東方激闘魂(バトルスピリッツ×東方project) 作:ガリアムス
幸村「負けるつもりはないぜ!」
ところで幸村さん、ディーバブースターはry
幸村「おいやめろ(中の人ネタ)」
*誤字脱字、キャラ崩壊やらが含まれます!あと彷皇うとなっていますが、変換で出ません。申し訳ない…
*そして指摘、感想も募集中です!
前回のあらすじ!第三戦目はチルノvs龍虎のバトル!
赤デッキのオレドラで、ハチャメチャバトルを展開する紅蓮 龍虎に、チルノの未知なる覇王X(ヒーロー)レア 拳の覇王ロッキー・ジョーのデッキ破壊が牙を剥く!
デッキを下からカードをトラッシュ送りにする前代未聞のデッキ破壊に、龍虎とデッキは大ピンチ!しかし、爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼルと神閃月下のデッキ回復コンボを巧みに駆使し、最後はドラグマグナとブゲイシャー、炎魔神の超攻撃コンボを叩き付け、完全決着!
主人公としての威厳を見せつけたのだった!
* * *
幸村「咲夜!このバトル、絶対負けないからな!」
咲夜「その言葉、そっくりそのまま貴方に返すわ」
お互い開始前から既に一触即発ムードが漂い、他の皆にも肌がピリピリする程。両者をこれ以上待たせれば、どうなるかわからないと判断した紫は、二人に開始の任を押した!
紫「では…第四戦目、始め!」
「こい!轟天龍!」と、開始直後に幸村が天に己がデッキケースを掲げて叫んだ。デッキケースに象る龍の目が赤の光を放つ!
…………………しかし何も起こらない。
幸村「…ん?おい!こい、轟天龍!」
……………またしても何も起こらない。
紫「ごめーん♪此所って電波届かないんだったわ!てへっ☆」
環奈「幸村、どんまいでごじゃる((^-^)b)グッ)」
ヨク「………ふっ」
駿太「お、おいヨク…笑うなって…」
龍虎「いや完全に笑ってるじゃないですか二人共!」
幸村(誰か俺を海に沈めてくれ…!)
その後、紫が時空を開いて彼の轟天龍を幻想郷に引っ張ってくる羽目になったのだった…
* * *
咲夜「…えっと、大丈夫…?」
幸村「…大丈夫だ、すまない取り乱した」
意気消沈の気不味いムードが入ったが、彼は頭のバンダナを弾いて、気合と闘魂を再度入れ直し、高く跳躍から後ろ1回転で、変形した轟天龍に搭乗したのだ。
龍虎「え、今なにしたの…」
幸村「ん?見ての通り、轟天龍に乗っただけだが?」
環奈「拙者達の世界では皆普通にこの乗り方でごじゃるが?」
龍虎(おかしい…、色々おかしい…。1回転跳躍搭乗が当たり前って、幸村さん達の世界のバトラーの身体能力レベルおかしくない!?)
龍虎が困惑する姿を他所に、幸村は咲夜と向かい合い、己のデッキをデッキスペースに置く。
幸村「邪魔は入ったが、始めようぜ咲夜!」
咲夜「掛かってきなさい、私の力を見せてあげる!」
二人「ゲートオープン、界放!!」
幸村「俺のターン!スタートステップ、ドローステップ(手札4→5)、メインステップ!まずはドラマルを召喚(手札5→4・リザーブ4→3)」
幸村が召喚したのは、先の妖夢vs弾戦で妖夢が召喚したスピリット。ブレイドラに似たスピリット、ドラマルである。
幸村「続けてネクサス、故郷に似た山を配置(手札4→3・リザーブ3→0・トラッシュ0→3)!」
幸村の後ろに展開されたのは、紅葉の森林群を山下に見下ろす綱領とした山々の姿。その山を見つめるドラマルの表情は、どこか嬉しそうにも見える。
幸村「ターンエンドだ」
幸村 ライフ5 手札3 リザーブ0 トラッシュ3
ドラマル レベル1(SC)1000
故郷に似た山 レベル1(0)
咲夜「スタートステップ、コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札4→5)、メインステップ。
そうね…ネクサス、彷皇(さまよ)う天空寺院(てんくうじいん)を配置するわ(手札5→4・リザーブ5→0・トラッシュ0→5)」
咲夜の上空に穴が空き、其処に現れたのは巨大な飛竜の形した島…否、寺院である。寺院でありながら空に浮遊し浮き続ける巨大な島なのだ。
霊夢「いつもの」
魔理沙「おまたせ」
美鈴「予定調和」
チルノ「じっかのあんしんかん」
バシン・ハジメ・ツルギ・レイ・駿太・ヨク・龍虎
(どうゆうことなの………?)
