咲-saki- 四葉編 episode of side-M   作:ホーラ

7 / 91
おまたせ、みんな大好き小走先輩登場
ニワ…


第6局[一蹴]

「ミユキー、タツヤー、久しぶりー!」

 

帰ってきた咲はいつもに比べてとてもうるさかった。すでに前半に強い能力の片岡と言われていた神の意識はないようだ。

天照大神以外の神依だと自分の意思で出すのも抑えるのも自由らしいが天照大神は一旦寝て目覚めるまで元に戻らないらしい、達也と深雪は「大」しかしらないのであくまで咲情報だが。

 

 

「淡ちゃん久しぶり」

 

深雪は咲を撫でる、なぜ淡と呼んでいるかというとこの状態の時に咲と呼ぶと反応してもらえず淡って呼んでって何度も言われたからだ、その当人の淡は深雪に撫でられてご満悦だった、いつもと逆の現象だが深雪はいつもの咲の状態ももちろん大好きだがこの淡モードの咲も大好きだった、いつもは読書が好きでもの静かで品がありちょっとイタズラ好きになのに淡になると人懐っこく天真爛漫さが溢れ出る少女のようになる、ギャップ萌えというやつか、実際咲は中学時代数回淡状態になりこのギャップ萌えで四葉の名関係なく男女構わず人気だった。

 

 

「淡、お前優しかったな、魔法技能喪失させないように絶対安全圏に加えキャストジャミング使ったんだろ」

「咲が久しぶりにミユキ達以外に絶対安全圏使ってもいいっていうからその条件のんだの、中学の時は深雪との対戦や仕事以外絶対安全圏禁止されていたし。ミユキに絶対安全圏破られるようになったし次のテルたち出てくるのも時間の問題だね、まああと5年は負けないけど」

「照って人はそんなすごいのか」

「すごいとかいう次元じゃないよ、手がギュルルルってなって本気になるとギギギってなるんだよ、あとテルには魔法や能力隠しても無力だからねー」

 

淡は基本アホの子なので会話が難しい、まあこれでも原作に比べてアホさが軽減されているのだが。

 

「淡に言われてみれば確かに今回難しい任務や深雪との魔法戦以外で淡呼んだの久しぶりだな、いつもは関西弁の神で十分とか咲は言っていたぞ」

「たぶん相当鬱陶しかったんじゃない?四葉の名で追い払っても良かったのかもしれないけど四葉の名出すの咲好きじゃないから。あともう関わるなっていう意思を見せるために圧倒的な力の差を見せつけたんだと思うよミユキを守るためにも」

「え?私?」

「私の考えだけど今回の騒動を見せることによって私やミユキに危害及ぼすなら容赦しませんよっていう意思表示なんじゃない?いつもより喧嘩ぱやかったし」

「お姉様…」

「ミユキのご飯食べて今日は寝るよー、今日は魔法たくさん使って疲れちゃった、攻撃モードも使わせてくれればもっと楽で楽しかったのに」

「たぶんそれだと今回のルールであの相手だと死んじゃうわよ、ご飯作るからちょっと待っててね」

 

 

淡はそれから深雪の作ったご飯を食べ達也と深雪とたわいもない話をして眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天照大神の神依から戻ってくるのは夢から帰ってくる感覚に似ている、今回の神依中の結果は覚えているが細かい部分までは覚えていない

 

「今回も何も問題がなければいいのだけど」

 

私は一つ背伸びをし下の階に降りると朝食を作ってる深雪がいた

 

「おはよう深雪」

「おはようございますお姉様」

「昨晩どうだった?」

「淡ちゃんは相変わらずうるさかったですけどあの状態のお姉様も大好きなのでいつまた神依してもらっても大丈夫ですよ」

「あの子にあんまり頼るのもよくないんだけどね、これからの生活の安全のために使っちゃったわ」

 

 

淡の予測通り勧誘が鬱陶しくもう近づくなという意味も込めてあの試合をしたのだった。

 

 

「達也さんは?」

「もうすぐ帰ってきます」

 

達也を待つ間深雪から昨日の詳しい顛末を聞いた

 

 

登校しクラスに入るとやはりクラスの人からの目線が変わっていた

 

今までは四葉の親族なので近寄りがたい存在や逆にお近づきになりたいと思っていた存在だったのが、あの試合を見て恐怖が上乗せされた感情もあるがあんなところもあるんだというギャップを持つ存在になっているのでこれから一緒に静かに暮らしていけば恐怖がなくなりクラスの人と仲良くなれるだろう。たぶん。

この方が面倒くさくなくていいと私は考えていた。

 

「咲!昨日すごかったね!!!」

「エイミィ見てくれていたのね」

「確かにいつもの咲と違ったね〜どういうこと?」

「私多重人格なのよ」

「え!?すごい!じゃあ昨日のも人格の一つってこと?」

「そういうこと」

 

エイミィは咲の力、四葉の力を改めて見直したようだった

 

 

 

 

 

 

