咲-saki- 四葉編 episode of side-M 作:ホーラ
昨日の話大量に誤字脱字ありましたね、申し訳ありません
深雪の合図により試合が開始される。
まず達也は指で鉛玉を弾き、私に向かって飛ばしてきた。それはナビで予想していたので障壁魔法で防ぎ、パレードを展開する。その間に詰めてきた達也は掌底を放つが空を切る。そこにいたのはすでに私の情報体だけだ。
ステップで移動した後、拳銃弾を適当にばらまく。拳銃弾にも場所をずらすパレードがかけてあるのだが、達也は設置型領域分解魔法で無効化する。いくら場所をずらそうと、身の回りに分解魔法を巡らせればやられることはないということからだろう。
達也は得意の武術で圧倒しようとし、私は魔法で勝つためにパレードを駆使し距離を取る。情報体を偽装しても手を掴まれたりしたらバレるからだ。
私は飛び道具にパレードをかけて使い、達哉が飛び道具を処理している時間に合わせて魔法を使っていく。
達也は見ただけで情報体を理解してしまう。それならば偽の情報体を掴ませ、それが本物か偽物かの判断がつかなければ設置型で対処するしかない。そして設置型は達也の魔法力的には負担がかかる魔法であるから必ずいつか隙ができる。
術式解体や術式解散も併用させて使わせているのはサイオン消費を多くさせるためだ。
ついに私のパレードをかけた氷の弾の一つが達也の足を捉えた。達也も私も防弾服を着ているが、当然衝撃は受ける。体勢を崩した達也に幻衝を当てるためにパレードの幻影とともに接近する。なぜ近づくかというと、達也には至近距離で魔法を放たないと基本無効化されてしまうからだ。
私は近くに来るのを見た達也がニヤリと笑い、空中に投擲榴散弾を投げる。達也はわざと隙を見せ私が近くに来るのを誘ったのだ。
この攻撃を防ぐために私が障壁魔法を使い、銃弾が止められた位置から私の本当の位置を確認、一気にカタをつける作戦だろう。
作戦は悪くない。しかしその作戦は私も思いついていた。位置がわからないなら範囲全部攻撃すればいいというのはどちらかというと私っぽい考え方だからだ。
榴散弾が破裂し、私たちに弾が降り注ぐ。達也は自分の上に分解魔法を設置し防ぐが、しかし私には魔法を使わずとも"偶々"弾が当たらなかった。
私に弾が当たらなくて驚いている達也に対して、私は幻衝を当てる。達也は一瞬倒れかけるが再生により意識が戻ってくる。試合は終わりだ。
「咲、今のは…」
「ヘソクリだよ」
妹尾香織
敦賀学園2年次鋒。まさかの麻雀初心者である。しかし長野決勝区間1位。その理由はビギナーズラックというのもおこがましい超人的な運があり、長野決勝ではツモトイトイとか言いながら四暗刻和了ったり、合宿では混一色発と言いながら緑一色を上がっていた。それに加え、咲日和で懸賞の雀卓が当たってたのを見ると、もともと運がいいのがわかる。
咲がこの能力をこの世界に置き換えると、持っている運の総量が上がる能力になる。
これだけでは他の神依より妹尾の神依を優先する理由は低いので咲はもう一つ神依を発動していた。
ネリー・ヴィルサラーゼ
臨海高校一年大将の留学生。能力は「運命奏者」。彼女は「波」、つまり「運」を操ることができ、波を察知することもできる。原作では爽の雲ダブルをものともせず三連続3倍満を和了り、圧倒的な力を見せつけた。
咲がこの能力を置き換えると運を操る能力になる。
つまりこの2人の能力を合わせると運の総量が増え、運を操れるようになるという能力になる。
咲は、達也が適当にはなった攻撃が当たらないようにするために運を上げていたのだ。それが功をそうし、榴散弾を見た瞬間に運を集め、弾が当たらないようにしたのである。
「それでパレードの感覚はつかめたかしら」
「ああ、だいたいな。お前が情報体と近づいて来るのはわかるぐらいにはなった。ありがとう咲」
すでに神依は解除してある。ネリーの神依のままだとお金くれとか言い出しそうだったからだ。
「実践で達也さんを倒すの無理そうね。再生で無限回復はずるいわ」
「即死魔法をたくさん持ってる咲には勝てないよ」
どちらも普通の人間では勝つことが出来ないのだが、それをいう第三者はここにはいなかった。
お兄様を実践で倒すことできる人存在するのかなあ…