ゼニス「…………」
リーリャ「奥様を裏切り、不貞を働いたこんな私を許して下さるのですか…?」
リベラル「ゼニス治せるんやで」
このコロナ期間中に話のストックを作ろうとしたけど出来なかった……申し訳ぬえ……。
※4/29日、パウロがゼニスを言いくるめて孕ませたことに関して修正。徐々に好きになったような感じのものに書き直しました。
――望みと違った結末を迎えた時、人はどのような思いを抱くだろうか?
絶望、悲哀、憤怒、虚無、諦観、楽観……統計的に多い感情はあれど、結局は個人によって抱く思いは違う。
人それぞれの感情を抱き、その結末を受け入れざるを得ないのだ。どれほど拒絶したところで、現実は変わらないのだから。
感情とは複雑なものだ。
正しいことでも、間違っていることでも、残虐でも、理不尽でも、矛盾していても、道理でなくとも、過程が同じでも、必ずしも同じ感情にはならない。
失敗をした時にそれを自分の過ちだと認める者もいれば、他人が悪いのだと過ちを認めない者もいる。
客観的にどれほど可笑しいことでも、やはり認められない者はいるのだ。
今回の出来事であるゼニスの救出。最終的に、ゼニスの人間性が失われる結果となった。
しかしリーリャは、リベラルに対して感謝の気持ちを抱いた。ベガリット大陸にまで赴き、転移の迷宮を踏破して救出したのだから当然だろう。
娘であるノルンとアイシャも、状況を全て理解出来てないが感謝していた。
では、彼は、パウロならばどのような気持ちを抱くだろうか?
パウロが三人と違う点として挙げるならば、リベラルが転移事件に関与があることをヒトガミから聞いた点だろう。
だが、それでも普通は感謝の気持ちを抱く。パウロ一人では不可能に近いことを成して救出したのだから。
けれど、それはあくまでも一般的な観点の話でしかない。
もしかしたら、それくらいは当然の行いだと思うかも知れないし、怒りを抱くかもしれない。逆にリーリャたち同様に感謝の気持ちを抱くかもしれないだろう。
とはいえ、この仮定は何の意味もない話だ。
結局、感情なんてものはその時になって初めて当事者にしか理解出来ないものなのだから。
――――
パウロがゼニスの容態を知った時……リベラルの予想では、激情に駆られ衝動的な行動をするのではないかと考えていた。
彼と別れた際の発言を、リベラルは今でも覚えている。家族に会いたいと、道理を無視してまで思いの丈をぶちまけていた。
そしてその気持ちを、彼女も知っている。会いたくても会うことの出来ない
ラプラスの復活は、今のリベラルが掲げる目標のひとつである。その過程には様々な困難があるだろうが、パウロと同じように諦めるつもりなどない。
「リベラル……これは、どういうことだよ……?」
だからこそ、現状を理解出来ていないかのような表情を浮かべるパウロの姿は、予想通りでもあった。
誰かから聞いたのか、息を切らせながら宿へと戻ってきたパウロは、ゼニスの無事を確認すると、涙を溢しながら抱き締めた。しかし、それも束の間の話だ。
言葉も喋れず、表情の変化もほとんどないゼニスの姿に気付いた彼は、困惑した様子で後ろへと振り返っていた。
「旦那様、奥様は救出時の後遺症によって、この状態となられました……」
その疑問に答えたのは、リーリャだった。彼女はリベラルから聞いた話をそのまま伝える。
転移によって迷宮に囚われたこと。それを救出してもらったこと。囚われたことが原因で、人間性を著しく失ってしまったこと。けれど、ちゃんと現状を把握していること。リベラル曰く、治療は可能であること。
それらを一つ一つゆっくりと話していく。
けれど、リーリャの話を聞いている彼の表情は、唖然としたままだった。現状を受け入れられないかのように、表情が変わることがない。
「治療が出来るって……すぐに治せるのか……?」
何とか口を開いたパウロ。