放課後、十文字先輩に呼ばれ部活連推薦の風紀委員になれということなので昨日の勝負にお世話になったことから風紀委員会に入ることになった。風紀委員はあっても当番があっても週1だろう、CADの携帯の制限も解除されるしメリットデメリットで考えるとメリットの方が大きい。断る理由がなかった。劣等生原作だと空きがなかったはずだがそこも原作と違うらしい。十文字先輩は昨日の私しか見たことがないのだろう、無理しなくてもいいんだぞと言われて面食らってしまった。

 

 

終わったことを深雪に連絡したら、すぐさま正門にいると連絡が返ってきた。

まだ帰っていなかった事に疑問を感じたが、お近づきになりたいクラスメイトに足止めをされていたのかもしれない。

ステルスモモぐらいなら教えて練習すれば深雪も使えるかもしれない。けど練習でどうにかなるもんじゃないしなあ、体質だしなあなどと考えていると喧嘩のような声が聞こえてきた。

 

 

「いい加減にしてください」

 

急ぎ足で校門まで向かうと、聞き覚えがあると思っていたら、そのまさか美月の声であった。

そこではにらみ合っている一科生と二科生の一年生たち。また面倒くさい現場に居合わせてしまった。

 

 

「深雪さんはお兄様と帰ると言っているんです。それをどうして二人の仲を引き裂くような真似をするんですか」

 

 

大人しそうな美月が大きな声を上げている。美月をそうさせる何かがあったのだろう

 

「み、美月ったら何を勘違いしているのかしら」

 

「深雪。なぜお前が照れる」

 

「照れてなどおりませんよ?み、美月、あとお姉様とも帰りたいわよ!」

 

対面する達也たちと一科生。向かい合っているのは深雪の同じクラスメイトか。一箇所のみほのぼのしているがその例外除くと一触即発の雰囲気であった。達也と深雪を置いて一人で帰ろうにも帰れないし近くで本でも読んで収まるの待とうかと思ったが私に気づいた達也が、おい助けろ、逃げたらわかってるなという目を送って来たので仕方がないので近くまで歩いて行き深雪に声をかける。

 

 

「深雪、これはどんな状況なの?」

 

「お姉様!」

 

「四葉さん!聞いてくれ。僕たちは貴方の妹に相談したいことがあるというのに、あのウィードたちが文句をつけてくるんだ」

 

私はこの男子生徒を知らないが向こうは私を知っているようだ。どう考えても昨日の試合のせいだろう。

 

「その言葉は禁止されているはずよ」

 

「事実だろう。二科生は一科のスペア。四葉さんだって僕らと帰るべきなんだ」

 

こ、小物すぎる。小物でも実力があるならニワカは相手にならんよぐらい言ってほしいものだ。

しかも私とは根本的に意見が合わないらしい

 

 

「ねえ、なんで鳥は空を飛ぶのだと思う?」

「はあ?いきなりなんだよ」

「答えて」

「え、餌を探すためとかだろ、食わないと死んじゃうし」

 

私の勢いにビビったのか急な意味のわからない質問にも答えてくれた。

 

「ダメね、貴方と私は意見が合わない。私は向こうの味方をするわ」

 

「どういうことだよ意味がわからねえ!」

 

男子生徒からしてみれば意味がわからないだろう。いきなり哲学的な質問されて答えたら相手の味方になるという意味不明さ。しかし私にとってこれは重要な問題であった。

 

「別に自由にさせてあげればいいじゃないですか!誰と帰るかは深雪さんの自由です!」

 

美月が追い打ちをかけた。

 

「うるさい」

 

男子生徒は美月たちと私を睨みつけた。私の理不尽さと今の追い打ちで怒りの限界を超えたようだ。

 

「見せてやろう、これが俺の実力…!!」

 

服の胸ポケットに隠していたCADに手をかけた瞬間、私は森崎君の腕を掴みあげていた

 

「あのさ」

 

彼の手からは特化型のCADがこぼれ落ち音を鳴らした。

 

「ニワカは相手にならないんだけど」

 

小さいが恐怖を覚えるような声だった。森崎君は顔を青くしていた。私はひどく冷たい目をしているように彼の目の反射で見えた。

 

突然の人格の変化に深雪と達也以外は混乱していた。一方私は原作冷やし透華もこんな目だったっけとか咲トップ5に入る名言をこんなことに使ってしまった…とかこれ負けフラグたったじゃんとか状況に合わないことを思っていたら状況が動いた

 

「このっ」

 

「ダメッ」

 

別の魔法の発動を感知し、対応にエリカたちが動こうとしたがそれは第三者によって止められた。

 

「自衛以外での魔法の使用は犯罪です!」

 

「風紀委員長の渡辺摩利だ。1-Aと1-Eと咲だな、よし着いて来い」

 

生徒会長と風紀委員長の登場に、その場は一気に静まり返った。本当に負けフラグだった。あちらはいつでも魔法を使えるように起動式を展開している。抵抗は無意味だろう。王者の抵抗をお見せしようかと思ったが意味がないのとその後にツモドラ7.8000オール食らったのを思い出しやめた。

 

私は男子生徒の手を離した。

さて、どう言い訳しようかと思案していると真っ先に達也が口を開いた。

 

「すみません。悪ふざけが過ぎたようです」

 

