戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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第201話 眠っていた巨人とカルマノイズ、襲う!

「そちらが小日向未来か…宜しく頼むぞ。」

 

「はい!宜しくお願いします!」

 

「さて、まずカルマノイズに関して…作戦を練るとしよう。」

 

 未来を交えて二課はカルマノイズへの対抗策を講じていた。

 

「現状勝てるとしたら限定解除に伴うエクスドライブモード、それか…S2CAだね。」

 

「?なんだそれは?」

 

 マリア達が口にしたエクスドライブモードとS2CAはこの世界ではまだ確認すらされてないもののためか周りの者達はついていけず首を傾げていた。

 

「マリア、こちら側の世界のやつはいっぺん説明がいるぞ。」

 

 マリアのアグモンが説明のためデジヴァイスからその画像を見せた。

 

「これは!?」

 

「S2CAトライバースト、私たちの世界の立花響のアームドギアによる絶唱3つを一気に解き放つ必殺技よ。」

 

「絶唱3つ分…だと!?」

 

 この世界の二課は強力な絶唱を一気に放つ方法をまだ知らないため衝撃を受けていた。

 

「でもそれって確か…!」

 

「ああ、こいつの言う通りこの技はこの世界のバカじゃねえと使えねえ。それにアームドギア自体本人はわかってねえ可能性があるからなんとも言えねえんだ。使えりゃ大きな戦力間違いなしなんだがな。」

 

 クリスが出されたコーヒーを飲んで画像を見つめていた。

 

「…しかし、対策がないからといって動かないわけにはいかないな。どうだ?もう一度訓練でも…」

 

「はい!是非お願いします!」

 

 装者たちが訓練に入る中でアケミはまたもサボって響を探し、付きまとっていた。あらかじめクリス達はエルフナインから響同士が干渉するなら並行世界の響への揺さぶりを行い安心させるように頼まれていた。

 

(あなたは1人じゃないって未来ちゃんに言わせるには一部始終余すところなくこの目で覗かせてもらうわよ。)

 

 その時通信機が鳴った。

 

「あっ!やっばい…」

 

(先輩じゃないのにいい!!)

 

「はいこちr…「ノイズ出現だ、行くぞ!」」

 

 響きもその声を聞いたのか駆け出した。

 

「これはラッキーかしら!?あの子とみんなを合わせられる!」

 

 響の後をアケミが付いていった。

 

____________________________

 

「いい?あなたはまだ実戦慣れしてないからクリスと一緒に後方からお願い!」

 

 ノイズの中には暴走したカンガルモンとゴートモンが紛れていた。

 

「デジモンはお願いできるかしら?」

 

「はい!ピヨモンお願い!!」

 

「ピヨモン進化、バードラモン!」

 

 バードラモン一体に二体を任せてマリアたちは立ちはだかるノイズたちをうち払っていた。

 

「みんなすごい…!」

 

 未来が感心しつつも周囲に逃げ遅れた人がいないかを見渡していた。

 

「小日向!」

 

「え?」

 

 未来が見上げるとノイズ数体が遅いかかってきた。

 

「あ…!」

 

 するとその場に響が割って入ってきてノイズの首を引きちぎって未来を助けた。

 

「え?」

 

「あれは立花響!」

 

「ごめん、ごめん。あの子について行ったら遅れたわ!」

 

「どうやら間に合ったみたいだな。」

 

 響が辺りを見回す中、未来が声をかけた。

 

「ねえ、わたしは小日向未来。よろしくね、さっきはありがとう。」

 

「あっそ、それじゃ。」

 

 響はそのまま立ち去った。

 

「待ちな!私は雪音クリス…好物はあんぱんだ!!」

 

「私はマリア・カデンツァヴナ・イヴ。よろしくね。」

 

 そのまま響は無視して去ってしまった。

 

「待って響!」

 

 未来はそのまま響を追いかけていった。

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