東方激闘魂(バトルスピリッツ×東方project) 作:ガリアムス
某街に住むバトルスピリッツ大好きカードバトラー、虹色 龍虎。
ある日のバトスピ大会終え、帰路に立った彼は、謎の声に導かれ、マグナこと六絶神 剛力のドラグマグナとの会合を果たす。そしてマグナを追う八雲 紫によって忘却の楽園、幻想郷へと強制連行されてしまう。
其処で出逢ったのはなんと!幾戦の戦いを勝ち抜き、英雄と呼ばれた伝説のバトラー達が!彼等と龍虎は、幻想郷に迫る崩壊を止めるべく集められた、最強の精鋭達。
果たして彼等は幻想郷を守れるのか!?
龍虎「…此処までの大体のあらすじだな」
弾「そうだな。ちなみに幻想郷に最初に着いたのは一番星のレイで、次がトッパ。俺は三番目、レイのアルティメットを初めて見た時は、全身がゾクゾクしたな」
龍虎「強いですものねーアルティメット」
まぁこんな感じです。今回も誤字や脱字、ルールミス等が含まれているかもしれません。そのときは御指摘よろしくお願いいたします。
ツルギ「よし、バトスピやるべーし!」
彼がポケットから赤い長方形型のカードサイズの板を掲げると、白と銀色、赤の鎧が装着され、ライフカウンターはブースター付きサーフボードに変わり、ツルギはそれに乗り、宙に浮いた。
これが彼の世界で行われるバトルスピリッツに用いられる、バトルアーマーである。
萃香「おおう♪元気が有り余ってるって奴だな?良いね良いね!そうゆう奴と戦いたかったんだよ~!」
対する萃香はバトルアーマーを着ける事なく、余裕綽々の上機嫌に瓢箪の酒で喉を潤す。自分達の種族…鬼は頑丈だと言ってはいたが、いざ向かい合うと一縷の不安が過る。
ツルギ「良いか、初めても?」
萃香「ん、オーケー!始めようや!」
二人「ゲートオープン、界放!」
* * *
萃香「スタートステップ、ドローステップ(手札4→5)、メインステップ。
なーにもなーし!ターンエンドだ、さぁこいやツルギ少年!」
萃香 ライフ5 手札5 リザーブ4 トラッシュ0
龍虎「萃香さん、何もしないの!?」
魔理沙「ああ。萃香はいつもアレなんだ」
霊夢「まぁ最初のターンを常にドローゴーしてるから、私達からすれば通常運転なのよね」
環奈「手札が最高の状態でもか?確かに相手には牽制…。単的に揺さぶりは掛けられるやも知れぬが、拙者にはそこまでして、ドローゴーに拘る理由が全く分からぬ…」
霊夢「まぁ良いじゃない?バトラーそれぞれの戦い方って事でさ」
ツルギ「スタートステップ、コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札4→5)、メインステップ。
ライトブレイドラとグローリー・ガードラーをレベル2で召喚(手札5→4→3・リザーブ5→2→0)!」
ツルギのフィールドに銀色のブレイドラと緑色の皮膜の翼と赤いルビー輝く小型のドラゴンが現れる。
ツルギ「よぉし…、バーストセット(手札3→2)!アタックステップ!グローリー・ガードラーでアタック!アタック時効果でBP+2000!BP4000でアタック!」
萃香「お!早速きたね!ライフを受け取りな(ライフ5→4・リザーブ4→5)!」
グローリーの小さな槍が迫り、彼女はなんと真っ正面から、牙突を受け止めたのだ!その鋒が彼女の胸部に刺さるが、貫通どころか皮膚さえ傷付かない。彼女はまるで、鋼鉄の身体を手に入れているかのよう…
ツルギ「ライトブレイドラもいくべーし!」
萃香「よしライフだ!ライフを持ってけや(ライフ4→3・リザーブ5→6)!」
ライトブレイドラの跳躍頭突きを腕交差で受け、気合いと腕力でそれを跳ね返す萃香。これが鬼という、元来より戦いに長けた種族の力なのだろう。
ツルギ「ターンエンドだ!」
ツルギ ライフ5 手札2 リザーブ0 トラッシュ0 バースト有
ライトブレイドラ レベル2(2+SC)2000 疲労
グローリー・ガードラー レベル2(2)2000 疲労
萃香「よしよし。スタートステップ、コアステップ(リザーブ6→7)、ドローステップ(手札5→6)、リフレッシュステップ、メインステップ!
先ずはコイツからだねぇ!こいや、麗武将(れいぶしょう)ヒョウジン・ドラゴンをレベル2召喚(手札6→5・リザーブ7→0・トラッシュ0→4)!」
萃香が繰り出したのは、赤の陣羽織の鎧を纏い青の龍麟が栄える竜人型のスピリット。面構えも体格も中々の、人間で言うならイケメンである。
幸村「萃香は俺と同じ武竜か」
早苗「いいえ、違いますね。彼女のデッキは正確に言うならば((真剣一騎打ち))…と言うべきでしょう」
ハジメ「真剣…一騎打ち?」
早苗が口にした真剣一騎打ち。その言葉には一体どんな意味が込められているのか?
萃香「アタックステップ…は何にもしないよ。ほい、ターンエンド。少年よー君のターンだ」
赤デッキらしからぬ、あまりにも静かな状況が不穏な空気を作り出す。ツルギも萃香の言動と挙動に注意を張り、自分の手札とバースト、スピリット達を見てゆく。
萃香 ライフ3 手札5 リザーブ0 トラッシュ4
ヒョウジン・ドラゴン レベル2(2+SC)7000
龍虎「幸村さん、ちょっと不味い気がしません?」
幸村「奇遇だな、俺もそんな予感がしてた」
ツルギ「スタートステ」
萃香「ヒョウジン・ドラゴンの効果、一騎打発揮!!!」
彼女の宣言と同時に、ヒョウジン・ドラゴン達をバトスピのカード思わせる戦旗(いくさばた)が囲み、何処からともなく法螺貝の音色が響き渡る!
