第1話始まりの日
俺の名前は結城友太郎。こう言ってはなんだけどごく普通の中学生だ。結城家の人間って教育が厳しくてお姉ちゃんが大変です。俺はというと言うことをちゃんと聞いてゲームとかは夜中にやっているんだ。それで今『ソードアート・オンライン』ってゲームが今日発売ってことで13時になるのを待ってたところなの。ちなみにこのソフトは通販で買うことができた。我ながら運がいいものだ。今日はやるべきことは午前中に終わらしたから親になんと言われようと大丈夫な体制は整えた。兄もやるとか言ってたけどまあ関わらないようにしよっと。バレたらめんどくさいし。
っとこんなこと言ってるうちに13時になってしまった。
「リンクスタート!」
と俺は仮想世界への扉を開いた。
これが地獄の始まりと俺の人生の転機とも知らずに
2022年10月31日月曜日
第1層 はじまりの街
入るとそこは現実に本当によく似た世界が広がっていた。
「すげ〜」
とつい声に出してしまう程だ。
さてまず所持品を確認すると金が少しと必要最低限の武器と回復アイテムがあった。
「となるとまずは戦闘慣れか」
ということで俺は町を出た。
町を出るとすでに戦闘している二人がいた。
「スキル発動に必要なのはモーションだぞ」
「でもあいつ動くしよー」
なるほど必要なのはモーションか。
ということで近くに来たイノシシにモーションを起こしてみると本当に短剣が光った。
「おぉ」
としていて相手に向けると普通にスキルが発動した。
「今のが《エッジスラッシュ》か」
としていると
「あんたすげーな。あんたもβテスターなのか?」
とさっきのうちの一人が話しかけてきた。
「いや違うよ。俺はビギナーだ」
「よくそれでスキルが発動したな。俺にもコツ教えてくれよ〜」
「と言われてもさっきの二人さんの会話が聞こえたからやってみただけだけど」
「そんな〜」
と落ち込んでいるともう一人が話しかけてきた。
「ナイススキルだ。俺はキリト。でこっちがクライン。あんたは?」
「俺はユウタ。よろしくね」
「そうか。ならユウタ。少し付き合ってもらってもいいか?こいつにスキル教えるの大変でさ」
「うん。いいよ」
別にやることはやったので了承した。
「ついでにキリト色々教えてよ。この世界のこと」
「あぁ、いいぜ」
ということで俺とキリトとクラインの戦闘訓練しながらトークは結構続いた。
話したり戦闘しているうちにいつの間にか夕方になっていた。
「何度見ても信じられねえな。ここがゲームの中なんてよぉ。作ったやつは天才だぜ。すっげーよなぁ。まじこの時代にうまれてよかったー」
「大げさなやつだなぁ」
でも実際言ってることは合っていた。ここが現実だって言われても大差ないほどにこのSAOの世界は感覚が同化していた。
「初のフルダイブ体験だもんよ」
「ちなみに俺もそうだよ」
「じゃあナーブギア用のゲームやるのもこれが初めてなのか二人とも」
「俺は兄が2つナーブギア持ってたから1つ譲ってもらった感じ」
「俺はソードアート・オンラインのために慌ててハードを揃えたって感じだな。たった1万本の初回ロットをゲットできるとは我ながらラッキーだよな。まあβテストに当選したおめーの方が10倍ラッキーだけどよ。あれは限定1000人ぼっちだからな」
「まあそうなるかな」
「ねえ、βの時はどこまでいけたの?」
「2ヶ月で8層までしか行けなかった」
「までしかってそんなもんなの?」
「そんなもんだぞ。今度は1ヶ月あれば十分だけどな」
半分で済ますってそんなことできるのか。
「おめぇ、相当ハマってんな」
「正直βテスト期間中は寝ても覚めてもSAOのことしか考えてなかったよ。この世界はこいつ1本でどこまでも行けるんだ。仮想空間なのにさ、現実世界より生きてるって感じがする」
確かにその感じは俺にもある。
「さて、もう少し狩りを続けるか2人とも」
「俺は続けたいかな。まだ聞きたいことたくさんあるし」
「ったりめーよ。っていいたいところだけど」
クラインの腹が大きく鳴った。
「腹減ってよ。一旦おちるわ」
「こっちの飯は空腹感が紛れるだけだからな」
「へぇそうなんだ」
「知らなかったのか」
「5時半に熱々のピザを予約済みよ!」