咲夜「バーストセット(手札4→3)。…ターンエンドね。さ、お手並み拝見といきましょうか」
咲夜 ライフ5 手札3 リザーブ0 トラッシュ5
彷皇う天空寺院 レベル1(0)
幸村「スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札3→4)、リフレッシュステップ(リザーブ1→4・トラッシュ3→0)、メインステップ。
ドラマルのソウルコアをリザーブのコアと交換、新たにドラマルを召喚(手札4→3・リザーブ4→3)」
幸村の場に新たなドラマルが現れ、互いに薙刀を重ね合わせる。
幸村「ソウルコアを使い、ソウルドローを使用。効果でデッキからカードを3枚ドロー(手札3→2→5・リザーブ3→1・トラッシュ0→2)。さらにマジック、龍魂乱舞(りゅうこんらんぶ)。デッキの上から5枚を見て、その中の系統:武竜を持つスピリットカード1枚を手札に加える(手札5→4・リザーブ1→0・トラッシュ2→3)」
幸村のデッキからオープンされたカードは、ムシャドラゴ、炎龍刀・鬼丸、一発必中ドロー、ハガネヴルム、戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴンの5枚。
幸村「よし、バーニング・ソウルドラゴンを手札に、残ったカードは好きな順でデッキの下に戻す!」
戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴン。幸村が戦国チャンピオンシップに於いて、強豪達と渡り合い、勝利するべく手に入れた、彼の最強の切り札である。
環奈「幸先が良いでごじゃるな、幸村」
龍虎「バーニング・ソウルドラゴンか。どんな能力だろう?楽しみだ!」
ペースを幸村が握った。誰もが信じて疑わない。彼女のバーストが発動する…その時までは。
咲夜「…相手の効果で、相手の手札が増えた事で、バースト発動。バーストマジック、グリードサンダー。相手の手札が5枚以上なら、手札を全て捨てさせ、2枚ドローさせるわ」
龍虎「え…」
幸村「な…(手札5→0)!?」
青の稲妻が幸村の手札に直撃し、彼の手からカードを1枚、また1枚と溢す。
戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴンも。
剣豪龍サムライ・ドラゴン・天も。
剣武龍ムラマサ・ドラゴンも。
彼の手から落ちて、トラッシュに送られた。
咲夜「どうかしら?一瞬の喜びから反転した苦く屈辱的な味は。チョコレートのようで素敵じゃないかしら?…うふふ」
幸村「…く!グリードサンダーの効果で、2枚ドロー(手札0→2)」
咲夜「貴方が効果でカードを引いた時、私のライフを1つをこのスピリットに置くことでノーコスト召喚出来る!来なさい、我が僕のスピリットよ!
破欲(はよく)の滅龍(めつりゅう)グリード・ドラゴニス(ライフ5→4・手札3→2)!」
幸村が状況を切り替える間も与えぬように、咲夜が自らのライフを砕き割り呼び出したのは、四足歩行の歪な丸に歪んだ角、翼、刺を持つ巨大なドラゴン型のスピリット。破欲の滅龍グリード・ドラゴニス。
破欲の滅龍グリード・ドラゴニス レベル1(1)10000
ツルギ「ドラゴニス…!滅龍…だと!?」
龍虎「知っているのですか、ツルギさん!?」
ツルギ「俺の世界で、その系統を使ったバトラーがいてな…ガルドスっていうんだけど、奴等は大型らしい極めて高い攻撃力を持ってる!幸村、気を付けろ!」
幸村「おう!バーストセット、ターンエンド(手札2→1)!」
幸村 ライフ5 手札1 リザーブ0 トラッシュ3 バースト有
ドラマル レベル1(1)1000
ドラマル レベル1(1)1000
咲夜「スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ1→6・トラッシュ5→0)、メインステップ。
破欲の滅龍グリード・ドラゴニスの効果。私が系統:滅龍を手札/手元から召喚する時、このスピリットに赤のシンボルを2つ追加出来る」
グリード・ドラゴニスの両翼に浮かび上がった2つの赤シンボルが、新たな龍誕生の胎動のように鼓動、音が響く!現状でも赤のシンボルは5つあり、赤の大型スピリットを呼び出すには十分だが、咲夜はさらにネクサスカードに手を添える!
咲夜「彷皇う天空寺院の効果。私が元々のコストが8以上のスピリットを召喚する場合、このネクサスを疲労させて、2コスト支払ったものとして扱う。さぁ…出番よ。
全てを滅ぼす黒龍!この者の前に立つ愚かさを知るが良い!滅龍帝ジエンド・ドラゴニス!召喚(手札3→2・リザーブ6→3・トラッシュ0→2)!」
バトルフィールドの大地を食い破り、上空へ昇る赤く黒い光。それは渦となりて天に孔を穿つと白い光が射し込む。やがて光の中に一匹の龍が居ることが、はっきりと見えた。
だが、その龍…ドラゴンは、グリード・ドラゴニス以上の禍々しい黒と赤の竜麟に覆われ、巨大な翼と長い首に尾を振るい、バトルフィールドで力強く、けたたましい咆哮をあげる!
