イベントもあるし…
休むか
「はっ!」
ベオウルフはワイバーンを倒した。
「こんなものか?ライダーだから仕方ないがそこで立ってたら殺られるぞ?」
「そうね…なら本気出すしか無いわね。」
マルタは杖を消し更に服装を変更し動きやすい姿になった。
「なら遠慮なく。」
「うおっ!」
突然目の前にマルタの拳が飛んできたのでギリギリで避けた。
「まだまだよ!」
そして、怒涛のラッシュ。
ついにベオウルフの武器が砕けた。
「武器も無くどう抵抗するの?」
「バーサーカー…」
「マスター。忘れたか?俺の一番の特技を。」
ベオウルフも拳を構えた。
「悪いな聖女様。俺も拳は得意なんでね。遠慮なくやらせてもらおうか!」
そして、2人の拳の打ち合いが始まった。
マルタの拳が飛びベオウルフが避け、ベオウルフの拳が飛べばそれを受け流すマルタ。
まさに一進一退の攻防。
どちらかがミスれば負けになる。
「どっちなんだ…」
瀧はただ見るしかなかった。
やがてマルタの拳をベオウルフが掴んだ。
「久しぶりにこんな打ち合いをしたな…お陰で思い出せたよ。」
「何を?」
「簡単なことだ。蹴って殴って立っていた方が勝ちってことだ!」
マルタの腹に蹴りを食らわせ体を浮かした。
「マスター!宝具行くぞ!」
「りょ…了解だ!」
そして、マルタに拳を入れていく。
「これで終わりだぁぁぁぁ!」
止めの一撃を決められ吹き飛ばされた。
「はぁ…はぁ…こんなとこか…」
「これで皆のところに…」
その時瀧の周りが暗くなった。
「タラスクッ!」
「まずい!逃げろマスター!」
「えっ…?」
空を見上げると亀のようなものが落ちてきた。
しかも巨大な。
(こんなとこで死ぬのかよ…こんなとこで…)
その時走馬灯のように三葉の笑顔が見えた。
「けど…そう簡単に死ねるかぁぁぁぁぁぁ!」
そして、土煙が起こった。
「マスター!」
ベオウルフが駆け寄った。
亀の正体は竜だった。
「竜には興味無いんだよ!」
ベオウルフは幾度も竜を殺しているため、スグに倒した。
「マスター!どこだ!マスター!」
すると土煙の中からせきをしながら瀧が出てきた。
「何だったんだ…今の。」
「それよりも無事か?!」
「あぁ…けど今の何だったんだろう…こう瞬間的に身体が反応して。」
「それはマスターのスキルじゃないか。マスターにはそれぞれスキルがあるから。まぁ言うなら緊急回避ってヤツだな。さて、勝利宣言をしますか。」
2人はマルタの所に向かった。
「気分はどうだ?」
「最低よ。けど楽になったかも。」
「一ついいか?あんたは聖女だ。ならこっちにも聖女はいるから仲が良かったんじゃないのか?なら何でそっちについたんだ?」
「ついたというかつかされたの方があってるわね。本当は中立でいようかと思ったけどランサーに殺られてね。まさか吸血鬼だったとは。」
「どういうこと?」
マルタが消えかけていたが最後のお告げを言う。
「早くオルレアンに向かいなさい。そこに真実はあります。」
そしてマルタは消えた。
「真実?」
その時通信機がなった。
「どうかしました?」
『大変な状況だ!ジャンヌ・ダルクが裏切った!』
ロマニが報告した。
「おいおい…また聖女かよ…もうこりごりだ…」
『至急援護をお願いできる?』
「勿論!行きます!」
『分かった!最短ルートで案内する!』
2人は戦場の中を走った。
「槍よ!」
「効かぬ!」
ヴラドとナポレオンも同様に一進一退の攻防だった。
ヴラドは黒い槍でナポレオンは剣や銃を駆使して戦っていた。
「ハハハ!楽しい!楽しいぞ!ここまで心に来る戦いは久しぶりだ!」
「こちらもだ。だが勝って喜ぶのは我の方だ!」
「なら早急に決めようか!」
ナポレオンは宝具の準備をした。
「宝具か!…だがそれが命取りだったな…」
その時地面から大量の槍が生えてきた。
ナポレオンは避けることなく食らった。
「ハハハ!我を侮ったな!槍を出したところは何度でも出せるのだ!」
「ガハッ…成程…それには気づかなかった…けどそちらも我を侮ったな…我の宝具を忘れたか?」
ナポレオンは槍に刺されても諦めなかった。
「何?」
「我の宝具…それは!」
例えどんな状況でも絶望的でも諦めることなく粘った。
そんな彼の名言。
それは
「
ヴラドの周りに大砲が出てきた。
「おのれぇぇぇぇえ!」
「撃てぇぇぇぇぇぇ!」
大砲の弾はヴラドに飛んでいき爆散した。
するとナポレオンを貫いていた槍がバラバラに崩れていった。
「はぁ…はぁ…まさかここまでやるとは…」
ナポレオンの身体は徐々に消えていっていた。
「ここまでか…まぁそれはそれで良いか…いい夢を見させて貰った…聖女よ…フランスに平和を…」
ナポレオンは消えた。
決着シリーズは続きます。