東方激闘魂(バトルスピリッツ×東方project) 作:ガリアムス
今回もミスや誤字脱字があったらごめんなさい
第3話 魔理沙vs駿太! WミブロックvsWドライブ!
* * *
前回のあらすじ!
紫によって幻想郷へと半ば強制的に連れてこられた龍虎&マグナ!たどり着いた博麗神社で彼等を待っていたのは、なんと世界を救ってきた歴戦の英雄達だった!
幻想郷が直面している未曾有の危機…それは強大な悪意によりバトスピが滅ぼされてしまうというもの。それを阻止すべく、彼女は龍虎を含め九人のバトラーを集結させたのだ!
龍虎のもたらしたカードでデッキを再構築し、紫が呼んだバトラーとの戦いに挑む一行!
初陣は駿太vs魔理沙!龍虎が渡した火魔神を使い、果敢に攻めるが、魔理沙は氷の覇王ミブロック・バラガンを召喚!さらには極星剣機ポーラ・キャリバーまでもをブレイブし、さらに堅牢な防御を固めてきた!
果たして駿太はこの守りを崩せるのか!?そして勝利の女神はどちらに微笑むのか!?
* * *
駿太 ライフ5 手札7 リザーブ0 トラッシュ3 バースト有
コレオン レベル1(SC)5000 疲労
↑
火魔神
↓
コレオン レベル2(2)6000
* * *
魔理沙 ライフ4 手札3 リザーブ0 トラッシュ2 バースト有
ミブロック・バラガン+ポーラ・キャリバー
レベル3(3+SC)11000+6000=17000
アルマジトカゲ レベル2(2)3000
魔理沙「さぁ…こい!駿太!」
現在、第4ターンに入った状況下。異魔神ブレイブ、火魔神を召喚して優位に立ったと思われていた駿太だったが、魔理沙のバーストで召喚された、氷の覇王 ミブロックバラガンによって形勢は五分に戻され、さらには極星剣機(きょくせいけんき)ポーラ・キャリバーを合体されてしまった。
ハジメ「ミブロック・バラガンか…チヒロとのバトルを思い出すぜ」
龍虎「その人もミブロックバラガンを使っていたのですか?」
ハジメ「ああ、チヒロはイラストレーターの夢を持っててな。家の人が厳しく反対しても、夢を諦めずに今も戦ってるんだ」
龍虎「そうなんですか…。それにしてもミブロックバラガンとポーラキャリバー、ですか…。
バラガンもそうですけど、特に今の時点ではポーラ・キャリバーがかなり厄介な存在です」
ツルギ「そうなのか?俺はそうには見えないけど…」
弾「あのブレイブはブロック時に、合体スピリットがBPを比べて相手のスピリットを破壊した場合、相手のスピリット/ブレイブ/ネクサスを1枚、手札に戻す能力がある。例えどんなに強い異魔神ブレイブで有ろうと、片方を止められたら、力も半分になる。
魔理沙って娘は、この短時間で異魔神ブレイブの特徴に気付いて、それに対する一手を投じている」
ツルギ「…つまり」
弾「既に自分のデッキの中で、対異魔神ブレイブへの回答があると見て間違いない。手札あるいはバーストか…」
弾の予想は当たっていた。彼女のバーストには既に、駿太を追い詰めるカードが仕込まれていたのだから。
駿太「スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札7→8)、リフレッシュステップ(トラッシュ3→0・リザーブ1→4)、メインステップ。
レベル2のコレオンをレベル1にダウン。お前の出番だ!舞い降りろ、炎の天馬!召喚、庚天獣(こうてんじゅう)レディアント・ぺガス!レベル2で召喚(手札8→7・リザーブ5→0・トラッシュ0→3)!」
バトルフィールドに投げたカードが刺さる。其処から2つの金色の光が飛び出し、翼となると、その間から二角を有するシャープな四肢を持つペガサスを呼び出し、炎に燃えるバトルフィールドへと降り立つ。
「召喚時効果!デッキの上からカードを5枚確認し、その中の系統:神皇のスピリットと異魔神ブレイブ1枚づつを手札に加える!」