その問いに、リベラルが答える。
「すぐに治すことは無理です」
何度も言ってるように、リベラルであれば治すことが出来る。魔龍王の知識を受け継いでるからこそ、神子や呪子といった知識に精通しているのだ。
しかし、それでも短期間の治療は不可能と言わざるを得なかった。
「どれくらい……掛かりそうなんだ……?」
その問いに、リベラルは伏し目がちに嘘偽りなく答える。
「正確な時間は言えませんが――最低でも十年以上は掛かかります」
「―――――」
その答えに、彼は絶句した様子を見せた。
傍にいたリーリャもまた、治せることは聞いていたが、どれほどの期間を要するのかまでは聞いていない。
同じように、絶句した姿を見せていた。
「嘘だろ……? なあ、医者にでも見せればそんなに時間も掛からねえだろ!?」
「残念ながら、さじを投げられるかと思います……。神子などの力を治せる医者がいれば、私としてもお任せしたのですが……」
当然ながら、パウロやリーリャも神子の存在は知っている。だからこそ、その言葉を信じたくないのだ。
そもそも、王族でもない限り名前を取り上げられて国のために働かされるのが神子である。治療しようと試みた存在自体少ないだろうし、治療出来たという話も聞いたことがない。
リベラルの言うように、医者などに見せてもさじを投げられるだろう。それどころか、下手にゼニスが神子になったことを知られれば、余計なトラブルにも発展しかねない。
「ただ、時間は掛かりますが治せます。それだけは、しっかりと理解していて下さい」
「治るったって、なあ、そりゃねえだろ……」
彼が長寿な種族であれば、反応もまた違ったであろう。
だが、人族であるパウロにとって、十年とはあまりにも長い時間だ。現在の自分の年齢の約半分は掛かると言われてるのだから、あまりにも長すぎる。
「そうだ、治療を進める毎にある程度改善していくんだろ!?」
「いえ……治療手段の確立に大半の時間が掛かりますので、段階を追った改善は見込めません」
僅かな希望にすがったパウロだったが、リベラルは嘘を吐くことなく、静かに事実だけを語っていく。
大前提として、ゼニスは迷宮に囚われた結果、脳内に大きな魔力の影響を受けて思考を読む神子としての力を手にした。言い方は悪いが、頭に障害を負った状態となっている。
つまり、その頭に負った障害を取り除く手術を行うのに、彼女は多くの時間を必要としているのだ。
それさえどうにか出来れば、多少のリハビリは必要としてもほとんど完治した状態となる。
とは言え、それを受け入れられるかは別問題だ。
結局なところ、ゼニスは約十年間は今の状態で過ごすことを余儀なくされることとなる。その間はろくにコミュニケーションも取れず、自力での生活が不可能となるのだ。
理解は出来ても、納得するのは難しいだろう。
「…………っ!!」
だが、意外にもパウロは静かだった。
唇を噛み、握り締めていた拳からは血が滴り落ちる。
それでも堪えるかのように、彼はリベラルへと視線を向けて話の続きを促す。
「リーリャ様にも話しましたが、ミリス神聖国では私が治療に専念出来ませんので、ラノア王国のシャリーアに腰を据える予定です」
「……ここじゃ何で専念出来ないんだよ」
「私が魔族として見られるからです。恐らく治療に専念出来ないでしょう。それと、神子から元に戻すのであれば、医術よりも魔術方面からのアプローチとなりますので、設備の整っているシャリーアが最適となります」
「……ゼニスの世話はどうすんだ」
「ペルギウス様に伝がありますので、12の使い魔を借りて世話をしてもらいます。それ以外にも必要であれば、世話人を雇います」
パウロの疑問に対し、彼女はリーリャに行った同じ説明を行う。
彼の不安を少しでも払拭するために、理由も添えての説明だ。内に溜め込まずに疑問を溢してくれることは、リベラルとしてもありがたかった。