ツルギ「な、何!?一騎打!?何だよこれ…!」
萃香「おおう、少年は知らないみたいだねぇ。私のヒョウジンの一騎打は、相手のスタートステップ開始時に、お互いがスピリットを1体選んでBPを比べるのさ。
私はヒョウジンしかいないから、少年はグローリーかライトブレイドラから1体選んでくれー」
ツルギ「…?えっと、じゃあ…グローリー・ガードラーを選択…」
萃香「キタキタキタキタ!きたあああああああああああああ!一騎打発動、ヒョウジン・ドラゴン!グローリーをやっちゃって!」
グローリーとヒョウジンが前に躍り出て、互いに手持ちの武器と共に、時代劇のチャンバラシーンが如し、緊迫した斬り合い。その果てに、ヒョウジンの刀がグローリー・ガードラーの胸を刺し貫き、破壊する。
ツルギ「破壊された…ッ!?」
その刹那、ツルギの手札にあったカードが赤い光を放つ。一体何が起きたのか!?
萃香「言い忘れてだけどヒョウジンが一騎打の効果で相手スピリットに勝利したら、少年はコスト4以下のスピリット/アルティメット/ブレイブの召喚が出来なくなるよ~ん」
ツルギ「んな…!?」
絶句、唖然、そして動揺。当たり前だ、自分のスピリットが気付かぬうちに破壊されただけでなく、召喚制限まで掛けられたのだから。
幸村「一騎打の厄介な所だ。アタックステップを経由せずに相手を破壊出来るだけじゃなく、破壊時の効果も発揮出来ない。BP勝負は武竜の十八番だからな」
魔理沙「んで、気付いたらこっちはボロクソに食い散らかされ、挙句あっちは大軍勢。萃香を相手にするなら初動で決めなきゃな」
龍虎「てことは速攻戦か…?」
魔理沙「んにゃ、アイツを倒すならアイツの手札破壊とライフ速攻奪取。それを両立するつもりでやんなきゃ無理さ。闘牛みたく簡単に止まらないんだよ」
駿太「…ドラゴニック・タウラス、なのか?確かに似てなくないかも…?」
歪に曲がった二本の角が長く生きた野牛の如し。確かに体格等を無視して角のみに注目すれば、牛に見えなくはない。
萃香「ほれほれ、どうした~考え中か~?」
ツルギ「こんのぉ…!コアステップ(リザーブ2→3)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ、メインステップ!
このままアタックステップ!ライトブレイドラでアタック!」
何を狂ったか、ツルギはヒョウジン・ドラゴンと圧倒的なBP差の開いたライトブレイドラに、アタックを指示!これは判断ミスか!?
萃香「おお!バトルしに来たかい?なら受けて立つよ、ヒョウジン・ドラゴンでブロック!!」
ライトブレイドラに吼え、赤く燃える刀を構えてライトブレイドラに突進するヒョウジン・ドラゴン!
ツルギ「かかった!フラッシュタイミングでマジック、ソウルオーラを使う(手札3→2・リザーブ3→1・トラッシュ0→2)!このターンの間、俺のスピリット全てのBPを+3000!ソウルコアが乗っているスピリットは更にBPが+3000!今のライトブレイドラのBPは8000だ!」
だが、ツルギも無闇にアタックしにいった訳ではなかった!BPの低さを逆に利用し、相手のブロックを誘い、マジックのカウンターを叩き付ける!
ソウルオーラの光が突撃中のライトブレイドラを包み、翼は炎を纏わせ、更なる加速をもたらし、流星の一閃のようにヒョウジン・ドラゴンを貫き、破壊したのだ!
萃香「おおう、やるじゃないか!私のスピリットが破壊されない慢心を突いた、中々良いパンチだよ!」
ツルギ「へっ、どんなもんだ!ターンエンド!」
ツルギ ライフ5 手札2 リザーブ1 トラッシュ2 バースト有
ライトブレイドラ レベル2(2+SC)2000 疲労
萃香「スタートステップ、コアステップ(リザーブ3→4)、ドローステップ(手札5→6)、リフレッシュステップ(リザーブ4→8・トラッシュ4→0)、メインステップ。
じゃあ次は、コイツかな?私の切札…みせたげる」
ツルギ「…!」
にぃ…と無邪気な。心底無邪気な笑みを浮かべて、彼女は1枚のカードを翳す。
萃香「私の切札。ネクサス、退路無き決戦道(けっせんみち)をソウルコアをコストと共に支払って配置(手札6→5・リザーブ8→0・トラッシュ0→8)!」
彼女が配置したネクサス、退路無き決戦道。それは配置と同時に二人の周囲に高い針樹林が囲み、何人たりとも侵入を赦さず、二人のバトルフィールドの中間には左右を崖とする細い一本道。まさにネクサスの名前と同じ状況になった。
ツルギ「何だよこれ…!?」
萃香「知らないようだからね。ちゃんと教えとくよ。このネクサス、退路無き決戦道。そのレベル1の効果は、お互いのターンで、互いにスピリット1体でしかアタック出来なくなる。そしてこのネクサスはレベル2効果…
お互いのターン中、コイツにソウルコアが置かれた状態で自分/相手のスピリットがBP勝負でスピリットを破壊したら、手札の(激突)/(真・激突)持ちスピリット1体をコストを支払わずに召喚出来るんだ。面白いだろ?」
面白いだろ?等と簡単に言ってはいるが、それは一騎打等のBP勝負に勝てば、スピリットを確実に召喚される事と同じなのだ。だが強力な反面、その効果は相手にも及ぶ為、リスクを承知で率先して使おうとする物好きはそうそういない。彼女…伊吹 萃香を除いては。
萃香「バーストセット(手札5→4)、じゃターンエンド!かかっておいでよ少年!」
萃香 ライフ3 手札4 リザーブ0 トラッシュ8 バースト有
退路無き決戦道 レベル1(0)
龍虎「何ですか…あのネクサス」
チルノ「アタックせーげん、スピリットしょーかん、8個もコア使わなきゃ配置出来ない。重いカード」
龍虎「え、じゃあ配置しても即座に除去されたら?あまりにも効率が悪い気も…」
美鈴「ちなみにあのネクサス、ソウルコアを使えば次の自分のターンまで相手からの一切の効果を受けませんよ?」
明かされた衝撃の効果。コスト8にしては割に釣り合わないと思っていたところに、突如として襲い掛かる完全耐性。赤のネクサスにしては中々やるようだ。というよりも、完全耐性は白の特権の筈だ。
ならば何故?その答えはあまりにも簡単に印されていた。このネクサスのシンボル…赤と紫と、そして白の3色によって出来ていたのだから。
龍虎「3色シンボルネクサスなんてあり!?」
バシン「マジで!?フツーネクサスのシンボルって1つだろ!?」
弾「やはりこの世界のバトスピは違っているようだ」
環奈「多色のシンボルネクサスは幾つか有れども、シンボル3つのネクサスは前例にない…!」
ツルギ「スタートステップ!いくら3色のシンボルを持ってようと、俺のやることは変わらない!コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ2→4・トラッシュ2→0)、メインステップ!
