戦姫絶唱シンフォギアDigitalize 作:ジャン=Pハブナレフ
前回デジクロスの面々があまりにも予想外なキャスティングだったので今回は採用したきっかけをメタルシードラモンとスコピオモンの文を書きます。残りはちょくちょく書きます。
メタルシードラモン
サブマリモンのドリルは頭部についても問題なさそうだし、メタルガルルモンの氷と相性いいと思ったから
スコピオモン
サソリの尻尾は攻撃の手段だから遠距離にも対応できた方がいいと思ったから
キャロル陣営がとうとう戦力をあげて発電施設を攻撃し始めた。翼たちはデジモンを基地から出撃させた。
「今、発電施設がやられるのはまずい!ギアの改修の影響は免れない!」
「それに…内部電源もそう長くは持ちません…!」
弦十郎と緒川が悔しそうに唇を噛み締めた。
「それじゃメディカルルームも!?」
「いえ、メディカルルームには非常用電源があるからいいけど…この状況で来るなんて余程タチが悪そうね。」
アケミが各地の座標を表示した。未来が驚く中、拓実と爽谷はオートスコアラーを迎撃するべく出撃した。
「キリッ!」
「どうしたんデスか?」
調と切歌は部屋をこっそり抜け出し何故か医務室に出た。
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「よし、行くぜ爽谷!」
「ああ!」
「ベタモンワープ進化!!メタルシードラモン!」
「クネモン進化!!スナイモン!」
「「スピリットレボリューション!」」
2人はパートナーの背に乗って移動しながら、それぞれ光と闇のスピリットを使った。
「ヴォルフモン!」
「レーベモン!」
2人は二箇所に散った。ヴォルフモンが東へ、レーベモンが西へ向かうとそれぞれオートスコアラーのファラ、ガリィが待ち受けていた。
「そこまでだオートスコアラー!俺が相手だ!」
ヴォルフモンがメタルシードラモンから降りてファラの目の前に現れた。
「貴方には用はないの。だから消えてくれない?スピリットレボリューション…シューツモン!」
デジメモリでデジモンを出すと同時にスピリットを使用したファラの隣にシューツモンが現れた。
一方、ガリィの方にもスナイモンとレーベモンに進化した爽谷が立ちはだかった。
「またあんた〜?ガリィちゃんはね〜すっごい忙しいの〜」
「悪いけど、僕らのためにも君たちを止めなくちゃいけない。だから、付き合ってもらうよ!」
するとガリィが舌打ちしながらもメモリを取り出してカルマーラモンを呼び出した。
「仕方ないわね〜!あの時みたいにいじめてあげるわ〜!精々可愛い声で泣いて頂戴!」
ガリィが不敵に笑いながら構えた。
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調と切歌が向かったのはメディカルルームだった。
「何故こんなところに来たの?しらちゃん。」
「ワームモンの言う通りデス。こんなとこに来てどうするんデス?何かここに時間稼ぎの秘策があるんデスか?」
「なんかあんだろ?例えばこのままじゃメディカルルームの維持が出来ねえからとかな。」
キャンドモンの言葉に調は赤面してしまった。切歌は助けたかったら早くそう言えばいいのにと言ったが調は自分の恥ずかしい所は切歌と自分のパートナー以外見せられないと言った。切歌はそんな調に抱きつこうとしたがスルーされた。
同じ頃、拓実と爽谷もオートスコアラーと対峙していた。
「シャドウシックル!」
スナイモンが両腕の刃から真空波を放ったが、カルマーラモンの触手に防がれた。
「はああっ!!」
レーベモンが自らの武器である断罪の槍でガリィを攻撃するがひらりとかわされ続け、なかなか命中しなかった。
「待て!」
「待てませ〜ん!」
ガリィが足元から水柱を放ったが、贖罪の盾で防がれた。
「エントリヒ・メテオール!」
胸部の獅子から黄金のエネルギー波を発射した。ガリィは体で攻撃をとっさに防ぐような動作を見せた。
「きゃあああああああ!!!」
「終わりだ!」
しかし、ガリィは水の結界を張った。
「なーんて、行くと思ってんのかよ?バあ〜カ!」
ガリィがレーベモンを嘲笑ったが、レーベモンは構わず断罪の槍で結界を攻撃した。
「もう〜バカね〜!てめえの攻撃は効かねんだよ!」
「そうかな?見えるな…」
ガリィが目を丸くしながらもレーベモンは構わず断罪の槍で攻撃した。
「罪なき命の叫び声が聞こえる…君の罪を僕がこの断罪の槍を以ってして下す!エーヴィッヒ・シュラーフ!」
