開花 文人 14歳
市内の公立中学に通う中学生。14年間彼女なし。
趣味はプラモと戦史調べ、他多数。
「うんんン。」
なんだか体全身が痛い。病室?そうだ自転車で走っていたら大きな穴へと・・・
「ハッ」
体を起こす。すると奇麗な黄色の髪の少女が座っている。
「王、目が覚めましたか。」
「???」
全く理解できない。突然すぎる。王、それ誰だよ。そんなことが頭の中を行きかう。すると少女の隣にいる男が
「違いますよ。このひとは。」
しかし少女は
「いやこの方です。」
しばらくそんな会話が続く。
「すみません。王というのは僕のことですか?」
僕が割って入る。すると少女は
「はいあなた開花さんですよね。」
と聞いてきた。
「はい」
と僕は答える。少女はどや顔をして
「ほら見なさい。」
と男へと言った。
「ところであなた方はどちら様でしょうか?」
と僕は尋ねる。二人は敬礼して
「私はレアトリア王国第一部隊副隊長メアリーといいます。よろしくお願いします。」
とメアリーは言った。男は
「レアトリア王国第二部隊隊長新風太古といいます。」
と自己紹介をした。
彼らが話すには、この国の伝説で異世界からS,Kという少年が多くの人々を救うというのがあるらしい。その少年を僕だと思っているらしい。というか僕なのか・・
まあ考えてもわからない。その日は病室に泊まった。
朝を迎えた。窓の外を見ると奥に大きな橋が見える。この病院のちかくに幹線道路があるらしく車の走る音が聞こえる。
「王、迎えに来ました。」
そう言ってメアリーが部屋に入る。メアリーはベットにネイビーブルーの服を置いた。
「これに着替えてください。早速ですが仕事をしてもらいます。まずは、国民に挨拶を。官庁へ行きましょう。」
着替えてヘリに乗り、官庁に着いた。レンガ造りの西洋風な建物、ここは軍基地も兼ねているらしく、航空機のエンジン音や戦車があったり軍艦もあった。ミリオタの僕にとったら天国だった。建物の前では記者たちが集まっている。僕は用意された段に上がり帽子をとった。すると記者たちは一斉にカメラを回し始めた。笑顔、笑顔と自分に言い聞かせ、
「国民の皆様こんにちは。国王の開花文人といいます。僕は、この国をどこの世界よりも豊にして見せます。だから皆さんも僕に協力してください。」
そう言って挨拶を終えて建物へと入った。するとメアリーはニコリとしながら、
「ごく普通の演説でしたね。」
といった。確かにそうだ。何も考えずに言ってしまった。メアリーは続けて
「でも私嫌いではないですよ」
と言ってくれた。すると
「ここがあなたの部屋です。」
とメアリーが言った。ドアには、国王執務室と書かれている札があった。メアリーは
「1000にこの地図のここへ来てください。」
そう言って彼女は歩いて行ってしまった。僕はその地図を見た。その地図はこの基地の地図であった。
メアリー 15歳
レアトリア王国第一部隊(第一親衛隊)の副隊長で狙撃手。少々頑固。幼いころに親が戦争にて行方不明。
新風太古 35歳
レアトリア王国第二部隊(第二親衛隊)の隊長で熟練兵。特に歩兵の指揮は軍で1の腕だと思われる。
不定期更新になると思われますがお許しください。
次回 森林出航