ヒョウジン・ドラゴンの効果は切れた!ライトブレイドラとダーク・ディノニクソーを召喚(手札3→2→1・リザーブ4→3→2)!」
ツルギは2体目のライトブレイドラに加え、体を丸鋸(まるのこ)と合体した黒いスピリット、ダーク・ディノニクソーを呼び出す。
ツルギ「(ここは少しでも手札を増やす!)マジック、チャージドロー(手札1→0・リザーブ2→0・トラッシュ0→2)!効果で2枚ドローし、デッキから2枚確認して、その中の(強化(チャージ))を持つスピリット/ブレイブ全てを手札に加える!」
ツルギはここで手札増強マジックを使用に踏み切る。萃香が展開したネクサスの効果で1度しかアタック出来ない。ならば、今自分に出来るのは、盤面を出来るだけ強化して相手の出方を伺う事にしたのだ。
チャージドローの効果で手札を2枚増やし、カードを2枚確認する。オープンされたカードは、光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アークと輝龍シャイニング・ドラゴン。
ツルギ「しゃあ!シャイニング・ドラゴン・アークとシャイニング・ドラゴンを手札に(手札0→2→4)!ライトブレイドラのレベルを1に下げて、変わりにダーク・ディノニクソーをレベルアップ!残ったコアでマジック、スターリードローで、デッキから3枚カードを見て系統:(光導)/(星魂)/(星竜)を持つスピリット全てを手札に加えて、残ったカードを破棄する(手札4→3・トラッシュ2→3)!」
立て続けにツルギはマジックで手札を増やしに掛かる。彼のデッキが3枚オープンされ、輝竜シャイン・ブレイザー、賢龍ケイローン、黄昏の暗黒銀河が提示される。
ツルギ「シャイン・ブレイザーを手札に加えて、残りは破棄(手札3→4)!今の内にライフを削る!いけ、ダーク・ディノニクソー!」
萃香「ライフを持ってけ(ライフ3→2・リザーブ0→1)!」
ディノニクソーが取り込んだ丸鋸の、高速回転斬撃が萃香の服を切り裂き、皮膚を傷付ける。しかし彼女はディノニクソーの脇腹をリバーブローで退け、ピンピンしている…。
当然の事ながら出血は愚か、アザさえ出来ていない。ある意味スピリットより恐ろしいのではなかろうか?
ツルギ「退路無き決戦道の効果で、アタック出来るスピリットは1体だけ。ターンエンド」
ツルギ ライフ5 手札4 リザーブ0 トラッシュ3 バースト有
ライトブレイドラ レベル1(1)1000 ×2
ダーク・ディノニクソー レベル2(1+SC)4000 疲労
萃香「スタートステップ、コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札4→5)、リフレッシュステップ(リザーブ2→10・トラッシュ8→0)、メインステップ。
私の相棒の到着みたいだねぇ!でも先ずは、戦竜エルギニアスを召喚(手札5→4・リザーブ10→9)」
彼女は自分の場に、青い鎧纏う小さな牡牛のスピリット、エルギニアスを呼び出す。エルギニアスは自身のレベルに関係なく、自身を青そして赤としても扱う力を持つ。
「そしてきなぁ!凪ぎ払え、星をも砕く竜の一撃!召!喚!龍星皇メテオヴルム、レベル2(手札4→3・リザーブ9→1・トラッシュ0→5)!」
天から降り注ぐ無数の流星。その一つが空中で砕け、その中から、炎を纏う全身に数多の傷を背負う龍が現れた。その傷は死の淵に至る程の戦いと、敵に打ち勝った勇者の証。呼吸の一つ一つがバトルフィールドの大気を震わせ、ツルギへ威圧と威嚇のメッセージを送っている…。
弾「メテオヴルム…」
早苗「確か貴方のかつてのキースピリットでしたよね。メテオヴルムといえば」
龍虎「知っているのですか?」
早苗「知ってるも何も…有名ですよ。それより…貴方の名前、何処かで聞き覚えが…」
ジリジリと龍虎に迫り寄る早苗。その顔は誰かの名前や顔を思い出そうとする時の顔である。
萃香「リザーブのソウルコアを、決戦道に置いてレベルアップ(リザーブ1→0)!アタックステップ、いっけぇメテオヴルム!ライトブレイドラに激突!このアタック、可能ならブロックして貰うよッ!!」
ツルギ「ライトブレイドラでブロック!」
言うが早いか、萃香はメテオヴルムでのアタックを敢行し、メテオヴルムもそれに答え、ライトブレイドラに飛び掛かる!ライトブレイドラも先程、ヒョウジン・ドラゴンを迎撃時同様に炎を纏い突進。
メテオヴルムもまた、翼で体を包み、さらに加速し空気抵抗により生まれた炎を纏い、ライトブレイドラに激突する!
流星のように一瞬の戦いは、BPで勝るメテオヴルムに軍配が上がり、ライトブレイドラは爆散。同時に彼女のネクサス、退路無き決戦道の効果で他のスピリットはアタック出来なくなった。
が…まだネクサスにはレベル2効果がある。メテオヴルムがBP勝負で勝った事による、(激突)/(真・激突)持ちスピリット1体のノーコスト召喚効果が。
萃香「決戦道の効果で、私の手札からヒエンドラゴンを召喚(手札3→2)!維持コストをネクサスのソウルコアで確保する!」
萃香が召喚したスピリットは、全身を紫の甲冑で武装した竜。だがその姿色は何処と無く鴉に近いものがある。
萃香「ヒエンドラゴンの効果で、ソウルコアがコイツに置かれている間は、自分の系統:武竜スピリット全てのBPを+4000出来る。これでターンエンド」
萃香 ライフ2 手札2 リザーブ0 トラッシュ5 バースト有
ヒエンドラゴン レベル1(SC)7000
エルギニアス レベル1(1)1000
メテオヴルム レベル2(3)7000 疲労
退路無き決戦道 レベル1(0)
ツルギ「(このままじゃメテオヴルムで壊滅する…!この状況を打破しなくちゃ!)スタートステップ、コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札4→5)、リフレッシュステップ(リザーブ2→5・トラッシュ3→0)、メインステップ!
