聖痕のクェイサー×真剣で私に恋しなさい!   作:みおん/あるあじふ

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39話「鮮血と水銀」

「うおおおおおおおおお!!!」

 

「はあああああああああ!!!」

 

エヴァという元凶を断つ為、サーシャは武器を手に、百代は己の拳で立ち向かう。

 

しかしエヴァは微動だにしないまま、突貫する二人を見下しながら余裕の笑みを浮かべていた。

 

二人の攻撃がエヴァに届く直前、水銀による自動防御(オートガード)が発動する。水銀はエヴァの側面に幕を生成し、挟み撃ちを仕掛けたサーシャと百代の攻撃を拒絶した。

 

「自動防御だと……!?」

 

「そう、私が作り出した究極の芸術品。それに―――――」

 

そしてエヴァは水銀(シルバーロッド)を、横一線に振り翳した。すると同時に周囲の水銀が剣に生成され、エヴァの動きと連動するようにサーシャと百代を薙ぎ払う。

 

「自動防御だけじゃないわ。攻撃も防御も変幻自在。貴方達には私に触れる事すらできない」

 

攻防一体の水銀の鎧。これを突破しない限り、エヴァに一撃を与える事は皆無。また攻撃を仕掛ければ水銀の膜に阻まれ、さらには迫り来る敵を排除する刃となる。

 

「ならば―――――!」

 

攻撃を阻む膜を、水銀を凍結させればいい。固体になれば突破するのは容易。サーシャは分子振動で周囲の温度を下げ、エヴァを防護する水銀を固体化させる。

 

だが、水銀は一向に凍る気配がなかった。

 

あり得ない。サーシャは疑問を抱くが、その疑問はすぐに解けた。

 

「そうか……水銀の温度を一定化させているのか」

 

エヴァの能力は第六階梯。だとするならば、水銀の温度を一定に保つ事など造作もない。

 

「だったらその水銀ごと、ブチのめせばいいだけの話だ!!!」

 

百代が疾走し、エヴァを防護する水銀に向けて強烈な正拳突きを叩き込んだ。

 

次の瞬間水銀の膜が変化し、まるでハリネズミのような針の筵へと変わる。危険を察知した百代はピタリと拳を直前で止めた。

 

「言ったでしょう?貴方達では、私に触れる事すらできないとね」

 

針の筵が弾け飛び、無数の針の嵐となって百代に襲いかかる。

 

「―――――舐めるなぁ!!」

 

降り注ぐ銀の針を、百代は拳で千本、万本単位の針を纏めて全て撃ち落とす。さらに前進し、押し進むようにエヴァに接近。気を溜め込み、渾身の一撃を放つ。

 

「何―――――!?」

 

突然、百代の動きが止まる。否、止められていた。百代の身体が、まるで何かに縛られているように動かない。

 

百代の身体中には、ピアノ線のような水銀の糸が絡みついていた。打ち払った水銀の針が変化したものだろう……百代の動きを封じ込めている。

 

「やってくれたな……だが、こんなもの――――!!」

 

百代は身体中に気を巡らせ、気の波動を発生させる。波動は絡み付いた水銀の糸を、まとめて強引に吹き飛ばした。

 

 

次の瞬間、

 

「――――ぐっ!?」

 

百代の足下から、無数の銀の針が隆起した。反応が遅れた百代は直ぐに後退するが、鋭く尖った針の先端は、百代の身体の皮膚を容赦なく抉っていた。

 

「くそ……瞬間回復!」

 

気を活性化させ、受けたダメージを回復する百代。自分の攻撃が通じない、鉄壁の能力。そして次から次へと連鎖の如く繰り出される攻撃。これまでにない強敵である。

 

なのに、今は喜べない。目の前にいるのは、仲間を傷付ける敵でしかないのだから。

 

サーシャもこれまでとは違うエヴァの能力に、苦戦していた。全てを退ける防御力。そして第六階梯の力。たとえ鮮血の剣を持ってしても本体にダメージを与えるのは難しい。

 

