「Gaaaaaaaa!」
「はぁ!」
ランスロットの剣をさばく騎士。
「そんなんじゃ勝てないって教えたはずだ。っていっても私の知っているランスロットでは無いが。」
「ArrrrSaaaaa!」
ランスロットは怒り狂い剣を振り下ろし続ける。
騎士は難なく避け、少し距離を置いた。
「悪いね。蹴りを付けしてもらう!」
騎士の周りに風が舞い始めた。
「
風は剣先から放たれランスロットに直撃した。
「Gu…gaaaaa!」
そして、ランスロットは倒された。
それはあっという間だった。
「すごい…」
「それはありがとう。ところで君は宝具を使えてなさそうだね。」
「はい。ご存知ですか?私と契約したサーヴァントを。」
「直感だけどね。でもまだ教えられないね。君が本当に守りたいものが見つかったらその盾が答えてくれるよ。私はここで消えるよ。また会える日を楽しみにしてるよ。」
騎士はそう言いそこから離れていった。
「あれは誰なんだろう。」
「わかりません…」
2人はその後ろ姿を見ていた。
そして、最後まで戦っていたのはリチャードとエドワードだった。
「長い試合だね。流石同じぐらいの時代を生きた者同士だね。」
「だな。でももう終わりにしないか?」
「ホントかい?それは勿体ないな。」
エドワードは矢を飛ばした。
リチャードは剣で弾く。
「でも仕方ない。終わりにしよう。」
エドワードは弓を強く引いた。
矢が黒いオーラを纏った。
「喰らえ!
エドワードは矢をリチャードの真上に飛ばした。
矢は分散し大量の矢となり落ちてきた。
「くっ…ならやって見るしかない…!」
リチャードは剣を深く持った。
すると風が吹き始めた。
「この風…まさか!」
「はぁぁぁぁぁぁ!」
やがて風は強くなっていった。
「唸れ!
そしてリチャードは風を矢に向けて撃った。
剣先から風が飛んでいき矢を全て吹き飛ばした。
「その技…アーサー王の…」
「私を単なる真似だけの騎士かと思ったな。それが敗因だ!エドワード!」
リチャードはエドワードに向かった。
「くっ!まだ負けるわけには!」
エドワードは矢を放ったがリチャードに避けられた。
「これで終わりだぁぁぁぁぁぁ!」
リチャードはエドワードの心臓の辺りを切りつけた。
致命傷としては充分だった。
「ガハッ………ハ…ハハハ…!やはり君は凄いな…流石獅子心王…その心。正に獅子だ…」
「褒め言葉か?」
「勿論さ…さて…もう足止めは充分だ…さぁ王座に行け。そこでこの世界と蹴りをつけろ。」
「…分かった。」
リチャードはエドワードの横を歩いていった。
その先には皆がいた。
「おーい!終わったか!こっち来て手伝ってくれ!」
「分かりました…って、ジャンヌさん!これは…」
「悪い!ヘマして持っていっちまった!誰か担いでやってくれ!」
「分かった!俺がやる!」
藤丸がジャンヌを担いだ。
「リチャード!無事か!」
「まぁな。とにかく王座へ!」
皆行こうとした時
「待ってくれ!」
そこに三葉と瀧が合流した。
「よし!では改めて行くぞ!」
王座へ向かっていった。
その時リチャードは後ろを見た。
そこには瓦礫が散乱しているだけだった。