2人目の男性IS適性者は地獄絵図   作:なまハムマスク

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短いくせに更新が遅くてすみません。


一抹の希望を信じて

捕縛されてからはまるで犯罪者でも扱うように拘束されながら別室に連れて行かれる。自分と同じように検査に呼ばれた人達はまるで腫れ物を見るような視線を向けて来た。

 

注目されるのは仕方ないにしてもコレは流石にないんじゃなかろうか・・・。

 

◆◆◆◆◆

 

「では佐藤君、何故逃亡を図ったのか教えて貰えないかい?」

 

よく刑事ドラマで出てくる取り調べ室のような部屋でとても偉そうな感じの女の人が聞いてくる。

 

勿論、真面目に答える事など出来ない。誰が面と向かって「このまま、あなた達と一緒にいたらいろんな実験や検査で酷い目にあいそうだから」などと言えるのか。少なくとも自分は言えない。

 

「答えないか、まあいい。早速だが本題に入らせて貰おう。今後の君の処遇なんだが了承さえしてくれたならば、このまま日本で秘密裏に保護するという事も出来る。

しかしコレは時間が経てば経つほど難しくなる。

人の口に戸は立てられないからね。

勿論、君が協力してくれれば少し噂が立つ程度に抑えられる。

そこでどうだろうか?君も1人目の男性IS適性者の織斑一夏のように騒がれたくないだろう?

それに余り大きな声では言えないが世界中から狙われているんだ、何せ数少ない男性IS適性者だからね。

でも今ここで日本に保護されれば君がIS適性者である事は外部に漏れることがなく、外部からの危険に晒されることが無くなる訳だ。

どうだい?悪い話じゃないとは思うんだが?」

 

日本が保護ですか。ふーん、へえ、でも秘密裏でせうか。それって隔離みたいなものではなかろうか?ましてや秘密裏なんだから自分に何しても問題にならないみたいにも出来るんじゃないんですかー?

 

とりあえず自分に言える事はただ1つ。

 

「IS学園の人を呼んで下さい。」

 

「なぜだい?IS学園に行ったら全世界に君の事が知れ渡るのだよ?それなら我が国で保護して貰い、安全に暮らすほうが良いのではないかな?」

 

どう保護してくれんだよ、どう安全に暮らせるんだよ!具体的な事を何1つ言ってないじゃないか!

わざわざ指摘しないけどな!言い負かされるだろうしな!

 

と・に・か・く

 

「IS学園の人を呼んで下さい。」

 

コレ以外は喋らない、お口チャック!

 

「・・・君は祖国に貢献したいと思わないのかい?」

 

自分をどんな扱いするかも分からない国に対して愛国も何もあるか!悪かったなダメな奴で!

 

ともかく自分にISを動かせるだけの男から使い潰すのを疎むレベルの価値を付けれるまではどこかに所属する気なんて微塵も起きない。

 

どうせ体のいい実験対象にしかされないだろうし。

それなら、まだ、死んだ方がマシな筈だ。

 

だから結局言う事は変わらない、IS学園に通う事で出来る猶予の3年間で自分に価値を付けなければいけないのだから。

 

「IS学園の人を呼んで下さい。」

 

「そうか、では少し待っていたまえ。」

 

ちょっと偉い人そうな女性はそう言い残して部屋を出て行った。

 

コレで後は自分の意思に関係なく保護されなければ多分大丈夫だろう。頼むからIS学園の人には来て欲しい、ホントに、切実に。

 

それから時間を少し空ける感じで数人がバラバラにやって来た。全員が女性で皆が厳密には違うけど大体「日本に保護して貰いな」だった。

 

しかも全員がなかなかお目にかかれないようなきれい所ばかりだった。IS関係者は見た目も含むとか噂されていたが事実かもしれないと思いながらも自分は同じセリフを吐き続けた。

 

「ねえ、やっぱり日本に保護してもらおうよ?」

 

見た目『が』ロリの人が何度も聞いた事を言ってくる。とゆーか現実に合法ロリが居るとか、今になってはどうでもいい情報は置いておく。

というか一体いつになったらIS学園の人は来てくれるのだろうか?

そもそも2人目が現れた事はがまだ伝わってないのか、最悪の場合だけど見捨てられた可能性もある・・・。

 

「どう?考えは変わったかな?」

 

ハイ、カワリマセン。

 

「IS学園のry」

 

「あっそ、じゃあ勝手にすれば?」

 

うへぇ、猫被ってたよ、合法ロリィ・・・。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

それから、大分時間が経った気がする。誰も来なくなって、時計もなくて。一度トイレに行かせて貰ったがそれだけだ。ただ、何もない部屋に居るだけでとてつもない不安を感じる。疲れた、助けてくれ。

 

「最後に聞こう、日本に保護してもらう気はないか?」

 

いつ間に居たのか偉い人そうな女性が聞いてきた。もういいじゃないか、十分待ったじゃないか、だから、もう・・・

 

「──IS学園の、人を、お願いします。」

 

それでも諦め切れなかった。

 

「そうか、では失礼させてもらう。」

 

偉そうな人が出て行った。そして少し時間が経った頃にスーツを着た、画面越しには見慣れた人が部屋に来た。

 

「IS学園で教員をしている織斑千冬だ。単刀直入に聞く、IS学園に来る気はあるか?」

 

「是非、通わせて下さい。」

 

そして自分は3年間の猶予を得た。




なんかしっくり来ない感じです。想像や妄想は出来ても文にするのはやはり違いますね。
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