咲-saki- 四葉編 episode of side-M   作:ホーラ

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オリジナル展開です
1日2回投稿だとものすごい勢いで書きだめが減っていく…


夏休み編+1
第36局[親子]


九校戦が終わると私は本家に呼び出された。達也も軍の演習で家を開けるらしく深雪は1人でお留守番だ。

 

九校戦での本家の命令はわかりやすい固有能力を出すなというものであったので、キャストジャミングや他の人の固有魔法を使う力、ドラゴンやいろいろな化け物を召喚する力や天照大神の力を使わず、普通の魔法能力向上だけで戦ったので別にお咎めを受ける心配はないが少し不安ではあった。

 

 

 

 

本家に着き、長いこと使っていない自室で休息していると廊下がドタドタとうるさくなり、その後私の部屋の前で止まりノックされた。

入室を許可すると入ってきたのはみなもであった。

 

「お姉ちゃんおかえり〜!」

「ただい…」

 

最後までいうことができなかったのは抱きつかれて頭が鳩尾に入ったからだ。シノチャースタイルの抱きつきはやめてほしい。

 

「お姉ちゃん九校戦すごかったよ!」

「…ゴホッ…あ、ありがとう、やるならやるで楽しくやりたかったから結構自由にやらせて貰ったわ」

 

私は目立ちたいとか目立ちたくないとかは関係ないのだ。人から話しかけられることは煩わしいがそれはもともと。自由に楽しくやりたかったのでああなったのだ。挑発の影響もあったが。

 

「お姉ちゃんいつリザベーション13できそう?僕楽しみにしてるんだけど」

「………………多分一生できないので諦めて頂戴」

 

 

 

 

「リザベーション」

それは新道寺のダブルエースが使うコンボである。まず副将の白水哩が縛りをかけそれ以上の飜数で和了るとする。そうすると大将の鶴田姫子がその縛りの飜数の二倍で白水哩が和了った局に和了ることができるのだ。これを無効化することはプロでもできなく最強コンボと言われている。

この世界に置き換えると私が白水哩を神依するとみなもが鶴姫を神依する。またはみなもが神依すると私も神依することになる。私が魔法を発動し成功させるとみなもがその威力に応じた同じような魔法を使うことができるというものだ。

 

対応としては1〜4飜が通常魔法

5〜6が少し強いと言われてる魔法

7〜9が強い魔法

10〜12は戦術級魔法

13以上が戦略級魔法

 

例えば私が強い魔法7〜10を使った場合、みなもは戦略級魔法を使える、私が5〜6といった少し強い魔法を打った場合戦術級魔法を使えるといった具合だ。

 

デメリットがないなら大きい飜数で縛ればいいと思うだろうがデメリットももちろんある。それも2つ

 

1つは私が魔法を発動するのを失敗したらみなもも魔法が発動しない。これは当然である。

 

2つ目は縛りの数により原作と同じように快感が襲ってくる点だ。私はこの快感に慣れることができず、この快感により白水哩以外の神依は解除されてしまう。これはみなもも同じなのだが、みなもは逆にはまってしまったようであり三年前初めて行った時から帰省して周りに深雪や達也がいないことがわかるとよく私にやろうとせがむのであった。この行為を行うと私は息絶え絶えに、みなもはスッキリといった感じになる。どうしてこうなった。

 

これらの理由によりリザベーション13は私が神依無しに戦略級魔法使えないと無理だし、もしできたとしても私は絶頂して気絶してしまうだろう。

 

「お姉ちゃんそれじゃやるよ、神依」

「ちょっと待って心の準備が…あっ、ん♡………」

 

そのあと私はリザベーション7までをやらされ四葉の闘技場で息絶え絶えになるのであった。

 

 

 

神依を解き、部屋に戻りみなもをガミガミと息絶え絶えになりながらも叱っていると、部屋をノックする音が聞こえた。入室を許可するとそこには見たことある顔がだが絶対にそこにはいるはずがない顔があった。それは3年前に死んだ深雪の母親のボディーガード、桜井穂波にそっくりな顔であった。

 

「咲様、お初にお目にかかります。桜井水波と申します」

「水波は僕と同級生なんだ!」

 

水波の自己紹介に補足してみなもが説明を付け足した。よく考えるとみなもと水波は一文字違いだ。

 

「初めまして、それで何用かしら」

「奥様が奥の書斎にてお待ちです」

 

やっと来客の用事が済んだようだ。私はみなもを私の部屋に置いていき書斎に向かった。

 

 

書斎の前には葉山さんがいた。四葉の筆頭執事だ。

 

「お久しぶりです、葉山さん」

「奥様が中でお待ちです」

 

私が書斎に入ると真夜は爛々とした目を輝かせていた。

 

「サキーーーーーーー会いたかったよーーーーーーー!」

「私もそれなりに会いたかったですよ」

 

極東の魔女と呼ばれる真夜はそこには存在しなかった。そこには単なる娘に甘える親バカな母親であった。

 

「サキはいつもツンデレだから今のは稀に見るデレに入るのかしら」

「…………」

 

真夜は他の人の目(葉山さんを除く)がない時に限りこの淡のようなモードになるのであった。深雪やみなもがいると普通のただの溺愛している甘い母親になる。深雪達はそう思っているはずだ。対外的にも私たちに甘い親バカで通っているはずだ。しかしなぜか私のことだけこんなに好いているのだあった。長女だからであろうか。

 

「サキ膝枕して〜」

「いいですよ、私もそろそろ補充したいと思ってましたし」

「補充って?」

「秘密です」

 

 

私が太ももに他人の固有魔法を溜めれるのは清水谷竜華の力であった。彼女は園城寺怜を膝枕して彼女の力を太ももに溜めていた。それをこの世界に置き換えたのであった。一回分補充するのに1時間膝枕する必要があるのと竜華は6回分溜めれたが太もものムチムチさが足りないのか5回分しか溜めれないという原作と違う部分もあったが。

 

流星群は使い勝手いい魔法なので、もしものために溜めておきたいのだ。今はみなもの加速×2が溜まっていて、スペースが3空いている。家に戻るまでに流星群×2は溜めておきたい。

 

「で、お母様私を呼び出した御用とは?」

「そんなのないわよ、九校戦のサキを見てサキに会いたかっただけ」

 

いろいろ考えたのは無駄だったようだ。考えすぎだったと思い肩を落としたが、会いたかったと言ってくれるのは嬉しい。真夜が自分の膝の上で寝たことにより私も眠気が移り、私も夢の旅に飛び立つのであった。

 

真夜と咲、2人で眠る光景はまさしく親子のそれであった。

 

 

 

 

次の日の朝、何も用もないことがわかった私は流星群が三回分溜まったことを確認し自宅に戻るのであった。




真夜が親バカで咲に膝枕されるとなるとどこかで見たような真夜になってしまった…

新道寺のコンボってあれR-18だと思うんですけど大丈夫ですかね…マイルドに書いたから何か引っかかったりしないと思うんだけど


----原作最新話ネタバレ注意------




今日発売の172局みんなかっこいいしですごく満足。照のツモシーンかっこよすぎる。あのコマ見るためだけに買う価値あった…照も早く出したいなあ。あと淡のおもちがスーパーノヴァしてましたね
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