ツルギ「滅龍帝…ジエンド・ドラゴニス…!」
龍虎「で、でかい…グリード・ドラゴニスもだけど、ジエンド・ドラゴニスもでかい…!」
ドラマル達が恐怖に震えている。体格差・BP差の違いをまじまじと見せ付けられたからだろう。
咲夜「グリード・ドラゴニスをレベル2へ(リザーブ3→0)。アタックステップ、ジエンド・ドラゴニスでドラマルを指定アタック!」
一同「?!」
幸村「な…!?指定アタック…そうか!グリード・ドラゴニスの効果か!」
咲夜「御明察。グリード・ドラゴニスのレベル2効果で私のアタックステップ中、系統:滅龍を持つ自分のスピリット全てに対し、指定アタック効果を付与出来る。
それだけじゃないのよ?この効果で指定した相手のスピリットのコストが4以下なら、ジエンド・ドラゴニスはターンに1回疲労せずにアタック出来る!」
龍虎「嘘だろ、疑似的な無限刃じゃないか!」
狙われたドラマルは薙刀を構え、勇敢に立ち向かうもジエンド・ドラゴニスの圧倒的力の差を前に前脚で踏み潰され、破壊されてしまう。
幸村「ドラマル…!」
咲夜「貴方にスピリットは残させない。グリード・ドラゴニスでドラマルを指定アタック。グリード・ドラゴニス自身の効果で、疲労せずにアタックするわ」
上空に飛翔し、赤黒い邪悪な炎を放ちドラマルを焼き払うグリード・ドラゴニス。しかしドラマルも全力で炎の中を突貫して、グリード・ドラゴニスの頬に一太刀報いるが、頭を食い千切られ無惨に爆散した。
咲夜「アタックステップ終了。そしてターンエンドね」
咲夜 ライフ4 手札2 リザーブ0 トラッシュ2
グリード・ドラゴニス レベル2(4)13000
ジエンド・ドラゴニス レベル1(SC)9000
彷皇う天空寺院 レベル1(0) 疲労
幸村「スタートステップ、コアステップ(リザーブ2→3)、ドローステップ(手札1→2)、リフレッシュステップ(リザーブ3→6・トラッシュ3→0)、メインステップ…」
環奈「幸村…」
ハジメ「例えスピリットを残せてもグリード・ドラゴニスの指定アタックで全滅。かと言って倒すにしても手札も無い。ああーどうすりゃ良いんだよ、この状況!?」
龍虎「大丈夫ですよ!幸村さんならきっと!」
誰が見てもバトルの流れは幸村から咲夜に移った。状況は絶望的、勝ちへの望みはあまりにも細い。だが幸村は諦めていない。彼の目はまだ死んでないのだ。
幸村「あの時に受けた絶望に比べれば…こんな状況、安いもんだ…!このバトル、俺が勝つ!トラ、お前の力借りるぞ!
故郷に似た山の効果で、系統:武竜のスピリットのコストを1減らす!ソウルコアを使い、召喚!出でよ、爆炎(ばくえん)の起導士(きどうし)イザナ(手札2→1・リザーブ6→2・トラッシュ0→3)!」
赤く燃える炎の中から、平安貴族思わせる帽子と真珠のような白い甲冑纏う竜人が現れ、腰の刀を抜刀する。
環奈「よし、良いタイミングでイザナを引き寄せたでごじゃる!」
咲夜「あら?まだ戦う気力があるなんて関心だわ。けれど、そのスピリット1体だけで私のフィールドをひっくり返せるかしら?」
幸村「やってやる!イザナは召喚コストにソウルコアを使用して召喚した時、起導(きどう):赤…即ち赤のS(ソウル)バーストを発動出来る!」
咲夜「Sバースト…?」
Sバースト…それはバーストのカテゴリーの中で生まれた、新たな力。予めセットし発動を待つのがバースト、しかしSバーストはソウルコアを犠牲にする事で、即座に発動出来るカードであり、さらに起導させることにより、より強力な追加効果を得るのである!
幸村「見せてやるぜ咲夜!これが俺の新たな魂の炎だ!Sバースト…発動!」
刹那、幸村のバーストが炎に包まれて、一匹の龍となりて空に駆け上がり、大きな赤い龍の頭蓋(アギト)になる!
幸村「おおおおおお!燃え盛れ!熱き剣の龍よ!あらゆる敵を薙ぎ倒す皇となれ!バースト効果でBP15000以下の相手のスピリット1体を破壊!対象はジエンド・ドラゴニスだ!」
頭蓋は三度に渡り、滅龍帝の身体に食い付き、熱い熱と怒りを注ぎ、流し込み、灰塵に還す。まるで彼等に蹂躙され、散って逝ったドラマル達の想いを代弁するかのように…。
幸村「そして召喚!剣皇武龍ゼットウ・ドラゴン(リザーブ2→1)!」
龍の顎の中で精練されゆく青と赤の鎧に身を包む一匹の龍が覚醒(めざ)め、炎を吸い込み、眼を光らせ、幸村の前に降り立った!
咲夜「驚いた…まさかそうゆう戦法もあるなんてね」
幸村「イザナの効果でデッキから1枚ドロー、バーストセット(手札1→2→1)。…ターンエンドだ」
幸村 ライフ5 手札1 リザーブ1 トラッシュ3 バースト有
爆炎の起導士イザナ レベル1(1)4000
剣皇武龍ゼットウ・ドラゴン レベル1(1)7000
龍虎「アタックしない…いや、出来ないのか」
環奈「仮にグリード・ドラゴニスを破壊しても、ジエンド・ドラゴニスにコアを与える結果となり、そのジエンド・ドラゴニスを破壊しても、今の残ったコアではゼットウ・ドラゴンは十二分に力を発揮出来ない。幸村にとって、これほどまでに際どい状況は利家との公式戦以来でごじゃる…」
ツルギ「大型のスピリットを相手にする時の心境だな…。ただでさえ高いBPに加えて、ネクサスの補助もある…何とかして、彷皇う天空寺院を破壊出来れば…」
咲夜「スタートステップ、コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ2→4・トラッシュ2→0)、メインステップ。
そうね…彷皇う天空寺院を疲労。2コスト払ったものとして扱い、さらにグリード・ドラゴニスの効果で赤のシンボル2つ追加。これで新たに、滅龍帝ジエンド・ドラゴニスを召喚する(手札3→2・リザーブ4→1・トラッシュ0→2)!」
再び幸村の前に立ちはだかる、巨大な壁。滅龍帝ジエンド・ドラゴニス。禍々しい赤黒きの龍。
バシン「せっかく倒したのにまた召喚された!」
咲夜「滅龍達は狙った獲物を逃がすことは絶対にない。追い詰め、追い込み、必ず仕留める、冷徹な狩人(ハンター)。アタックステップ、滅龍帝ジエンド・ドラゴニスで爆炎の起導士イザナを指定アタック」
大地を蹴り、低空高速飛翔で距離を詰めるジエンドに、イザナは呪術を唱えて、ジエンドを翼と両脚を縛り、地面に墜落させ、真上から首を絶ち斬ろうと刀を振る。が、その刃が届く前に、ジエンドはその鋭利な牙で刀を噛み砕き、鞭のような撓る尾をイザナに巻き付け、叩き伏せると、二本の角で甲冑ごと胴体を貫き、爆散させてしまう。
咲夜「次。グリード・ドラゴニスでゼットウ・ドラゴンを指定アタック」
襲い掛かるグリード・ドラゴニスにゼットウ・ドラゴンは真っ向からその前脚を受け止め、組み合う。しかしドラゴニスの長い首から繰り出す、凶悪な噛み付きで避ける事に意識を持っていかれ、最後はその尾に脚を崩され、首筋を二度に渡って食い千切られて破壊。
戦線をやっとの思いで立て直した幸村のフィールドから、またしてもスピリットが全滅した。
駿太「くそー!またスピリット達がやられた!」
ヨク「厳しいな…最初のグリードサンダーを受けたのが痛すぎる。このままじゃおそらく…」
幸村「…まだだ!スピリット破壊により、バースト発動!バーストマジック、武将転生(ぶしょうてんせい)!蘇れ、ゼットウ・ドラゴン!」
幸村の負ける雰囲気を一蹴するかのように、彼は伏せられたバーストカードを解き放つ!バトルフィールドを砕き、立ち上る火柱の中から、ゼットウ・ドラゴンがその姿を見せ、再臨する!