駿太のデッキから5枚のカードが開かれる。カードは、庚獣竜(こうじゅうりゅう)ドライオン、エンペラードロー、熊魔神、無限の神皇ゼムリアス、超・炎魔神の5枚。
駿太「よし!ゼムリアスと超・炎魔神を手札に(手札7→9)!」
宣言したカード以外が粒子となり消えて、宣言した2枚が駿太の元へと飛んでいった。その中の無幻の神皇ゼムリアスは、龍虎が駿太の持つあるカードの為に渡したカードでもある。
魔理沙「おっと!相手のスピリット/ブレイブの召喚時効果発揮で、バースト発動!ヴァイキング・レイヴをバースト召喚!維持コアはアルマジトカゲをレベル1にして確保だ!そしてバースト発動が相手のメインステップなら即座に終了させる!」
またしても魔理沙のバーストが発動する。バトルフィールドに現れた氷山を砕き、牛を思わせる角と巨大な斧と円盾を持つ巨兵が現れた。
その角から放つ電撃が駿太のフィールドを直撃、メインステップを終わらせ、アタックステップへと進めてしまう。
魔理沙「まだ終わらないぜ。ミブロック・バラガンの効果で自分がバーストを発動したので、手札からバーストカード1枚をセット。神剣の効果で1枚ドローだ(手札3→2→3)」
バーストを巧みに操りながら、駿太を惑わす魔理沙。だが駿太も負けてはいない。
駿太「左側のコレオンでアタック!火魔神の効果でアタックしていないコレオンにコア1つ追加してレベル2にアップ!いけ!」
魔理沙「ライフで受ける(ライフ4→3・リザーブ0→1)!」
バラガンの横を通り抜け、コレオンのアッパーカットが、再び魔理沙のライフを砕いていく。
駿太は火魔神の効果でコアを確実に増やし、次なる一手に備える。充実した手札を生かす為、危険を承知で敵の懐へと飛び込み、勝機を掴む為に。
魔理沙「やるじゃんか、BPも心許ないスピリットでアタック出来る勇気…どっかの人形使いにも見せてやりたいぜ」
駿太「負けを恐れてたら勝ちは絶対見えない。だったら恐れず一歩踏み出して、勝ちをもぎ取る!レベル2となったコレオンでアタック!火魔神の右側の効果で1枚ドロー(手札9→10)!」
火魔神の右側が赤く輝き、天に右腕を掲げると一粒の炎が駿太のデッキに注がれ、1枚のカードを飛ばす。
魔理沙「コアブーストにドロー…赤と緑のそれぞれ異なる効果を持つのが異魔神ブレイブか。だが此方もそれ以上の好き勝手はさせないんだぜ!アルマジトカゲでブロック!」
龍虎「アルマジトカゲ?ミブロック・バラガンじゃないのか?」
ハジメ「…!まさかあのバーストは!」
アルマジトカゲが身体を丸め、転がりながら迫り、コレオンと激突する。だが火魔神の力を受けたコレオンは回転を止めると、空中に投げ飛ばして破壊した。
魔理沙「きたきた!自分のスピリットが相手によって破壊されたのでバースト発動!魁(さきがけ)の覇王ミブロック・ブレイヴァー!この時、破壊されたのが白のスピリットならそのまま召喚出来る!」
駿太「やっぱりそいつか!」
魔理沙「さぁ…いくぜ、相棒。激動の時代に生きた英雄よ。その気高く強い魂を以て、再び戦場を駆けよ!魁の覇王ミブロック・ブレイヴァー!レベル2で出陣(リザーブ2→0)!」
桜吹雪が舞い躍り、それを切り裂く剣一閃。バラガン以上に大きく、そして何より雄々しき姿を持つスピリット。それはまさしくミブロックの頂点に座するに相応しいスピリット、名をミブロック・ブレイヴァー。
駿太「Wミブロックか…!ターンエンド」
駿太 ライフ5 手札10 リザーブ0 トラッシュ3 バースト有
コレオン レベル1(1)5000 疲労
↑
火魔神
↓
コレオン レベル2(2)6000 疲労
庚天獣レディアント・ぺガス レベル2(2)7000
魔理沙「スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ1→3)、メインステップ。
