ソードアートオンライン。通称SAO。今いろんなメディアを騒がせている話題のゲームだ。
僕はリアルの親友である田中ワビスk、もとい、ヤスヒコに誘われてこのゲームを始めることにした。ヤスヒコは昔からかなりのゲーマーで、SAOにもベータテスターとして参加している。蒼海のオルカと呼ばれており、すこしばかり有名な存在となっているらしい。
まぁそんなことがあり、僕はこのゲームを始めることにした。ナーヴギアという全感覚をゲームの中に投影することができる装置を買ってもらった時、僕はワクワクしていた。そんなにゲームは詳しい方ではないけれど、本当にゲームの中に入れてしまう装置、そんなつい昔まで夢物語だったものがもうこの世にはあって、それを今から僕がプレイできる。なんか自分が歴史の立会人みたいになる感じがして、早くプレイしたいと思っていた。
そして今日、僕は、いや、この世界の人間は、このゲームを始めることができるんだ。期待に胸を膨らませながら僕はナーヴギアをかぶり、目を瞑った。いや、瞑ってしまった。
〜SAO内にて〜
目を開いてまず一言目に出てきた言葉は、
「わぁー・・・・すごい。まるで現実だ。」
目の前に拡広がるのは見たことのない街並み。ごった返す人。そして楽しそうに話をする人々。
前に進もうと思って足を動かすと、歩く。歩ける。動けるんだ。なぜかそれだけで楽しくなってしまう。
「すごい!まるで現実だ!」
「あ、これたんだな、カイト。」
1人ではしゃいでいると後ろから声がかけられる。
「えーと、どなたですか?」
「俺だよ。ヤスヒコ。」
「ヤスヒコ!?君か!?」
明らかに学校とは違う。が、ここはゲームの中。違くて当たり前だとカイトは今気がついたのだった。
「そうだ。あと、ここでは俺のことはオルカって呼んでくれ。いいか?俺はここではオルカ。蒼海のオルカと呼ばれてるんだ。」
「しってるよ。このゲームの中じゃちょっとした有名人なんでしょ?中学校で何回も自慢されたよ。」
「おっとそうだったな。」
そんなたわいもない話を何分か続けていると、オルカがふと大切なことに気づく。
「あ!しまった!」
「ん?どうしたの?」
「いや、だって、このままじゃ学校にいる時と変わらないじゃないか!」
「あー、まぁ、そうだね。」
「そうだとも!俺はオルカ!お前はカイト!そしてここは剣の世界、ソードアートオンライン!この世界でしかできないことをすべきだと思わないか?」
「そうだね、ちなみに、ここでしかできないことって?」
「そんなの決まってるだろ?付いて来い!」
「あ、待ってよオルカ!」
この時の僕は、このゲームを心の底から楽しもう。そう思っていた。この世界がデスゲームになることなんて、これっぽっちもおもっていなかった。
初投稿で駄文ですが、読んでいただきまことにありがとうございます。更新は不定期ですが、生暖かい目で見守ってやってくださいorz。