今日もShinjyoとNOZAKIは平和(?)です。 作:Arupejio2
梨子「アルペジオ……。」
(シュッ)
アルV「待たせたな。」
梨子「は、早っ!ていうか今飛んでこなかった!?」
アルV「ああ、そのほうが早くつくからな。」
梨子「えっ、えっ?」
アルV「……?どうした?行くんじゃなかったのか?」
梨子「あ、ああうん!行こっか!」
〜〜〜そして〜〜〜
アルV「……。」
梨子「……ねぇアルペジオ。」
アルV「…?なんだ?」
梨子「アルペジオって……もしかして凄い人だったりする?」
アルV「凄いというのは……どういう意味でだ?」
梨子「んー、なんていうか……すっごく強かったり?物理的な意味で(汗」
アルV「そうだな……物理的な意味でなら、凡人とはかけ離れてるかもしれないな……。」
梨子「じゃなきゃ空飛んで帰ってこないわよね……(汗」
アルV「言ってしまえば私にはそれしか取り柄がないからな。」
梨子「んー、今はなくてもこれから作っていけばいいんじゃないかな?」
アルV「そうだな……私には戦う以外にどんな取り柄が似合うだろうか……。」
梨子「そんなのなんだっていいのよ!歌が上手いとか、ゲームが得意とか、そんなちっちゃな事でもいいのよ。それなら簡単でしょ?」
アルV「……そうだな、探す価値はあるな。」
梨子「じゃあ、そういう意味でも早くゲーセンに行こーう!」
〜〜〜そして〜〜〜
梨子「さあやってきたわよ!ゲーセン!」
アルV「ここが……。」
梨子「まずは入ろう!」
アルV「ああ……。」(ウィーン)
梨子「何しようかな〜。」
アルV「……(大型の機械が大量に……。これでどんなゲームをするというのだ……?)」
梨子「ああ!この人形可愛い!よーし一発目はUFOキャッチャーにしよっか!」
アルV「……?」
梨子「ああ、UFOキャッチャーっていうのはね、このアームを操作して、景品のところに持っていって、自分がここだって思ったところでアームを下ろして景品をゲットするゲームなんだけど……勿論簡単には取れないようになってるんだよね〜。」
アルV「なるほど……。」
梨子「よーし、頑張るわよ〜!」
〜〜〜そして〜〜〜
梨子「ぐぬぬぬ…………。」
アルV「……なあ梨子、」
梨子「待って!もうちょっとで取れそうだから!」
アルV「……(汗」
梨子「あ〜!ダメだ〜!もうUFOキャッチャーってほとんど取れないのにどうしてやりたくなるんだろう(汗」
アルV「なあ梨子…、」
梨子「ああ、ごめんごめん。それで何?」
アルV「ちょっと変わってくれないか?」
梨子「え?ああ、いいよ!」
アルV「ここを……こうすれば……。」
(ガタン)
梨子「…取れた……。」
アルV「取れたな。」
梨子「凄い!てか今直感じゃなくてちゃんと考えて取ったよね!?」
アルV「まあ……よく観察すればなんとなくどうすればいいか想像が出来るからな……。」
梨子「へ〜、私には考えられないわ(汗」
アルV「……ほら。」(スッ)
梨子「え?」
アルV「君が欲しがってたものだろう?ここまで私に色々なことを教えてくれた報酬だと思ってくれ。」
梨子「……ありがとう……///」
アルV「……?顔が赤いぞ?熱か?」
梨子「ち、違うわよ!」
〜〜〜そして〜〜〜
梨子「ん〜!楽しかった!」
アルV「そうだな、これほど楽しめたのは久しぶりだな。」
梨子「あっ、そういえばアルペジオ。取り柄見つかったじゃない!」
アルV「え?」
梨子「ゲームが得意っていう取り柄を見つけたじゃない!」
アルV「そうなのか……?」
梨子「そうよ、そこら辺の人よりずっと上手かったわよ!」
アルV「……そうか、ならよかったな。」
梨子「………ねぇアルペジオ。」
アルV「……?」
梨子「アルペジオは……今日私と一緒にいて、どうだった?」
アルV「………私は、少し前まではたった一人の生活に満足してた。寧ろその方が楽だった。」
梨子「………。」
アルV「……だが、」
梨子「…?」
アルV「君とこうやって一緒にいるのは悪くない……寧ろ今は君といる時間が一番有意義に感じる。これが……きっと『楽しい』というのだろうな。」
梨子「……!私も……私もアルペジオといる時間が一番楽しい!……あのね。」
アルV「…?」
梨子「アルペジオ、目を閉じて。」
アルV「あ、ああ……こうか?」(ギュッ)
梨子「うん!ちゃんと閉じてる〜?」
アルV「閉じてるぞ…。」
梨子「フフッ…。」
(チュッ)
アルV「……!」
梨子「ねぇ、今どんな気持ち……?」
アルV「……ああ、悪くない。私にはまだわからない事が多いが……きっとこれが、『恋』というのだろう……。」
梨子「……ふふっ、それ本人の目の前で言う事?(笑」
アルV「ま、まずかったか?」
梨子「……ううん、いいよ。だって…私もアルペジオと同じ気持ちだから。」(ギュッ)
アルV「…………そうか。」
やっと……人の温もりというものがわかった気がする。まだ確証は持てないが……でも一つだけわかることがある。きっとこの気持ちは、梨子じゃなきゃ味わうことが出来なかったのだろう。何故ならば………………
『梨子が彼女になりました。』