「準備万端だな」
「おうよ!まあ飯食ったらまたログインするけどよ」
「そっか」
なんかキリトが暗い顔をしている。そんなこと御構い無しにクラインが話した。
「なあ、この後俺他のゲームで知り合ったやつらと落ち合う約束してるんだ。どうだあいつらともフレンド登録しないか?」
キリトはちょっと嫌そうだった。
「いやいや勿論無理にとは言わねーよ。そのうち紹介する機会もあるだろうしな」
「あぁ悪いな。ありがとう」
「おいおいそりゃこっちのセリフだぜ。このお礼はいつか必ずするからよ。精神的に」
「じゃ、まじサンキューな2人とも。これからもよろしく頼むぜ」
「また聞きたいことがあったらいつでも呼んでくれ」
「おう頼りにしてるぜ」
「これからよろしくね」
「おうよ」
そうしてクラインはメニューを開いた。
「俺たちはもう少し狩るか」
「うん」
そうして俺たちは続けようとした。
「あれ?ログアウトボタンがねえ」
この言葉がない限り
「よく見てみろよ」
「やっぱどこにもねーよ」
「メインメニューの一番下に…」
「ねえだろ」
「うん。ない」
ログアウトがないだなんてそんなのここに閉じ込められたとおなじことじゃないか。
「まあ今日は正式サービス初日だかんな。こんなバグも出るだろう。今頃運営は半泣きだろうな」
「クラインもでしょ。時間みてみな」
「俺様のテリマヨピザとジンジャエールがー!」
俺は炭酸ならアン◯サ派かな。
「さっさとGMコールしろよ」
「とっくに試したけどよ。反応がねえんだよ。他にログアウトする方法ってなかったっけ?」
「多分ないと思うよ。こっちの行動があっちに反映されることはないから」
「んなバカな。ぜってーなんかあるって。戻れ!ログアウト!脱出!」
まあ予想通り何も変化なかった。
「やっぱりないか。マニュアルにも緊急切断方法なんて書いてなかったしな」
「俺あれ真面目によんでなかったからあんまり覚えてないや」
「ちゃんと読んでおけよ。まあ現実の誰かがナーブギアを外してくれたらいいんだけどな」
「でもおれ一人暮らしだぜ。おめぇらは?」
キリトが先に答えてた。
「母親と妹がいる。だから晩飯の時にはきづいてもらえると『キリトの妹さんっていくつ?』」
こいつ呑気だな。
「あいつ運動部系だし、ゲーム嫌いだし、俺らとは接点ね『そんなこと、ぐわぁ、』」
キリトが金的したようだ。クラインが股間おさえている。あ、そう言えば俺家族事情言ってないけどまあいいか。
「って痛くねえんだっけか」
「こんなのおかしくない?これだと全員強制ログアウトさせて修正入れるもんなのにアナウンスすらないなんてさ」
「確かにそうだな」
俺たちが考えていると遠くで鐘が鳴った。
気づいたらはじまりの街の広場に強制テレポートされていた。他の人もそうらしい。
「どうなってるの?」
「これでログアウトできるのか?」
「はやくしてくれよ」
「ふざけんな」
「GMでてこい」
みんなログアウトできないことに気づいているようだ。
「あっ、上を見ろ!」
「あれは?」
上をみると《warning》という赤いものが点滅していた。
その後その赤いものは空一面を覆った。それのせいで視界が赤くなる。
更に空から血のようなものが出てきてそれが集まっていきなんとローブを纏った巨大な人の形をとった。
「あれGM?」
「なんで顔ないの?」
「これなんのイベント?」
巨人は両手を開いてこう言った。
「プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ」
「私の世界?」
ってことはGMとかってこと?それなら事情説明ってことか。
「私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ」
「茅場晶彦!?」
茅場晶彦って確かナーブギアの製作者にしてこのSAOを作った人だよね。
「マジで?」
「本物かよ」
「随分手込んでるな」
そんな呑気なセリフが今はまだ言うことができた。
「プレイヤー諸君は既にメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う」
まあ俺ら気づいたのついさっきなんて言えないよね。鈍いのか?
