まさか貴男のデッキには三体のブルーアイズが!?」

 

宗右衛門は「ニヤッ」っと笑い、

 

「それはどうだろう?」

 

「・・・カードを1枚伏せターンエンドよ。」

 

カミューラ LP:2200

手札:0枚

フィールド:不死のワーウルフ (攻)1500

伏せカード:1枚

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:3枚→4枚

フィールド:青き眼の乙女(守)0 青眼の白龍(攻)3000

伏せカード:1枚

 

「俺は『青き眼の乙女』を攻撃表示にし、『青眼の白龍』で『不死のワーウルフ』を攻撃!!再び滅びのバーストストリーム!!」

 

「トラップ発動!!『和睦の使者』!!」

 

『和睦の使者』

このターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージは0になり、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

 

「クソッ!防がれたか!!カードを2枚伏せターンエンド!!」

 

北上宗右衛門 LP:4000

手札:2枚

フィールド:青き眼の乙女(攻)0 青眼の白龍(攻)3000

伏せカード:3枚

 

「私のターン・・・ドロー!!」

 

カミューラ LP:2200

手札:0枚→1枚

 

「手札より『強欲な壺』を発動!!デッキから新たに2枚ドローする!!」

 

手札:0枚→2枚

 

「...フフフ、このデュエル私の勝ちよ!!」

 

「何!?」

 

「手札より魔法カード『幻魔の扉』を発動!!」

 

「幻魔の扉だと!?」

 

「聞いたことのないカードだ!!」

 

「まず、このカードは相手フィールド上に存在する全てのモンスターを破壊ことができる!!」

 

カミューラの後ろに禍々しい門が現れ門から出てきた霧により宗右衛門のフィールドのモンスターは全て破壊された。

 

「チィ、俺のフィールドのモンスターが!」

 

「もっといいことを教えて差し上げますわ。このカードはこのデュエル中召喚、特殊召喚されたモンスターを1体自分及び相手の墓地から選択し召喚条件、蘇生制限を無視して自分フィールド上に特殊召喚できる!貴男のブルーアイズであってもね。」

 

「なにぃ!!相手フィールド上のモンスター全滅に加えモンスターの無条件の特殊召喚だと!!そんなカード教師として、いやデュエリストとして認められるか!!」

 

「フフフ、いい反応ね。でも、この効果を発動するには生贄が必要!!私でもいいのだけれど、そこの彼、カイザーに生贄になってもらうわ!!」

 

「...まさかその為にこの俺を指名したのか!!」

 

「まぁ、保険だったけれど・・・有効に使わせてもらうわ!!」

 

カミューラが二人になり片方がカイザーに襲いかかる!

 

「チッ!!」

 

カイザーは身構え覚悟を決める。しかし、

 

「俺の生徒に!」

 

宗右衛門がカイザーに飛び掛っているカミューラに肉迫し

 

「手を出すな!!」

 

デュエルをしているカミューラに蹴り返した!!

 

「う、嘘!!きゃぁ!!」

 

そして、カミューラはもう一人のカミューラにぶつかり一人に戻った。

 

「け、けど効果は使わせてもらうわ!!ブルーアイズは私が有効に使わせてもらう!!いでよ!ブルーアイズ!!」

 

『青眼の白龍』がカミューラのフィールドに現れ、

 

「そして、手札より『死者蘇生』を発動!対象は当然『青眼の白龍』!!」

 

「ブ、ブルーアイズがカミューラのフィールドに2体!!」

 

2体の『青眼の白龍』がカミューラのフィールドに現れた事によりカイザーは驚愕する。

 

「...私も一度はやってみたかったのよね!オホン、二体のブルーアイズと『不死のワーウルフ』でダイレクトアタック!!滅びのバーストストリーム二連弾!!そして、ハウリングスラッシュ!!」

 

「宗先生!!」

 

