「はぁ…!はぁ…!」
東京の薄汚れた雨に濡れながら、一人の背中から血を流している男が猥雑な路地裏を駆ける
「クソ!如何なってるあの異常者!イカれてやがる!」
そう口汚く姿が見えない殺戮者を罵る、彼の名前はフルヤ・カイ
IS学園のカチグミ生徒でスゴイフライアーマー
「クソ!クソ!クソ!俺は転生者なのに!人生の勝利者なのに!」
フルヤ・カイは呼吸を整える為に近くの自動販売機にもたれ掛かりながら、息を整える
「はぁ…はぁ……クソ…何なんだアイツは一体」
何時ものようにIS学園から出て東京で遊びに出掛けて行った、カチグミ生徒ならではの特権だ、そんな彼だが…その日は違っていた。
普通に適当な場所で遊ぼうとした彼だが、路地裏に人影があった…その影が気になってつい…フライアーマーの機能 スゴクミエルアイを使い見た。
そしてその影の正体は……まさかそんな馬鹿な!
そうそして影は路地裏を消え、其れを追い……そして
意識を思考から遠ざける、今はこんな事をしている場合じゃない…兎に角今はあの異常者から逃げなければ…だがその前に恐ろしいほど喉が渇いた、とりあえず先ずは喉を潤してからにしよう、幸いあの赤黒の異常者は上手く巻けたらしい。
疲労で震える手でトークンを先程もたれ掛かっていた自動販売機のスリットに入れバリキドリンクのボタンをプッシュ…キャバァーン!
その直ぐにガコンと言う音が聞こえた、バリキドリンクが出てきたのだ
バリキドリンクとはヨロシサン製薬が作った、活力系のドリンクであり適量以上を飲むと中毒になってしまう。
そのバリキドリンクを取ろうと手を伸ばす
「イヤーッ!」
すると自動販売機の中から赤黒のブレーサー(籠手)を着けた腕が出てきて彼の腕を掴み万力めいた力で彼の腕をへし折る、腕から白い骨がちらつく。
「アイエエエエ⁉︎」
フルヤ・カイは無残にへし折れた腕を見ながら後ずさる、すると何という事だろうか!みよ!自動販売機のドリンク受け取り口から赤黒のニンジャ装束を纏った男が現れた!
ゴウランガ!そうニンジャだ、赤黒のニンジャ装束を纏ったニンジャが自動販売機からエントリーしたのだ!
「アイエエエエ!ニンジャ!ニンジャナンデ⁉︎」
突然ニンジャのエントリーにフルヤ・カイはNRS(ニンジャリアリティ・ショック症状)を引き起こしながら失禁する。
そんなフルヤ・カイを見ながら、赤黒のニンジャは両手を合わしオジギをした
「ドーモ、フルヤ・カイ=サン、ニンジャスレイヤーデス」
「イッイヤーッ!」
フルヤ・カイはニンジャスレイヤーにアイサツを返さずにフライアーマー レッドサムライロボを展開させようとするが
「イヤーッ!」
ニンジャスレイヤーはフルヤ・カイがフライアーマーを展開できる速度1秒より速い0.5秒の速度で早撃ガンマンめいて彼の両目と股間に向けニンジャの投擲武器 スリケンを放つ、フライアーマーを展開するよりも早くにスリケンがフルヤ・カイの両目と股間を破壊し其処からスプリンクラーめいて血が噴射する
「アバババ⁉︎」
両目と股間を破壊されたフルヤ・カイは即死!
そんな彼の死体を無感情に見つめるニンジャスレイヤー
そしてその直ぐ直後に彼は路地裏の壁を蹴りながらこの場から去っていった