「しかし、これはゲームの不具合ではない。繰り返す。不具合ではなく《ソードアート・オンライン》本来の仕様である」
「し、仕様だと」
クラインは小さな声でそういった。しかしみんな驚いている。
「諸君は自発的にログアウトできない。また外部の人間によるナーブギアの停止または解除もあり得ない。もしそれが試みられた場合、ナーブギアの信号素子が発する高出力マイクロウェーブが、諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる」
俺は唖然とするしかなかった。脳を破壊、つまり死ぬということだ。それをこの人は淡々としゃべっている。
「なに言ってんだあいつ。頭おかしいんじゃね?なあ2人とも」
「信号素子のマイクロウェーブは確かに電子レンジと同じだ。リミッターさえ外せば脳を焼くことも」
「じゃあよ。電源を切れば」
「ナーブギアには内蔵バッテリーがあるよ。始める前の右上に電池マークがあったよ」
俺もこう言ってるが事実をまだ理解できていなかった。
「でも無茶苦茶だろ!なんなんだよ」
そう無茶苦茶なんだ。しかしこの人ならそういうことが可能だから言っていることを否定できない。
「残念ながら現時点でプレイヤーの家族、友人などが警告を無視し、ナーブギアを強制的に解除しようと試みた例が少なからずあり」
そりゃそうだ。約束があったりしていてそんな事情知らない人だっているはずだ。
「その結果、213名のプレイヤーがアインクラッド及び現実世界から永久退場している」
既に213人だって!?今は稼働してからおそらく5時間位しか経ってないよ!?
「信じねぇ。信じねぇぞ!俺は」
クラインはまだ認めてないようだ。だがそんな俺たちにさらなる現実を突きつけた。
「ご覧の通り。多数の死者が出たことを含め、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よって既にナーブギアが強制的に解除される危険は少なくなっているといってよかろう。諸君らは安心してゲーム攻略に励んでほしい」
巨人の周りにニュースの画面がたくさん出ていた。その画面の中には家族で泣いているシーンもあった。
「こんな状況でゲーム攻略なんてできるか!こんなのもうゲームじゃない!」
俺はそう叫ばずにはいられなかった。
「しかし、充分に留意してもらいたい。諸君にとって《ソードアート・オンライン》は既にゲームではない。もう一つの現実だ。今後ゲームに置いてあらゆる蘇生手段は機能しない。HPが0になった瞬間諸君らのアバターは永久的に消滅し、同時に」
ここがおそらく俺の人生の転機だった。
「諸君らの脳は、ナーブギアによって破壊される」
この言葉を聞いた瞬間俺は想像してしまった。この世界でHPが0になって現実世界で死ぬ自分を。
俺を含め全員が唖然としていた。
「諸君らが解放される条件はただ一つ。このゲームをクリアすれば良い。現在諸君らがいるのはアインクラッドの最下層、第1層である。各フロアの迷宮区を攻略していきフロアボスを倒せば上に進める。第100層にいる最終ボスを倒せばクリアだ」
100層だと…。キリトはさっき2ヶ月で8層までだって言っていた。つまりそのまま計算したとしてもおそらく2年はかかる。いや、死人を出さないようにって考えたり死の恐怖とか考えると3年かかってもおかしくはない。その間肉体が保つわけがない!