(……今ので聖乳(ソーマ)が切れた)

 

サーシャの聖乳も底を尽きかけていた。学園内での水銀人形との戦いで、殆ど消耗してしまっている。これ以上戦うには限界があった。

 

「サーシャ、今すぐ聖乳を――――!」

 

聖乳を補充させる為、まふゆはサーシャに駆け出した。

 

「―――――させると思って?」

 

エヴァは水銀の塊をサーシャとまふゆの間に放った。塊から水銀人形が数体出現し、まふゆの前に立ちはだかる。

 

「これじゃあ、聖乳の補充が……!」

 

この水銀人形を倒さなければ、サーシャに聖乳を与えられない。倒したとしても、また復活してまふゆの行く手を阻むだろう。

 

「くっ……」

 

サーシャの表情には、疲労の色が浮かんでいる。このままでは防戦するのが精一杯……下手をすればそれすらも叶わない。

 

すると、

 

「サーシャ!」

 

突然、京がサーシャの元へ駆け寄ってきた。サーシャは京へと視線を向ける。

 

そして京はワイシャツのボタンを外し、さらに下着を捲り、素肌が露わになった乳房をサーシャに差し出した。

 

「私の……私の聖乳を吸って!」

 

「な……?」

 

京の決断はサーシャだけでなく、まふゆや大和、キャップ達も驚愕した。あの京が、心を開かなかった京が、出会って間もないサーシャに聖乳を差し出した……驚くべき事である。

 

「私が力を貸すから……だからあいつを、エヴァ=シルバーを倒して!」

 

仲間に心を突き動かされた京。助けられた京。今度は私が助ける番だ……京の気持ちに応えるべく、サーシャは頷き身体をそっと抱き寄せる。

 

「分かった。力を借りるぞ、京!」

 

京の決断を、その思いを受け止めるように、差し出された京の乳房に口付けをするサーシャ。舌で乳房を触れ、吸い寄せるように聖乳の吸引を始めた。

 

「あっ……あうぅぅあ!?あ、は……う……んんぅ!!」

 

顔を真っ赤に染め上げ、悩ましい声を上げる京。感じる。サーシャに自分の中にある何かが吸い出されていくのが分かる。

 

力強く、そして優しいサーシャの口付け。身体が心地良さで震え、果てる頃には聖乳の補充は終わっていた。力が抜け落ち、京は床に座り込む。

 

「お前の決意……お前の力。確かに受け取った」

 

サーシャの傷口から溢れ出る、赤き鮮血。鮮血はサーシャの周囲を揺らめき、異端を滅ぼす鮮血の剣へと姿を変えていく。

 

左頬に刻まれた証が形を成す。サーシャは形成した鮮血の剣を掴み取ると、赤く研ぎ澄まされたその刃をエヴァに向けた。

 

 

京から譲り受けた聖乳の力。それは“仁”という彼女の掲げる思いの形である。

 

 

「―――――俺の心は今、震えている!!」

 

聖乳を補充したサーシャの反撃が始まる。しかし戦況は未だ変わらないままだ。

 

だが、力を与えてくれた京の為にも負けられない。エヴァの水銀が阻むのならば、無理にでも切り開けばいい。

 

そう、この鮮血の剣で。

 

「斬り裂け!我が血の刃よ!!」

 

サーシャが剣を振るう。分子振動によって発生した赤い斬撃が、残像のように連続する。斬撃はエヴァの自動防御を瞬く間に切り裂いていく。

 

しかし斬り裂かれる度に水銀の障壁が再構成され、エヴァを防護する。やはり攻撃は届かない。

 

「あっははははははは!無駄よ、いくら攻撃を加えても――――」

 

「無駄かどうかは、この一撃を食らってから言え!!」

 

サーシャと入れ替わるように、百代がエヴァに急接近する。

 