まずはバーストセットして、神剣の効果で1枚ドロー(手札3→2→3)。よし!バラガンに合体している、極星剣機ポーラ・キャリバーをブレイヴァーに合体!さらにポーラ・キャリバーをもう1体召喚、ヴァイキング・レイヴに直接合体させてレベル2にアップだぜ(手札3→2・リザーブ3→0)!」
バラガンがポーラ・キャリバーの剣とジェットパックをブレイヴァーに向けて射出し、ジェットパックはブレイヴァーの右腕に、剣を左手に握る形で合体。さらに飛んできたポーラ・キャリバーはヴァイキング・レイヴの背中にジェットパックを合体する。
ブレイヴァー+ポーラ レベル2(2)9000+6000=15000
レイヴ+ポーラ レベル2(2)5000+6000=11000
駿太「スピリットのBPが全員BP10000を超えた…くるか」
魔理沙「ターンエンドだ」
盤面は堅牢にも関わらず、魔理沙はターンを終了し駿太にターンを渡してきた。それは自信と余裕から来るものか、はたまた臆病なだけか。
魔理沙 ライフ3 手札2 リザーブ0 トラッシュ2 バースト有
バラガン レベル3(3+SC)11000
ブレイヴァー+ポーラ レベル2(2)15000
レイヴ+ポーラ レベル2(2)11000
駿太「スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札10→11)、リフレッシュステップ(リザーブ1→4)、メインステップ。
バーストゾーンの絶甲氷盾を破棄、新たにバーストセット(手札11→10)。リザーブのソウルコアとレディアント・ぺガスのコア1つを交換。ネクサス、十二神皇の社と情熱サーキットをそれぞれレベル1で配置(手札10→8・リザーブ4→3→1)!」
駿太が投げたカードが輝き、1枚は馬の石像が佇む博麗神社のような風格溢れる寺を、もう1枚は炎を纏いながら2人の周りに巨大なサーキットと三段式の観客席を造り上げる。
龍虎「おお!なんだこれ!!でけぇサーキットだ!」
バシン「ネクサスってこうやって展開するのか!」
ネクサスの配置に龍虎とバシンのテンションははね上がる。未知の体験に心が踊るのだろう。
駿太「…アタックステップ」
魔理沙「ミブロックバラガンの効果発揮!ヴァイキング・レイヴを手札に戻して(手札2→3・リザーブ0→2)、合計コスト10になるよう、相手のスピリットを手札に戻すぜ!対象はコレオン2体!」
ヴァイキング・レイヴが光の粒子となって彼女の手札に戻る。同時にコレオン2体も光の粒子となり手札に戻ってしまい、合体元のスピリットを失った火魔神は静かに浮遊するのみ。
駿太「やっぱり狙ってきたか…(手札8→10・リザーブ1→4)!」
魔理沙「手札が増えたな?ミブロック・ブレイヴァーレベル2合体時効果で、バーストを破棄だ!」
ブレイヴァーの放つ一閃が駿太のバーストカードを切り裂く。そのカードは相手の効果で手札が増えた場合、コアを2つリザーブに追加しながら、相手スピリット2体を疲労させる千枚手裏剣だった。
ハジメ「やられた…ヤバいぞ!駿太!」
駿太「…ターンエンド」
魔理沙「そうだ。私の合体スピリットがいる以上、アタックは出来ない。ポーラ・キャリバーの効果でネクサスを戻される。誰だってそうする、私だってそうする。
例え、ミブロック・ブレイヴァーの効果でライフを破壊されると解っていてても…な!」
刹那、ブレイヴァーの斬撃が居合の如く飛び、駿太のライフを1つ破壊した(ライフ5→4・リザーブ4→5)。それがミブロック・ブレイヴァーの共通レベルで発揮される能力。相手がアタックしなかった場合にライフを1つ破壊する能力だ。
魔理沙「おいおい、こんなものか?世界を救った英雄の力は?」
駿太「…まだだ。俺の力はこんなものじゃない!」
駿太の周り…いや、バトルフィールドの周りに形成されていた情熱サーキットの道を炎が迸り、赤くたぎる!