環奈「武将転生は相手による自分のスピリットの破壊をトリガーとするカード。このバースト発動時に破壊された系統:武竜を持つスピリット1体を、回復状態で復活させる事が出来る効果でごじゃる」
ハジメ「五輪転生炎の武竜版か!」
咲夜「ちっ仕留めきれなかったか…ターンエンド」
咲夜 ライフ4 手札2 リザーブ1 トラッシュ2
ジエンド・ドラゴニス レベル1(SC)9000 疲労
グリード・ドラゴニス レベル2(4)13000 疲労
彷皇う天空寺院 レベル1(0) 疲労
幸村「ここから反撃開始だ!スタートステップ、コアステップ(リザーブ2→3)、ドローステップ(手札1→2)、リフレッシュステップ(リザーブ3→6・トラッシュ3→0)、メインステップ!
マジック、陀武竜(だぶりゅう)ドローで手札を2枚追加し、トラッシュの剣武龍ムラマサ・ドラゴンを手札に戻す(手札2→1→3→4・リザーブ6→4・トラッシュ0→2)!」
千載一遇の好機(チャンス)を逃さず、幸村は手札を増やしつつ、トラッシュに落ちたキーカードを手札に加え直す。
幸村「召喚!剣武龍ムラマサ・ドラゴン(手札4→3・リザーブ4→0・トラッシュ2→4)!」
幸村の前に、赤い甲冑と扇状の翼、そして刀の角を持つ竜人型のスピリット、ムラマサ・ドラゴンが現れる。
幸村「そして、バーストセット(手札3→2)!アタックステップ!ムラマサ・ドラゴンでアタック!」
雄叫び高らかに、ムラマサ・ドラゴンが低空飛翔で咲夜へと突撃してゆく!そして何より今のムラマサ・ドラゴンには赤く輝くソウルコアがある!
咲夜「まさかムラマサ・ドラゴンにも…!?」
幸村「そうだ!ムラマサ・ドラゴンのアタック時効果、起導:全色がある!Sバースト…発動(トラッシュ4→5(SC))!」
幸村のバーストが開かれる。だがカードの下から発する光は赤ではなく…白い凍てつくかのような、鋭い光(もの)!
幸村「謙信…力を借りる!Sバースト、地神刀(ちしんとう)オオテンタの効果!バースト発動時、BP15000以下の相手のスピリット1体を手札に戻す!対象はジエンド・ドラゴニスだ!」
吹き荒ぶ吹雪がジエンド・ドラゴニスを包み、凍り付け、弾けるや粒子に変えて、咲夜の手札に送り返す。
幸村「召喚!地神刀オオテンタ!ムラマサ・ドラゴンに合体(ブレイブ)だ!」
吹雪が収束し、幸村のフィールドに1本の刀に姿を変えた。それはまるで、巨大な包丁のような刀身を持つ長刀…それは天下五剣(てんかごけん)が一工、大典太と同じ名を冠するソードブレイブである。
ムラマサ・ドラゴンは空中でバトルフィールドに刺さるオオテンタを引き抜き、サンライズ立ちと共にソードブレイブを構えて白い合体した光を放つ!