「治療に時間が掛かるって言ったけど、それはどうしてだ……?」
「神子となったことにより、常人と比べて頭部からの魔力の流れがおかしくなってますので、まずはそこを正す必要がありますが……繊細かつ重要な部位です。重篤な後遺症が残る可能性もありますので、慎重に行わなければなりません」
治癒魔術があるとはいえ、全てを治せる訳ではない。欠損部位を再生出来たとしても、頭部の再生まで出来る訳ではないのだ。そこまで出来れば、死者の蘇生すら出来るだろう。
不死魔族以外は例外なく、頭を著しく損傷すれば即死する。魔神ラプラスの性質を有してるリベラルも同様だ。
だからこそ、慎重に行わなければ取り返しのつかない結果を招きかねない。
「今のゼニス様は日常的な動作は自力で行えてますが、喋ることが出来てません。使われない筋肉が萎縮してしまうと思いますので、治療後もしばらく喋れないでしょうが、それはリハビリすることですぐに回復する筈です」
治療後の経過も踏まえて説明を行っていくが、パウロの表情は変わらず暗いままだ。
「……やはり、私に任せるのは不安でしょうか?」
「いや、そんなことはねえよ……」
そう、そんな訳がない。
治るかどうかの不安はあれど、リベラルに任せることに対しての不安などある訳がなかった。
彼の常識では、神子とは治せるものではない。冒険者として世界各地をある程度巡った自負はあるが、それでもそんな話を聞いたことはないのだ。
もしかしたら、神子などの研究をしていて治せる、なんて医者や研究者が世界のどこかにいるかも知れない。しかし、そんないるかどうかも分からない存在を探すなど馬鹿馬鹿しいだろう。
とは言え、リベラル以外に治せるかも知れない
結局、パウロが何を思ったところで、選択肢はひとつしかないのだ。
「…………」
それでも、やはりこの状況を理解はしても、納得は出来なかった。
「……すまねえ、ゼニスと二人きりにさせてくれ」
「……分かりました」
絞り出すかのように紡がれた言葉に、リベラルはリーリャに視線を向けて静かに頷く。そして、子供たちを連れて部屋から退出した。
そしてその日、パウロが部屋から出ることはなかった。
――――
パウロにとって、ゼニスとは大切な存在――愛する存在である。
彼女と出会って仲間となり、しばらくしてから徐々に芽生えた想いでもあった。当時の彼は否定するであろうが、パウロはゼニスの気を引きたくて様々なアプローチをかけたりもしていた。
そんな甲斐もあってか、やがて彼女と結ばれることとなる。
妊娠が発覚してから段々と大きくなっていくゼニスのお腹を見て、愛しい想いは更に強くなっていった。
しかし、妊娠自体は予期せぬものであったのだ。パウロとしてはもっと冒険者として色々な地を巡ったり、迷宮の攻略をしたいという気持ちがあった。
いずれは『転移迷宮』や『龍神孔』、更には『魔神窟』や『地獄』などといった伝説的な迷宮にも挑戦してみたいとも思っていたが……デキてしまったものは仕方ないだろう。
危険は多く、収入も安定しない冒険者を続けることは、流石に諦めざるを得なかった。
ゼニスの妊娠が発覚してからは大変であった。仲間たちは孕ませてしまったパウロを強く責め立て、それに対して彼も謝罪もなく強く反論。
その結果、大喧嘩となり“黒狼の牙”は解散となった。パウロがクズだったことが解散の原因であることは、誰の目から見ても明白である。
彼の言い分としては、
「まさか一発でデキるとは思わなかった」
なんてふざけた台詞だったり、
「ゼニスの中が気持ち良かったから仕方ないだろ」
である。最低な言い分だ。
しかし、パウロの夜這い自体はよく行われていたことである。それどころかエリナリーゼと共に夜の相手を漁ることもよくあった。仲間たちも承知していたことだった。