よし!いくぞ萃香!」
萃香「おお、なんだなんだ?」
ツルギの瞳…左目に赤い剣の紋章が浮かび上がり、彼のバトルアーマーは先程の白とは真逆の黒に変化する。
ツルギ「闇に吼えろ!真紅の巨獣!闇龍ダーク・ティラノザウラー!レベル2で召喚!そのコストをダーク・ディノニクソーから確保、よって消滅させる(手札5→4・リザーブ5→0・トラッシュ0→4)!」
大地が幾重にも裂け割れて、地飛沫と砂埃が巻き上がる。その中から、長く巨大な尾がゆらりとうねり、どっしりと二本の脚が大地を踏み締め、黒いティラノサウルス型のスピリットが、雄叫びを上げる!
ツルギ「アタックステップ!ダーク・ティラノザウラーのレベル2効果で、系統:地竜を持つスピリット全てをBP+3000!ダーク・ティラノザウラーでアタック!アタック時効果でこのスピリットのBP以下のスピリット1体を破壊!龍星皇メテオヴルムを破壊だ!」
ダーク・ティラノザウラーの背に刺さる六つの巨大な刺、その内の二本が分離し、某ロボットアニメの新人類専用誘導兵器(フィン・ファンネル)めいて飛翔し、メテオヴルムに迫る!
メテオヴルムは前脚で二本の刺を弾き、躱わし、ティラノザウラーに流星のように迫るが、刺に先回りされ左右から突き刺されて破壊!
萃香「相棒!やってくれたね…仇は取るよ、ライフだッ(ライフ2→1・リザーブ0→1)!」
ティラノザウラーの口から巨大火炎弾が産み出され、彼は萃香に接近、超至近距離で撃ち放って、彼女を爆撃したのだ!
萃香「あち、あちあち!ライフ減少でバースト発動、絶甲氷盾!言わずと知れたその効果でライフを一つ回復(ライフ1→2)!そして決戦道の効果で、他のスピリットはアタック出来ない!」
天から降り注ぐ優しい白の光が、萃香の裂けた衣服を直してゆく。同時に決戦道から放たれるプレッシャーが、ライトブレイドラを凄ませ、追撃を許さない。
ツルギ「ターンエンド!」
ツルギ ライフ5 手札4 リザーブ0 トラッシュ5 バースト有
ダーク・ティラノザウラー レベル2(2+SC)7000 疲労
ライトブレイドラ レベル1(1)1000
萃香「スタートステップ、コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ5→10・トラッシュ5→0)、メインステップ。
大刀武将(だいとうぶしょう)ザンゲキドラゴンをレベル2で召喚(手札3→2・リザーブ10→5・トラッシュ0→3)!」
彼女が召喚したのは、黒い龍膚に赤の武具、巨大剣(バスターソード)並の刀身を構え持つ、新たな武竜のスピリット。武将と名乗るだけあり、刀を支えるその巨体は筋骨隆々である。
萃香「まだまだ!手札からマジック、リバイブドロー!トラッシュから私の相棒、龍星皇メテオヴルムを手札に帰還させる(手札2→1→2・リザーブ5→2・トラッシュ3→6)!」
赤のマジック、リバイブドローは赤の4コストドローマジックの1枚であり、他のカードとは違いバースト効果等を持たない反面、トラッシュからのカード回収効果を持ち合わせたカードである。ここぞと言うタイミングでスピリットを戻せるので、差別化も可能だ。
萃香「お帰りメテオヴルム!リザーブのコアを1つ、ヒエンドラゴンに乗せて、レベル2に(リザーブ2→1)。ターンエンドだ!」
萃香 ライフ2 手札2 リザーブ2 トラッシュ6 バースト有
ザンゲキドラゴン レベル2(2)12000
ヒエンドラゴン レベル2(1+SC)8000
エルギニアス レベル1(1)1000
ツルギ「…一つ良いか?」
萃香「なんだい少年」
ツルギ「ザンゲキドラゴンは一騎打を持っているか?」
彼の質問に萃香は首を縦に振って、答えを出す。
萃香「ザンゲキドラゴンはヒョウジンの一騎打は違って、レベル2から発揮される。効果は私のライフが3以下の時に一騎打でスピリットを破壊出来れば、少年のライフを1つ破壊出来るんだ」
ツルギ「分かった。スタートステップで、ライトブレイドラを選択する」
萃香「オーケー、私はザンゲキドラゴンを指定。一騎打だ!」
バトスピカードの戦旗翻し、ザンゲキドラゴンとライトブレイドラを囲む。じりり…と静寂の後に、ザンゲキドラゴンの上段唐竹割が炸裂!ライトブレイドラを爆散させ、その衝撃がツルギを守るライフを1つ切り裂く!
ツルギ「ぐっうう(ライフ5→4・リザーブ1→2)!?…でも、ライフ減少で、俺のバーストが発動!エクリプス・ドラゴン!バースト召喚(リザーブ2→1)!」
ツルギの砕かれたライフの光から、青の炎が生まれ一つに収束してゆく。其処から揺らめく靄のような翼広げ、青い巨体の四足歩行のドラゴンが、ツルギの前に降り立った。
ツルギ「くぅうううう!俺初めてのバースト召喚!テンションマァクスッ!!!コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札4→5)、リフレッシュステップ(リザーブ2→7・トラッシュ5→0)、メインステップ!
バーストセット(手札5→4)!そして今こそお前の出番だ!」
ツルギの右目に先程と同じ剣の紋章が浮かび上がり、黒いバトルアーマーは白へと再び変化を遂げる!
