咲-saki- 四葉編 episode of side-M 作:ホーラ
九校戦8日目
今日は新人戦最終日、本来なら今日はモノリスコードの決勝リーグしか行われないはずだったが、昨日の事故から午前は予選、午後は決勝リーグとなったのであった。
もう既に私が男子の競技に出ることは観客にも昨日の時点で知れ渡っているらしい。エリカたちに、TVでモノリスコードに出るって言ってたよとか言われた。それに加え、噂によると即興私の応援のためのバスツアーとかも組まれているらしい。なんだそれは。
第1試合はvs八高、場所は森林ステージ。
吉田君は入場前から緊張している。達也はいつも通りだ。
「吉田君そんな緊張しなくても大丈夫よ、絶対勝てるわよ」
「僕はそこに緊張してるわけじゃないんです。いや今からあのコールを聞くと思うと」
私に対してのあのコールに緊張しているらしい。
「吉田君たち先に入場してね、私は少し後に入るから」
入場時刻になり入場開始になったが兄と吉田君は入場したが姉は姿を見せる様子はなかった。会場は今か今かと咲の入場を待っている
「お姉様どうしたのでしょうか」
「そうか深雪さん、クラウドボールの咲さんの入場見てないのね、そろそろ来るわよ」
ようやく姉が会場入りすると会場はいつものコールで盛り上がった。姉は自分の近くに強風を起こし日傘で器用に飛んで兄たちがいるスタート位置に日傘をパラシュートのようにして降りていく。
降りると同時に右手を上げ指を鳴らした。
会場は水を打ったように一斉に静かになる。
「勝つのはこの私」
くるりと一回転して日傘を翻しながらウインクした。会場は大盛り上がり、一高本部でも顔を赤くしたり黄色い悲鳴をあげたり多種多様な反応があった。やはり姉は人誑しだ。
いつものパフォーマンスの後、試合が開始される。達也と吉田君が敵陣地に向かうように森に向かって走っていくが、咲は歌を歌い始めた。
雀明華
臨海高校2年、「風神」と言われた世界ランカーであり雀力は天照大神に匹敵するかそれ以上。ヨーロッパ選手権では歌を歌うことにより大活躍であった。能力は歌を歌うとツモや配牌が強化、常に自風牌が集まってくるという便利な能力である。
この世界に置き直すと歌を歌うことで魔法力強化、それと収束発散系魔法と風系精霊魔法の強化である。
咲はクラウドボールと同じく歌で観客を魅了していた。しかしそのミュージカルを邪魔しようとするものがいた。一高モノリスの近くに来た八高の選手である。しかし、入ろうにも100m以内に近づくことができなかった。咲の使った魔法は"風舞台"この魔法はこのエリアに入ろうとする物質全てを風の力ではじきかえす魔法だ。
それならばと幻衝を放つ。幻衝はサイオンの衝撃波を相手に放つ魔法である。しかしサイオンの衝撃波は、風舞台内で巻き起こるサイオンの風によって吹き飛ばされた。やはり一高のモノリスの周りは咲以外の存在を許さない独り舞台なのであった。
そんな咲の活躍もあり1戦目は快勝。
次の岩場ステージの対戦では開始直後咲が放った小石の遠距離狙撃魔法"SS(シャープシュート)"により3ショット3キルが決まり開始1分にして勝利。
防衛役なはずなのに相変わらず咲が一番目立っていた。
雀明華はアニメでほとんど出て来てないから知らない人多いかも。雀明華と部長の試合は咲の原作の中で一番面白い試合だから早くアニメ化してほしい。自分のイメージとしては雀明華が一番この世界の咲に似ています
書き終わり次第、番外編投稿。なるべく今日中に投稿できるよう頑張ります。