シン次元への交奏曲   作:薫製

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時間無い…


異変

「…さてと…ここでまずやることは霊脈探し!それをやらないとマスターの霊気ばっか取られるから!てことでどこかありそうな所は無い?」

 

 

 

所長は瀧と三葉に問いかけた。

 

 

 

「あるとすれば…あそこだけかな?」

 

 

 

「えっ…そんなのあるとこ知ってるの?」

 

 

 

「お前ん家。」

 

 

 

「はっ?!」

 

 

 

突然の答えに驚いた三葉。

 

 

 

「だってお前ん家代々巫女さんやってるしー。なんだかよく分からん儀式とかしてるしー。しかも入れ替わr…」

 

 

 

「分かったからそれ以上言うなぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

三葉は瀧の口を抑えた。

 

 

 

「とりあえず…そこまで案内してくれない?」

 

 

 

その頃

 

 

 

「あーーっ!クソッ!どうしてこうも私のところに来るかな!」

 

 

 

神子は黒い影と戦っていた。

 

 

 

『強いヤツのところに集まりやすいんじゃない?英霊ってレベルだし。』

 

 

 

「にしてもこいつ黒いけど英霊なのか?」

 

 

 

『おそらくシャドウサーヴァントって奴だね。英霊のなり損ないだけどそれなりのステータス持ちだから気抜くとすぐやられるやっかいもんだね。』

 

 

 

「御説明どうもっ!」

 

 

 

神子はシャドウサーヴァントの攻撃を避けた。

 

 

 

「これでっ!」

 

 

 

神子はそれまで剣として使っていたのを銃に変えシャドウサーヴァントに向けて撃った。

 

 

 

勿論すべて弾き返した。

 

 

 

「甘いっ!」

 

 

 

神子は瞬時にシャドウサーヴァントの背後に周り蹴りを食らわせた。

 

 

 

シャドウサーヴァントはそのまま吹っ飛び一軒家に突っ込んだ。

 

 

 

「こんなとこか?」

 

 

 

『いや…まだだ!』

 

 

 

「なっ!」

 

 

 

突然一つの鎖が飛んできた。

 

 

 

神子は紫龍の瞬発力で避けた。

 

 

 

しかし、相手は元英霊。

 

 

 

避けた鎖が再び戻ってきた。

 

 

 

「クソッ…ちょこまかと往生際が悪い!」

 

 

 

神子は避け続けた。

 

 

 

それは裏目に出た。

 

 

 

神子の身体が突然動かなくなった。

 

 

 

「まさか…最初からこれを狙って…!」

 

 

 

鎖を使ってた理由はトドメを刺すのではなく、相手の行動範囲を狭め拘束するためだった。

 

 

 

『マズイ!逃げろぉ!』

 

 

 

キャロルが叫んだがもう遅かった。

 

 

 

シャドウサーヴァントは新たに鎖を手に持ち突っ込んで来た。

 

 

 

キャロルは目を瞑った。

 

 

 

鈍い音と衝撃音が聞こえた。

 

 

 

『おーい…?聞こえてるか?』

 

 

 

「えっ…?」

 

 

 

驚いて見るとそこにはピンピンした神子が立っていた。

 

 

 

そしてシャドウサーヴァントは消えていた。

 

 

 

「どうやって倒したんだ…?」

 

 

 

「真の英雄は目で殺すってね。まさかこいつの目から攻撃してくるなんて誰も思わないよ。」

 

 

 

紫龍はゴジラベースなので口からも光線は吐けるのだが細工をすることで目からも出せるのだ。

 

 

 

「さてと…あちらも動き出したからこちらも動きますか。」

 

 

 

5人は三葉の家についた。

 

 

 

「確かに霊脈はあるわね…にしてもここがほんとにあなたの家なの?」

 

 

 

そこは確かに家としてはあったが火災があったのかは分からないが半壊していた。

 

 

 

「はい…あの何か反応がありますか…?」

 

 

 

『無いよ…そこは無人だ…恐らくここの特異点の影響で人がいなくなったんだ。』

 

 

 

「…分かりました…」

 

 

 

「私たちはこれから霊気の補充をするからその間家の周りを調査してくれない?」

 

 

 

2人は頷き家の中へと入っていった。

 

 

 

家の中は火災のせいで物が焦げてたり落ちてたりしていたが荒らされている気配は無かった。

 

 

 

「誰もいないね…」

 

 

 

「だな…」

 

 

 

そこはとても静かだった。

 

 

 

そして、三葉の部屋に向かった。

 

 

 

部屋は変なほど綺麗な状態だった。

 

 

 

「こん時私何してたんだろう…」

 

 

 

「呑気に髪でもとめてたとかは?ここに組紐あるし。」

 

 

 

瀧は机の上にあった赤い組紐を見つけた。

 

 

 

「懐かしいね…これにはお世話になったしね。」

 

 

 

三葉がそれを受け取った瞬間電流が全身を走った感覚がした。

 

 

 

「何…今の…」

 

 

 

「分からない…」

 

 

 

すると身体中が熱くなってきた。

 

 

 

「何がどうなってる…」

 

 

 

2人はやがて力なく倒れてた。

 

 

 

「…にしても遅い…」

 

 

 

外待ちの3人は瀧と三葉の帰りを待っていた。

 

 

 

「まさか襲われたとか…」

 

 

 

「可能性はゼロでは無いわ。気をつけて入りましょう。」

 

 

 

そして、家の中を探索した。

 

 

 

やがて、

 

 

 

「いました!2階です!」

 

 

 

藤丸が叫んだ。

 

 

 

皆部屋に集まった。

 

 

 

そこには確かに2人がいたが異変があった。

 

 

 

「こんなんでしたっけ…?」

 

 

 

「違いますね…」

 

 

 

「どういうことよ…」

 

 

 

『ちょっと!こっちにも見せてよ!』

 

 

 

ロマニが見たそうに言っていたので藤丸がその様子を見せた皆めを疑った。

 

 

 

「何なんだ…この状況は…」

 

 

 

2人は身体が縮んで(高校生になって)いた。

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