ツルギ「闇を照らせ、光の翼!輝龍シャイニング・ドラゴン!レベル2で召喚(手札4→3・リザーブ7→0・トラッシュ0→4)!」
天に赤い輝きが満ちて、羽ばたく煌めきの翼と共に銀の装甲纏うドラゴンが彼の周りを一周し、着地し咆哮する。
シャイニング・ドラゴン…、彼が光のソードアイズとして使命を背負った時に、機械の付き人が彼に託してくれたデッキのエース。
ダーク・ティラノザウラー…、敵対する陣営から世界を見つめる為に、そして兄を超える為に手に入れたデッキのエース。
光と闇。異なる2つの力を束ね、世界を救った少年を支えてきた2体のドラゴン達だ。
龍虎「すげぇ!2体の、しかも光と闇の龍が揃うなんて!」
ツルギ「シャイニング・ドラゴンの召喚時効果!手札から輝竜シャイン・ブレイザーをノーコスト召喚だ(手札3→2)!」
シャイニング・ドラゴンに導かれるように、天から白い翼持つ機械の竜が現れた。それは弾と龍虎が、ツルギのデッキから失われた二本のソードブレイブに変わる、新たな戦力として薦めたカードでもある。
萃香「ほぉ~ブレイブのノーコスト召喚が出来るのか、やるじゃないか!」
ツルギ「まだまだ!そのまま輝竜シャイン・ブレイザーを闇龍ダーク・ティラノザウラーへ直接合体(ダイレクトブレイブ)だ!」
シャイン・ブレイザーが飛翔し、自身の胴体と翼を分離。そこに走ってきたダーク・ティラノザウラーの胴体に左右から翼を合体させ、咆哮を挙げる!
ティラノザウラー+ブレイザー レベル2(2+SC)7000+5000=12000
ツルギ「アタックステップ!ダーク・ティラノザウラーの効果でBP+3000!BP15000で合体(ブレイブ)アタック!アタック時効果で、ザンゲキドラゴンを破壊だ!」
シャイン・ブレイザーと合体した事で、飛翔能力を得たダーク・ティラノザウラーは、上空からザンゲキドラゴンに襲い掛かる!その巨体をザンゲキドラゴンは巨大剣で受け止め、怪力じみた力で弾き飛ばし、鍔迫り合いに持ち込む。互角…と思われたが、不意にティラノザウラーの尾がザンゲキドラゴンの脚を絡め取り、体勢を崩し、白の光を交ぜた黒炎弾を叩き突けて破壊する!
そしてその火炎弾は萃香を直撃し、ライフを1つ奪う!一体何が起きたのか!?
萃香「けほっ、けほっほ!…成程ねぇ。シャイン・ブレイザーの合体攻撃時効果で、BP8000以上のザンゲキドラゴンを破壊したから私のライフを1個破壊したって奴か(ライフ2→1・リザーブ4→5)。
けどね…」
萃香のバーストが解き放たれ、空に昇る赤い閃光。その光は一匹の龍に変わり、ダンクーガの最強兵装・断空砲を思わせる炎となってダーク・ティラノザウラーに降り注ぎ爆散させた!
ツルギ「ティラノザウラー!?このバースト効果って…ジャスティスの!!」
ハジメ「チャンピオンのキースピリットのバースト効果!!」
二人の言う、このバースト効果。それはあるスピリットの効果である。勘の良い方々ならば、このスピリットを既に御存知であろう。
萃香「さぁこい!猛き龍の長!龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード!私のライフ減少でライフが3以下なら、BP15000以下のスピリット1体を破壊してノーコスト召喚だ(リザーブ5→4)!」
天空覆う雲を貫き、灰色の皮膚と首には赤い炎の鱗が特徴的な龍。それは古き龍の一族…ジークフリードの名を持つ者達の共通因子。空から降り立った龍は合掌し、炎を錬成し一振りの剣を創り、振り抜いて構えた!
ツルギ「やられた…!シャイン・ブレイザーのアタックは中止する!…ターンエンド」
ツルギ ライフ 手札4 リザーブ3(SC) トラッシュ4 バースト有
輝竜シャイン・ブレイザー レベル1(1)5000 疲労
輝龍シャイニング・ドラゴン レベル1(1)5000
エクリプス・ドラゴン レベル1(1)4000
萃香「スタートステップ、コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ5→11・トラッシュ6→5)、メインステップ。
ジーク・ヤマト・フリードをレベル3にアップ(リザーブ11→7)!さらにヒエンドラゴンのソウルコアをリザーブのコアと交換して、イグア・バギー(リバイバル)をソウルコアを乗せてレベル2で召喚(手札3→2・リザーブ7→4)!」
萃香が召喚したのは、鼠のような尻尾と頭部に付いた二本の丸型ライトが特徴の四輪バギーのスピリット。
萃香「マジック、フェイタルドロー。私のライフが2以下だから、デッキから3枚ドロー(手札2→1→4・リザーブ4→2・トラッシュ0→2)!
そしてぇ!ネクサス、戴冠(たいかん)する活火山(リバイバル)を配置する(手札4→3・リザーブ2→0・トラッシュ2→4)!」
彼女の後ろに顕現したのは、爆炎を吹き上げ続け、火山灰に含まれる鉱石と流れるマグマが染める巨大な山。その光景は圧巻の一言、まるで自然の作り出した煌びやかな冠のようだ。
萃香「戴冠する活火山の配置時効果!((星座封印))!!!イグア・バギーのソウルコアを私のライフに((封印))する(ライフ1→2)!」
一同「!?」
イグア・バギーのソウルコアが粒子となり、萃香の体に吸い込まれる。溢れ、みなぎるその力が、彼女の髪を逆立たせ、某戦闘民族の様に見せていた。
駿太「星座封印!?ネクサスの効果で封印を行える効果なのか!?」
萃香「その通りさ。何せこのカードはアイツの為でも有るからねぇ」
ツルギ「アイツ…?」
萃香「おっと、そりゃ後でのお楽しみって奴さ。
アタックステップ!ジーク・ヤマト・フリードでアタックだ!レベル3のアタック時効果で、輝龍シャイニング・ドラゴンを指定アタック!」
ヤマトが吼え、シャイニング・ドラゴンが吼え、両ドラゴンが空中で激突する!二度・三度の撃ち合いから、火炎放射の競り合い、そして組み合い空中で霧もみ落下の果てに、ヤマトがシャイニング・ドラゴンの上を取り、剣を胴体へと突き立て、爆散させ決着した!