「川神流・無双正拳突き乱れ打ち!」

 

百代は強力な正拳突きを乱射し、エヴァの水銀に叩き込んだ。障壁を叩き、破壊し、さらに叩き、破壊して前へと突き進む。

 

無駄だと言うのに、何故それが分からないのか……サーシャと百代の執拗な攻撃に、エヴァは苛立ち始めていた。

 

「うっとおしいガキ共が!二人まとめて失格よ!!!」

 

エヴァが水銀ロッドを再び振るう。エヴァの周囲に六本の十字剣が生成され、サーシャと百代に向けて放たれた。サーシャと百代は後退し、迫る六本の剣を弾き、破壊する。

 

何か打開策はないのか……このままではエヴァを倒せない。

 

「とどめを刺してあげるわ!!」

 

エヴァの身体の側面に水銀の外殻が現れる。恐らく、次の一撃でサーシャたちを葬るつもりだろう。サーシャと百代は身構えた。

 

 

 

一方、サーシャ達の戦いを見ていた京は。

 

(サーシャとモモ先輩でも、歯が立たないなんて……あの自動防御、本当に無敵―――あ)

 

ふと、ある事に気づく京。エヴァに攻撃を与える際、京は右肩を狙っていた。しかし、その攻撃は自動防御によって妨害されている。

 

ただ、一度だけエヴァ自身にダメージを与えた箇所があった。

 

それは、武蔵がエヴァに対して放った一撃―――正面である。あの時自動防御は発動せず、外れたもののエヴァの頬を掠めていた。

 

自動防御ならば、エヴァが意識しなくても発動する筈である。ならば何故、正面からの攻撃は自動防御が発動しなかったのか。

 

答えは一つ、正面からの攻撃には自動防御は作動しないという事だ。

 

つまり自動防御は不完全。無敵ではない。

 

「―――二人とも正面を攻撃して!正面からの攻撃なら、あの自動防御は働かないはず!」

 

京の助言に、耳を傾けるサーシャと百代。実際、京はエヴァと一戦交えている。サーシャは百代と視線を合わせ、互いに頷いた。

 

後は仲間を――――京を信じて立ち向かうのみ。

 

「何をごちゃごちゃと!千切れてしまいなさい!!」

 

エヴァを覆う外殻から出現する、無数の触手。触手は暴れ狂うように、周囲を切り裂きながらサーシャたちに迫り来る。あれに巻き込まれれば、今度こそ終わりだ。

 

だが終わらせない。百代が先陣を切り、切り裂く触手の群れに向け、

 

「食らえ、川神流・致死蛍!!!」

 

全身全霊をかけて、エヴァの“正面”に気弾を撃ち放った。気弾は触手の群れを纏めて蒸発させていく。しかしそれでもエヴァには届かない。一度目の攻撃を食い止めるのが限界だ。

 

だがこの僅かな瞬間にこそ、勝機はある。

 

「今だ、行けサーシャ!!」

 

百代の合図と共に、サーシャがエネルギーが拡散した空間へと全力疾走する。そう、致死蛍はフェイク。サーシャがエヴァに一撃を与える為の布石。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおぉぉ!!!!!!!!!」

 

今なら届く。拡散する気の空間を潜り抜け、サーシャは剣を槍へと再錬成し、エヴァの正面へと斬り込んだ。奇襲のような予想だにしない攻撃に、エヴァは驚愕に顔を歪ませる。

 

(正面から!?まさか、さっきの気弾は囮――――!)