誰かを抱くなど、日常的に行われていたことである。だからこそ、パウロは妊娠という結果をあまり重大に捉えてなかったのだろう。
しかし、仲間たちの中でゼニスはとても大切にされていた。
一癖も二癖もある人物ばかりが集まった凸凹パーティだったが、彼女だけが唯一普通であった。
ミリス教徒らしく、仲間たちのだらしない部分を叱ったり、潔癖だったりとめんどくさいことも沢山ある。
けれど、みんなゼニスが好きだったのだ。
理由も様々である。
優しいから。親友だから。気配りが出来るから。仲間たちを纏めてくれるから。不器用だから。可愛いから。
大した理由でもないが、そんなものだろう。だからこそ、孕ませたパウロと大喧嘩になった。
それはともかく。子供が出来た以上は責任を取るということで、パウロはゼニスと結婚することとなった。
パーティーを抜けた彼はフィリップを頼り、駐在騎士という役職を貰ってブエナ村へと越したのだ。
それからは、理想の父親となれるように努力を続けていった。
とは言え、残念ながら理想の父親には程遠いと考えてる。というのも、ルーデウスが優秀すぎて、自分の不甲斐なさが浮き彫りになってしまってるからだ。
息子に良いところを見せようとしても、空回りしてばかりである。そして新たに出来た娘たちも、転移事件によって触れ合う時間が奪われた。
ろくに反応も出来なくなったゼニスを前に、彼はポツリと口を開く。
「……言ったかどうか忘れたけどよ、オレは自分の父親が嫌いだった」
「…………」
リベラルの話では、ゼニスはちゃんと現状などを把握出来ているという話だ。だが、反応が返ってこないのであれば、一人で話しているのと大差ないだろう。
けれど、それでも良かった。
この胸中にある想いを吐き出さねば、彼は気が狂いそうだったのだ。
「堅苦しい家で厳格な父が頭ごなしに叱ってくるのに嫌気がさしてさ、大喧嘩の末に家を飛び出したんだ」
当時は後悔なんてなかった。
出て行けという売り言葉に買い言葉で、迷いなく家を出ていった。
「父はオレが旅に出てしばらくして病に倒れ、死んだと聞いたよ。風の噂では、今際の際までその日の喧嘩のことを後悔していたらしい」
だからこそ負い目はあるし、後悔もしたものだ。
故に、パウロは決意したのだ。同じ後悔を繰り返さぬよう、子供が生まれた時に決めた。
あの父のようにはならないと。
「なあゼニス、オレは父親としてちゃんとやっていけてたか?」
「…………」
けれど、そんな
「オレはもう……自信をなくしちまったよ」
既に何度か話し掛けているが、彼女からは相変わらず返事がない。
それでも構わず、パウロはずっと喋り続ける。
「ルディはオレの手を借りることなく自力で戻ってきたしよ」
「それも、魔大陸からだ」
「すげえよな。自分の息子とは思えないほど優秀だよ」
「ノルンはリベラルが助けてくれた」
「オレが負傷して動けなくなっていた剣の聖地まで送り届けてくれてさ」
「それも、大量の赤竜に阻まれて誰も通ることの出来ない龍鳴山から無傷でよ」
「笑っちまうよな」
「リーリャとアイシャもそうだ」
「態々魔大陸まで行って、魔界大帝の力を借りて、そしてオレは言われた通りに動いただけだ」
「……大したことは何もしちゃいねえ。作ってくれた人形を売っ払っただけだよ」
「その間に、ベガリット大陸にある転移迷宮の最奥にいたゼニスを助けてもらってさ」
「実際はどうか分からねえけど、苦労もあっただろうよ」
そこで、パウロはふと、言葉を切った。
肩を震わせ、顔をうつむける。
懺悔するかのように、ゼニスの手を取った。
「ごめんな」
ポトリと、涙が落ちる。
「こんな父親でごめんな」
ゼニスと結婚を決めた時、彼女を幸せにすると誓った。
それが、己の使命だと思った。
なのに、何だこれは。
何一つ、出来てはいない。
「オレ、情けねえよな。
皆が助けを待ってた間、何も出来てねえんだ。