ツルギ「シャイニング・ドラゴン!だけどスピリットの破壊でバースト発動!マジック、フレイムブラスト!デッキから2枚ドローして、フラッシュ効果で本来ならBP4000以下のスピリット1体を破壊出来るけど、エクリプス・ドラゴンの1強化を追加して、BP5000以下のスピリット1体を破壊可能に!ヒエンドラゴンを破壊(手札2→4・リザーブ4→3・トラッシュ4→5)!」
強化(チャージ)…それは光のスピリットが持つ効果であり、色によって其の効果は決められており、赤の強化は(自身のアルティメット以外のBP破壊効果上限を、赤の強化持ちスピリットの数+1000)となっている。
萃香「決戦道の効果で、これ以上のアタックは出来ない。ターンエンド!」
萃香 ライフ2(SC) 手札3 リザーブ0 トラッシュ4
イグア・バギー(R) レベル2(2)3000
戦竜エルギニアス レベル1(1)1000
ジーク・ヤマト・フリード レベル3(5)13000 疲労
退路無き決戦道 レベル1(0)
戴冠する活火山 レベル1(0)
ツルギ「スタートステップ、コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札4→5)、リフレッシュステップ(リザーブ5→9・トラッシュ4→0)、メインステップ!
シャイニング・ブレイドラを召喚(手札5→4・リザーブ9→6・トラッシュ0→2)!」
ルビーの結晶を砕き現れるスピリット。その姿は小さく未熟なブレイドラとは異なり、大きく、そして強く輝いていた。
ツルギ「シャイニング・ブレイドラの召喚時効果!次に俺が手札にあるカード名に(シャイニング・ドラゴン)を持つスピリットを召喚する時、そのコストを自分のライフと同じにする!」
弾「シャイニング・ドラゴン専用のビッグバン・エナジー内蔵スピリットと言うわけか」
龍虎「今、ツルギさんの手札にはチャージドローの時にオープンして加えたアークがある。ツルギさんならきっと…」
ツルギ「いくぞ!聖域より降臨!一角より放つ聖なる光!光輝龍皇(こうきりゅうおう)シャイニング・ドラゴン・アークをレベル3で召喚だ(手札4→3・リザーブ6→1・トラッシュ2→3)!!」
サーフボードから2つの光がツルギの上空で交差・回転し、その場所に巨大な円を産み出す。その中から現れたのは輝龍シャイニング・ドラゴン…否。
シャイニング・ドラゴンの時には無かった一角と、更に強化されたであろう銀の装甲を腕と肩、脚に装着し、各部装甲の先端には青い水晶が付いている。
それがシャイニング・ドラゴンを超え、龍皇へと進化を遂げたシャイニング・ドラゴン。光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク。
萃香「かぁ~!かっこいいなぁ!」
ツルギ「輝竜シャイン・ブレイザーを光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アークに合体(ブレイブ)!」
シャイン・ブレイザーが再度翼を分離し、アークはその翼を吸収。自身の翼に太陽の紋様が浮かび上がり、尾は白の装甲が纏わる!
アーク+ブレイザー レベル3(3+SC)13000+5000=18000
ツルギ「残りのコアをエクリプス・ドラゴンに追加してレベル2にアップ(リザーブ1→0)!
アタックステップ!シャイニング・ドラゴン・アークの効果で自分のアタックステップ中、(強化)を持つ赤のスピリット全てに赤シンボルを1つ追加だ!」
アークの装甲の先端の水晶が光を放ち生まれた赤シンボル達は、シャイニング・ブレイドラとエクリプス・ドラゴン、そしてアーク自身に吸収され、力へ変換された!
ツルギ「シャイニング・ドラゴン・アークで合体(ブレイブ)アタック!アタック時効果、BP10000以下の相手スピリット1体を破壊!エクリプス・ドラゴン、シャイニング・ブレイドラ、シャイニング・ドラゴン・アークの3強化追加でBP13000以下のスピリット1体を破壊だ!
ヤマト・フリードを焼き払え、アーク!!」
バトルフィールドに右拳を叩き付けるアークに、強化を持つエクリプスとブレイドラが赤い閃光を繋げ、彼の力を押し上げる!
仲間達の支援を受けたアークは、バトルフィールドの地中深くから炎を沸き上がらせ、衝撃波と共にヤマトへ真っ直ぐにぶつけ、ヤマトも初めは炎を直に受け止めたが、ツルギのスピリット達の想いと力の重なった炎を止めきれずに、終には炎が己を包み、全身を一片の塵さえ遺さず、焼却された。
大地を駆け抜ける炎は、萃香を襲い、ライフを1つ燃やし尽くしてしまう。
萃香「ヤマトもこうも簡単に突破してくるとはね。少年はすごいな(ライフ2→1・リザーブ5→6)!けど私も負けないよ!
フラッシュタイミング!マジック、デルタバリア(R)を使用(手札3→2・リザーブ6→4・トラッシュ4→6)!このターンの間、コスト4以上のスピリット/アルティメットの効果と、スピリット/マジックの効果で私のライフは0にはならない!」
彼女の前に産まれた、白の三角星が展開・障壁となり、アークの行く手を阻む!それだけではない!アークを退けた萃香のライフが1つ回復している!
萃香「デルタバリア(R)は封印時効果に、そのアタックが終わった時が(相手のアタックステップ)だったら、ライフを1つ増やす効果がある。これで、まだまだバトルが楽しめるよ(ライフ1→2)!」
ツルギ「ターンエンド、やるな萃香!」
ツルギ ライフ4 手札3 リザーブ0 トラッシュ3
エクリプス・ドラゴン レベル2(3)6000
アーク+ブレイザー レベル3(3+SC)18000 疲労
シャイニング・ブレイドラ レベル1(1)2000
萃香「スタートステップ。コアステップ(リザーブ4→5)、ドローステップ(手札2→3)…おお!やっと来たか、あんたを待ってたんだ!リフレッシュステップ(リザーブ5→11・トラッシュ6→0)、メインステップ!
イグア・バギーをレベル1にダウン(リザーブ11→12)!マジック、フェイタルドローで3枚ドロー(手札3→2→5・リザーブ12→10・トラッシュ0→2)!