「それでは最後に諸君らのアイテムストレージに私からのプレゼントがある。確認してくれたまえ」
俺はメニューを開くと《手鏡》が増えていた。これをオブジェクト化したら本当に鏡が出てきた。しかしこれに何の意味が?
「クライン!?」
ふとクラインの方を向くとクラインが青白く光っていた。
その後キリトも光りだした。
そして俺も光った。
そして目を開けるとさっきと見た感じ変わらなかった。何が変わったんだ?
「大丈夫か。2人とも」
「うん大丈夫っておじさん誰?」
「おじさん言うな!ってお前こそ誰だよ?」
キリトがいた方向を向いてもさっきと違う顔があった。
まさかと思い鏡を見てみると俺も顔が変わっていた。そう、現実世界の俺の顔に。
「ってことはクラインにキリト!?」
「オメェがユウタかよ。しかし2人とも随分な女顔だなぁ」
『うるさい!』
そう俺はこの顔が苦手だった。何せお姉ちゃんと歩いていると姉妹に間違えられたことが両手で数え切れないほどあるからだ。
「なんで?」
俺の疑問にキリトが答えた。
「スキャン。ナーブギアは高密度の信号素子で顔をすっぽり覆っている。だから顔の形も把握できるんだ。でも身長や体格は?」
「キリト、それはきっとキャリブレーションで自分の体をあちこち触ったからだよ。それから判断したんだ」
今思うとこれのためにキャリブレーションがあったって言われても違和感がない。
「でも、でもよぉ、えぇなんでだ?そもそも何でこんなことを?」
キリトは茅場晶彦の方を指差して
「どうせすぐに答えてくれる」
と言った。
「諸君は今なぜ?と思っているだろう。なぜ《ソードアート・オンライン》及びナーブギア開発者の茅場晶彦はこんなことしたのかと。私の目的は既に達せられている。この世界を作り鑑賞するためにのみ私は《ソードアート・オンライン》を作った。そして今全ては達成せしめられた」
この人はそんなことのためにこの世界を作ったのか。
「以上で《ソードアート・オンライン》正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の健闘を祈る」
そう言うと巨人は血の形に戻って消えた。空も戻った。
みんな固まっている中俺は考えた。
こんな世界だろうと自分が死んだら本当に死ぬんだと。俺たちはこの世界に閉じ込められたんだと。なら俺なんかができるかわかんないけどこの世界で精一杯生き残ることが俺のやるべきことなんだと。そしてこの世界で足掻くんだと。
「いや、嫌ー!」
どこかから女の子の叫び声が聞こえた。するとみんな一斉に
「ふざけんなよ!」
「出せよ!ここから出せよ!」
「そんなの困る。この後約束があるんだよ!」
「なに考えてんだ!」
と叫びだした。そういう風に俺も叫びたかったが叫んだって現状が変わるわけがないと諦めてしまった。そんな俺が自分自身虚しいと思ってしまった。
「クライン、ユウタ、ちょっと来い」
とキリトに言われたのでついていく。その時に知ってる人の顔が見えた。え、なんで、なんでここに?ここにいて欲しくないのにどうして?
