魔法少女靖子~暁の水平線に平和と友情の絆を~   作:ラフィーネ

4 / 28
吹雪の案内で、靖子は鎮守府を見て回ります。もちろん、助けてもらった礼もしたいこともありますが。リリカルなのはのキャラも登場します。


靖子の鎮守府探検

 靖子の住んでいる街では、ゆうきたちが上空から靖子をさがしていた。

 

「どう?見つかったまどかちゃん」

 

「ううん、いないわ」

 

「連絡もないし、どうしよう」

 

そこへふきのが飛んできた。

 

「やっぱりいないぜ。困ったな」

 

そこへなのはも来た。

 

「ひょっとしたら靖子ちゃん、異世界へ飛ばされたかも。リンディさんにお願いして協力してもらおうよ」

 

3人はしばらく考え込んだが、最終的に頼むことにした。ゆうきたちも靖子同様魔法少女である。もちろん飛行可能である。

 

「よっしゃ!そうと決まれば連絡だ!」

 

さっそくふきのはリンディ提督に連絡した。ディスプレイに映っていたリンディ提督はお茶をのんでいた。

 

「リンディさん!」

 

と、ふきのが叫んだら、ディスプレイを超えて茶しぶきがふきのの顔にかかった。

 

「何だよももう!」

 

「ごめんなさい。どうかしたの?」

 

「靖子がいなくなったんだぜ。もしかしたら異世界に飛ばされたのかと思ってな。」

 

「わかったわ、こっちでも探してみる。」

 

通信を終え、ふきのがハンカチで顔を拭いてると、フェイトもそこへかけつけた。

 

「あ、フェイトちゃん、リンディさんに連絡とったぜ。協力してくれるって。」

 

フェイトは靖子が日ごろはまっているゲームのことについて話した。

 

「靖子さんもしかしたら、艦これの世界にいったのかも。」

 

それを聞いて、なのはもうなづいた。

 

「そういえば!なんかその艦これのコスしたいって、いつもいってた!」

 

それを聞いたまどかは

 

「そういえば、なんとなくそんな気が・・・」

 

しかし、ゆうきは半信半疑だった。

 

「そんな世界あるはずが・・・ありえるかも」

 

みんなはとにかく、リンディ提督の連絡待ちということになった。一方、鎮守府では、靖子は吹雪の案内で中を見て回っていた。

 

「あれ?ここは?」

 

「ドックよ。修理するときに使うの」

 

「つまり修理工場ってわけだね。」

 

「そういうことになるかな。」

 

「ドックって、犬?」

 

「それはドッグ!」

 

靖子はおふざけで言ったが、すぐに吹雪はツッコミをいれた。続いて案内されたのは間宮さんの食堂だった。吹雪は靖子を紹介した。靖子も間宮さんに礼を言った。

 

「あの、おかゆおいしかったです。ありがとうございます。こんな見ず知らずな私に優しくしてくれて・・・。」

 

「いいのよ、別に。食べてくれれば。」

 

そのとき、大盛りで食べる艦娘を靖子は見つけた。

 

「あ、吹雪ちゃん、もしかしたら、あの人が吹雪ちゃんの言ってた・・・。」

 

「ええ、赤城さんよ。赤城さん、まだ食べてたの?」

 

「もうすぐ食べ終るとこよ」

 

しかし、こんなに食べて赤城さんは大丈夫なのかと、靖子は不安げだった。そのとき、靖子と赤城の目が合った。

 

「ん?あなたなの?助け出された女の子ってのは。名前は?」

 

「え、名前ですか?」

 

そこへ吹雪がフォローに入った。

 

「あ、この子の名前はあとで提督が教えるって。」

 

「そう、私は赤城、正空母艦だ。よろしく。」

 

「よろしくお願いします!」

 

続いては教室。ここで吹雪たちは授業を受けている。

 

「へぇ、駆逐艦クラスとかに分かれてるんだ。」

 

「そうよ。」

 

靖子は壁に貼られている時間割に注目した。

 

「この時間割かわってるね。演習に、点検?」

 

「私たちの授業には普通のとこと違う時間割があるの」

 

靖子はここでも自分の学校とは一味ちがうなぁと、関心していた。そこへ連装砲ちゃんがやってきた。

 

「あ、かわいいね。」

 

すると連装砲ちゃんが靖子の頭上に乗っかった。

 

「あは、おもしろーい!」

 

さらにそこへ島風がローラーシューズでやってきた。張り紙にはローラーシューズ禁止と書いてあるにも関わらず。靖子は注意しようとしたが島風は・・・。「やっほー、おもしろいなぁ!」吹雪も注意しようとしたが島風は・・・。

 

「これほしかったんだぁ!」

 

調子に乗りすぎた島風は止まららずに

 

「たすけてぇー!」

 

と叫んだあと、壁に激突した。

 

「あーあ、大丈夫?」

 

「この子は島風ちゃんよ」

 

島風は靖子の頭上に連装砲ちゃんがいることに気づいた。

 

「こら、だめじゃない離れちゃ・・・って、あなたは?この鎮守府じゃ見ない顔ね。新顔?」

 

「夕べここの病院にに運ばれて・・・」

 

「あなたなの?噂の女の子ってのは。私は島風、この子は連装砲ちゃん。よろしくね。」

 

「よろしく」

 

靖子は一通り挨拶すると、吹雪と一緒にグラウンドに向かった。靖子はふと思った。あの連装砲ちゃんもラジコンか何かで動いてるのではないかと。あとで聞いてみることにした。続いてグラウンド。そこでは仮設のステージで4人が踊っていた。そこにはあの榛名の姿があった。

 

「賑やかそうですね」

 

靖子がステージに近寄ったら、踊っていた榛名が

 

「あ、あなたは!」

 

とステージから降りてきた。靖子は榛名に助けてくれた礼を言った。榛名は靖子がけがはまだ完治してないものの、元気な姿に一安心だった。

 

「よかった、元気になって。心配したんだから。あ、紹介するね。私は榛名、よろしく。」

 

「私は比叡。」

 

「へーい私は、金剛でーす!」

 

「私は霧島ともうします。あなた目が悪いの?」

 

「ええ、近眼ですが。」

 

「そう、ほかにもこの鎮守府にはメガネを使用してる人がいるわ。あとで教えてあげるわね。」

 

4人は靖子に挨拶した。もちろん、ここでも靖子の名前は後日ということになった。なぜ秘密かは、金剛と提督のみが知っていた。続いては酒場。なぜこんなところに酒場があるかは靖子もわからない。しかしそこへ行くと、隼鷹と那智、日向、そして郡津提督もそこにいた。

 

「あの、助けていただいてありがとうございます。」

 

「構わないぞ。遠慮することはない。私は重巡洋艦の那智だ。よろしく。」

 

「私は軽空母の隼鷹だよ。今夜一杯やるか?」

 

しかし、靖子は未成年なので飲めるはずがない。もちろん断った。

 

「冗談だよ、あはは」

 

「私は戦艦の日向だ、よろしく」

 

3人に挨拶した靖子は、白い上着の女性に気が付いた。

 

「あの、助けていただいて、ありがとうございます」

 

「いえいえ、私はここの提督、郡津よ。以後よろしくね。」

 

「提督?艦これでも提督ってのがありますが?」

 

「ああ、知ってるよ。あのゲームのことはね。」

 

靖子はまだこのとき、郡津提督が靖子を艦娘として正式に迎えようとしていることを、知る由(よし)もなかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。