最近大会練習で更新の時間が取れませんでした。来月からは再び毎日更新できると思うので、おまちください!
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「命を……かけるだと!?」
本来おかしい話である。敵である六星龍がこの様な事を言うのは。
彼女は戦闘狂でもなんでもない、ただ己がしたい事をするだけの無意識で破滅へと導く邪悪龍であるのだ。そこに楽しい戦いがしたいという気持ちはまるっきりない。
「そうじゃ、お主を見てると実に小さい男とわかる。そんな小者を相手にしなければならんとは………イライラするのぅ」
「お前に何がわかると言うんだ!!」
既に相手のペースに載せられている悟飯。煮え切らない六星龍の態度に逆にイライラしていく。
「だぁ!!」
「また風か!」
「見て気付いてはおるじゃろうが、童は風の力を持つ者じゃぞ?」
「くっ……その言い方じゃ他の邪悪龍にも属性みたいな物があるのか」
「おや、二星龍が説明したと思っておったのじゃが……」
「説明なんてしてないさ、父さん達を小さくしてすぐにいなくなった」
「そうじゃったか、童も他の星龍の性格までは知らんのでな」
防戦一方と言えば聞こえはいいが、さっきから一撃も入れられていない悟飯は確実に焦って来ていた。
(この程度の相手ならすぐに片付けられるなんて考えが甘かった。ブウより圧倒的に強い)
「動きが雑になってきたのぅ。勝てるいめーじが湧かなくなってきたか?」
「くっ……」
「言ったじゃろう?命をかけろと」
人間であったならかわいらしいと言える仕種で笑う六星龍。
続けてさらに語る。
「孫悟空の生き様をお主は特に感じたはずじゃ。あやつは何をどうしておった」
ここまで語られようやく悟飯は六星龍の言いたい事を理解した。
叔父にあたるラディッツを倒す為に命を代償にした事。
二度と帰って来られない可能性があるのにフリーザと完全に決着をつけようとした事。
セルの自爆から命を捨ててまで地球を守った事。
皆を守る為に地球にいられる時間を削ってまで時間稼ぎをした事。
「………だぁぁああああ!!!!!!!」
「ほぅ……これはすごいのぅ」
悟飯の気が膨れ上がる。そしてその気とは別に淡い水色のオーラが浮かび始める。
そう………
「いくぞ!!」
間違う事なき………
「この防壁を……」
「貫けぇぇえええ!!!」
自身の命をかけた変身だった。
「な、なんじゃと…」
「はぁ……はぁ……おらぁ!!!」
「全てをかけて、お前を倒す!!」
※次回更新がいつになるかわかりません。もしかすると本当に4月に入ってしまうかもしれませんがよろしくお願いします。