少し離れた場所についた。どうやらクラインはまだ信じられないという顔をしていた。
「二人ともよく聞いてくれ。俺はこのまま次の街に行く。お前たちも来い」
「えっ?」
クラインはわかんないようだが俺は納得した。
「アイツの言う事が本当なら、この世界で生き残るのにはひたすら自分自身を強化しなくちゃならない。VRMMOが共通するリソース。つまり……オレ達が得られる金や経験値は限られている。」
「だから始まりの街で稼げる量はたかが知れてるってことか」
「そういうこと。俺は道も危険なポイントも全部知ってるからレベル1でも安全に行ける」
確かに言ってることはこの場において最も正しいものだろう。 だけど俺の見間違いじゃなければあの人は…。
「でもよ。オレは、前のゲームでつるんでいた奴らと徹夜で並んでこのゲームを買ったんだ。あいつら…広場にいるはずなんだ。おいてはいけねぇ」
クラインがそういった。こいつは本当にいいやつなんだろうな。こんな時でも友人を見捨てない。となると俺もそうするべきだな。
「俺もそうするわ。あそこに友人がいたような気がしたんだ」
キリトは悔しそうな顔をしていた。多分ここで置いていくことが辛いんだろうな。
「わかった。じゃあここでお別れだな」
「そういうことだな」
「へへへっ!大丈夫だっ!オレはこう見えて前のゲームじゃギルドの頭張ってたんだ!その点はしっかりしてみせらぁ!それにお前らに教わったテクで何とかしてみせらぁ!」
いや俺も教わっていたのだがまあコメントしないでおこう。
そういうとキリトは背を向けた。
「ああ……何かあったら、メッセージをくれよ?」
キリトはまだ、表情が暗かった。
見捨てなければならないと……感じているからだろう。
「ああ、わかった。……キリトよ。おめーほんとは案外可愛い顔してんな?まあユウタのほうも可愛いんだけどな。」
「そのコメントはどうかと思うぞ」
と言ってると
「はは……。お前もその野武士面の方が10倍似合ってるよ!」
といってキリトは消えていった。
「じゃあ俺たちも広場に戻るか」
「そうだな」
広場に着くと俺の探している人を見つけることができた。
「じゃあクラインここまでで」
「なんだ、お前もう見つけたのか。じゃあここまでだな」
「じゃあな。これからよろしく」
「こっちこそだぜ」
とクラインと別れた。
さてと少し緊張するが話しかけるか。
「お姉ちゃん?」
と話しかけるとお姉ちゃんはビックリしていた。
「あなたまさかユウタ?」
まあそう思うよな。
「そうだよ。お姉ちゃん。ここで話すのもなんだから広場から出ない?」
「う、うん」
ということで広場から出た。
「まさか驚いたよ。お姉ちゃんがこのゲームやってたなんて」
「それはこっちのセリフよユウタ」
ちなみに姉との仲はいいものである。お姉ちゃんが頑張っている時は邪魔せずに休憩中とかに遊びにいったりしていた。
「なんかいきなりすごいことになっちゃったね。これからどうするの?お姉ちゃんゲーム初心者でしょ」
「ええほんとよ。こんなことになるなんて」
俺だってこんなことになるなんて思っていなかった。
「私はこの街で助けを待つわ」
「そっか。わかった」
というと背を向けた。
「待って、ユウタは?」
「俺は先に進もうと思う。みんなに早く会いたいしね」
「ユウタ、わかってるの!?この世界で死んだら現実でも死ぬのよ。ここで待ってなさい!」
「どうせ待っても進んでも結果は変わんないと思うからさ。俺は進むよ」
「そう、わかったわ。でも約束よ。絶対死なないこと。ユウタが死んじゃったら悲しいんだから」
お姉ちゃんは俺が頑固だって知ってるから諦めてくれた。
「ありがと。お姉ちゃん。じゃあお姉ちゃんフレンド登録しとこ」
「フレンド登録?」
それも知らなかったのか。
「メニューは開ける?」
「そのくらいできるわよ」
「メニューの欄のフレンドってあるでしょ。登録するとそこでフレンドの位置がわかったりメッセージを飛ばせたりするんだ」
「なるほど、じゃあしときましょうか」
そしてお姉ちゃんAsunaとフレンドになった。
「というかお姉ちゃんゲームと現実で同じ名前はどうかと思うよ」
「ユウタだってそんなにかわんないじゃない。現実は友太郎でしょ」
「お姉ちゃんにユウタって呼ばれてるからこのアダ名にしたんだよ」
「なるほどね」
「じゃあねお姉ちゃん」
「ユウタ、気をつけてね」
「うん」
ということで俺は先にすすむことにした。
絶対にこの世界から出てやる!