※みんな親密度20ぐらいの設定でアニメ好きな先生を淡々と描きます。

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孤独のアニメ

 

みき

「せんせー!駅前にパフェのお店が出来たんですけど、放課後行きませんかー!」

 

 

先生

「あ、ごめん今日はちょっと都合が悪くて…」

 

 

みき

「そうでしたか…また誘いますね〜」

 

 

先生

「あぁ、悪いね」

 

 

みき

「遥香ちゃん、先生今日もダメだってさ」

 

 

遥香

「そう…残念だけど仕方ないわね」

 

 

八雲

「あら、あなた達」

 

 

みき

「八雲先生!」

 

 

八雲

「先生をお誘いしていた様に見えたけど?」

 

 

遥香

「はい、何度か誘ってるんですけど、都合が悪いみたいで、一度も…」

 

 

御剣

「はっは!やめとけやめとけ!」

 

 

みき

「御剣先生!?」

 

 

御剣

「あいつは付き合いが悪いんだ。『飲みに行こうぜ!』って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか…仕事は真面目で卒なくこなすが、今一つ情熱のない男さ」

 

 

遥香

「そ、そうなんですか…(すごい説明口調)」

 

 

~帰り道~

 

 

先生

「(さて、仕事が終わった事だし行きつけのツタヤにアニメでも借りに行くか)」

 

 

先生

「(今日は何を借りよう…こないだはハルヒを借りたし、らき☆すたでも見てみようかな)」

 

 

通りすがりの高校生A

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃあ^~」

 

 

通りすがりの高校生B

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃあ^~」

 

 

通りすがりの高校生A・B

『あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃあ^~』

 

 

先生

「………………………………」

 

 

先生

「ごちうさ…か」

 

 

~ツタヤ~

 

 

先生

「(さっきの高校生たち、やたらごちうさを推してたようだけど、さぞ面白いんだろうな)」

 

 

先生

「ごちうさは確か…ご、ご、ご…あ、この辺か」スッ

 

 

ピトッ

 

 

先生

「ん?」

 

 

「えっ?」

 

 

「せせ、せ、先生っ!?何でこんなところにぃ~!!?」

 

 

先生

「君は確か…(若葉昴…だったかな)」

 

 

先生

「昴(?)もごちうさを借りに?」

 

 

「え、あ、えぇと…はい…///」

 

 

先生

「そうかい (困ったなぁ1巻は1本しかないよ、さっきの高校生の言葉のせいで、見たくてしょうがないってのに)」

 

 

「あ、あのぉ…」

 

 

先生

「ん?」

 

 

「よければウチで…その……い、一緒に見ませんかっ!!!///」

 

 

先生

「…………えっ?」

 

 

~昴の家~

 

 

「た、ただいま~」

 

 

昴の弟以下アキラ

「あ、姉ちゃん!おかえりー!」

 

 

先生

「お邪魔します」

 

 

アキラ

「!?ね、姉ちゃんが彼氏を連れてきた…」

 

 

「ち、ちがっ!?彼氏だなんて…そんな、そんなこと……///」ポッ

 

 

アキラ

「お父さんとお母さんに後で教えてあげよー♪」スタタタッ

 

 

「あ、こら!アキラ!!先生、なんかその…すみません///」

 

 

先生

「いや、いいんだお気にせず (ごちうさ早く見たいし)」

 

 

~昴の部屋~

 

 

「そ、それじゃあ再生しますね///(う、うわぁ~先生が私の部屋に…私の隣にっっっ///)」ドキドキ

 

 

先生

「あぁ、頼むよ (ついにごちうさを見られるぞぉ)」ドキドキ

 

 

第1羽「ひと目で、尋常ではないもふもふだと見抜いたよ」

 

 

ココア・昴

『可愛い街!ここなら楽しく暮らせそう!』

 

 

先生

「ふぁっ!?」

 

 

ココア・昴

『喫茶店?ラビット……ハウス?』

 

 

ココア・昴

『入ってみよう!』

 

 

先生

「す、昴?昴さーん?」

 

 

「ハッ!?すす、す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁっ///」

 

 

先生

「もしかして…何回か見たことある感じなのかな?」

 

 

「っっっ!!………はい、かれこれ20回目になりますっ」

 

 

先生

「」

 

 

「あ、ごめんなさい一時停止したままでしたね///」ピッ

 

 

先生

「あ、あぁ…続き見ようか (一体何がそこまで惹きつけるのか…この先に答えが…!)」

 

 

~30分後~

 

 

先生

「こころぴょんぴょんwwwww待ち?考えるふりしてwwwwwも〜ちょっと近づいちゃえwwwwwww」

 

 

ココア・昴

『簡単には教えないっ♪こんなに好きなことは〜♪ナイショなの♡』

 

 

先生

「ふわふわドキドキ内緒ですYO!はじめがかんじん、詰んだwww詰んだwwww(教員生活)」

 

 

ココア・昴

『ふわふわどきどきナイショだって♪いたずら笑顔で~』

 

 

先生・昴

『ぴょんっ ぴょんっ♡』

 

 

~焼肉屋~

 

 

先生

「はふ、はふっ!」モグモグ ゴクン

 

 

先生

「プハァ〜!いやぁ、久し振りにアニメでいい汗かいたな…なんだかんだで、昴とも少し仲良くなれた気がするし、うん」

 

 

先生

「そして締めの焼肉…これこれ♪」

 

 

モグモグ ムシャムシャ

 

 

先生

「……続き借りたら、また昴と見ようかな」

 

 

~昴の家~

 

 

「ヴェアアアアアアア!!!先生に全部見られたっ!?知られたっ!?恥ずかしくて死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!?」

 

 

昴の母

「え、ちょっと…昴あんた一体何があったの…」

 

 

アキラ

「なんか、彼氏が帰ってからずっとあんな感じなんだよね。」

 

 

昴の父

「」

 

 

アキラ

「ねーちゃーん飯だぞー」

 

 

「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア」

 

 

アキラ

「ダメみたい」

 

 

昴の母

「はぁ…もう好きにしなさい」

 

 

昴の父

「彼氏…彼氏……うちの娘に彼氏……ハハハ…………」

 

 

アキラ

「父ちゃん箸落っこちてるぞー」

 

 

~数ヶ月後~

 

 

先生

「(アレから数ヶ月、結局最後まで昴と見てしまったなぁ~次は劇場版か…)それまでなんのアニメを見ようかな」

 

 

通りすがりの高校生A

「にっこにっこにー♪」

 

 

通りすがりの高校生B

「にっこにっこにー♪」

 

 

通りすがりの高校生A・B

『あなたのハートににこにこにー♪』

 

 

先生

「………………………………」

 

 

先生

「ラブライブ…か」

 

 

~ツタヤ~

 

 

先生

「(さっきの高校生たち、やたら矢澤にこを推してたな。名前は知ってるけど見たことないし、見てみるかな)」

 

 

先生

「ラブライブは確か…ら、ら、ら…あ、この辺か」スッ

 

 

ピトッ

 

 

先生

「ん?」

 

 

蓮華

「あらっ?」

 

 

~おしまい~

 




~あとがき~

Ah^~ my heart will be hopping^~

ごちうさがとても楽しいと友達に勧められ、無印を10羽まで見たのデス

えぇ、見たのデス…去年の…お正月に…………

1年詰んでしまい大変申し訳なく思う傍ら、実況板で全部読んでるから、見なくてもいいかなと怠惰な感情が(半泣き)

ここまで読んでいただきありがとうございます♪
また次の作品でお会いしましょう!

By イオリ・マエステラ


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