駿太「情熱サーキットの効果で、俺のライフが減ったらデッキから1枚確認してそのカードが系統:神皇か十冠を持つ赤のスピリットなら、ノーコストで召喚出来るのさ!」
魔理沙「ミブロック・ブレイヴァーの効果を逆手に取ったのか!?」
駿太「デッキトップ確認。…きた!甲獣(こうじゅう)キャノン・ピューマをノーコスト召喚(リザーブ5→3)!」
サーキットの炎と共に、背中に長距離砲塔を乗せた橙色の毛並みを持つ猫型のスピリットが現れる。
魔理沙「やられたぜ…ミブロック・ブレイヴァーにライフを破壊される事も計算した上で、情熱サーキットを配置したんだな…」
駿太「まぁな。今度こそターンエンドだ」
駿太 ライフ4 手札10 リザーブ3 トラッシュ3
火魔神 レベル1(0)4000
甲獣キャノン・ピューマ レベル2(2)4000
庚天獣レディアント・ぺガス レベル2(1+SC)7000
魔理沙「スタートステップ、コアステップ(リザーブ2→3)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ3→5・トラッシュ2→0)、メインステップ!
合体が解除されたポーラ・キャリバーをバラガンに再度合体!バーストセット、神剣の効果で1枚ドロー(手札2→3)。ミブロック・ブレイヴァーをレベル3にアップだぜ(リザーブ5→2)!」
再び、ポーラ・キャリバーのジェットパックがバラガンの両足に合体し、射出された剣を左手に握って、二刀流の構えを取る、2体のミブロック。
「アタックステップだ…さぁ、覚悟は良いか?私は出来てる!合体スピリットでアタックだ!」
目にスパークを走らせ、バラガンがポーラ・キャリバーとの合体により得たジェットパックを噴かせ、交差させた剣を用いて、天空より迫り来る!
駿太「ライフで受ける(ライフ4→2・リザーブ3→5)!ぐうう!?」
駿太の周りを光が覆い、加速により威力と重さを増したバラガンの一撃を受け止める。彼のアーマーに灯るライフの光が2つ同時に弾け、彼を後方へ押し飛ばす。
「駿太さん!」と龍虎の問い掛けに、彼は振り向かず、右手の親指だけを立てて、無事を証明した。同時にサーキットの道が再び赤く燃え始める。
駿太「情熱サーキットの効果!ライフが減ったからデッキトップを確認…マジックのスクランブル・ブースター。このまま破棄する」
捲られたカード、スクランブル・ブースターが白い粒子となり、破棄されトラッシュに送られた。だが魔理沙は攻撃の手を緩めない。
魔理沙「ミブロック・ブレイヴァー!いけぇ!フラッシュタイミングでマジック、リブートコードを使う(手札3→2・リザーブ2→0・トラッシュ0→2)!私のスピリットを全て回復させる!」
二刀の剣を奮いブレイヴァーが迫る中で、魔理沙はマジックを使い、スピリット達を支援する。リブートコードが発動し、彼女のフィールドに白く優しいエネルギーと電気が迸り、2体のミブロックを再び立ち上がらせる!
駿太「甲獣キャノン・ピューマでブロック!ブロック時効果で1枚ドロー(手札10→11)!」
キャノン・ピューマが背中の砲塔から3発の砲弾を発射し加速を開始。ブレイヴァーは二刀で砲弾を切り落とし、ピューマに剣を叩き付けるが、華麗にそれを躱わしてブレイヴァーの喉元に食い付こうとした。
しかし、右腕に合体していたジェットパックが射出され、ピューマの脇腹を直撃。態勢を崩した所を十文字に切り裂かれて爆散された。
魔理沙「回復したミブロック・ブレイヴァーで再攻撃!いけぇええええええ!!!!!」
ブレイヴァーの右腕に装着されたジェットパックによる飛翔から、遥か天空より二刀の剣が襲い掛かる!