そんで、イグア・バギーにカメレオプス(R)、そしてピクシスリザードをレベル2で追加召喚(手札5→4→3→2・リザーブ10→9→8→6)!」
萃香が新たなイグア・バギーと羅針盤を背負った小さな蜥蜴、そして赤い表皮のカメレオンの3体。その全てに共通するのは系統が(星魂)であると言うこと。
萃香「ピクシスリザードのレベル2効果。私の手札/手元にある系統:光導(こうどう)を持つスピリット全てのコストを5に変更する!」
弾「光輝く大銀河の効果と同じ…何が来る!」
萃香「いくよ少年…、コイツの一撃はデカイぜ?」
ツルギ「おう!」
萃香の手札は2枚。1枚はリバイブドローで手札に戻した龍星皇メテオヴルム。だが彼女が持つカードは赤の光を放ち続け、光に満ちている!
萃香「次元の果てからこい!全てを穿つ、雄々しき金角!召喚!金牛龍神(きんぎゅうりゅうじん)ドラゴニック・タウラスをレベル3で召喚だああああああああ(手札2→1・リザーブ6→0・トラッシュ2→3)!!」
カードから光が解き放たれ、無数の粒が天に昇る。粒は点に、点は点へと結び、描くは黄導十二星座の1つ、牡牛座。
そしてルビーの巨大結晶が現れると牡牛座の紋章が打ち込まれ、顕現する金の雄々しき二本の角と翼、大樹が小枝に見える程に太い四肢。赤の荒々しい表皮にメテオヴルム以上の威圧感と存在感を放つ…!
弾「十二宮Xレア…!萃香が持っていたのか!」
龍虎「金牛龍神ドラゴニック・タウラス…!初めて見た…!」
萃香「さぁ、少年の運…試させて貰うよ!金牛龍神ドラゴニック・タウラスでアタック!」
バオオオオオオオオ!!と大気と大地を震撼させ、ドラゴニック・タウラスが蹴立て猛進する!
萃香「ドラゴニック・タウラス!レベル3アタック時効果!真・激突発揮!タウラスのアタックは可能なら必ずブロックして貰うよ少年!」
弾「激突ではない…!?まさか紫の言っていた事はこれだったのか!」
紫が「この世界に来た時に、カードの秘められた力が目覚めた」と語っていた言葉の意味を、彼等は漸く理解した。言うなれば、カードが(真化)したと言っても過言ではない。
萃香「ドラゴニック・タウラス、レベル3封印時のアタック時効果で、私の系統:光導/星魂を持つスピリット1体に付き、タウラスにシンボルを1つ追加出来る!
今、私のフィールドにはタウラスとイグア・バギー2体にカメレオプスとピクシスリザードの合計5体!つまり赤シンボル6つ!
さらにタウラスがブロックされた瞬間に自分とブロックしたスピリット/アルティメットのシンボルを比べて、その差分の数だけ少年のライフを破壊出来るんだ!」
タウラスの周りに顕現し、浮遊する赤シンボル達。ツルギのブロック可能なスピリットは全てが赤シンボル1個という、誰でブロックしても一貫の終わりの状況となってしまったのである!
龍虎「やべぇよ!やべぇよ!真・激突でブロックしなきゃいけないのに、ブロックしたらライフ全部砕かれるってやばすぎる!?どーするの、ツルギさん!!」
迫り来るタウラス!進む敗北のカウントダウン!このままツルギは負けてしまうのか!!
ツルギ「…シンボルを減らせば良いんだな?」
萃香「ん?まぁそうなるけど、どしたの少年?」
ツルギ「キザクラ…ありがとな。マジック、スティールハートを使用!コストはシャイニング・ドラゴン・アークをレベル1にダウンして確保(手札3→2・トラッシュ3→6)!」
萃香「黄色のマジック?それがどうし…あ」
レイ「上手いな…。確かにタウラスのライフ貫通は強力だ。指定アタックなんかされたら、それこそ目も当てられない。だったら、増えたシンボルを全部(ゼロ)にすりゃあ良い…中々ぶっ飛んだ回答だぜ。俺はそうゆうの、嫌いじゃないがな」
スティールハートの効果は、相手のスピリット1体のシンボルを0にする黄色のマジックカード。タウラスの増えた6つの赤シンボルは不意に放たれた1枚のカードによって、全て描き消されてしまったのだから…
ツルギ「タウラスのアタックはシャイニング・ブレイドラでブロック!」
指示を受けたシャイニング・ブレイドラは一目散にタウラスの斜線上に割り込むと、火炎放射を発車しタウラスの動きを鈍らせようと試みたが、シャイニング・ブレイドラの炎はタウラスからすれば、涼しいそよ風程度のものであり、その勢いのままシャイニング・ブレイドラを吹き飛ばして破壊する。
萃香「…必殺の一撃だったんだか、凌がれたか…。ふぃ~…ターンエンド」
萃香 ライフ2(SC) 手札1 リザーブ0 トラッシュ3
ドラゴニック・タウラス レベル3(5)20000 疲労
イグア・バギー レベル1(1)1000 ×2体
戦竜エルギニアス レベル1(1)1000
ピクシスリザード レベル2(2)3000
カメレオプス レベル1(1)3000
ツルギ「スタートステップ、コアステップ(リザーブ1→2)、ドローステップ(手札2→3)、リフレッシュステップ(リザーブ2→8・トラッシュ6→0)、メインステップ。
相手のスピリットは合計6体、ブロッカー5体…この布陣を破るにはあのカードが必要だ…!マジック、チャージドロー!デッキから2枚ドローして、2枚オープンし(強化)を持つスピリットカード全てを手札に加える!
来てくれ…あのカード!うおおおおおおおおおおおおおおおおおお(手札3→2→4・リザーブ8→2・トラッシュ0→2)!!!!!!!!」
デッキから2枚を引き、ツルギは全身全霊の想いと力を込めて、カードを捲る!
1枚目は、シャイニング・ブレイドラ。そして2枚目は…
龍輝神(りゅうきしん)シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ。
ツルギ「きたあああああああ!!!!!!!!2枚共強化を持つスピリットカード、よって手札に加える(手札4→6)!
続けてグローリー・ガードラーとシャイニング・ブレイドラを召喚(手札6→5→4・リザーブ8→7→4・トラッシュ2→4)!シャイニング・ブレイドラの召喚時効果で、俺の手札に加えたシャイニング・ドラゴン・オーバーレイのコストを4に変更する!」
召喚されたシャイニング・ブレイドラから再び、みなぎる光が、ツルギの手札にある1枚のカードに注がれ、コストを書き換えた!同時にツルギのバトルアーマーとサーフボードが金色を纏い、変化を遂げる!
