シン次元への交奏曲   作:薫製

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今回で第0節は終了です。
うろ覚え感あってすみません。


裏切り

「やっぱりあんたか…よくくたばらなかったな…」

 

「全く…君たちは碌でもないことをしてくれる…」

 

レフは呆れるようにため息をついた。

 

「マスター…彼は私たちの知っているレフ教授ではありません!」

 

「いや…元々あの顔が標準ってことだ…お前1回演劇やってみたら?ウケるぞ。」

 

「所詮破壊神の欠片が。図に乗るな。」

 

神子とレフの間に火花が散っていた。

 

そんな中、

 

「レフ!良かった無事なのね!カルデアはホントにめちゃくちゃで…でもあなたが入れば大丈夫よね!」

 

「オルガマリー所長。よくぞご無事で…いや、もう死んでるから無事もないか…教えてやろう。爆弾を仕掛けたのは私だ。そして、仕掛けたのは君の足元だよ。」

 

「えっ…」

 

「君の肉体は滅んだ。しかし、魂はカルデアを通してここに転送された。結局ここから出られても死ぬしかないがな。」

 

レフは嘲笑った。

 

「どこまで腐ってる…!」

 

『どういうことだ!レフ教授!』

 

「ロマニか…君も呼んだんだがなぜ来なかった?来れば楽に死ねたと言うのに…」

 

『くっ…!』

 

『嘘ですよね…教授…』

 

次に話しかけたのはキャロルだった。

 

「キャロルか。すまないな。君のことをすっかり忘れていた。先ほど我が王に聞いたら1人だけならよいと言われてね。君のように素直な子は珍しい。是非私の所に来てくれ。これまでいじょ…」

 

『ふざけるな!』

 

キャロルが突然怒鳴った。

 

『あなたはそんなことを言わなかった!今のあなたは私の知っている教授とは別人だ!そんな人のところに私は行かない!』

 

「…それが君の答えか…まさか成長してたとは想定外だ…仕方あるまい…カルデア事消してやる!」

 

レフが何かしようとした時山全体が揺れた。

 

「この特異点の限界が来たか…助かったなカルデア諸君。だが次は無い。別の特異点で会おう!」

 

レフは聖杯を取り黄金の粒子になり消えていった。

 

「トンズラしやがって…」

 

『そんな眺めている暇はない!今すぐレイシフトしないと特異点事消されるぞ!』

 

「ドクターお願いします!」

 

「けど所長が…」

 

マシュは所長を気にしていた。

 

所長は下を向いたままだったが顔を上げた。

 

「ロマニ・アーキマンに次ぐ!これからのカルデア最高責任者をあなたに移します!そしてグランドオーダーを成し遂げなさい!これは命令よ!」

 

『っ…!分かりました!』

 

「もうわけが分からないっ!」

 

「それは同じ!」

 

4人はレフ同様に光の粒子になって消えた。

 

『こっちも早くしないと!』

 

「お願いがある。この特異点の限界までここに残らせない?」

 

『死ぬ気か?!』

 

「なぁに。死にはしない。そっちで無理と分かったら勝手に転送すればいいから。」

 

『分かった。』

 

神子は通信を切った。

 

「さてと…残るはこの2人って訳だ…怖いか?」

 

「当たり前よ…まさかこんな形で死ぬなんて思わないわよ。」

 

「だろな。死は突然にってやつだからな。」

 

「そんな哲学言うために残った訳じゃ無いだろうね。」

 

神子は鼻で笑った。

 

背後で岩か何かが落ちていた。

 

「聖杯は1人の願いを叶える願望器…で合ってる?」

 

「えぇ。」

 

「そうか…なら複数存在しそれを発動させたらどうなる?」

 

「恐らくその影響でどこかの特異点が発生するわ。」

 

「なるほど…なかなか物騒なもんだな…と…そろそろお別れの時間が来たらしいね…」

 

神子の身体も薄くなっていく。

 

「次会うときはサーヴァントで登場とかは辞めてくれよ。」

 

神子は笑いながら冗談を言った。

 

「擬似サーヴァントは存在するからもしかしたら来るかもね。その時はよろしく頼むわよ。」

 

「ホントか…扱いには気をつけるよ!」

 

そう言い残し神子も消えた。

 

「全く…最後まで分からない聖杯探索だったわ…」

 

所長は目を閉じた。

 

そして、特異点は崩壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炎上汚染地域 糸守

 

人理修復完了

 

 

 

NEXT→オルレアンの英王




この後も続きます。
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