6人は門番のアーチャーを倒し、その奥へと向かっていた。
「この道どこまで続いてんだよ…」
そこは山道だった。
「ねぇ…この道ってあの祠に向かってるよね…」
「だな…」
『始まりと終わりは同じか…果たして何回あそこと縁があるのか…』
『ちょっ…まさか知ってるの?!』
『勿論。こちらもある要件で来たからな。』
そして、その祠のとこに到着した。
「おいおい…これを祠って呼ぶのか?」
まるで、巨大な原子炉のような形をしたのがクレーターの真ん中にあった。
「これは…大聖杯!」
「大聖杯?」
「大聖杯は聖杯のオリジナル。つまり、聖杯よりも、その持つ力は強いってこと。」
「まぁ、とりあえず回収と行きますか。」
そして聖杯を回収しに下に降りたら黒い渦が出てきた。
「ようやく敵さんの登場か。」
渦はやがて一つの形を作った。
『なんだ…相手は英霊じゃない!』
『波形確認!パターン青!使徒です!』
「使徒?!」
「なぜここに?!」
カルデアにいたネルフのメンバーは騒然とした。
「使徒ってキリストの12使のこと?」
「えぇ…あくまでこちら側の呼び方だけど…しかもまた倒した相手とは…」
ネルフより送られた反応の詳細には
「第四の使徒」
と書いてあった。
「またやっかいな奴が出たな…こいつは一筋縄じゃ行かないぞ!」
「分かりました!マスター指示を!」
2人は使徒に向かってかけだした。
神子は剣を出し、使徒に斬りかかった。
すると目の前にオレンジ色の膜が出た。
「ATフィールド!」
「やはり健在か…」
「ったく!私も使いたいなそれ!」
神子は後ろに飛び距離をとった。
それと同時にマシュの盾が使徒の死角から飛んできた。
それもなんなく跳ね返した。
「強い…!」
使徒は一瞬体を横に揺らしたと思ったら突然目が光った。
「っ!避けろ!」
2人はギリギリで使徒の光線を避けた。
すると今度は使徒の頭上に天使の輪のようなものが出来た。
使徒は飛び上がりマシュのいる所まで行った。
「くっ…!」
使徒はそのままマシュに連続攻撃を食らわせる。
その衝撃が強いのか時々バランスを崩しかける。
「そこから離れろぉぉぉ!」
神子は使徒に向かったがATフィールドに再び阻まれた。
「これが使徒の力…」
「見てるしかないのか…!」
ある1発が盾を吹き飛ばした。
「がっ!」
マシュもそのまま吹き飛ばされた。
「このフィールド硬っ…ぐっ…!」
神子も使徒の拳をくらい飛ばされた。
使徒は再びマシュを見た。
マシュはボロボロだったがそれでも立ち上がった。
使徒はトドメをさすかのように先ほど以上の光線を出した。
マシュは盾で防ぐ。
だが、威力が勝り押されかけている。
(ここまでです…ごめんなさい…マスター…)
マシュは諦め目を閉じた。
すると、誰かの手が触れた。
驚いて見てみるとそこには藤丸がいた。
「マスター…」
藤丸は笑顔でいた。
「マシュ…君は1人じゃない。俺がいる。だから諦めるな!」
藤丸の言葉に励まされマシュは再び立ち上がった。
「宝具展開します!」
盾に刻まれた紋章が光だし一つの壁となった。
その壁は壊れることなく、使徒の光線を跳ね返した。
「すごい…これが宝具…」
瀧と三葉はその光景をみて驚いていた。
使徒は土煙の中から出てきた。
使徒が再び撃とうとした2人の前に神子が出た。
「2人ばっかにいい所取られたら困るな…私も混ぜなよ!」
神子は持っていた剣を頭上にあげた。
「さぁて!派手にやるか!」
『宝具の初期スタートの準備は完了した!思いっきり撃ってやれ!』
「言われなくても!」
神子の頭に装着されている紫龍の目が紫に光った。
その瞬間剣が紫色のエネルギーに包まれた。
「行くぞ!使徒!
神子は宝具名を言う。
「
それと同時に剣を振り下ろした。
使徒も光線を撃った。
二つの波動がぶつかり激しい衝撃波を周りに飛ばしていた。
「はぁぁぁぁぁぁ!」
やがて使徒の光線が押され神子のエネルギー波が使徒に当たった。
使徒はコアを貫かれ爆散した。
「エクスカリバーの聖剣の光…それにゴジラの破壊の力…まさに破壊の剣!」
矢口はそう確信した。
「はぁ…はぁ…これ結構体力使うな…」
神子は剣を突き立て立っていた。
『最初だからね。いつか慣れるよ。』
「いつかね…」
使徒の爆散した跡に黄金に輝く器があった。
「あれが聖杯よ。回収出来ればこの特異点をこう…」
「それはどうかな?」
全員がその声の方向を向いた。
「あなたは…」
「レフ・ライノール!」
そこには爆発で安否不明だったレフがいた。