駿太「フラッシュタイミング!マジック、デルタバリア(リバイバル)を使用(手札11→10・リザーブ7→3・トラッシュ3→7)!!このターンの間、相手のスピリット/マジックの効果とコスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックで俺のライフは0にはならない(ライフ2→1・リザーブ3→4)!」
駿太の前で3つの光が三角の結界を構成・展開し、バラガンがそのバリアを切り裂こうと二刀で交差切りを放つ。だが、バリアが消えても本来2つ失われる筈の彼のライフは1つ残り、淡い光を放っていた。
魔理沙「凌がれたか…ターンエンドだぜ。
(だが、私の手札にはブレイヴァーに疲労ブロックの効果を付与する光翼の太刀に、相手スピリット1体からのアタックからライフを守る幻影氷結晶(げんえいひょうけっしょう)。しかもバーストはヴァイキング・レイヴ…まさに鉄壁の守りだ。抉じ開けられるなら、やってみるが良いぜ…!)」
駿太「何を勘違いしてるんだ?」
魔理沙「へ?」
駿太「まだ俺のネクサス、情熱サーキットの効果が残っている!1枚オープン!…壬馬(じんば)トラケナーをノーコスト召喚(リザーブ4→3)!」
サーキットの炎を纏い、赤く力強く駆ける小型のユニコーンが駿太のフィールドに現れた。
魔理沙 ライフ3 手札2 リザーブ0 トラッシュ2 バースト有
ブレイヴァー+ポーラ レベル3(5)BP19000 疲労
バラガン+ポーラ レベル3(3+SC)BP17000
駿太「スタートステップ、コアステップ(リザーブ3→4)、ドローステップ(手札10→11)…きた。リフレッシュステップ(リザーブ4→11・トラッシュ7→0)、メインステップ。
レディアント・ぺガスのソウルコアをリザーブのコアと交換し、コレオン2体をレベル1で再召喚(手札11→10→9・リザーブ11→10→9)!」
駿太のフィールドに再び、2体の小柄の子ライオンのスピリットであるコレオンが現れる。そして駿太はコレオンに秘められた、その力を解放した。
駿太「コレオンの効果発揮!メインステップの間、自分が系統:神皇を持つスピリットを召喚する時、そのコストを-1出来る!これで俺は、龍が託してくれたこのスピリット達を呼ぶ!」
龍虎「駿太さん!思いっきりやっちゃってください!あと俺は龍虎です!」
駿太「次元の境界に眠りし、炎の王よ!今こそ神の力を示せ!召喚!!無幻(むげん)の神皇(しんおう)ゼムリアス!!!レベル2で2体同時召喚だ(手札9→8→7・リザーブ9→6→3)!!!!!」
彼の手から投げられた2枚のカードが炎を纏い、そして光を放つ。2つの炎輪が産み出され、その中から同時に現れた、炎の赤い龍が誕生の雄叫びをあげながら、駿太のフィールドに舞い降りたのである。本来、ゼムリアスは最大までコストを軽減しても、2つコストを払わなければならないが、コレオン達の力により、実質ノーコストで呼び出せた事と同意義となっていた。
無幻の神皇ゼムリアス レベル2(3)7000
無幻の神皇ゼムリアス レベル2(2+SC)7000
駿太「そしてもう1体!燃え上がれ、炎の魂!雄々しく強く!世界に轟け!召喚、異魔神ブレイブ!超・炎魔神(手札7→6・リザーブ3→0・トラッシュ0→3)!!」
無限のマークと共に、魔方陣が現れ地面に吸い込まれた刹那、巨大な火炎旋風が発生し、やがてその中から火魔神よりも熱く、大きく、そして駿太のバトルアーマーと同じ姿をした真紅の異魔神、超・炎魔神が顕現。
その背中に∞の形の円輪が合体、高らかに叫び炎を吹き飛ばして、その姿をバトルフィールドの中と外に知らしめる。
龍虎「レディアントの時に加えた異魔神ブレイブ!」
魔理沙「今さら異魔神ブレイブが来ても、私の勝ちは揺るぎはしないぜ!」
駿太「いいや、勝つのは俺だ!超・炎魔神の召喚時効果発揮!相手のバーストを1枚破壊する!」
魔理沙「なん…だと!?」
超・炎魔神が右腕を振り上げると、そこから地面を這う炎が放たれ、魔理沙のバーストカード、ヴァイキング・レイヴを焼き払ってしまった。
駿太「いくぞ魔理沙!超・炎魔神を無幻の神皇ゼムリアス2体に合体(ブレイブ)だ!」
超・炎魔神の両手が赤く輝きだし、ゼムリアス2体に向けてビームを放つ。その光を受けた2体は赤いオーラを纏いながら、さらに己を赤く燃やす。
無幻の神皇ゼムリアス レベル2(3)7000+5000=12000
↑
超・炎魔神
↓
無幻の神皇ゼムリアス レベル2(2+SC)7000+5000=12000
駿太「今、俺のフィールドに2体の神皇が超・炎魔神と合体した!超・炎魔神よ!秘めた力、見せてやれ!