ムラマサ・ドラゴン レベル1(1)4000+6000=10000
咲夜「バーストブレイブ…!」
幸村「まだ終わらない!ムラマサ・ドラゴンの効果で、バーストを新たにセット(手札3→2)!地神刀オオテンタの効果で、トラッシュのソウルコアをムラマサ・ドラゴン自身に置く事で、相手のスピリット1体を手札に戻せる!俺はこの効果でグリード・ドラゴニスを手札に戻す!」
咲夜「な…!?」
ムラマサ・ドラゴンがバトルフィールドにオオテンタの刀身を突き立てると、地面が割れ、白の光がグリード・ドラゴニスを優しく包む。その光で粒子に変わったグリード・ドラゴニスは咲夜の手札に戻っていった。
咲夜「ちぃ!ムラマサ・ドラゴンのダブルシンボルはライフで受ける(手札2→4・ライフ4→2・リザーブ2→6→8)!」
大きく上段斬り態勢で、咲夜を守るバリアをムラマサ・ドラゴンの一閃が切り裂く!2つのライフを同時に破壊される痛みは、グリード・ドラゴニスのノーコスト召喚の為にライフを破壊される時の比ではない。
重く、魂そのものに乗し掛かる、プレッシャーとは異なる…そんな重さなのである。
幸村「ターンエンド!」
幸村 ライフ5 手札2 リザーブ0 トラッシュ4 バースト有
ムラマサ+オオテンタ レベル1(2(SC))10000 疲労
ゼットウ・ドラゴン レベル1(1)7000
咲夜「……遊びは、終わりね」
幸村「…咲夜、何か言ったか?」
咲夜「ええ…言ったわ。貴方を本気で叩き潰す…と」
彼女の先程までの優雅で洒落た口調が、荒々しい寒気の走るものに変わり、ゆらぁりと上げた顔と目に「ひっ…!?」と龍虎が思わず声を漏らす。
バトルボードに右手を置き、首を右に傾け、その右目は金色の猫のように細い瞳孔。その目から血の涙を流していたのだから…
そして彼女は高らかに、静かに、宣言したのだ。
「これより…((タイムストップバトル))を開始する…」…と。
幸村「タイムストップ…バトル?」
咲夜「スタートステップ、コアステップ(リザーブ8→9)、ドローステップ(手札4→5)、リフレッシュステップ(リザーブ9→11・トラッシュ2→0)、メインステップ。
破欲の滅龍グリード・ドラゴニスを再召喚(手札5→4・リザーブ11→4・トラッシュ0→6)。
そして…。貴方を殺す、最強のスピリットを召喚する」
咲夜が掲げた1枚のカード。その1枚を見た瞬間、一部のバトラーが覚えた、強大にして凶悪な力。それはまるで自分の心臓を素手で握られたような、於曾ましい感覚。
咲夜「グリード・ドラゴニスの効果で赤のシンボル2つを追加。さらに彷皇う天空寺院を疲労し、2コスト払ったものとして扱う。…よって、グリード・ドラゴニスを喰らい、召喚。
世界よ…終焉の時はきた。罪を数えよ。罰を数えよ。新たな世界に、咎人(きさまたち)の居場所亡し!
降臨せよ…レベル3。断罪(だんざい)の滅龍(めつりゅう)ジャッジメント・ドラゴニス(手札5→4・リザーブ4→0・トラッシュ6→7)!!!!!!!!!!!!!!!!」
赤黒い衝撃波がグリード・ドラゴニスを灰化させ生命を奪う。空間にヒビが走り、それを突き破り、姿を見せる、一匹の白く鎖に前後脚を、首を、翼を縛られた、巨大…否、巨大過ぎる龍。
バトルフィールドに降り立つだけで、天変地異を起こしかねぬ程に巨大な姿。他の滅龍と比べ、真逆の色の竜麟が、我々に対し底知れぬ恐怖を掻き立たせる。
ツルギ「ジャッジメント・ドラゴニス…!アイツはマズイ!幸村、ソイツは危険過ぎる!」
バシン「で、デカイ…!ゼットウ・ドラゴン達の何十倍の身長差だよ…!」
ヨク「何なんだコイツは…本当にスピリットなのか…!?」
龍虎「断罪の滅龍…ジャッジメント・ドラゴニス…!
うっ…!?」
その時、龍虎の意識は暗闇の中に消えてしまった…
* * *
???「オレの世界に入って来るとはな…」
龍虎「え…此所は…ッ!?」
彼が意識を取り戻した時、其処には見渡す限り白と黒の靄が上に下に対流し続け、混沌に相応しい場所であった。彼はその場所で、自分を見下ろすように立つ、断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスの姿を目の当たりにしたのである。
ジャッジメント「咲夜以来だ…オレの世界に入って来れた人間は…。名は何と言う」
龍虎「俺は…虹色 龍虎。バトラーだ」
「龍虎…か」と暫し無口になったジャッジメント。そして彼は、龍虎にこう語りかける。
ジャッジメント「世界に混沌よりも深い、絶望と悪意満ちて、生命滅びし時。運命の申し子の下、6の原初と6の神を束ね、真なる力と優しさで、これを打ち砕き、救世の光とならん」
龍虎「え…何、それ…」
ジャッジメント「グランロロのスピリット・アルティメット達が語り継いできた、古くからの言葉。
覚えておけ…6つの原初と6つの神…。必ずだ…!」
* * *
龍虎「…い、今のは…?はっ!幸村さん達のバトル!!」
バトルフィールド全体が揺れている。ジャッジメント・ドラゴニスの強大過ぎるその力に、悲鳴を上げているかのようだ。
霊夢「何よ…このスピリット…!?今までの咲夜のデッキにはこんなスピリット、入って無かった…!!!」
魔理沙「ジエンド・ドラゴニスの方が可愛く見える…!」
咲夜「アタックステップ!その開始時に、私は滅龍帝ジエンド・ドラゴニスを手札から破棄(手札4→3)。これによりジャッジメント・ドラゴニスはターン中、BP+5000!合計BP21000!!!」
トラッシュに落ちたジエンド・ドラゴニスの放つ赤黒いオーラを喰らい、ジャッジメントは更に力を高めてゆく!!!
