そしてバビロニアキツイー。
さらにテスト勉強ー。
オラこんなのはイヤだー。
「カルデア?なんだその機関は?」
「それは私も分からない。正確に言うと私も場所と名前しか知らないわ。」
「そんなとこにわざわざ遠くから来たとか…骨折り損じゃない。」
アスカが愚痴を零す。
「ここはあえて辺鄙な場所に作ったのです。外部に漏れたら危険な機関なのです。」
扉から1人の少女が現れた。
「初めまして。私はマシュ・キリエライト。ここの職員です。今回はこちらに情報提供していただきありがとうございます。」
「「は?」」
矢口とミサトの声がハモった。
「どうゆうことよ…?リツコ?まさか隠し事とかはしてないわよね…?」
ミサトは少し怒り気味だった。
「…まさかこんなだったとは…ええ知ってたわよ。この計画自体は私の案だもの。しかし、司令はここまで手回ししていたとは…」
「つまり情報提供は司令の独断…ってことか?」
「そうゆうことね。」
重苦しい雰囲気が漂う。
「あのー…なんか不味いこと言いました?」
マシュと名乗った少女は恐る恐る聞いた。
「いや!全然気にしないで!むしろスルーでいい!この人達役所仕事しすぎで頭が悪いのよ。ごめんね。だから話進めていいよ。」
神子がフォローする。
「わかりました…ではここカルデアの説明です。」
マシュは無駄に広い廊下を歩きながら説明する。
「ここは魔術と科学が混ざった所です。両方とも独自の世界観を持っています。魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界。それを観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐために成立された特務機関。それがここカルデアです。」
「魔術ってほんとにあるんだ…アニメとかしか無いかと思った…」
「マシュさんは使えるの?」
三葉はマシュに聞いた。
「いいえ。私はまだ未熟者なので…まだ何も。」
「そっか…ごめんね…」
「いえ!別に気にしてないので!」
マシュは慌てた。
「んでネルフの情報はどこに使われたの?」
ミサトは聞いた。
「それは皆さん方の目で見てみてください。」
マシュはそう言い扉を開けた。
そこには巨大な地球儀のようなものがあった。
「これは…」
「疑似地球環境モデル・カルデアス。その名の通り今の地球環境です。」
「今のって?」
「このカルデアスは人類史が続く限りその灯火を出し続けます。」
「けど…」
皆が見ているカルデアスは太陽のように赤くなっている。
「これが皆さんを読んだ理由です。率直に言います。人類は2018年に絶滅します。」
「人類消滅…だと…?!」
「じゃぁ何で皆に知らせない!」
瀧が感情を込めて言ったが矢口に止められた。
「それをすると混乱になり、余計早めることになる。だからそれを未然に防ぐためのカルデアって事か?」
「その通りです。そして本題です。我々はどうして人類が滅んだのかその原因を見つけました。それはとある日本の町です。」
「まさか…」
「「糸守町…」」
瀧と三葉の声がハモった。
「そして、ネルフの設計図より作り出したのが、カルデアゲート。そしてそこに搭載されているのがレイシフト機能。これは術師を霊子化し、過去に送るということです。」
「全く…こんなもんを秘密裏に作るとは…お役所仕事はゴメンだな…」
「そして今日、レイシフトを開始します。それを見届けて欲しいのです。」
しかし、レイシフトには時間があるので皆ここに散策をしていた。
(カルデア…僕達と同じ特務機関…)
「情報提供は司令の独断か」
矢口の発言が引っかかった。
(父さんは何をしたいんだ…)
シンジは自販機のコーヒーを飲んだ。
「痛ててて…こっぴどくしごかれたわ…」
「先輩が寝てるからですよ。所長ですらあの怒りっぷりだからそうとうなものですよ。」
そして来たのはマシュと少年だった。
「ん?君はマスターじゃないな?」
「あぁ。シンジさんですよ。こちらは藤丸立香さん。48人目のマスターですよ。」
「君が碇シンジか。初めまして。印象的な自己紹介じゃなくてごめんな。」
藤丸はシンジと握手した。
「いえ。大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします。」
藤丸は自販機から飲み物を買った。
「エヴァンゲリオンだっけ?実物は見たことないが凄いらしいね。」
「いえ…そんな人に自慢出来るものではないですよ。」
シンジは暗い顔をした。
父親こと碇ゲンドウにほぼ強制に近い状態で乗らされ今日までやり遂げた。
しかしシンジはそれは自分の能力では無くたんなる偶然と思っていた。
「先輩。間もなくレイシフトが始まりますので私はここで失礼します。シンジさんもどうですか?」
「いや。僕は大丈夫です。どうぞ気にしないで下さい。」
「わかりました。では。」
マシュは走りながら消えた。
「さてと…場所変えて話すか?話すなら俺の部屋空いてるけど。」
「そうですね。そうしますか。」
2人も席を立ち藤丸の部屋に向かった。
その頃
「ここは太陽が見えないね。」
「だね…なんか寂しいね。」
瀧と三葉は窓の外を眺めていた。
外は吹雪が吹いており何も見えない状態だった。
2人はあくまで招待で来たのでレイシフト実験はあくまで極秘なので見させてくれなかったのだ。
2人が黙って見てると
「フォウ!」と声が聞こえた。
「「は?」」
いきなりのことで驚いたのでその声の方向を見ると犬のような生き物がいた。
しかも普通に可愛い。
「あっ…」
三葉は一瞬倒れかけた。
(まさか…こんな子がいたなんて…)
可愛い過ぎてキュン死仕かけていたのだ。
「こっちおいで〜。ほら〜。」
三葉は手を叩き待っていた。
瀧は冷たい目で見ていた。
「何よ!その目!変人見ている目じゃん!」
「いや…まさかここまで変なやつとは思わなかった…」
「ここまで?!最初から変なやつと思ってたの?!」
「いや!入れ替わった時から変なやつとは思ってたわ!」
2人が口論している間にその生き物はトコトコと廊下を歩いていった。
そして、ふと止まり後ろを振り返り2人を見ていた。
「着いてこい…ってとらえていいのか?」
「だね…着いて行きますか…」
2人は怒りを抑え生き物に着いて行った。
長ったらしくてすみません