龍虎「か、かっけえええええええええええええええええ!!!!!!!!」
ツルギ「光を超えろ!神をも照らすその輝き!龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ!レベル3で召喚(手札4→3・リザーブ4→0)!」
赤い炎と黒い炎が交じり、ツルギを中心に金色の火炎旋風発生。天に風穴を開け、天地に金色の光が満ちる時、一匹のドラゴンが天からツルギの元へ降臨した。
アークよりも更に強化され重装甲と化した銀色の鎧。剣の鋒を彷彿とさせる水晶達。闇の空を照らし尽くさんとする金色の翼。その姿は、どのシャイニング・ドラゴンよりも気高く、美しく。強く、恐ろしく、絶対的存在。光を超える者を意味する名を冠した最強のシャイニング・ドラゴン。
萃香「…こりゃぁ…すげぇ」
ツルギ「このスピリットで勝負を決める!アークに合体している輝竜シャイン・ブレイザーを、龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイに合体(ブレイブ)!!」
アークの体に吸い込まれた、シャイン・ブレイザーの翼がアークから分離し、オーバーレイの左腕に合体。六枚の翼はそれぞれが開き、赤いオーラを放つ!
ツルギ「更にもう1体!砲竜バルガンナーを召喚!コストはエクリプス・ドラゴンをレベル1にダウンし確保(手札4→3・トラッシュ4→2)!」
バトルフィールドを地鳴らし、2問の砲塔を背負った
四足歩行の赤竜が真っ直ぐに此方へと駆けてくる。
萃香「新しいブレイブみたいだね。ソイツはエクリプスと合体するのかい?」
ツルギ「いいや、バルガンナーと合体するのは…オーバーレイだ!砲竜バルガンナーを龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイに合体(ブレイブ)!」
バルガンナーの胴体と砲塔部位が空中分離し、オーバーレイの右腕に武装されたのだ!本来、スピリット/アルティメットは1体でブレイブ1つしか合体出来ない。だがオーバーレイは1体で2つのブレイブと合体出来る力を持つ、数少ないスピリットの1体である!
弾「サジットと同じ効果を持つスピリット…」
霊夢「凄い…」
ツルギ「アタックステップ!シャイニング・ドラゴン・アークの効果とシャイニング・ドラゴン・オーバーレイの効果発揮!
オーバーレイはレベル3の間、赤のスピリット全てに赤の強化(チャージ)を与える効果がある!よってアークのアタックステップ時の効果で、俺のスピリット全てに赤シンボルを1つずつ追加!」
オーバーレイが放つ光輝の光が、アーク達に力を分け与え、アークの放つ赤の光がシンボルを産み出し、オーバーレイ達を支える。光を超える者と光を与える者、互いに支え、互いを支え合う。
ツルギ「光と砲撃よ、今こそ1つに!ダブル合体(ブレイブ)アタアアアアアアアアック!」
高らかなツルギの号令を皮切りに、オーバーレイが天に飛翔し、秘めたその力を発揮する!
ツルギ「オーバーレイのレベル1,2,3とレベル2,3のアタック時効果!BP10000以下の相手スピリット1体と、オーバーレイのシンボルの数だけ、BP5000以下の相手スピリット1体を破壊!
今のオーバーレイのシンボルは4つ!そしてオーバーレイ、アーク、シャイニング・ブレイドラ、グローリー・ガードラー、エクリプス・ドラゴンの7強化を追加して、BP17000以下のスピリット1体とBP12000以下のスピリット4体を破壊だ!」
オーバーレイがバルガンナーの砲塔とシャイン・ブレイザーの翼にエネルギーを充点。目を見開きイグア・バギー2体、エルギニアス、ピクシスリザード、カメレオプスにロックを固定。大気を揺らす咆哮と共に、2問の砲と白の翼と金色巨翼から、スコールが如き光弾の暴風雪を萃香のスピリット達に撃ち込み続け、ドラゴニック・タウラス以外のスピリット達を爆散させてしまった!!
萃香「うっそだろ…。ブロッカー全員纏めて御陀仏ってマジかいな…ハハハ!
やっぱりすげぇな少年!またやろうや!」
オーバーレイのスコール光弾を諸に受けて、萃香は笑顔でライフを全て撃ち抜かれ、バトルフィールドから吹き飛ばされた…
* * *
ツルギ「うーん…」
萃香「おやや?バトルに勝ったのに、御不満かな?」
ツルギ「最後にオーバーレイのアタックの時、タウラスを破壊出来なかったのが…な」
萃香「あー…あるある」
バトルを終え、ツルギと萃香は完全に意気投合して二人は話をし始める。
早苗「さて…次は私達ですね」
ヨク「みたいだな…」
風が博麗神社に吹きずさび、新たな戦いを告げる調となる。次回、ヨクvs早苗の戦いが始まる!
ツルギさん、バトルお疲れ様でした!
ツルギ「疲れた…一騎打に真・激突。まだまだバトスピは奥が深いな」
ええ、私もまだまだですからね。では次回予告と、今日登場したオリカを紹介して終わりにしましょうか。
ツルギ「おう!あと萃香がドーナツの差し入れ貰ったけど皆で食べる?」
良いね、じゃあ緑茶淹れてくる!
* * *
退路無き決戦道 コスト8(赤2白1紫1) 赤紫白
このカードはソウルコアを支払って配置した時、次の自分のターンのスタートステップまで、このネクサスは相手の効果を受けない。
レベル1(0)
レベル2(1)
レベル1,2(お互いのアタックステップ)お互いのスピリットはアタックステップで1体しかアタック出来ない
レベル2(お互いのアタックステップ)このネクサスに(ソウルコア)が置かれている間、BPを比べてスピリット/アルティメットを破壊した時、破壊したプレイヤーの手札にある(激突)/(真・激突)を持つスピリット1体をコストを支払わずに召喚出来る
次回予告!次はヨクと早苗のバトルが開幕!だが二人の様子がおかしいぞ!?何故なら二人のデッキは、ほぼ同型のデッキ!
そして早苗が召喚したのは、なんと…!果たしてヨクは勝てるのか!?
次回、東方激闘魂 第8話!ヨクvs早苗!風と風が交わりて