駿太「手札破棄でBPパンプ効果!?」
咲夜「断罪せよ!断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス!レベル2からのアタック時効果で、ゼットウ・ドラゴンに(激突)!!!!」
眼を付けられたゼットウ・ドラゴンは幸村を守るべく直ぐ様、ジャッジメント・ドラゴニスに立ち向かう。敵の長い首筋に狙いを定めて鋭い爪を立てるが、それよりも速く上空から降ってきた巨大な前脚に容易く押し潰され、爆散する間もない惨い最後を遂げてしまった。
幸村「ゼットウ・ドラゴン…!だが、これでアタックステップは終了だ、このターンは凌いだぞ!」
「何を言っているのかしら?」彼女の冷たく突き刺さる言葉が、幸村の言葉を刹那に断ち切る。
「言ったはずよ」「タイムストップバトルは」「まだ終わりじゃないと」
幸村「俺の…ター…ン…!?」
幸村は気付く。己に起きた異変に。自分のターンが。始まらない事に。自分の盤面が。動かなくなった事に。
咲夜「断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス、レベル3のアタック時効果。ゲーム中に1度だけ、このターンの終わりに…」
もう1度、((自分のターン))を行う
ツルギ以外の一同「!?!?!?!?」
バトルスピリッツにおいて、ターンが巡らない事。…即ちそれは、受けたプレイヤーの敗北を宣言させる事と同意義。それがエクストラターンと呼ばれる究極に等しい、禁忌たる技。
ジャッジメント・ドラゴニス。それは断罪の名を冠する、エクストラターンという禁忌を携えた、冷徹無比の裁定者であり執行者。
幸村の時は停止し、咲夜の時は動き続ける。これが彼女の言っていた((タイムストップバトル))の全貌だった。
咲夜「貴方の時間は私のもの。私のターンが再び巡る。スタートステップ、コアステップ(リザーブ0→1)、ドローステップ(手札3→4)、リフレッシュステップ(手札3→4・リザーブ1→8・トラッシュ7→0)、メインステップ。
ネクサス、永遠なる神都を配置(手札4→3・リザーブ8→6・トラッシュ0→2)」
咲夜の後ろに形成・建造される白石を元に組み立てられた、天を高く突く塔。その周囲を緑の光の帯が漂い、都を守護るがように、淡く幻想的で、どこか恐ろしさを孕んでいるかのよう…
咲夜「永遠なる神都の配置時効果発揮。私のトラッシュからコスト8以上の赤のスピリットカード全てを手札に戻す。再び手札に戻れ、グリード・ドラゴニス!ジエンド・ドラゴニス(手札3→5)!
そして、ブレイドラと彷皇う天空寺院の効果を使い、滅龍帝ジエンド・ドラゴニスをレベル3で再召喚する!その不足分はジャッジメントをレベル2にダウンして確保(手札5→4→3・リザーブ6→5→0・トラッシュ2→3)!」
咲夜のトラッシュに置かれていた2枚のカードが、彼女の手に戻る。そこから橙色の毛並みの小型のドラゴンと、赤黒い暴君が再び降臨。ジエンド、ジャッジメントの吐く荒々しい呼吸は、今すぐに幸村(えもの)を喰らい尽くさんとする、彼等の叫びのようだ。
咲夜「バーストをセットし、アタックステップ。断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスの効果発揮、手札に戻したグリード・ドラゴニスを破棄してBP+5000(手札3→2→1)!ブレイドラ行きなさい!」
幸村「ライフで受ける(ライフ5→4・リザーブ1→2)!ぐぉおおおおお!」
ジャッジメントの効果でパワーアップしたブレイドラの火炎放射が黒く染まり、幸村のライフを焼き払う!
咲夜「続けジエンド・ドラゴニス!レベル3のアタック時効果でブレイドラを破壊して回復!」
ジエンド・ドラゴニスの長い尾がブレイドラを叩き潰し、その亡骸を食い、再び力を満たす。彼の細い目は、幸村のライフのコアを噛み砕き、一瞬で2つの光を奪う!
幸村「ぐあああああああ(ライフ4→2・リザーブ2→4)!」
龍虎「幸村さん!」
環奈「幸村!此所が踏ん張りどころでごじゃる!負けるなぁ!」
幸村「ああ…当たり前、だっ!俺のライフ減少によりバースト発動!信玄、力を借りるぞ!
バーストマジック、封臨渦斬(ふうりんかざん)!そのバースト効果で相手はスピリット/アルティメットのコア1つをボイドに置かなければ、アタックもブロックも出来ない!」
オープンされたカードから紫の於曾魔しい霧が発生し、咲夜のジエンド・ドラゴニスとジャッジメント・ドラゴニスの足元を包み込み、そこから無数に伸びる黒い手がドラゴン達の脚を掴む。
手の主達が暗闇の中、咲夜に囁くのだ。
「コアを寄越せ…!コアを寄越せ…!」と。
咲夜「欲しいなら貴方達にくれてやるわ…!ジエンド・ドラゴニスのコア1つをボイドに置き、封臨渦斬のバースト効果を解除!ジエンド・ドラゴニスでアタック!」
勝利の為、自分のスピリットのコア1つの犠牲さえ厭わない。彼女の強さの1つが、その思いきりの良さ。そして勝負に出る場面での冷徹な選択が出来る精神力。
咲夜「貴方のライフは残り2!ブロック出来るスピリットも居ない!これで終わりだ!決めろジエンド・ドラゴニス!」
幸村「負けるか!負けてたまるか!俺は最期まで諦めない!フラッシュタイミング!マジック、幻影氷結晶(手札2→1・リザーブ4→3・トラッシュ4→5)!ジエンド・ドラゴニスのアタックで俺のライフは減らされない!」
咲夜「……ッ!?」
ジエンド・ドラゴニスの鋭い爪持つ渾身の前脚は、幸村の信念のマジックにより展開した白い鏡に威力を完全に殺されてしまい、空を切る。
咲夜「…ターンエンド。
(私のバーストは相手のスピリット/アルティメットのアタックに反応し、ダブルシンボル以上のスピリット/アルティメットを破壊する天火烈刀斬がある。手札にはリューマン・バルカがある。問題はない)」
咲夜 ライフ2 手札1 リザーブ0 トラッシュ3 バースト有
ジャッジメント レベル2(2+SC)13000
ジエンド レベル3(5)16000 疲労
永遠なる神都 レベル1(0)
彷皇う天空寺院 レベル1(0) 疲労
幸村「(何とかこのターンは凌げたが、次ターンに咲夜のドラゴニス達が暴れれば、今度こそ終わりだ。勝つか負けるか…全てはこの1枚に掛かっている!)
