シン次元への交奏曲   作:薫製

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これで決着シリーズは終わります。


決着 その3

「Gaaaaaaaa!」

 

「はぁ!」

 

ランスロットの剣をさばく騎士。

 

「そんなんじゃ勝てないって教えたはずだ。っていっても私の知っているランスロットでは無いが。」

 

「ArrrrSaaaaa!」

 

ランスロットは怒り狂い剣を振り下ろし続ける。

 

騎士は難なく避け、少し距離を置いた。

 

「悪いね。蹴りを付けしてもらう!」

 

騎士の周りに風が舞い始めた。

 

風王鉄槌(ストライクエア)!」

 

風は剣先から放たれランスロットに直撃した。

 

「Gu…gaaaaa!」

 

そして、ランスロットは倒された。

 

それはあっという間だった。

 

「すごい…」

 

「それはありがとう。ところで君は宝具を使えてなさそうだね。」

 

「はい。ご存知ですか?私と契約したサーヴァントを。」

 

「直感だけどね。でもまだ教えられないね。君が本当に守りたいものが見つかったらその盾が答えてくれるよ。私はここで消えるよ。また会える日を楽しみにしてるよ。」

 

騎士はそう言いそこから離れていった。

 

「あれは誰なんだろう。」

 

「わかりません…」

 

2人はその後ろ姿を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後まで戦っていたのはリチャードとエドワードだった。

 

「長い試合だね。流石同じぐらいの時代を生きた者同士だね。」

 

「だな。でももう終わりにしないか?」

 

「ホントかい?それは勿体ないな。」

 

エドワードは矢を飛ばした。

 

リチャードは剣で弾く。

 

「でも仕方ない。終わりにしよう。」

 

エドワードは弓を強く引いた。

 

矢が黒いオーラを纏った。

 

「喰らえ!降り注ぐ幾億の矢(ロングボウ)!」

 

エドワードは矢をリチャードの真上に飛ばした。

 

矢は分散し大量の矢となり落ちてきた。

 

「くっ…ならやって見るしかない…!」

 

リチャードは剣を深く持った。

 

すると風が吹き始めた。

 

「この風…まさか!」

 

「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

やがて風は強くなっていった。

 

「唸れ!風王鉄槌(ストライクエア)!」

 

そしてリチャードは風を矢に向けて撃った。

 

剣先から風が飛んでいき矢を全て吹き飛ばした。

 

「その技…アーサー王の…」

 

「私を単なる真似だけの騎士かと思ったな。それが敗因だ!エドワード!」

 

リチャードはエドワードに向かった。

 

「くっ!まだ負けるわけには!」

 

エドワードは矢を放ったがリチャードに避けられた。

 

「これで終わりだぁぁぁぁぁぁ!」

 

リチャードはエドワードの心臓の辺りを切りつけた。

 

致命傷としては充分だった。

 

「ガハッ………ハ…ハハハ…!やはり君は凄いな…流石獅子心王…その心。正に獅子だ…」

 

「褒め言葉か?」

 

「勿論さ…さて…もう足止めは充分だ…さぁ王座に行け。そこでこの世界と蹴りをつけろ。」

 

「…分かった。」

 

リチャードはエドワードの横を歩いていった。

 

その先には皆がいた。

 

「おーい!終わったか!こっち来て手伝ってくれ!」

 

「分かりました…って、ジャンヌさん!これは…」

 

「悪い!ヘマして持っていっちまった!誰か担いでやってくれ!」

 

「分かった!俺がやる!」

 

藤丸がジャンヌを担いだ。

 

「リチャード!無事か!」

 

「まぁな。とにかく王座へ!」

 

皆行こうとした時

 

「待ってくれ!」

 

そこに三葉と瀧が合流した。

 

「よし!では改めて行くぞ!」

 

王座へ向かっていった。

 

その時リチャードは後ろを見た。

 

そこには瓦礫が散乱しているだけだった。

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