 

銀の鎧(シルバー・メイル)は、京の言う通り正面からでは自動防御は作動しない。故に不完全。エヴァ自身で防御し補わなければならない。

 

僅かな時間で弱点を見抜かれた。エヴァは第二射の攻撃を中断、防御体制を測ろうとするが……間に合わない。サーシャの攻撃は自分の間近に迫り、

 

「が――――あっ!?」

 

そして、サーシャの赤き槍の一撃がエヴァの身体を貫いた。エヴァの身体は衝撃で貫通した槍ごと吹き飛ばされ、壁に打ち付けられて張り付けになる。

 

瞬間、まふゆを阻んでいた水銀人形が効力を失い、水のように崩れて弾け消える。

 

「まふゆ―――――!」

 

「うん!」

 

次の攻撃で、決める。サーシャは鮮血の剣を錬成、そして――――真紅の弓へと姿を変えた。

 

元素回路励起(サーキットエンゲージ)――――!」

 

さらにまふゆの剣の生神女(マリア)の加護が加わり、サーシャの武器が強化されていく。

 

エヴァは再生能力を持つクェイサー。細胞全てを打ち抜き、二度と復活はさせない。

 

サーシャは弓の弦を引いて狙いを定め、必殺の一撃を与える。

 

「――――罪人に贖いを」

 

まふゆは祈る。異端の者に魂の浄化を。そして贖罪を。

 

「――――終わりだ、エヴァ=シルバー!!」

 

サーシャの弓から、真紅の矢が放たれる。矢は無数に分裂を始め、エヴァの身体のありとあらゆる箇所に命中。剣の生神女の加護を受けた一撃は、エヴァを構成する細胞を全て破壊した。

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」

 

断末魔と共に、エヴァの身体は赤く燃え上がり、大量の水銀を垂れ流して絶命した。これが復活したエヴァの、焚刑(ふんけい)という名の末路。

 

狂気の魔女の復讐は、結果として同じ末路を辿った。

 

「――――地獄へと還れ、哀れな魔女よ。お前にはやはり焚刑が相応しい」

 

サーシャは手向けの言葉を告げ、燃え上がる魔女の亡骸に背を向ける。全て終わった。もう蘇る事はないだろう。これでエヴァは完全に消滅した。

 

――――消滅した、かに見えた。

 

「ふ……ふふ、ふふ」

 

燃え盛る業火の中から聞こえる、魔女の嘲笑。サーシャはもう一度魔女の亡骸へと振り返った。

 

 

 

川神学園裏庭前。

 

つい(ユー)(ファオ)を倒したマルギッテとクリス。

 

Vは身体を壁に打ち付けられ、血の入り混じった水銀を大量に吐き出し地面に伏している。

 

Uも身体を小刻みに痙攣させながら、意識を失っていた。もう彼女らは戦えまい。熾烈な戦いにようやく終わりが見える。

 

だがそんな事はVが許さなかった。水銀を吐き出し、むせながらゆっくりと立ち上がる。

 

Vの保有している再生者(リザレクター)の能力が発動する。身体に受けた傷が回復していく。

 

何度も攻撃を受けても幾度となく再生を繰り返す、不死身の力。だが、その能力はVにとっては耐え難い屈辱に他ならない。

 

何故なら彼女は、サディストであるから。

 

「――――ろす」

 

吐き出した水銀を揺らめかせながら、Vは独り言のように呟く。先程とは様子が違う……身構えるクリスとマルギッテ。

 

そして、身体を怒りと憎しみで震わせたVの感情が、弾けた。

 

「――――ころす。殺す!殺ス!殺す!殺す!殺す殺す殺す殺す殺ス殺す殺ス!!!」

 

まるで怨嗟のように、マルギッテとクリスに殺意を向けながら絶叫する。Vの怒りの感情に呼応するように水銀が荒れ狂い、ドリル状の鋭利な狂気に姿を変えた。

 

ダメージを受けた事によりVの能力が格段に上がる。その力、第四階梯を上回る程に。

 

「ブチ殺す!抉り殺す!!嬲り殺す!てめぇらまとめて失格だ!!!」

 

Vが再び牙を剥く。ドリル状の凶器が二人に狙いを定めていた。獲物を狙う生き物のように。

 

また戦わなければならないのか……二人は連戦を覚悟した。

 

「――――そこまでよ、V」

 