スタートステップ、コアステップ(リザーブ3→4)、ドローステップ(手札2→1)、リフレッシュステップ(リザーブ4→9・トラッシュ5→0)、メインステップ。
咲夜…このバトル、俺の勝ちだ!」
咲夜「あら、それならこの状況をひっくり返してみなさい!出来るものならね!」
幸村「やってやる!マジック、陀武竜ドロー!デッキから2枚ドローし、トラッシュから系統:武竜のスピリットカード1枚を手札に戻す!
俺が手札加えるカードは…!戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴンだ(手札2→1→3→4・リザーブ9→7・トラッシュ0→2)!」
グリード・サンダーにより打ち捨てられ、トラッシュに落ちたカード。それが遂に幸村の元に戻ったのだ!
幸村「ムラマサ・ドラゴンにコアを3つ追加してレベル3にアップ!バーストセット(手札4→3・リザーブ7→4)!アタックステップ!」
咲夜「ジャッジメントの効果!アタックステップ開始時に、手札のリューマン・バルカを捨てて、ドラゴニス達のBPを+5000!」
幸村「構うものか!ムラマサ・ドラゴンのレベル3効果でジャッジメント・ドラゴニスに指定アタック!」
再びジャッジメントの効果がドラゴニス達に強大な力を与え、そのBPを押し上げてゆく!だが幸村はそんな状況でも、ムラマサにアタックを命じ、ムラマサもまたオオテンタと共にジャッジメント・ドラゴニスに突撃した!
幸村「ムラマサ・ドラゴンのアタック時効果、起導:全色!これが最後だ!Sバースト発動(トラッシュ2→3)!」
幸村のバーストカードが開かれ、カードを包む熱い赤の炎!そのエネルギーが満ちる時、炎は赤の龍となり空へと駆け上がり、龍の眼へと姿を変える!
幸村「うおおおおおおおお!燃え上がれ!熱き魂の龍よ!あらゆる炎を統べる皇となれ!
召喚!戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴン(リザーブ4→3)!!!」
赤い炎の眼の周りを舞う、小さな炎の龍達は目の中心部へと吸い寄せられるように結集。
炎の中、白い陣羽織を纏い肩と胸、そして手甲に光る銀色の六文銭が輝きながら、肩を護る為に甲冑のような形に変化を遂げた翼。その両手は熱と火炎を用いて産み出した二本の紅蓮の槍を掴み、強き咆哮と共に炎を振り払い、気高い強大な姿をバトルフィールド全てに見せ付ける!
龍虎「あれが幸村さんのキーカード…戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴン…!」
幸村「戦国龍皇バーニング・ソウルドラゴンは自分のライフが3以下ならコストを支払わずに召喚出来る。そしてこの時、トラッシュのコア全てをバーニング・ソウルドラゴンの上に置く事が出来る(トラッシュ3→0)!」
幸村のトラッシュのコア達がバーニング・ソウルドラゴンの身体に吸い込まれると同時に、彼は二本の槍を合体させ、一本の巨大な槍へ変える。それだけではない。己の荒ぶる龍の魂を槍へ流し入れ、槍刃を三本に変形させたのだ!
バーニング・ソウルドラゴン レベル2(3+SC)11000
咲夜「今さら何が出て来ようが、ムラマサ・ドラゴンの破壊は免れはしない!」
ジャッジメントの放つ無数で巨大な黒炎弾の雨を縫い、オオテンタを振るい、戦うムラマサ。屈強な前脚と幾度となく打ち合い続けるが、やがて劣勢に追い込まれ、オオテンタを上空に飛ばされ、防御が薄くなった胴体を食い千切られ、大爆散。
ムラマサが握ったオオテンタは宙に舞いながら、幸村のフィールドに突き刺さる。
咲夜「諦めろ!貴方に勝機は無い!」
幸村「俺は絶対に諦めない!いけぇバーニング・ソウルドラゴン!」
幸村の声にバーニング・ソウルドラゴンは槍を振るい、咲夜…ではなく、ジエンドとジャッジメントの2体のドラゴニスに向かってゆくではないか!?
幸村「龍皇の!俺の魂の炎を見せてやる!バーニング・ソウルドラゴンのアタック時効果、((真・連刃))発揮!!!ソウルコアをトラッシュに置く事で、相手のスピリット/アルティメット2体を指定アタック出来る効果だ(トラッシュ0→1)!
勝負だ!滅龍帝ジエンド・ドラゴニス!断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス!」
赤のオーラを纏い、槍刃から2つの炎の斬撃を飛ばしたバーニング・ソウルドラゴン。その斬撃に当たった2体のドラゴニスは、眼を赤に燃やしながら突撃する!
