赤き稲妻を纏うサイヤ人   作:ドロア

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こんにちは、ドロアです♪

六星龍はGTより美化されているかもしれないです!
あと昨日もだったのですが、自分が普段遊んでいるゲームセンターのアーケードゲームの大会がある為今日は更新を一回にさせていただきます。

それではどうぞお読みくださいませ☆彡


其の三十九:本当に悪い奴? 邪悪龍の姫、六星龍

広大な海洋の上、彼女(?)はそこに立っていた。

 

「あなたも邪悪龍ですね」

「……(わらわ)の背に立つ愚か者は誰じゃ?」

 

おおよそ龍と呼ぶには相応しくない『女性』が振り向く。雰囲気はかつて悟空が芭蕉扇を手に入れる為に会ったアンニンに似ているが、そんな事を声をかけた彼が知るよしもない。

 

「漁師さん達が喜んでいました、魚が風に乗って大量に手に入ったと。それはあなたの仕業ですか?」

「だったらどうするのじゃ?」

「もし善意でやっているのだとしたら僕は話し合いで決着をつけたい。けどそうはいかないんだ」

「何故じゃ?童は民達に恵を分け与えてるぞよ」

「あなたは余りにも多くの物を分けてしまった。だから漁師は堕落して余った魚は腐敗してしまっている。これがあなたのやり方なんだ」

 

女性は黙ったまま微笑むと、また一言囁きかける。

 

「なら童の首を取るといい」

 

 

()()()!!

 

 

「っ!?」

「油断しているとそなたの首が飛んでしまうがの」

 

それが戦闘の合図だった。

 

 

 

 

 

 

「む……気が動きはじめたな」

「これは悟飯のとこだ」

 

二星龍に小さくされた二人はカプセルコーポレーションで待機していた。既に南には悟飯、西には17号と18号、北にはブウ、東には未来から来たトランクス、そして二星龍を追ってリークが王都に分かれていた。

 

「戦闘力は余り高くはないようだな」

「あぁ。だけどよ、相手はドラゴンボールだ。オラ達みてぇに何があってもおかしくはねぇ」

 

二人はもし他の仲間達が倒れてしまった時、小さいままに戦うつもりである。その時は界王神(というかキビト)に瞬間移動してしまう手筈まで整えてあるのだ。

 

「カカロット、その姿でも超サイヤ人になれるか」

「時間は限られてるけどな」

「ならば問題ない。今はまだ待つぞ」

「おう」

 

二人はそのまま気を感知し続ける事にした。

 

 

 

 

 

 

「じゃが、戦う前に名乗りもしないのは無礼じゃのう。そなたの名はなんじゃ」

「……孫悟飯です」

「そうか……孫悟飯……。童は六星龍(リュウシンロン)じゃ」

「それじゃあいきますよ」

「せいぜい童を楽しませてくれるのじゃぞ」

 

悟飯の額に汗が流れる。

六星龍の余裕そうな口調とは裏腹に油断も隙も感じさせない佇まいは、悟飯に多少なりともプレッシャーを与えているのだろう。

 

 

()()!!

 

 

悟飯の拳は空を切る。

 

「だぁ!!でぇ!!どりゃ!!」

 

 

()()!! ()() ()()()!!

 

 

「遅いぞぇ。そんな速さでは童を捕らえる事はおろか捉える事すらできんのじゃ」

「なにを!!だったら……はぁ!!」

 

ノーモーションからの魔閃光、これなら当たると悟飯は予測をたてる。現に六星龍に直撃している。

しかし現実はそう甘くはない。

 

「む、無傷!」

「外傷は確かに無いのう。少々目が眩んでしまったがの」

 

どうやって防いだのかわからない。ただ悟飯の攻撃を無傷で流せたという事は、魔人ブウと同等かそれ以上という事だろう。

 

「言ったじゃろう?油断していると首が飛ぶのはそなたの方じゃと」

「……わかりました…………はぁぁああああ!!!!」

 

通常形態では敵わないと感じた悟飯は超サイヤ人に変身する。それもいきなりの超サイヤ人2に。

 

「超サイヤ人……とやらじゃな」

「知っているのか。だったら実力の方もわかってるんだろ?」

 

超サイヤ人に変身した事によって悟飯の口調が変わってしまう。これは老界王神に潜在能力を引き出してもらって以来、ある一定のラインを越える力を引き出した時に起きる現象と言っても差し支えない。

 

「ふむ、さっきより男前じゃな」

「外面だけだと思ってると痛い目をみるんじゃないか?」

「そういうのは童に攻撃を与えてからにしたらどうじゃ?」

「ならそうさせてもらうよ………だぁりゃぁ!!」 

 

 

()()!!

 

 

速さも威力も段違いに上がった拳は、六星龍の腹部に目掛けて打ち込まれる。

 

「ぐっ……………………」

 

流石の六星龍もこれにはよろけるが………

 

「………効いてないだろ」

「……バレてたか。童は天で演技が下手じゃのう」

 

あっさり悟飯に見抜かれてしまった。

 

「今のでわかった。お前は攻撃を受ける瞬間に風で膜を張って威力を低下させたんだ」

「ほぅ。一度で見抜くとは流石じゃな」

「それとな………」

 

 

()()()………

 

 

「後ろは疎かだ!!」

 

瞬時に後ろに回り込んだ悟飯は振りかぶる。

しかし…………

 

「風が後ろにないじゃと?」

「な……………ぐっ!!??」

 

風というのは見えない物である。六星龍は風で刃を作り背中側に纏わせていたのだった。

当然悟飯の拳からは鮮血が滴る。

 

「お主の事は手に取る様にわかる」

「……これはまいったな……」

「さらに言うなら、童は既に攻撃しておるぞ?」

「攻撃してるだと?」

「ほれそこじゃ。空裂気弾」

「なにを言って………ぐぁぁああああ!!!」 

 

拳だけでなく体にも斬られた様な跡ができ、全身から血を流す。

そんな悟飯を見て六星龍は声をかけた。

 

 

 

「……命をかけないと勝てんぞぇ……」

 

 

 

その声はさっきまでとは違い、冷笑を込めた冷たい口調だった……。




オッス!!オラ悟空!!

悟飯が六星龍に手も足も出せねぇなんて思わなかったぞ。邪悪龍…それ程までに手強い奴だったなんて……。
だけど悟飯!!おめぇの力はまだ出しきってねぇ!!全てを見せつけてやるんだ!!

次回、悟飯の決意!!
命をかけたパワーアップ!?

ぜってぇ見てくれよな!!
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