「悪ふざけだと?」

 

私は今偏差値70オーバーなのでその意図を推察することができたので達也の考えに乗ることにした。

 

「ええ。私の勘違いです、申し訳ございません」

 

私は丁寧に頭を二人に下げた。

 

「森崎はクイックドロウは四葉家で注意しろと言われるぐらいなので自分は見せてもらおうと思ったんですが、後から来て事情を知らなかった咲が取り押さえてしまったようです」

 

この小物の子、百家の子だったのか。確かクイックドロウは魔法の早撃ちのようなものなはずだ。まあ"CADを操作する分"遅いのだが。

 

「申し訳ありません。手は抜いたんですけど」

 

ニワカには本気を出さなくても勝てる。それが王者。

 

「ではそこの女子生徒が魔法を発動しようとしていたのはなぜだ」

 

深雪の横にいる女子生徒に風紀委員長の指摘が入った。その女子生徒は肩をすぼめ、怯えたように顔を青白くさせていた。彼女も確かに魔法を使おうとしていたのだ。

未遂とは言え、それは七草先輩の白糸台のシャープシューターのシャープシュートような魔法で無効化されたのであった。七草先輩のあだ名は七草家のシャープシューターなのかもしれない

 

「あれはただの閃光魔法です。魔法自体も単なる目くらまし程度の威力に抑えられていましたし問題はないでしょう」

 

「ほう…。君は展開中の起動式を読み取れることができるらしい」

 

私はこれができることが普通ではないことを忘れていた。咲のキャラは聴牌したかどうかや待ちや打点がわかることが多い。それをこの世界に直すと魔法(和了)が発動前にわかる。原作で何人も使える能力は私自身に馴染みやすく神依を使わずに使える。さらに私はあるキャラを使うと未来にどんな魔法が使われるのかすらもわかる。深雪も練習してはいるようだが5割ぐらいしかわからないらしい。逆に言えば5割はわかるのだ。なので家の人間がほとんどできるのでこの事実を忘れていた。

 

 

 

こんなことを考えていたらなんか話はうまくまとまっていきその後七草先輩から一言貰いその場はお開きとなった。危ない事態だったのになんのお咎めもなかった。さすが王者。東1でマイナス9000もらってもプラス15000で帰って来ただけある。

 

 

 

 

森崎(?)君とその仲間は庇われたことに感謝も述べず、捨て台詞を吐きその場を去っていった。長野一回戦レベルのモブでもエトペン壊した時は謝罪しにきたのに流石に小物すぎないかと思っていたがニワカだし仕方ないということで神依を解いた

 

 

「助けてもらってありがとうございました!わ、私光井ほのかと言います」

「私北山雫よろしく」

「私は四葉咲、咲でお願いします」

 

なんとほのかと雫も一緒に帰りたいと申し出たので、駅までの道を一緒に帰ることになった。

 

「咲、いつもと違う感じだったけどどういうことなの?」

 

エリカが好奇心に溢れる様子で聞いてきた。期待と好戦的な印象も受ける。

エイミィと気が合いそうだ

 

「昨日の試合みたらわかると思うんだけど私多重人格なの」

「ええ!?だから昨日の試合、前あった感じと違う感じだったんだ…」

「そうよ、で昨日人格が変わったからある程度の時が経つまで少し怒っちゃったりすると少しだけ人格が変わっちゃうの、捻挫して治ってもまた捻挫しやすいみたいな感じで思ってくれればいいわ」

「なるほど、だからさっきの咲はあんな怖かったのね」

 

まあそうだったのは昔のことで今は完全に使いこなせるのだがそう説明しておいた。

神依と多重人格は正確には違うが似たようなものなのでこれで説明がつく、さらに神依などという大層な名前で説明すると無駄に目立ってしまう。多重人格の方が都合がいいのだ

 

「エリカだってあの一科生のCADを何か暗器で弾き飛ばそうとしていたでしょう」

 

「俺の手も一緒にな」

 

「あら、そうだったかしら」

 

「んな、てめえなあ」

 

 

わざとらしく笑うエリカにレオは顔を怒りでひくつかせていた。エリカも分かって、そう言っているのだ。性格が悪い。まるで達也だ。

 

 

 

その後CADの話になりエリカのCADの話になり兜割の話になった。兜割など小説でしか読んだことしかなかった

 

 

「エリカ、兜割って秘伝とか奥義じゃなかったかしら、本では読んだことあるけど現実ではみたことがないわ」

「ちょっとコツがあるのよ、ちょっとしたね」

「ひょっとして、魔法科高校って一般人の方が少ないんですか?」

「魔法科高校に一般人はいない」

 

美月の素朴な疑問に雫の適格なツッコミが入り、皆納得してしまった

 




小走先輩の部分だけなんか文がめちゃくちゃになってしまった…

本当にどうでもいいですけど自分が一番好きなシーンは「今度は普通に嶺上開花!?やりたい放題やないか…」のシーンで、一番好きな言葉は淡の「2位抜けとかカッコ悪すぎでしょ!」です

i╹◡╹)ξ<ニワカは相手にならんよ! 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。