断罪の槍の連続攻撃でガリィの結界を破られ、大きく吹き飛ばした。
「まだだ!」
さらに追い込みをかけようとしたレーベモンを横からマリンデビモンが押さえつけた。
「チッ、今はあなたの相手よりお仕事あるから今度徹底的に可愛がってあげるわ〜!」
そう言うとガリィは単身目的地に向かった。
「間に合ったか…さて」
その様子をデーモンが見ていた。
「ギルティブラック!」
マリンデビモンの墨をレーベモンが防ぐとその横から攻撃を受けた。
「逃げられちゃった…!こんなとこでモタモタしていられない!」
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拓実もメタルシードラモンをシューツモンに当て、自らはファラと一騎打ちをしていた。
「この戦い方は…!」
拓実の剣戟に既視感を覚えたファラは一旦距離を取った。
「ああ!翼さんの思いが込められてんだ!てめえら錬金術師には分からねえだろうな!越えるべき目標があるといつか隣に並びたいって思うんだよ!その過程でその人の戦い方を自ずと真似ちまうんだよ!」
邪魔をしたアルカノイズを蹴散らした。
「お前を倒して俺たちがこの戦いを終わらせてやるよ!」
「水琴…」
翼がモニターを見ていた。
「けど、行儀の悪い剣などあの子の剣とは比べ物にならない!」
ヴォルフモンの剣をチラッと見たが、まるで分解されていなかった。
「何故、私のソードブレイカーが!?」
「残念だったな!この剣は聖なる力が宿った剣だ!お前のソードブレイカーの無銭飲食なんざ通じねえんだ!思い知れ!リヒト・ズィーガー!」
ファラの防御を崩し、攻撃の隙を見つけたヴォルフモンは一気にファラに大ダメージを与えようと走り出した。
「くっ!」
「さあて、トドメだ!双極の聖剣よ唸れ!天よ!地よ!ツヴァイ・ズィーガー!」
ヴォルフモンがファラの懐に潜り込もうとするとその場にデーモンが現れた。デーモンはツヴァイ・ズィーガーを指一本で受け止め、念力でヴォルフモンを飛ばした。
「てめえは…!」
「拓実!」
シューツモンを押さえつけたメタルシードラモンが気にかけるとシューツモンがそれを解いて攻撃してきた。
「デーモン様!」
「ファラ、先に行きたまえ。ここはこのデジモンで十分だ。」
デジモンが魔法陣のようなものを展開させるとそこからマッドレオモンが現れた。
「わかりました。私はこの先に…」
ファラが風とともに逃亡した。
「待ちやがれ!」
「フレイムインフェルノ!」
デーモンに背後から攻撃を受けたヴォルフモンは拓実に戻ってしまった。
「貴様にキャロルの野望を邪魔させん!そいつと遊んでいろ!マッドレオモン、シューツモン!デジクロス!」
デーモンが魔法陣をまたも展開させ無理矢理マッドレオモンとシューツモンをデジクロスさせた。その体には大きな羽が生えていた。
「精々、そやつに倒されることだ」
そう言うとデーモンは姿を消した。
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発電施設の1つはレイアに破壊された。
「派手に…完了!」
現在残った3つのうち2つも攻撃され1つだけ残された発電施設を必死に特殊部隊が守っていた。アルカノイズはノイズと異なり、万物を分解する効果がある。
しかし、それと引き換えに従来のノイズが持つ位相差障壁が解消され、解剖器官に触れなければ一般人でも倒せるようになっている。それにより兵器で必死に立ち向かう兵士たちだったが、背後を取られ次々と倒されていった。さらにその場にはゴーレモン、ブルーメラモン、スカルグレイモンが暴れまわっていた。
「行くデスよ!」
「うん!」
高所からアルカノイズを迎え撃つために調と切歌、デスメラモン、ジュエルビーモンが立ちはだかった。
「ふう…ガリィにはいつも世話になってるな」
「私たちの想い出の供給役として欠かせないからね」
(キャロル 赤面する)
「おやおや〜マスター?どうしました?」
「おい、もっとまともなやり方は…ないのか?」
「いいえ、私たちはマスターから生まれましたし〜それ以外のやり方は分かりませ〜ん」
「ガリィ〜!お腹空いたぞ〜!キスしてくれだぞ〜!」
「あーもう!わかったわよ!」
(もう少し何とかならないのか?それにしてもあの人形はキャロルから作られていると考えると…キャロルって実はギャグ要因なんじゃ…)
「デーモン?お前、今…変なこと考えてたろ?」
「いいや!そんなわけはないぞ!」
第60回 オートスコアラーズ、キャロル、デーモン(inキャロルの居城)