ダブルドライブ…解放!!!!!」
駿太のバトルアーマーが赤く輝きだし、脚と肩の部分からさらに金色の翼が展開され、超・炎魔神もまた、頭部へ更に装甲が合体し、∞を象る円輪は炎を纏いながら、回転し始めた!
駿太「アタックステップ!」
魔理沙「ミブロックバラガンの効果!ミブロック・ブレイヴァーを手札に戻す事で(手札2→3・リザーブ0→5(SC))、戻したスピリットと同じコストの相手スピリットを手札に戻す!ブレイヴァーのコストはポーラ・キャリバーを合わせ15、つまりは無幻の神皇ゼムリアス1体と庚天獣レディアント・ぺガス、コレオン2体を手札に返すぜ!」
ミブロック・ブレイヴァーが光を纏い、魔理沙の手札に帰る。そしてゼムリアス達も駿太の手札へ…
帰らなかった。
魔理沙「な、何で…バウンス効果が効いてない?」
駿太「壬馬トラケナーの効果で、俺のフィールドの系統:神皇/十冠を持つスピリット全てにバウンス耐性を付与する効果がある。コレオンは対象外だけどな(手札6→8・リザーブ0→2)。
仕切り直して…。いけ!ソウルコアを乗せた、右側のゼムリアスでアタックだ!アタック時効果でゼムリアスにコア1つ追加!」
炎の翼はためかせながら、ゼムリアスが魔理沙へと襲い掛かる!
駿太「そしてこれが俺達の世界の戦い方だ!ゼムリアスのソウルコアを俺のライフに!封印(ライフ1→2(SC))!」
ゼムリアスのソウルコアが赤く輝きながら、粒子へと変換され、駿太のバトルアーマー目掛けて突進してくる。彼はその赤い、熱い力を、バトルアーマーの真ん中に空いた場所に受け入れ、己のライフとした!
環奈「ソウルコアを自らのライフに置く…幸村の世界とはまた違う、ソウルコアを使った戦い方でごしゃる!」
駿太「ゼムリアスのレベル2からの封印時効果発揮!自身を常時BP+10000!超・炎魔神のアタック時効果で更にBP+5000!合計BP27000のダブルシンボルだ!!」
ゼムリアス レベル2(3)17000+5000=22000
↑
超・炎魔神
↓
ゼムリアス レベル2(4)17000+5000+5000=27000 攻撃中
魔理沙「BPがたけぇ…!ライフで受ける(ライフ3→1)!」
ゼムリアスの炎を纏う右腕が、魔理沙を守る為に展開されたバリアに激突し、火花を散らしながら、破壊された。
魔理沙「へへ…確かにダブルシンボルのアタックは強力だけど、一度でも凌げば怖くは無いぜ!勝利は私の物だ!」
駿太「勝つのは俺だ!超・炎魔神のダブルドライブ発揮!自身の左右に系統:神皇を持つスピリットが2体と合体している時、そのスピリットがアタックを終えた時、さらにもう一度アタックを可能に出来る!」
魔理沙「な、もう一度アタックするだって!?」
超・炎魔神のダブルドライブ。それは神皇の攻撃回数をさらに上乗せし、殲滅能力を高める効果。シンプルながら強力な効果は赤属性らしく攻撃的で、相手の計算を狂わせる。
駿太「再アタックだ!ゼムリアス!アタック時効果でコア1つ追加!レベル3、BP30000にアップ!」
魔理沙「くっ…!ミブロック・バラガンでブロック!フラッシュタイミングで幻影氷結晶をまだアタックしていないゼムリアスに使用(リザーブ5→4・トラッシュ2→3)!そいつのアタックで、私のライフは減らせなくするぜ!」