突然、Vを呼ぶ声が聞こえる。呼び止めた声の正体は、さっきまで意識を失っていたはずのUの姿だった。Vは忌々しげにUを睨み付けるが、直ぐに表情を変える。

 

「おかあ……さま……」

 

瞳を震わせながら、Uの事を“おかあさま”と呼ぶV。

 

しかし、Uは意識を失ったままであった。無感情で、虚ろな瞳。腹話術で命を吹き込まれた人形のようである。Uの向こう側にいる別の誰かが、Vに語りかけていた。

 

Uは無感情のまま、ただ用件だけをVに伝える。

 

「退却よ」

 

「退却!?で、でもおかあさま――――!」

 

「用事は済ませたわ。ここに留まる理由はなくてよ。それとも私の言う事が聞けないのかしら?」

 

「くっ……」

 

目の前に獲物がいるというのに。しかし、命令には逆らえない。しばらくして、Vは背後に控えていた水銀を、ロッドに収めた。

 

同時にUの身体がふらりと、地面に倒れ込みそうになる。VはUの身体を拾い上げ、二人に背を向けて退却を図る。

 

「待てっ!」

 

後を追おうと駆け出すクリスとマルギッテ。しかしVは学園の壁を軽々と伝い、次第に姿は見えなくなっていた。

 

(あの双子……先程とはまるで別人だった)

 

今のは確かにUではない、別の人格であった。恐らく、あの双子を送り込んだ主犯格だろうとマルギッテは睨んでいる。

 

戦いが終わる。しかし、根本的な解決には……至らなかった。

 

 

 

「な、に………」

 

サーシャは燃え盛る魔女の亡骸に振り返った瞬間、目を見開き絶句した。

 

そこには確かにエヴァ=シルバーの死体があった。それなのに、サーシャが今目にしているのは、肉体が水銀となって崩れた“エヴァだったもの”だった。

 

肉体が崩れ去り、その本体が姿を表す。現れたのは、小柄の少女であった。

 

「……はず、れ。なのです」

 

桃色の髪の少女は、真っ二つになりながらも、ニヤリと笑いながらサーシャ達を嘲笑う。やがて少女の肉体は水銀の塊となって溶け、周囲に蔓延していた水銀とともに消えていった。

 

「馬鹿な……身代わりだと」

 

驚愕するサーシャ。倒したのはエヴァではない。察するに、エヴァが作り出したクローンで自分に擬態させたものだった。

 

今まで戦っていたエヴァは偽物……否、クローンを通じてエヴァと戦っていたと言った方が表現が正しいだろう。

 

「……やったのか?サーシャ」

 

百代の表情は晴れない。百代も感じていた。まだ、終わってはいない。

 

「あれはクローン体だ。だが、俺達が戦っていたのは、確かにエヴァ=シルバーだった」

 

エヴァのクローン。以前(クー)(エル)という双子のクローンがいた。恐らく、それと同じ類のものである事は間違いない。つまり、あれはクローン体で作られた分身。

 

そして実際のエヴァは今戦ったクローンと同等の強さ、もしくはそれ以上である。ようやく戦いが終わりを告げたというのに……周囲に不穏な空気が流れ出す。

 

だが、それを拭い去るように声を上げたのはキャップだった。

 

「そう暗くなんなって。みんな助かったんだ、ひとまずはそれでいいだろ?サーシャ」

 

言って、笑いながらサーシャの肩を叩く。確かにキャップの言う通り、危機は去った事に代わりはない。まずはその事を喜ぶべきだろう。サーシャはああと言って頷くのだった。

 

しばらくして、外からパトカーのサイレンが学園全体を包んだ。ユーリが手配したのだろう……今回の一件も、うまく誤魔化して隠蔽するつもりらしい。

 

 

 

こうして、学園全体を巻き込んだエヴァの襲撃事件は幕を閉じた。だが、これはまだ“始まり”に過ぎない事を、サーシャ達はまだ知らない。

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