家族が魔物に襲われて死にそうになってるかも、奴隷にされて酷い目に遭ってるかも。
そんな最悪の想像に駆られてよ、何とか助け出すんだって思って行動したけど、所詮は思ってただけに過ぎなかったんだよ。
オレは誰も助けられてねえ。
ゼニスも、リーリャも、ノルンも、アイシャも、ルディも。
誰一人としてオレは助けられてねえんだ」
結局、家族は全員リベラルが助け出したようなものだ。ルーデウスだけは違うが、そんなもの慰めにもならない。
むしろ、息子が自力で戻ってきたことが、パウロの惨めさを際立たせる。
そもそも、彼自身もリベラルの迎えによって帰ることが出来た立場なのだ。
確かにパウロなら一人で帰れたかも知れない。しかし、彼女がいなければ、転移術によって早期にフィットア領に戻ることは出来なかった。
もし迎えがなければ、きっと今よりもずっと状況は悪化していただろう。それこそ、ゼニスもリーリャもアイシャも、皆が未だに救い出されてなかったかも知れない。
「こうして皆で再会出来たけどよ、オレは家族のために何も出来ちゃいねえ。
今もそうだ。
ノルンやアイシャの世話もろくに出来てねえ。
転移事件が起きる前に、二人からもっと世話の仕方を教えてもらってたら良かったって後悔してるよ。
リーリャには励まされてばかりで、何も返せてねえ。
お前との約束を破って、子供を作っちまった立場なのによ。
ルディもそうだ。
アイツはオレを頼ることなく一人で何でもこなして、逆にオレが頼りにしちまうくらいだ。
ゼニス……オレだけじゃ治療の目処も立たせられなかったろうな。
お前がこんなにも辛い目に遭ってるのに、何も出来ることが……ねえんだよ……」
そして。
何よりも許せないのは。
自分自身だ。
「……何が、何が父親だ!?
何も出来てねえ! 自分のケツすら拭けてねえ!
家族の誰一人として守れねえ奴が父親だ? そんなふざけた話があるかよ!
オレなんかよりも、皆の方が立派に生きてるじゃねえか!
リベラルには無駄に苦労をさせただけだし、場を乱して足を引っ張っただけじゃねえか!
こんなふざけた奴が父親なんてあり得ねえだろ!?」
堪えきれなかった。
ゼニスの前で情けなくて慟哭する。
「昔から何も変わっちゃいねえ!
これしかねえと思って真っ直ぐに突き進んだら、結局は間違った道をずっと進んじまってよ!
黒狼の牙で活動してた時も、みんな言ってたよな!?
パウロは楽観的すぎるって、慎重さが足りないって。
確かにそうだ、オレは考え無し過ぎたよ!
もっと考えて行動してりゃ、こんな悩まずには済んだろうよ!
オレは……昔からずっと成長してねえんだ……」
だからこそ、許せなかった。
「こんなにも無力な自分が、大嫌いだよ……ッ!!」
周りから見れば、彼への評価がどうなのかは分からない。立派だと褒め称えるかも知れないし、無能と責め立てるかも知れない。
けれど、周りがどう思おうと、パウロは自分自身を世界で一番駄目な父親だと思っている。
彼は、無力な自分自身を許せなかったのだ。
Q.ゼニスの治療の説明。
A.作中で説明したように、段階的な治療は行われない。後遺症も失敗しない限りは、しばらく喋れなくなる程度の予定。
Q.パウロって本当に何もしてないの?
A.それはこれを読んだ方の判断に委ねられます。してないと思うならきっとしてないですし、してると思うならきっとしています。
けれど、パウロ本人は何もしていないと思っています。
Q.ゼニス孕ませたパウロ糞だな。
A.言いくるめたとは表記してますが、実際には同意です。黒狼の牙の時代ではゼニスはパウロに好意を抱いてご飯の作り方をギースから教わったりしています。なので、言いくるめたというのはパウロ主観での話ですね。
少なくとも、ゼニスは幸せに暮らせていたと私は思ってます。
↑修正のためこのQ&Aはあまり意味のないものになりましたが、一応残しておきます。