「大丈夫!!トラップ発動『デモンズ・チェーン』!!このカードの効果により『不死のワーウルフ』の攻撃を止める!!」

 

『デモンズ・チェーン』

フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

 

 

「クッ、だが、ブルーアイズの攻撃は止まらない!!くらえ!滅びのバーストストリーム!!」

 

「まだだ!トラップカード『ダメージ・ダイエット』を発動!!このターン受けるダメージを半分にする!!」

 

『ダメージ・ダイエット』

このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。

 

「うゎぁぁぁー!!」

 

『青眼の白龍』(攻)3000×2÷2=3000

 

北上宗右衛門 LP:4000→1000

 

「北上先生!!」

 

「...チィ、このターンで仕留めれないなんて・・・ターンエンドよ。」

 

カミューラ LP:2200

手札:0枚

フィールド:不死のワーウルフ (攻)1500 『青眼の白龍』(攻)3000×2体

伏せカード:なし

 

「・・・俺のターン!ドロー!!...来た!!」

 

北上宗右衛門 LP:1000

手札:2枚→3枚

 

「伏せてあった『リビングデッドの呼び声』を発動!!勿論対象は『青き眼の乙女』!甦れ『青き眼の乙女』!!」

 

再びフィールドに銀髪の乙女が戻ってくる。

 

「そして、手札にある『グリモの魔導書』で『トーラの魔導書』をサーチ!!」

 

「ま、まさか貴男!!」

 

「見たいのなら見せてやる!!伝説の3体のブルーアイズを!!手札より速攻魔法『トーラの魔導書』を発動!!『青き眼の乙女』へ『このターン、選択したモンスターはこのカード以外の魔法カードの効果を受けない。』を選択!!そして!『トーラの魔導書』に『青き眼の乙女』の効果をチェーン!!三度現れよブルーアイズ、ホワイトドラゴン!!」

 

宗右衛門のフィールドに三度伝説の龍が現れる。

 

「さ、三体のブルーアイズ!!」

 

カイザーはその存在感に圧倒されている。

 

「で、でもそのうちの2体は私のフィールド上にいる。次のターンで私の勝利よ!!」

 

「次のターンは来ねぇぜ!!手札を1枚捨て速攻魔法『超融合』を発動!!」

 

『超融合』

手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールド上から融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。このカードの発動に対して魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。

 

「このカードの効果によりお前のフィールドのモンスターも融合素材にできる!!戻ってこいブルーアイズ!!」

 

ブルーアイズ達は宗右衛門のフィールドに戻り、そして光と共に消えていった。

 

「あ、あぁ!!」

 

「現れよ!我が最強の下僕!!『青眼の究極竜』!!」

 

『圧巻!』その一言に尽きる。その場にいるカミューラとカイザーはその姿に見惚れ、畏怖する。

 

「こ、これが伝説のブルーアイズ、ア、アルティメット...ドラゴン!!」

 

「う、嘘よ!!こんな所に存在するなんて!!いち教師が持てるようなカードじゃないわ!!」

 

「そんなこたぁどうでもいい!!覚悟は決まったか?お前が崇拝する神への祈りは?」

 

「ひ、ひぃ!!」

 

カミューラはその場に経たりこみこの世の終りのような顔になっていた。

 

「クロノス教諭の魂を乱暴に扱い、俺の生徒に危害を加えようとしたことの報いは受けてもらう!!くらえ!!『青眼の究極竜』の攻撃!」

 

『青眼の究極竜』の三個の口から眩い光が一箇所に集まり、

 

「ゆ、許して...」

 

「アルティメット、バースト!!」

 

カミューラのフィールドで『デモンズ・チェーン』に拘束されている『不死のワーウルフ』へ放たれる。

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

『青眼の究極竜』(攻)4500-『不死のワーウルフ』(攻)1200=-3300

 

カミューラ LP:2200→0(-1100)

 

「このデュエル、俺の勝ちだ!!」

 

宗右衛門は高らかに宣言した。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。