「やれやれ…二箇所同時に召喚せよ…とはサーヴァントの癖に生意気だな…」
男性は悪態をついた。
「今のは王への侮辱と見なしてよろしいですね。」
そこにいたのは柱に寄りかかった1人の武士だった。
「貴様か…私はこんな為に来たわけじゃ無いぞ。」
「えぇ…言われなくても分かっていますよ。」
武士は笑った。
「なら二度とこんな使い方をするなと伝えておけ。」
「了解しました。ところであなたの目論見はこれで終わりでは無いですよね。」
男性は不敵に笑った。
「…それは直にわかる…」
それから3日後
敵の攻撃は無くなり神子の搜索をメインにしてやって来たが未だに見つかっていなかった。
「今回も無理か…」
「捜索範囲を限界まで上げてもまだ見つからないとは。」
「マスターはほんとにどこいったんでしょうか…」
ジャンヌが気にしていた。
「さぁ…またどっかほっつき歩いてんじゃない?」
アスカがぶっきらぼうに答えた。
「ならいいんですけど…」
あの後大久保が借りてもらった家に移動していた。
そこは偶然霊脈だったのでマスター達の補給に適していた。
「にしてもここまで無いのはおかしいな。」
「同感だ。嫌な予感がする…」
セイバーとベオウルフが話していた。
「お前も分かるか。」
「勿論。分からなわけが無い。これでも王だからな。」
「だろうな。」
ベオウルフは笑った。
空は青く澄み渡っていた。
「腹減ったな。」
「それは食いすぎに近いぞ…」
セイバーが台所に襲撃しようとした時家が揺れた。
「地震?!このタイミングで!」
『こんなタイミングですまない!あちこちに死霊の反応を確認している!多分あちらはやる気満々だ!』
「まだ黒幕すら分からないのに動き出したのかよ!」
瀧が叫んだ。
やがて地震は収まった。
「私は市民の避難を指示する。君たちは…」
「分かってるわよ!ようは道を開けってことでしょ!言わなくても分かるわよ!」
アスカは胸を張って言った。
「あぁ!よろしく頼む!」
大久保は馬に乗り家を出ていった。
「さて。こちらも行きますか!」
『ポイントはこちらで示す!あとサーヴァント反応には気をつけて!』
「神子さんは!」
「今は気にするな。やるべき事をやれ。」
アーチャーが弓を構えた。
『では…せ…『戦闘開始!』なんで被せる!』
キャロルが割り込んできたのだ。
「ややこしいので2度としないでください!」
マシュが叫んだ。
武蔵も同じく死霊の処理に追われていた。
「そっちは大丈夫?!」
「問題無い!」
神子は武蔵から借りた刀でどうにかしていた。
「結構上手いじゃん。どっかで習ってた?」
「…全く分からない…けど体が覚えている。」
「なるほどね。っとどっかで派手にやってるね。」
街のほうで爆音が響く。
「向かおっか!」
「了解!」
2人は爆音に向った。