咲夜「2体に同時アタック…!?でも、此方のドラゴニス達のBPが、バーニング・ソウルドラゴンのBPよりも上!」
そう、今のドラゴニス達のBPにバーニング・ソウルドラゴンのBPは届いていない。このままドラゴニス達に
食い千切られてしまうのか!?
幸村「フラッシュタイミング!マジック、烈火槍激破(れっかそうげきは)!地神刀オオテンタの上にあるコア1個とリザーブの3個をコストに使用(リザーブ3→0・トラッシュ1→5)!
地神刀オオテンタを回復させ、バーニング・ソウルドラゴンと合体(ブレイブ)!さらにトラッシュのコア全てをバーニング・ソウルドラゴンの上に置き、レベル4にアップさせる(トラッシュ5→0)!」
白の炎を纏い、オオテンタが空中を回転しながらドラゴニス達と、バーニング・ソウルドラゴンの合間を縫う!オオテンタを眼で捉え、柄をガッチリと掴み、バーニング・ソウルドラゴンはオオテンタと合体(ブレイブ)し、トラッシュのコア全てを吸収、己の最終到達点へと至ったのだ!
バニソ+オオテンタ レベル4(11+SC)39000
咲夜「BP…39000!!!(アタック時効果が処理し終わった後のフラッシュタイミングだから、天火烈刀斬の発動も逃してしまった…!)」
幸村「おおおおお!燃えろ俺の魂!燃えろ!バーニング・ソウルドラゴン!!!」
紅白の炎と共に舞い、バーニング・ソウルドラゴンは戦場を駆ける。ジエンド・ドラゴニスの黒炎放射に対し、彼は槍刃に炎を帯びさせ、高速回転で火炎旋風を起こして凪ぎ払い、オオテンタを爆炎の中で投擲。ジエンドの脳天を砕き割り破壊すると、すかさず回収してジャッジメントに接近!
迫り来るバーニング・ソウルドラゴンをジャッジメントは翼から産み出した魔方陣で、黒炎と黒雷の物量的重量砲撃を放ち、絶対に近付けさせない体勢を取る。
だが、バーニング・ソウルドラゴンは怖じ気づく事も、退くこともせず、己の愛槍とオオテンタで炎も雷も、真っ向から全て斬り伏せ、炎を纏い一匹の龍となりて、ジャッジメントの逆鱗を穿ち、爆散させたのだった!
幸村「真・連刃の効果で破壊/消滅した相手のスピリット/アルティメット1体に付き、ライフを1つ破壊!これで終わりだぁ!」
バーニング・ソウルドラゴンの槍とオオテンタの斬撃が咲夜の残り2つライフを砕き、此所に二人のバトルが決着したのである!
* * *
幸村「咲夜!」
咲夜「…来ないで」
幸村「!」
差し伸べられた幸村の手を、彼女は弾いて、よろよろと立ち上がり右目を押さえ、その場を去る。
「次は、…次は負けない。…負けるつもりはない」そう言葉を残して…
紫「はぁい!次の対戦いきましょ、誰がやるのー?」
萃香「ハイハイ!じゃあ私がやる~!ツルギ少年、やろうぜやろうぜ!」
1つのバトルが終わり、また新たなバトルが始まりの時を刻み始める…果たしてどのような戦いが我々を待つのか!?
次回、ツルギvs萃香戦…開幕!
第6話、終わりました…まじで眠い…
幸村「咲夜の奴、何か様子がおかしかったように見えたが…あれは大丈夫なのか?」
ん~…ちょっとどころか大丈夫では無いですね。
幸村「おいおい…」
まぁ何で彼女がああなったのかは、後々語られる事になります。あと幸村さんには、新章突入前の第一章ラストバトルで龍虎君と戦って貰います。
幸村「俺がトラとか?」
はい。このバトルは龍虎君にとっては((真の切札))を使えるようにする為に、避けては通れぬ、必須イベントって奴っす。
幸村「…分かった。ところでグリード・ドラゴニスの事だが、オリカなのか?」
はい。破欲の滅龍グリード・ドラゴニスですね
破欲の滅龍グリード・ドラゴニス 系統:滅龍
赤8(6) 赤
レベル1(1)10000
レベル2(4)13000
手札のこのスピリットカードは、効果で相手の手札が増えた時、自分のライフのコア1つをこのスピリットに置く事で召喚出来る
レベル1,2(自分のメインステップ)手札/手元の系統:滅龍を召喚する時、このスピリットに赤のシンボルを2つ追加する
レベル1,2(自分のアタックステップ)系統:滅龍を持つ自分のスピリット全ては、相手のスピリット/アルティメット1体を指定しアタック出来る。この時、指定した相手のスピリット/アルティメットのコストが4以下ならターンに1度だけ疲労しない
レベル2(このスピリットの破壊/消滅時)自分のトラッシュと手札から(破欲の滅龍グリード・ドラゴニス)以外の系統:滅龍を持つスピリット1体ずつをコストを支払わずに召喚出来る
幸村「ライフ1つを犠牲にするが、序盤に出せれば確かに強いスピリットだな。おまけにレベル2効果が決まれば、ジエンドやジャッジメントを再利用出来る」
リューマン・バルカとかの滅龍サポートに新たな一役を買えるスピリットをコンセプトにしました。滅龍組は高いBP持ちが多いので、アルティメットにも張り合えなくもないのから相性も良いかと。
では次回予告!五戦目は伊吹 萃香とツルギ・タテワキのバトルが勃発!ツルギの強化と連鎖に、萃香の圧倒的なパワーが真っ向からぶつかりあう!果たして勝者は!?
次回、東方激闘魂 第7話!ツルギvs萃香!光と闇と激突パワー!
お楽しみに!