魔理沙もまだ勝負を諦めてはいない。手札から放ったカードが地面に刺さり、もう1体のゼムリアスの周りに白い分厚い氷の壁を造り上げ、身動きを封じ込める。
駿太「やるな!でも合体スピリットは倒させて貰うぞ!!」
バラガンの赤桃色の光剣とポーラ・キャリバーの二刀流が、ゼムリアスの炎の拳がぶつかり合う。尽きる事の無いゼムリアスのラッシュを捌き続けるバラガンだったが、ゼムリアスのアッパーカットがポーラ・キャリバーの剣を弾き上げる。バラガンはジェットパックで空中への離脱を図るが、ゼムリアスはそれすらも読み切り、先回りして捕まえると、地面へとバラガンを叩き付ける。
そして腹部装甲をも貫く地獄貫きを打ち込み、爆散させた。
そして炎の中からゆっくりと立ち上がる姿は、まるで悪魔のような恐ろしい顔立ちで…
魔理沙「ひっ…」
駿太「レディアント・ぺガス!」
馬のカン高い鳴き声と共に、力強く大地を駆け出すレディアント。
駿太「これで最後!フラッシュタイミング!マジック、エグゼフレイム(リザーブ2→0・トラッシュ3→5)!!BP15000の相手スピリット/アルティメットを好きなだけ破壊して、ネクサスも全て破壊だ!」
駿太が放った最後のマジックは、レディアント・ぺガスにあるスピリットの面影を重ねながら、蒼く美しい炎を纏い、掛けて行く。その炎は2体のポーラ・キャリバーを包み、爆散。
今、魔理沙の手札にはレディアント・ぺガスのアタックを凌ぐマジックも、自分を守ってくれるスピリットもいない。
魔理沙「ここまで…か。駿太、見事だったぜ!さぁこい!」
駿太「魔理沙とのバトル、すごく楽しかった!またやろう!!」
レディアント・ぺガスの2角の激突が、彼女の最後のライフを破壊。魔理沙をバトルフィールドの外へと押し出した…。
駿太「よっしゃあ!ビビッとビクトリー!」
駿太の掛け声にレディアント、トラケナー、そしてゼムリアス2体が吠える。
* * *
駿太「魔理沙!大丈夫か!?」
魔理沙「おうよ、これくらい修行時代に何度も負けまくった時に慣れたからな!しっかしダブルドライブかぁ…してやられたぜ」
バトルを通じて、お互いの健闘を称える二人。その姿を見て、龍虎はそれを嬉しく感じる。
弾「次は俺の番だな…駿太があれだけ熱いバトルを観ていたら、やりたくなってきた」
妖夢「おや奇遇ですね。私もバトルしたいと思っていたところです」
弾「…じゃあ、やろうか。妖夢」
妖夢「ええ、勝負です。馬神 弾」
駿太と魔理沙のバトルが終わり、次は弾と妖夢のバトルが勃発する!
その熱く激しい戦いは、次回を待て!
第3話オワター…!滅茶苦茶疲れたでござる…
今回のバトル。実は最初からレディアント・ぺガスでトドメを指すという自分の中では1つのキツイ縛りを設けて書いていました。
まぁ理由は簡単。アニメでウェッジテイルより扱いが酷いレディアント君に、輝いて欲しかったから。
まぁ今後もレディアント君には活躍できるようにしてあげたいなと思います。
さて次回予告!
第2戦は弾vs妖夢!世界を2度救った男は、新たなデッキと共に妖夢へと挑む!果たして戦いの結末や如何に!?
次回、東方激闘魂 第4話 弾vs妖夢!新生のブレイブデッキ降臨!